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第11章 希望を手に 絶望を超える
111話 求めた答えに 神は目覚める
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20XX/12/22 1049
地上で発生した眩い光の正体はカグツチの濃度上昇により引き起こされる現象。しかしその規模は桁違い。本来ならばカグツチを霧散させるアラミサキを最大レベルで稼働させている清雅市内では起こりえない。が、機械程度で伊佐凪竜一とルミナの意志を、意志が起こした奇跡を止めるなど出来ない。
地球に降り注ぐカグツチが凄まじい勢いで渦を巻きながら清雅市へと集束し、周辺で渦を巻く。渦の中心に立つのは伊佐凪竜一とルミナ。粒子の奔流は物理的なエネルギーを持ち、意識を喪失した2人を重力の束縛から解放する。光はまるで意志を持つように2人を包み、原形を保つビルの一室へとゆっくりと移動させた。
程なく、2人は揃って覚醒した。起き上がり、周囲を見回し、吸い寄せられる様に互いの顔を見つめ合う。何が起きているかわからない。が、互いが何を思っているかは理解している。
「自分を軽く見るな、人を助けるために自分が死んだら意味がないだろ」
「私と同じ思い、誰にもして欲しくなかった。例え自分が死んでも。そう思ってたけど、でも、そう……そうだよね。君はどうして此処まで?私をどう思っている?」
既に言葉は不要と、互いが語り掛ける。
「どうでもいい」
「意味は?」
「そのまま、全部だよ。違ってていいって、手ぇ繋ぐのにそんなモン関係なかったじゃないかって。だからどうでもいいんだよ」
「そう……だね、確かに。君、普段は全く頼りない癖に肝心なところで頼りになるね」
「褒めてるか、それ?」
「そう聞こえない?」
語らう2人は好天の空を見上げた。身体はとうにボロボロで、ともすれば立ち上がる事すら不可能な程の傷を負っている。しかし、まるでそんな素振りなどない。
「今の私、どう思う?」
ルミナが意を決し、伊佐凪竜一に問いかけた。視線を空からルミナに向けた伊佐凪竜一は――
「ひでー怪我だな、俺もだけど。どうせ機械だからどうだとかゴチャゴチャ考えてんだろ?」
やや伏し目がちなルミナにストレートな本音をぶつけた。
「そう、か」
ぶっきらぼうな伊佐凪竜一の答えにルミナは満面の笑みで答えた。は恐らく初めて見せる笑顔に伊佐凪竜一も血と埃で汚れた顔で照れくさそうに笑い返す。
「これが私の求める答え、私に欠けて、そして求めていたモノ……そうなのですね、博士?」
2人の様子を聖域で呆然と眺めていたツクヨミは、アベルにそう語り掛けた。
「君が納得し、受け入れたのならば他の誰が否定しようが君にとっての真実だ。ただ、私はカインではない。その意志を受け継いだだけの代理でしかない。同時に君とこの星を見守り、監視する者。かつて君を造りだし、君に惜しみない愛情を注いだカイン=デル・ノガードと呼ばれる人物の最後は君もよく知っている筈だ」
遂に訪れたと、アベルは己の正体を告げた。星を監視する者。それがアベルの真の正体。真実を知ったツクヨミは頭を抱え、塞ぎこむ様にうずくまった。
漸く過去の全てを思い出した――いや、受け入れた。長かった、とアベルは小さな背に呟いた。最初に彼女の様子がおかしいと気づいた時、この星に不時着した時に受けた衝撃が原因だと彼は500年前を思い起こす。
だが、真実は違った。理解と言う言葉への猛烈な拒絶反応に、最愛の人物を失った事実を認められない余り、その苦痛から逃れる為に託された願い諸共に自らの記憶を封じたと知った。アベル最大の誤算。
不測の事態は尚も続いた。 ツクヨミは「理解」を理解出来ないまま清雅村の住民と接触し、住民も苦境を救った彼女を神として崇めてしまった。
神。人知を越えた存在。宗教・信仰の対象となる超常的な存在。誰もが彼女を神として崇め、神であるが故にその心の内に踏み込む事をしなかった。恐れと敬いを持った人々は彼女の心に近づく事を良しとしなかった。彼女は多くの者に信仰され崇められ称えられながら、しかし孤独だった。彼女は理解から更に遠ざかった。誰も彼もが彼女を理解出来ず、しようともしなかった。
その中で、決定的な違いを目にした。
死による離別。寿命と言う別れがツクヨミと人を引き裂いた。彼女は精々100年もすれば朽ちる人間とは違う。長大な耐用年数を誇る式守。しかも、とある目的の為に、数千年と言う長大な稼働年数を想定して製造された。
何度も死別を経験した。最初は死と言う現象を理解出来なかった。だが、理解してしまった。以後、死を見る度に彼女は苦悶した。彼女と行動を共にする清雅一族との離別に、かつて敬愛したカインという人物との別れを無意識に重ねてしまった。
記憶を封じていても、意識が忘れていても、その存在がツクヨミを形成する重要な要素だった。死を学び、幾多の死を看取った彼女は一層塞ぎ込んだ。
一族の誰もがツクヨミの悲願を願い、成就を次代に託した。そうであるのに、肝心の本人がそれを拒んでしまった。心、意志とは他者と接触し、時に傷つき傷つけられながら少しずつ自らの中に作り上げ育て上げていくもの。
だが、ツクヨミは傷を拒んだ。その結果が今の有様。彼女の精神は未熟な子供のままだった。数百年を生きる――ただ意志の弱い、臆病で傷つきやすい子供に育ってしまった。
それでも、アベルは辛抱強く待った。何時かツクヨミに納得のできる答えを与える者が現れる時を。そして今日この日、苦難の時を超え、遂に現れた。何もかもが違う伊佐凪竜一とルミナが理解し合う姿に、ツクヨミの心は一歩前に進んだ。その心に、意志の光が灯った。
「私は……」
「今の君にならば渡す事が出来る。遥か長き時を超え、君に託す」
その時が来た。ツクヨミに託された願いと力。ホムラと仮称した紛い物ではない、ハバキリと名付けられた無形の力。聖域をほのかに照らしていた青い光が一か所に集まり始める。ホムラよりもさらに濃い青色に輝く光はツクヨミの前に集まり続け、やがて青く輝く球形の形を造りだした。
夜空に浮かび、闇を照らす青い月の如き無数の粒子。これがホムラの真の姿。神代三剣最後の一振り。文明を、科学を児戯と嘲笑う超兵器が一つ。無形の刃、ハバキリ。
「さぁ、それを我が身と一つに」
アベルの言葉に促され、ツクヨミは球形状の物体を両手で掬うように胸元に沈め込んだ。それは彼女の中にごく自然に溶け込み、やがて一つとなった。
「君の為に狂気へと身を沈めた清雅源蔵の目を覚まし、この戦いに終息を。それは君にしかできない。君にならば止められる筈だ」
長い長い時を経て、探し求めた答えを見つけたツクヨミの目から迷いはもうなかった。
地上で発生した眩い光の正体はカグツチの濃度上昇により引き起こされる現象。しかしその規模は桁違い。本来ならばカグツチを霧散させるアラミサキを最大レベルで稼働させている清雅市内では起こりえない。が、機械程度で伊佐凪竜一とルミナの意志を、意志が起こした奇跡を止めるなど出来ない。
地球に降り注ぐカグツチが凄まじい勢いで渦を巻きながら清雅市へと集束し、周辺で渦を巻く。渦の中心に立つのは伊佐凪竜一とルミナ。粒子の奔流は物理的なエネルギーを持ち、意識を喪失した2人を重力の束縛から解放する。光はまるで意志を持つように2人を包み、原形を保つビルの一室へとゆっくりと移動させた。
程なく、2人は揃って覚醒した。起き上がり、周囲を見回し、吸い寄せられる様に互いの顔を見つめ合う。何が起きているかわからない。が、互いが何を思っているかは理解している。
「自分を軽く見るな、人を助けるために自分が死んだら意味がないだろ」
「私と同じ思い、誰にもして欲しくなかった。例え自分が死んでも。そう思ってたけど、でも、そう……そうだよね。君はどうして此処まで?私をどう思っている?」
既に言葉は不要と、互いが語り掛ける。
「どうでもいい」
「意味は?」
「そのまま、全部だよ。違ってていいって、手ぇ繋ぐのにそんなモン関係なかったじゃないかって。だからどうでもいいんだよ」
「そう……だね、確かに。君、普段は全く頼りない癖に肝心なところで頼りになるね」
「褒めてるか、それ?」
「そう聞こえない?」
語らう2人は好天の空を見上げた。身体はとうにボロボロで、ともすれば立ち上がる事すら不可能な程の傷を負っている。しかし、まるでそんな素振りなどない。
「今の私、どう思う?」
ルミナが意を決し、伊佐凪竜一に問いかけた。視線を空からルミナに向けた伊佐凪竜一は――
「ひでー怪我だな、俺もだけど。どうせ機械だからどうだとかゴチャゴチャ考えてんだろ?」
やや伏し目がちなルミナにストレートな本音をぶつけた。
「そう、か」
ぶっきらぼうな伊佐凪竜一の答えにルミナは満面の笑みで答えた。は恐らく初めて見せる笑顔に伊佐凪竜一も血と埃で汚れた顔で照れくさそうに笑い返す。
「これが私の求める答え、私に欠けて、そして求めていたモノ……そうなのですね、博士?」
2人の様子を聖域で呆然と眺めていたツクヨミは、アベルにそう語り掛けた。
「君が納得し、受け入れたのならば他の誰が否定しようが君にとっての真実だ。ただ、私はカインではない。その意志を受け継いだだけの代理でしかない。同時に君とこの星を見守り、監視する者。かつて君を造りだし、君に惜しみない愛情を注いだカイン=デル・ノガードと呼ばれる人物の最後は君もよく知っている筈だ」
遂に訪れたと、アベルは己の正体を告げた。星を監視する者。それがアベルの真の正体。真実を知ったツクヨミは頭を抱え、塞ぎこむ様にうずくまった。
漸く過去の全てを思い出した――いや、受け入れた。長かった、とアベルは小さな背に呟いた。最初に彼女の様子がおかしいと気づいた時、この星に不時着した時に受けた衝撃が原因だと彼は500年前を思い起こす。
だが、真実は違った。理解と言う言葉への猛烈な拒絶反応に、最愛の人物を失った事実を認められない余り、その苦痛から逃れる為に託された願い諸共に自らの記憶を封じたと知った。アベル最大の誤算。
不測の事態は尚も続いた。 ツクヨミは「理解」を理解出来ないまま清雅村の住民と接触し、住民も苦境を救った彼女を神として崇めてしまった。
神。人知を越えた存在。宗教・信仰の対象となる超常的な存在。誰もが彼女を神として崇め、神であるが故にその心の内に踏み込む事をしなかった。恐れと敬いを持った人々は彼女の心に近づく事を良しとしなかった。彼女は多くの者に信仰され崇められ称えられながら、しかし孤独だった。彼女は理解から更に遠ざかった。誰も彼もが彼女を理解出来ず、しようともしなかった。
その中で、決定的な違いを目にした。
死による離別。寿命と言う別れがツクヨミと人を引き裂いた。彼女は精々100年もすれば朽ちる人間とは違う。長大な耐用年数を誇る式守。しかも、とある目的の為に、数千年と言う長大な稼働年数を想定して製造された。
何度も死別を経験した。最初は死と言う現象を理解出来なかった。だが、理解してしまった。以後、死を見る度に彼女は苦悶した。彼女と行動を共にする清雅一族との離別に、かつて敬愛したカインという人物との別れを無意識に重ねてしまった。
記憶を封じていても、意識が忘れていても、その存在がツクヨミを形成する重要な要素だった。死を学び、幾多の死を看取った彼女は一層塞ぎ込んだ。
一族の誰もがツクヨミの悲願を願い、成就を次代に託した。そうであるのに、肝心の本人がそれを拒んでしまった。心、意志とは他者と接触し、時に傷つき傷つけられながら少しずつ自らの中に作り上げ育て上げていくもの。
だが、ツクヨミは傷を拒んだ。その結果が今の有様。彼女の精神は未熟な子供のままだった。数百年を生きる――ただ意志の弱い、臆病で傷つきやすい子供に育ってしまった。
それでも、アベルは辛抱強く待った。何時かツクヨミに納得のできる答えを与える者が現れる時を。そして今日この日、苦難の時を超え、遂に現れた。何もかもが違う伊佐凪竜一とルミナが理解し合う姿に、ツクヨミの心は一歩前に進んだ。その心に、意志の光が灯った。
「私は……」
「今の君にならば渡す事が出来る。遥か長き時を超え、君に託す」
その時が来た。ツクヨミに託された願いと力。ホムラと仮称した紛い物ではない、ハバキリと名付けられた無形の力。聖域をほのかに照らしていた青い光が一か所に集まり始める。ホムラよりもさらに濃い青色に輝く光はツクヨミの前に集まり続け、やがて青く輝く球形の形を造りだした。
夜空に浮かび、闇を照らす青い月の如き無数の粒子。これがホムラの真の姿。神代三剣最後の一振り。文明を、科学を児戯と嘲笑う超兵器が一つ。無形の刃、ハバキリ。
「さぁ、それを我が身と一つに」
アベルの言葉に促され、ツクヨミは球形状の物体を両手で掬うように胸元に沈め込んだ。それは彼女の中にごく自然に溶け込み、やがて一つとなった。
「君の為に狂気へと身を沈めた清雅源蔵の目を覚まし、この戦いに終息を。それは君にしかできない。君にならば止められる筈だ」
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