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会話文小ネタ書き散らし

会話文詰め合わせセット4

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【攻めトーク】


紀平「かなたんって可愛いよねー」
井上「軽い…軽すぎる…」
笹山「うわ、店長どこから湧いてきたんですか」
井上「紀平、貴様の可愛いは軽すぎるのだ!気持ちが籠っていない!」
紀平「なんですかいきなり」
笹山(そしてスルーされた)
井上「『取り敢えず可愛いって言っとけば落ちるな』という気持ちが透け見えているぞ!本気で愛することが可能という意気込みを感じない!」
四川「店長にだけは言われたくねえな」
井上「うるさーい!四川、貴様の場合は重宝しすぎだ!出し惜しみし過ぎるとタイミングを逃して魚ごと見失ってしまうぞ!」
四川「余計なお世話だっての!」
井上「まったく…少しはこいつを見習え!」カチッ

※個人情報保護のため音声のみでお送りします

『ああぁ…カナちゃん可愛い…何やってるのカナちゃん、女の子の下着手にとってみたけど使い方がわからないの、カナちゃん?…ふふふ…馬鹿だなぁカナちゃん…そんなに気になるなら僕に言ってくれればいいのに…僕がブラの付け方から脱がせ方まで手取り足取り実技で教えてあげるというのに…』

井上「どうだ!ひしひしと伝わってくるだろう、愛が!」
四川「いやただ単にすげー気持ち悪いだけだろ
笹山(原田さんブラでなにしてたんだろう)
紀平(お腹減った)
井上「おい!おいおいおい!なんだ貴様らそのつまらなさそうな顔は!やる気のなさは!それだから設定だけ美形と言われるんだろ!真のイケメンである俺を見習え!!」
紀平「って言われても…ねえ?」
笹山「そうですよ、店長。人の感じ方というのは人それぞれなので無理にどうこうする問題では…」
井上「で、出たー!揉め事が起きると必ず『人それぞれ』と有耶無耶にするやつ!平和ボケのつまらん男め!」
笹山「つ、つまらん男…」
井上「いいか、笹山。男ならな、時には気持ち悪いくらいの愛を表現しなければならないのだ!愛だけではない!大きな気持ちほどより強く!相手に知らしめなければならない!」
紀平「店長……」
井上「さあ紀平!思い切って言葉にするがよい!胸の内に抱えた計り知れない思いを!」
紀平「店長うざい」
井上「はい、うざいいただきましたああああ!!」


原田(下着のハンガーの掛け方わかんねえ…)

おわり


【エプロンの話】

原田「なんでうちの制服ってエプロンなんすか?」
店長「何故だと?愚問だな、原田。そんなに知りたければ教えてやろう。答えはこれだ!」ババーン
紀平「店長、指差さないで下さい。へし折りますよ」
店長「ほらみろ!見てみろ!こいつが言うと洒落に聞こえんだろ?だからエプロンだ!」
紀平「意味がわからないんだけど取り敢えず馬鹿にされてるのかな?ん?」
原田「なるほど…つまりただでさえ威圧的な紀平さんのマイナスイメージを和らげるためのエプロンなんですね!」
紀平「なんで理解してんのかなたん。何そのしたり顔。つか君、俺のことをそんな風に思ってたんだね?泣かすよ?」
原田「ごめんなさい」
笹山(弱っ)
店長「本来ならばうさぎのマスコットつきのパステルカラーのパッチワーク風エプロンを制服として配給するつもりだったんがな…」
原田「つもりだったけど……?」ゴクリ
店長「寝てる紀平にこっそり着せてみたらあまりにも恐ろしいことになったから中止にした。あれは見るものの寿命を縮める恐ろしいものだった…!」
紀平「言いたいことはそれだけですか?」
店長「いくら可愛いからといってそれを可愛くないものに合わせると可愛くなるというばかりではなく、逆にマイナス部分を助長うわなにするやめろ!冷蔵庫の奥底に隠されていたいつのかわからないタッパーの中に封印されし謎の固形物を投げつけるのはやめろー!!」

原田「店長……(黙祷)」
笹山「店長……(呆)」
店長「祈りはいいからまずは目の前の俺を助けろお前ら!!」
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