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第二部 高校生編
敗北を知りたくない
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最終戦となる第五ゲームにおいて、俺は選択を迫られていた。
つまりは・・・何番を選ぶか。
まず俺の設定した当たり、『5番』だけは無い。
脳死でこれまでと同じ様に行動すればそのまま勝利出来てしまう様な配置に等するものか。
それにイカサマの正体を見抜けてない以上、選んだそこが大きなヒントになる可能性も否定できないしな。
選択肢は実質的に1~4か。
さてどうするか・・・といっても、正直ここから先に構築できる理論は無い。
材料が無さすぎるからな。ここから先はただの空想とかそういう領域だ。
まあ、ここは直感しかないか。
「『1番』」
「お?」
渡辺が1番の割り箸を取り出して。
「ハズレだ」
投げ渡してきた。
「ちっ」
思わず舌打ちしてしまう。
「やっとか。お互いここまで五分の一を引きまくるんだから、くじ引きってのが疑わしくなるレベルだったなぁ? おい」
「イカサマしてんならそんなもんくじ引きじゃねえっての」
「はは、確かに。じゃあ俺は・・・」
渡辺は俺の手を少し眺めて。
「『5番』かな」
アタリを引いた。
「・・・あたりだ」
*
自分の事を消極的な人間であると感じたことはあるだろうか。
熱意が無いとか感情が薄いとか勝敗に執着しないとか。
多くの場合満たされている現代日本人はこの傾向が強いのではなかろうか。
では日本人からその類の感情が無くなったのかと言えば、まあそういう訳じゃない。
要するにそういう熱意が育つ前に全部与えられるので、熱が燃え上がらず、激情の炎を碌に育てもせず成長し、そういう人間が結果的に『熱意が無い』などと揶揄されるのだろう。
恥ずかしながら、この安心院傾もまた、そういう人種の一員だった。
これまでそのように頭のどこかで漠然とそう認識していたが、案外そうでもないことが今日分かった。
割とガチ目に悔しかった。
最後の運否天賦はともかく、そこに至るまでのイカサマは全く見抜けなかったからだ。
完璧に出し抜かれた。
この安心院傾。これまでの人生でなんだかんだ負けたことは無かった。細かい負けならある。負ける事が利益になるなら当然そうしてきたし、勝ち過ぎてもペナルティが入るので適当な所で負けてもいた。
しかしそれらはいわば『計算された負け』であり『敗北という処世術』だ。
今回は違う。
全力を賭して勝負をし、その上で相手に上回られた。本気で勝つつもりで戦い、それでも負けた。
本当の敗北。
正直な所、圭希がどうこうとか一切関係なく、悔しがっていた。
「クソぉ・・・」
「ねえねえどんな気持ち? 盛大に負けちゃってどんな気持ち? ねえねえねえ」
一番腹立つのは渡辺がきっちり煽ってくるところだな。
だがここで暴力に訴える程、俺は無様じゃない。
「どんな、どんなイカサマだ? 最後は完全に運否天賦だったが、そこまでにミスは無かったはず」
「うーん、まあお前ならゴミ箱見るだけで分かるんじゃないの」
「ゴミ箱・・・?」
そんなところにカメラが仕込んであったのか?
外周を見るだけでは特に何もないが。
「外じゃない。中身だよ中身」
「中身・・・」
ゴミ箱を覗き込む。
これは・・・あたりの割り箸が多すぎる。
「なるほど、第四ゲームまでは『全部あたりだった』のか。はあ・・・そういやあたりを付けるってだけで、あたりが一つだけとは言ってなかったもんなぁ・・・」
「そう言う事。俺はイカサマなんてしてない。やったことは全部にあたりを書いただけ」
「通りであたりのマークが簡素なわけだ」
「お前は聡明な男だ。理論的に物事を考えられる優秀な男だ。だからこそ、その理論を構築する材料である情報を必ず求める。俺の言ったイカサマの真偽を確認せざるを得なくなる。そして一度開いてしまえばもう終わり。頭の中でぐちゃぐちゃ色々考えながら、最終的には同じ成功体験を繰り返す」
「最後の第五ゲームは?」
「言ったろ? お前は優秀だって。ゴール直前で追い抜くという俺の狙いを見つける。だから確実に自分の当たり番号は言わない。それまでと同じ様に行動できない。実質的にはお前と同じ4択だった。だがお前の目線は明らかに右側・・・1~3番辺りを往復していたし、選んだのが1番だった。だから1番の反対側である5番を選んだのさ。お前の敗因はポーカーフェイスが苦手だった事」
『ポーカーフェイスが苦手』。
それは夜狐にも言われたことだ。
ここで致命傷になるとは、人生何があるか分からないな。
「はあ~、完敗だ」
「はっはっは。専門家の面目躍如だな」
「なにが専門家ですか。まだあなた2年目でしょうが」
「でも実際の所、俺ってこれしかできませんからね。念力だってカード1枚めくれないレベルだし」
「私から見たらどっちも新人です。後輩にマウント取ってないで仕事なさい」
「うーわ渡辺新人いびりとかそれでも先輩かよ引くわー」
「切り替え早くない?」
「そうでもないとやってられん」
さて、と一息ついて。
「じゃあこの16人は自由にするぜ? ボスに会う日程はまた後で言うからそれまで待っといて」
「まああの人結構暇ですから、早そうですけどね」
「そりゃ言わぬが花って奴でしょうよ。じゃあ『天秤に誓ってこの俗称『デブ』の所有権を安心院傾に譲渡する』」
「え、ああ、はい?」
その瞬間、俺は確かに『何か』を握った。
それは致命的で決定的な、そして確固たる『何か』。
渡辺の言う、所有権なのだろうか。
「いや、実際要らんし、こいつ。顔見知りなんだろ? じゃあやるよ」
「えー・・・じゃああの勝負なんだったんだよ」
「茶番?」
「マウント行為?」
「新人いびりか。衰退するぞお前ら」
「どんどん俺の風評悪くするの止めて?」
「そういえばこの所有権って放棄できるの?」
「権利なんだから当然だろ。譲渡には天秤を使う必要があるが」
「放棄したらどうなる?」
「本人に戻る」
「じゃ俗称『デブ』の所有権を放棄する」
握った『何か』がグリップの外側にすり抜けていく。
多分放棄できたのだろう。
「要らないの?」
「要らない。見殺しにするのも寝覚めが悪いってだけだし」
「あー、まあ性奴隷にするには嫁が美人過ぎるか」
「そもそも別に好みでもないし・・・」
なんか信照の告白を受けるよう超能力で干渉しちゃった可能性があるので、罪滅ぼしというか。
「うし、じゃあ解散ってことで!」
*
結局島崎さんに送られて帰った。
あの後圭希も近所に送り込まれていたので、信照とのダブルデートに支障をきたすこともないだろう。祖父がぼっこぼこにされたとはいえ、所詮は傍流。親族であるとはいえ、そこまで重要な立ち位置ではなかったはずだ。チップにされる時点でお察しである。
ならばたいした被害を被ることもあるまい。
そんな事より大切なのは手元に残った20万だ。
これだけあれば生活だって楽になる。なじみの欲しがっていたものも買ってやれる。先述したダブルデートで金がないなんて無様を晒すこともなくなる。
やはりカッコつけるには金が要るものだ。お洒落の基本は我慢とは、誰の言葉だったか。
「ただいま~」
「おかえりなさい!」
ドアを開ければなじみが即座に抱き着いてきた。
「どうしたどうした。寂しかったか?」
「うん。だって今日から夏休みでしょ? 学校に縛られないでケーくんとずっと一緒に居られるって思ってたら『バイトあるからちょっと待っとけ』なんて肩透かしだよ」
「宿題あるから、それ終わってからな」
「むー・・・」
「でもまあ、今日くらいはいいか」
「うん!」
ぐりぐり体を押し付けてくるなじみを抱き留めながら、その額にキスをする。
悩ましい声を上げたなじみに誘導されて部屋の中に入る。
今日邂逅し、そして自らも飛び込んだ地獄の闘争。
その中で擦れていく精神がなじみの声と感触と体温で回復していくのが分かった。
傷付かなければ、癒しの重みは分からない。航海しなければ、港の安らぎは薄れていく。
何度でもそれらが実感できるというのなら、敗北しか得られなかったギャンブルにも確かに意味があった。
そう思うのは、傷の浅く済んだ者の傲慢だろうか。
つまりは・・・何番を選ぶか。
まず俺の設定した当たり、『5番』だけは無い。
脳死でこれまでと同じ様に行動すればそのまま勝利出来てしまう様な配置に等するものか。
それにイカサマの正体を見抜けてない以上、選んだそこが大きなヒントになる可能性も否定できないしな。
選択肢は実質的に1~4か。
さてどうするか・・・といっても、正直ここから先に構築できる理論は無い。
材料が無さすぎるからな。ここから先はただの空想とかそういう領域だ。
まあ、ここは直感しかないか。
「『1番』」
「お?」
渡辺が1番の割り箸を取り出して。
「ハズレだ」
投げ渡してきた。
「ちっ」
思わず舌打ちしてしまう。
「やっとか。お互いここまで五分の一を引きまくるんだから、くじ引きってのが疑わしくなるレベルだったなぁ? おい」
「イカサマしてんならそんなもんくじ引きじゃねえっての」
「はは、確かに。じゃあ俺は・・・」
渡辺は俺の手を少し眺めて。
「『5番』かな」
アタリを引いた。
「・・・あたりだ」
*
自分の事を消極的な人間であると感じたことはあるだろうか。
熱意が無いとか感情が薄いとか勝敗に執着しないとか。
多くの場合満たされている現代日本人はこの傾向が強いのではなかろうか。
では日本人からその類の感情が無くなったのかと言えば、まあそういう訳じゃない。
要するにそういう熱意が育つ前に全部与えられるので、熱が燃え上がらず、激情の炎を碌に育てもせず成長し、そういう人間が結果的に『熱意が無い』などと揶揄されるのだろう。
恥ずかしながら、この安心院傾もまた、そういう人種の一員だった。
これまでそのように頭のどこかで漠然とそう認識していたが、案外そうでもないことが今日分かった。
割とガチ目に悔しかった。
最後の運否天賦はともかく、そこに至るまでのイカサマは全く見抜けなかったからだ。
完璧に出し抜かれた。
この安心院傾。これまでの人生でなんだかんだ負けたことは無かった。細かい負けならある。負ける事が利益になるなら当然そうしてきたし、勝ち過ぎてもペナルティが入るので適当な所で負けてもいた。
しかしそれらはいわば『計算された負け』であり『敗北という処世術』だ。
今回は違う。
全力を賭して勝負をし、その上で相手に上回られた。本気で勝つつもりで戦い、それでも負けた。
本当の敗北。
正直な所、圭希がどうこうとか一切関係なく、悔しがっていた。
「クソぉ・・・」
「ねえねえどんな気持ち? 盛大に負けちゃってどんな気持ち? ねえねえねえ」
一番腹立つのは渡辺がきっちり煽ってくるところだな。
だがここで暴力に訴える程、俺は無様じゃない。
「どんな、どんなイカサマだ? 最後は完全に運否天賦だったが、そこまでにミスは無かったはず」
「うーん、まあお前ならゴミ箱見るだけで分かるんじゃないの」
「ゴミ箱・・・?」
そんなところにカメラが仕込んであったのか?
外周を見るだけでは特に何もないが。
「外じゃない。中身だよ中身」
「中身・・・」
ゴミ箱を覗き込む。
これは・・・あたりの割り箸が多すぎる。
「なるほど、第四ゲームまでは『全部あたりだった』のか。はあ・・・そういやあたりを付けるってだけで、あたりが一つだけとは言ってなかったもんなぁ・・・」
「そう言う事。俺はイカサマなんてしてない。やったことは全部にあたりを書いただけ」
「通りであたりのマークが簡素なわけだ」
「お前は聡明な男だ。理論的に物事を考えられる優秀な男だ。だからこそ、その理論を構築する材料である情報を必ず求める。俺の言ったイカサマの真偽を確認せざるを得なくなる。そして一度開いてしまえばもう終わり。頭の中でぐちゃぐちゃ色々考えながら、最終的には同じ成功体験を繰り返す」
「最後の第五ゲームは?」
「言ったろ? お前は優秀だって。ゴール直前で追い抜くという俺の狙いを見つける。だから確実に自分の当たり番号は言わない。それまでと同じ様に行動できない。実質的にはお前と同じ4択だった。だがお前の目線は明らかに右側・・・1~3番辺りを往復していたし、選んだのが1番だった。だから1番の反対側である5番を選んだのさ。お前の敗因はポーカーフェイスが苦手だった事」
『ポーカーフェイスが苦手』。
それは夜狐にも言われたことだ。
ここで致命傷になるとは、人生何があるか分からないな。
「はあ~、完敗だ」
「はっはっは。専門家の面目躍如だな」
「なにが専門家ですか。まだあなた2年目でしょうが」
「でも実際の所、俺ってこれしかできませんからね。念力だってカード1枚めくれないレベルだし」
「私から見たらどっちも新人です。後輩にマウント取ってないで仕事なさい」
「うーわ渡辺新人いびりとかそれでも先輩かよ引くわー」
「切り替え早くない?」
「そうでもないとやってられん」
さて、と一息ついて。
「じゃあこの16人は自由にするぜ? ボスに会う日程はまた後で言うからそれまで待っといて」
「まああの人結構暇ですから、早そうですけどね」
「そりゃ言わぬが花って奴でしょうよ。じゃあ『天秤に誓ってこの俗称『デブ』の所有権を安心院傾に譲渡する』」
「え、ああ、はい?」
その瞬間、俺は確かに『何か』を握った。
それは致命的で決定的な、そして確固たる『何か』。
渡辺の言う、所有権なのだろうか。
「いや、実際要らんし、こいつ。顔見知りなんだろ? じゃあやるよ」
「えー・・・じゃああの勝負なんだったんだよ」
「茶番?」
「マウント行為?」
「新人いびりか。衰退するぞお前ら」
「どんどん俺の風評悪くするの止めて?」
「そういえばこの所有権って放棄できるの?」
「権利なんだから当然だろ。譲渡には天秤を使う必要があるが」
「放棄したらどうなる?」
「本人に戻る」
「じゃ俗称『デブ』の所有権を放棄する」
握った『何か』がグリップの外側にすり抜けていく。
多分放棄できたのだろう。
「要らないの?」
「要らない。見殺しにするのも寝覚めが悪いってだけだし」
「あー、まあ性奴隷にするには嫁が美人過ぎるか」
「そもそも別に好みでもないし・・・」
なんか信照の告白を受けるよう超能力で干渉しちゃった可能性があるので、罪滅ぼしというか。
「うし、じゃあ解散ってことで!」
*
結局島崎さんに送られて帰った。
あの後圭希も近所に送り込まれていたので、信照とのダブルデートに支障をきたすこともないだろう。祖父がぼっこぼこにされたとはいえ、所詮は傍流。親族であるとはいえ、そこまで重要な立ち位置ではなかったはずだ。チップにされる時点でお察しである。
ならばたいした被害を被ることもあるまい。
そんな事より大切なのは手元に残った20万だ。
これだけあれば生活だって楽になる。なじみの欲しがっていたものも買ってやれる。先述したダブルデートで金がないなんて無様を晒すこともなくなる。
やはりカッコつけるには金が要るものだ。お洒落の基本は我慢とは、誰の言葉だったか。
「ただいま~」
「おかえりなさい!」
ドアを開ければなじみが即座に抱き着いてきた。
「どうしたどうした。寂しかったか?」
「うん。だって今日から夏休みでしょ? 学校に縛られないでケーくんとずっと一緒に居られるって思ってたら『バイトあるからちょっと待っとけ』なんて肩透かしだよ」
「宿題あるから、それ終わってからな」
「むー・・・」
「でもまあ、今日くらいはいいか」
「うん!」
ぐりぐり体を押し付けてくるなじみを抱き留めながら、その額にキスをする。
悩ましい声を上げたなじみに誘導されて部屋の中に入る。
今日邂逅し、そして自らも飛び込んだ地獄の闘争。
その中で擦れていく精神がなじみの声と感触と体温で回復していくのが分かった。
傷付かなければ、癒しの重みは分からない。航海しなければ、港の安らぎは薄れていく。
何度でもそれらが実感できるというのなら、敗北しか得られなかったギャンブルにも確かに意味があった。
そう思うのは、傷の浅く済んだ者の傲慢だろうか。
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