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怪盗スピラは変態貴族兄弟に勝てない!【???】
03※
しおりを挟む――アラネアの私室にて。
半ば無理やりひん剥かれ、そしてアラネアに着替えさせられた俺は目の前の鏡を前に凍りつく。
「あ、あの……これは……」
「出来損ないのメイド用の服だよ。いいだろう? 機能性、そして鑑賞としても優れている」
「僕がデザインして作らせたんだよ」と笑いながら俺の肩の上に手を置いたアラネアは鏡の中でもニコニコと笑っていた。
対する俺はというと、恐ろしく短い丈のスカートのメイド服というあまりにも滑稽な姿だ。おまけに、胸の部分はハートの形になるよう大きな穴が開いている。
その下に何かを身につけることをアラネアは許さなかった。するとどうなるか。
「そしてこの胸の穴は……?」
アホみたいに胸だけ丸出しになったその格好に、恥ずかしさを通り越して青ざめながらアラネアを見上げれば、「ああ、これ?」とアラネアは目を細める。
「これはね、」
そして、伸びてきた手はなんとか乳首だけは守ろうと隠していた俺の手をあっさりと剥がし、そのままその下から間抜けに主張していた乳首に優しく触れてきた。
「あひ……っ!」
「まあ、僕の趣味かな?」
「ぁ、う、あ、アラネア様……っ!」
「こうやって出来損ない乳首をたくさん可愛がってあげて成長見守るのが好きなんだよねえ」
寒さで勝手に勃ち始めていたそこを柔らかく転がしてくるアラネア。イタズラに柔らかく引っ張られれば、あっという間に芯を持ち始めたそこにじんわりと熱が広がっていく。
つんと勃つそこを虐めながら鏡越し、アラネアと目があった。
「ん、ふ……」
「ふふ、ビクビクしちゃってかわいー……。ね、トウタ。兄さんに見つからないように気をつけてよね。……君は僕専用なんだから」
「ぁ、は、はひ……」
「というわけで今日から毎日それで仕事をこなすこと。いいね?」
「は…………へ?」
「返事は?」
ぎゅむ、と右胸の乳首を引っ張られ、「はひ」と回らない舌で答えてしまう。
そんな俺の喘ぎ混じりの即答はアラネアのお気に召したようだ。
「いい子だね、トウタ」
頬に押しつけられる唇の柔らかさを感じつつ、俺はただ全身から血の気が引いていくのを感じた。
冗談じゃない、こんな恥ずかしい格好。
怪盗衣装ですらまだちょっと照れがあるというのに、こんな、こんな……まるで乳首と下半身を見せびらかすような格好……!
他の使用人の人たちに見られたらと思うと全身の血が沸るように熱くなった。
早く盗んでこの屋敷から逃げよう。
じゃないとどんどん駄目になっていってしまう……!
そう俺はどさくさに紛れてスカートの下へと伸びてくるアラネアの手に股間、そして胸を弄られながらも決意することとなった。
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