とある村人A~Z

W-Song

文字の大きさ
18 / 34
不死者の天敵

その6 お口にとろけてジューシィ

しおりを挟む



 包丁と一緒にまな板も持って来てくれた丸っこい丁稚の男の子に礼を言い、テーブルの中央で果実に刃を入れる。
贅沢を言うなら人数分の皿もあったら尚良かったのだが、まあ、あのぐらいの子供に多くは求めまい。
『こういう大きな果物をザクッと一気に切るのって気持ち良いわよね』
確かに。 何故だかちょっと滾るものがありますよね。
女神様はわかっていらっしゃる。

「っと!」
随分しっかりと手入れがされている包丁であったためか、碌な抵抗も感じられないまま、まずは半分に割ることが出来た。
ここから更に半分━━四分の一ということ━━にするべく果汁シタタ薄黄緑ウスキミドリ色の断面を上に向けてまな板の上に転がすと、途端に部屋中を甘い香りが席巻した。
「これはこれは…… いやはやなんとも甘く上品で心地の好い…… 素晴らしい香りですナ」
大きな鼻を派手にひくつかせて、部屋の空気を全部吸い込んでしまうんじゃないだろうか?という勢いで香りを嗅ぐウルルトさんの表情が、未知の果物に対する好奇心の所為なのか、それとも他に何某かの理由があるからなのかは解らなかったが、なんだか早くも怪しい気がする。
この商会の偉い人で果物好き。 そして青果部門の担当者でもあるということは既に十分に理解しているつもりではあるのだけれど、しかし、先ほどウルルトさんと丁稚の子が遣り取りしているところを横から見ていたら、どうしてもそれが猛獣とその餌という絵にしか見えなかったことが悔やまれてならない。
この人、明らかに見た目で職業的に不利にな場面が多すぎるような気がするんだけど、それでも会頭だってんだから相当なやり手なんだろうなぁ。
『知らない人が見たら、あっと言う間に憲兵を呼ばれたり魔術か矢が飛んできたりしそうよねー』
女神様も大概に失礼デスヨネー。
「スプーンは…… まあ、いいですか。 このままカブり付いてみてください。 ただ、かなり汁が垂れると思いますんで、ちょっとだけ気をつけてくださいね?」
「ふほっ…… でっ、では早速っ」
見れば、ウルルトさんはもう待ち切れないといった様子で両手を忙しなく握ったり開いたりしながら、目を爛々と輝かせて待機していた。
対象が果物であることだけが救いだが、完全なる捕食者。 餌を目の前にぶら下げられた肉食獣の目である。
正直なところ、取引とかもうどうでも良いから逃げ出したいぐらいに怖い。
『貴方も相当に失礼だわ』
そんなワルディア商会の会頭さんに若干気圧されながらも四つ割にした果実を差し出すと、彼は半ばひったくる様な勢いで受け取って、その大きな口で一気に半分近いの量の果肉を齧り取る。
果物、本当にお好きなんですね。 流石は青果担当でいらっしゃる。
『人は見た目に寄らないわよねー…… 本当に』

「ほっ、ふおおおぉぉぉーっ!! なっ、なんですかナ!? なんですかナこれはっ!? なんという甘さ! なんという上品な香り! 果汁が口の中いっぱいに溢れて止まらない。 そしてこの…… 口溶け!? 馬鹿な…… 果肉が、とろける!? 一体どういうことなのですかナ!?」
「あ、ベルフェさんも食べますか? 余ったら勿体無いですしよかったらドーゾ」
「あら? よろしいんですの? では一切れいただきますわっ」
ウルルトさんがなにやら一人で盛り上がっているようだったが、せっかくなのでベルフェさんにも勧めてみた。
いや、だって後頭部のあたりに視線が痛いぐらいに突き刺さってくるんだもの。
いっそ魔眼ディサイトか何かだったんじゃないだろうな? 禿げるかと思ったわ。
ほら、早速すんごい幸せそうに齧り付いてる。
そんなに気に入ってくれたとは…… 生産者冥利に尽きるってもんですナー。
うん。 俺も一切れ食べよう。 二人を見てたら食べたくなってしまった。
『もしかして…… これが飯テロというものなのかしら? 歯痒いわ。 実に歯痒いわっ!』
ん~~~! やっぱり果物は良いね。 心がじんわりと満たされる感じがする。
女神様も訳のわからない事を言ってないで天界ソッチの方で何か食べたら如何イカガですか? どうぞどうぞご随意に。
『くっ……』
「ただ甘さが強いだけであれば下品になってしまいかねないというのに、そうならないギリギリのラインを保ちながら限界までの甘さを追及したかのような…… サナガら奇跡にも近い味のバランス……!! なんと恐ろしい! そしてなんと美しい調和の取れた味であるのか!!」
……あっ。 まだ続いてたんですね、ウルルトさんの独演会リアクション
『可哀相だから忘れないであげて……』
善処します。



「これっ…… は。 いや、いやいやいやいや。 まさか…… まさかこれは! 一度だけ。 風の噂に一度だけ耳にしたことがありますナ! ここより遙か遠く、大陸の中部にあるとある国の宮廷晩餐会にて、たったの一度だけ、これと似た雰囲気の名前も知れない果実がキョウされたことがあると。 王への献上品の一つだったようですが、王のためにと用意された数でも僅かに五つ。 それを用意したのは当時子爵の位についていたと言われている男性で、王を含め、列席し、これを食した王族の全員から惜しみない賞賛と栄誉を賜り…… 後に公爵位までをも手にするに至る足掛かりとなったとかならなかったとか! あまりにと隔絶された美味しさに、一夜の夢だったのではないかとすら言われたその味は正に天界に在る神々の果実の如く。 それ故か、諸侯の一人が戯れに呟いた「これを一口でも口にしたのなら不死者アンデッドですら昇天デストロイしてしまうに違いない」という言葉を気に入った王が、そうした意味合いを込めて付けた名前が確か…… アン・デス、と。 小生、当時はただの噂話と一笑に付してしまったものですが、まさかまさか! これがそのアンデス、なの、では……!?」
興奮し過ぎた為か、精緻な装飾の施された重厚な座卓ローテーブルに両の掌をばっちんばっちん叩きつけながら血走った目で捲し立てるウルルトさんは、冗談を一切挟みこむ余地が無いぐらいに本気で怖かった。
ほら、そのびっくりするぐらい大きく開く口。 やっぱり完全に俺の頭が入っちゃうサイズじゃないですか。
いくら俺でも首をぱっくり持っていかれたら死んじゃうよ?
てゆーか…… あれ? ウルルトさん、皮と種どうしました? 種はまあ、食べても大丈夫ですが、皮は流石にどうかと思ったりするんですが……
『ペロっといってたわ』
おぉ…… 見たまんまのワイルド野郎でいらっしゃる。

「実は先日、こちらのベルフェットさんが受けた依頼クエストにお供させていただいた際に、大怪我をしているエルフの男性を発見してしまいまして。 その彼を介抱したところ、どうもこれが隠れ里から所用で出てきた方だったようで。 それで助けたお礼に、と頂いた物がこちらの果物だったのですが…… アンデス、ですか? まさかそれほどの物とは……」
『ウソツキはいけないんですよー?』
大雨の日の川の濁流のような勢いでしばらく振るわれ続けた熱弁に乗せて色々と吐き出した結果一頻ヒトシキり満足したのか、ようやく落ち着きを取り戻したらしいウルルトさんに、念のため、森からここまでの道のりで考えておいた果実の入手背景嘘っぱちを話しておくことにした。
方便ですよ。 方便。 変な詮索されても困りますし、ベルフェさんにも許可貰ってますから大丈夫ですって。
「なるほど…… そんな出来事が。 エルフということは、ひょっとしたらアムネリス様のエニシによるものだったのかも知れませんナ。 しかし、これほどの果実をこのタイミングで手にする機会に恵まれるとは…… 小生、先ほどうっかり横からバコンとやって転がしたりせずに本当に良かった。 もう少しでやりかねないところでしたが、我慢はしてみるものですナー」
そんなに我慢してたんですかい。 近獣種の人ってのは見た目通りに本能も強めだったりするんだろうか?
『ためしに猫じゃらしでも振ってみたら? 肉球に殴られたら本望なんじゃないの?』
ついでに俺までばちーん!とやられることを前提にして話さないで頂けます?
多分、冗談抜きで首とか飛びますよ?

「では…… いくらで買い取っていただけますかね?」
「おっと…… 確かにそろそろ結論を出さなければなりませんナ。 あまりにも美味だったもので、つい熱が入ってしまいました。 本当にお恥ずかしい次第で。 いっそガロさんの言い値でというのも面白いかと思いましたが、小生も商人として生きている身。 ここまでしていただいておいて誠意を見せることができないようでは、このワルディア商会の看板すらも地に落ちようと言うもの」
「……それでは?」
おぉ…… なんか気合入ってますねウルルカさん。
『ウルルトね? ウルルト。 ウ~ル~ル~ト~バ~ル~デ~モ~オ~ナっ! 貴方本当に人の名前を……』
あれぇ?
「十…… いやっ! 一つ十五枚でいかがですかナ!? ですが、もし。 もしもこの三つ全てをこのワルディア商会にお譲りいただけると言うのであれば、金貨五十枚お出しましょう!」
「決まりですね。 三つまとめて買取をお願いします」
「ごじゅっ!?」
俺は膝を叩いて立ち上がった。
ウルルトさんも立ち上がって手を差し出してくれたので、がっしりと握手を交わして商談成立だ。
肉球がしっとりひんやりしていて、なんとも言えない感触だった。
あれ? 今、ベルフェさんが何か言ってませんでした?
『聞こえてたのね。 でも、うっかり声が出ちゃっただけみたいだから気にしないであげて?』
はあ……? まあ、いいですけども。
「あ…… そうそう。 感触からしてあと五~六日の間は大丈夫だと思いますが、念のため涼しいところに置くか、出来ればあの冷たくなる箱の魔導具マドウグの……」
『冷蔵庫よ』
「あぁ、レーゾーコだ。 あれに入れて保管することをおすすめしますよ」
「ふむ。 食事会の前に傷んでしまっては元も子もありませんからナ。 そうさせていただきましょう。 では、代金はこちらで。 どうぞ、確認をお願いしますナ」
「……はい。 確かに金貨五十枚、ここに受け取りました」
『良い商売よね~。 何度も言うけど、貴方はその辺の村で畑なんて耕していないで、それだけで十分楽に生きていけるでしょうに……』
俺も何度も言いますけど、農作業の素晴らしさが解らないだなんて、女神様は可哀相でいらっしゃる。
『相変わらずの平行線ねー』
こればっかりは譲れませんからねー。



「そういえば一切れ残ってますが、よかったらウルルトさん如何ですか?」
四つの大きな果実の代わりにずっしりと重たい金貨の詰まった袋を背嚢リュックの中に納めて帰り支度を整え終えた俺は、そう言ってウルルトさんにそれを差し出した。
実は、先ほどからウルルトさんとベルフェさんの視線が、まな板の上に残っている試食用の最後の一切れにドスドスと突き刺さっているのには気が付いていたのだ。
でも、流石にこの状況でベルフェさんにもう一切れって訳には…… いかないですよねぇ。
『そうねぇ』
「よっ、よろしいのですかナ!?」
「えっ、ええ…… もちろんこれはサービスですよ? 良い取引をしていただきましたので、これ以上のお代は結構です」
「なんともはや…… 感謝します! 感謝しますナ!!」
マサに飛びついたと言って良いような動きで最後の一切れを手にしたウルルトさんは、まるで宝物を手に入れた子供のように鼻歌混じりでそれを頭上に掲げ、小躍りしながら応接室を出て行った。
冷蔵庫だったっけ? あれにでも入れておいて後で食べる気に違いない。
その後ろ姿をちょっとした呆れ混じりの目で追っていたらベルフェさんに軽く睨まれた気がしたのだが、まあ、その内また何か作るから今日のところは勘弁してもらうとしよう。
いえ、ホントにまた何か作りますんで勘弁してください。 腕の一本ぐらいならひょっとしたらどうにかなるかも知れないけど、バラバラとかは嫌なんです。
『あのがそんなことする訳ないってことは貴方が一番よくわかってるでしょうに』
冗談を真面目に返されると返答に困るんですが……
『……はいはい。 しかし、ベルフェちゃんがこんなにも気に入るなんてねー。 元々はエルフの里から出てきたものだし、相性の良い食べ物ではあったのかも知れないけれど…… ちょっとびっくりだわ』
相性…… ですか。 たしかに、妙に口に合う食べ物ってある気がしますねぇ。


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

勇者の隣に住んでいただけの村人の話。

カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。 だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。 その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。 だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…? 才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...