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第一章 邂逅
3 失言の後に…
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し…し…し…しまったぁぁぁぁっ!!!
つい、前世での癖が!口癖がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
私はとにかくセックスが好きだった。
だから娼婦は天職といってよかった。
何か悲しいこと、苦しいこと、辛いことがあると大抵セックスに走った。
嬉しいこと、楽しいこと、喜ばしいことがあった時もセックスした。
つまりどんな時もセックスした。
セックスできれば大抵幸せになれた。
そう言う私だからこそ、いつのころからか上記の口癖が定着してしまった。
言っちまったもんはもうどうしようもない。
さてどうしたものか…と考えだしたら、突然。
ガタガタンっ!!
机の倒れる音がした。
驚いて振り向くと、倒れた机の横で、公爵様がどう見ても尻もちを
つくような形で倒れていた。
私がさらに驚いたのは、顔…表情だ。
酸欠の金魚とはまさにこのこと、という様に口をパクパク上下に動かし、
顔全体、耳までどころか首まで真っ赤っか。
(あ…そゆこと…)
まあここでわかった。
公爵様が停止したのは、私の言葉に引いたからじゃない。
何を言われているのか、すぐには理解できなかったからだ。
そして今しがた理解したと。
金魚になってた公爵様は、すぐに顔を手で抑え、横を向いた。
顔も首も赤いままだ。
「……い…いや…あなたとは…いずれ…そうなる予定では…あります…が…
まだ…何の…準備も……えっと…ちゃんと…けじめ…形…えっと…」
何かをブツブツ言っているようだが、口を押えて小さい声の上、かなり
どもっているから言ってる内容がさっぱりわからない。
う~ん。
もう出たとこ勝負だな、うん。
失敗したからって、殺されるわけじゃないし。
「あの…公爵様」
「へ?あ…はい」
先ほど太男を投げ飛ばした人と同一人物とは思えないような腑抜けた返事だ。
「驚かせてしまいましたね…すみません…」
「へ?いいいい、いや。謝るようなことでは…」
「私…さっきは本当に怖かったんです」
「当たり前です。
そして安心してください!!
私がいる限り、あなたを二度とそんな目には合わせません!!」
嬉しいこと言うてくれとるの。
よっしゃ、突っ込むぜ~。
「公爵様は本当にお優しいですね…。だから私、あんな風に襲われるような
形で純潔を奪われるくらいなら…公爵様にもらっていただきたいなぁと思って
しまって…」
少々潤んだ瞳で俯き加減に、口元は手で覆う…と。
うん。
前世の経験値をもってすれば、ちょっと失言した淑女のフリなんて
お手のモノよ。
「あああ、あの、あの…、その…」
紡ぐ言葉が見つからないようで、また顔をそむけてしまった。
私とヤるのが嫌ではないようだ。
それどころかいつ私と会ったのかはわからないが、その時からずっと私に
好意を抱いていたように見える。
なら…。
「ありがとうございます、公爵様は素晴らしいですね。
不快な提案をした私なんかにも、慈悲を示してくださって…」
不快…という言葉を出したとき、明らかに公爵様の空気が変わった。
うん、計算通り。
「思えばしがない男爵令嬢である私の相手を公爵様にして頂こうなど…
身の程知らずもいいところですよね。
諦めて他の方を探すことに致します」
他の方…という単語で雰囲気は一気に重暗くなる。
「他の方…とは…」
静かだが、完全に怒気を孕んでいる。
う~ん、なんつーか…。
「えっと…私を抱いてくださる方の事ですは。
公爵様が良かったのですが、どうやらおイヤなようですので…」
そこまで言ったあたりで公爵様が立ち上がった。
そして立ち上がるとほぼ同時に、寝ている私の頭の両脇に手を置く形で
覆い被さった。
うん。
いわゆる床ドンのベッドバージョンです。
公爵様の顔が私の顔のすぐ前まで来る。
その表情は悲壮感と焦燥感…そして何より怒気をあらわにしていた。
「……フィリー」
「私がいつ…」
「あなたを不快だと…嫌だと言いました!!」
うん。
ほんとーに…。
こっちの意図通りに動いてくれるな、この公爵様。
「え…だって…私の事…抱くのはおイヤなのですよね?」
自慢じゃないが、天然系ぶりっ子のフリうまいよ、私。
私の言葉を聞いた公爵様は顔を少し下に向け、しきりにがりがり
頭を掻きむしった。
そしてそれが終わると、意を決したように表情を戻し
「私が貴方を抱くことが…あなたの望みなのですね?
そうなのですね?フィリー」
そこですかさず、ゆっくりと公爵様の首に手を回し、
「はい…公爵様…」
微笑む。
私のその顔を合図にしたかのように、公爵様の唇が私の唇に押し付けられた。
まさしく私の意図通り、イケメンのナイスガイをゲットしたわけですが…。
まあ…なんですか。
長年の娼婦生活+プライベートでもエッチやりつくし、相手をした男は
軽く4桁以上に上る女のカン…というべきものは二度目の人生にも健在で。
その私のカンがしきりに訴えるんですよね。
ひっっじょーに嫌な予感がすると!
私がそんなことを考えているうちに、公爵様は口付けを交わしつつ、
私のドレスの胸元を掴み、一気に下に引っ張る。
ドレスはまさしく絹を裂く音と共に、ビリビリに破けた。
まあ、中古の着古しだからいいけどさ…。
それにしても…。
腐ってもお貴族様のドレス。
専用の職人が腕によりをかけ、生地もかなりしっかりしたものを選んで
作られている。
つまり、前世の世界によくある出来るだけ生地をうっすくして所々縫製が
甘く糸が出ているような服ではない。
それをいとも簡単に、破くって…。
改めて公爵様のパワーって、すげぇ…。
感心している私をよそに、公爵様の手があらわになった私の胸を掴む…
のだが。
「いっ、いたたたっ。
公爵様、もっと優しく…っ」
「すすすすみません…」
すぐに力を弱めてくれたが、それにしても…。
気持ちよく感じる、および感じさせるためというより、ただただもう必死に
揉みしだくといった具合だ。
公爵様はどうか知らんが、私はちっとも気持ち良くない。
そうこうするうちに公爵様の唇は私の首筋に移る。
これ自体はいいんだが問題は…。
ガリッ!!
「ふぎゃっ」
思わず痛みで変な声が出てしまった。
公爵様が私の首筋から肩口につながるあたりを噛んだのだ。
しかもこれ、甘噛みじゃなく流血コースの嚙み方だ…うん。
幸いすぐ噛むのはやめてくれたので良かったが……って良くねぇよ!!
私の頭がこんな感じでカッカしているうちに、公爵様の手が私の下着に伸び
やっぱり破かれた。
これで私は一糸まとわぬ姿。
すると公爵様は一度体を起こし、自分の服を手早くすべて脱ぎ捨てた。
露になった公爵様の体躯は…もう本当に素晴らしいの一言!!
私は前世でかなりの数のイケメンマッチョに声をかけ、付き合った。
そしてその体躯を隅々まで眺めつくした。
その私でさえ…公爵様の体躯には感嘆の声しか出ない。
一切の無駄がなく、極限まで鍛えぬいた筋肉…という言い方で伝わるだろうか。
とにもかくにも私の拙い表現力ではとてもその素晴らしさを言い表せ
無いということだけわかってくれい。
そして一番肝心な!!
一物!!!
え~、結論から言いますね。
私の前世で見たすべての男の一物選手権をやったとして…。
五指に入る立派さだわ!!
うん。
そしてそれはすでに怒張しており、先っぽから透明な液体がにじみ出ている。
もう一度言う!ご立派ぁっ!!
心の中で大量のよだれを垂らしつつ、公爵様のアソコに見とれていると
おもむろに公爵様が私の腰を掴んできた。
それとほぼ同時くらいに公爵様のモノが私の秘部に押し当てられる。
おいおいおいおいおい、待て待て待てマテマテマテまてって!!!
「こっ公爵様!」
私が青ざめながら、慌てて声をかけると
「フィリー…。
女性は最初…痛いらしいのですが…
優しくしますから…」
いやいやいや、優しくする気があるなら、まずはほぐせ!!
指でも舌でもいいから!!
仮にも処女だぞ、この体は!
そんな心の中のツッコミを、声高に言うわけにいかないのがもどかしい。
そうこうしているうちに、公爵様は私の腰を持つ手に力を入れ
モノを無理にねじ込もうとする。
しかも…。
公爵様、位置!!位置ずれた!!
今からアンタがいれようとしてる場所!!
尻の穴!!本来入れる場所じゃないから!!!
大抵のプレイには応じるつもりでいたがさすがにこれは…。
私は勢いよく跳ね起き
「ちょっとストーップ!」
の掛け声とともに、公爵様のモノを両手で思い切り掴んだ。
「うっ…あぁ…っっ!!」
いきなり…しかも思い切り掴まれた公爵様のモノからは、
子種が多量に吐き出され、その大部分は私の臍を中心としたあたりに
ぶっかかった。
その熱を感じつつ、私はこれからの事に頭を痛めるのだった。
----------------------------------------------------------------------------
本当に真っ赤な金魚になってる…。
ある意味きちょ~
つい、前世での癖が!口癖がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
私はとにかくセックスが好きだった。
だから娼婦は天職といってよかった。
何か悲しいこと、苦しいこと、辛いことがあると大抵セックスに走った。
嬉しいこと、楽しいこと、喜ばしいことがあった時もセックスした。
つまりどんな時もセックスした。
セックスできれば大抵幸せになれた。
そう言う私だからこそ、いつのころからか上記の口癖が定着してしまった。
言っちまったもんはもうどうしようもない。
さてどうしたものか…と考えだしたら、突然。
ガタガタンっ!!
机の倒れる音がした。
驚いて振り向くと、倒れた机の横で、公爵様がどう見ても尻もちを
つくような形で倒れていた。
私がさらに驚いたのは、顔…表情だ。
酸欠の金魚とはまさにこのこと、という様に口をパクパク上下に動かし、
顔全体、耳までどころか首まで真っ赤っか。
(あ…そゆこと…)
まあここでわかった。
公爵様が停止したのは、私の言葉に引いたからじゃない。
何を言われているのか、すぐには理解できなかったからだ。
そして今しがた理解したと。
金魚になってた公爵様は、すぐに顔を手で抑え、横を向いた。
顔も首も赤いままだ。
「……い…いや…あなたとは…いずれ…そうなる予定では…あります…が…
まだ…何の…準備も……えっと…ちゃんと…けじめ…形…えっと…」
何かをブツブツ言っているようだが、口を押えて小さい声の上、かなり
どもっているから言ってる内容がさっぱりわからない。
う~ん。
もう出たとこ勝負だな、うん。
失敗したからって、殺されるわけじゃないし。
「あの…公爵様」
「へ?あ…はい」
先ほど太男を投げ飛ばした人と同一人物とは思えないような腑抜けた返事だ。
「驚かせてしまいましたね…すみません…」
「へ?いいいい、いや。謝るようなことでは…」
「私…さっきは本当に怖かったんです」
「当たり前です。
そして安心してください!!
私がいる限り、あなたを二度とそんな目には合わせません!!」
嬉しいこと言うてくれとるの。
よっしゃ、突っ込むぜ~。
「公爵様は本当にお優しいですね…。だから私、あんな風に襲われるような
形で純潔を奪われるくらいなら…公爵様にもらっていただきたいなぁと思って
しまって…」
少々潤んだ瞳で俯き加減に、口元は手で覆う…と。
うん。
前世の経験値をもってすれば、ちょっと失言した淑女のフリなんて
お手のモノよ。
「あああ、あの、あの…、その…」
紡ぐ言葉が見つからないようで、また顔をそむけてしまった。
私とヤるのが嫌ではないようだ。
それどころかいつ私と会ったのかはわからないが、その時からずっと私に
好意を抱いていたように見える。
なら…。
「ありがとうございます、公爵様は素晴らしいですね。
不快な提案をした私なんかにも、慈悲を示してくださって…」
不快…という言葉を出したとき、明らかに公爵様の空気が変わった。
うん、計算通り。
「思えばしがない男爵令嬢である私の相手を公爵様にして頂こうなど…
身の程知らずもいいところですよね。
諦めて他の方を探すことに致します」
他の方…という単語で雰囲気は一気に重暗くなる。
「他の方…とは…」
静かだが、完全に怒気を孕んでいる。
う~ん、なんつーか…。
「えっと…私を抱いてくださる方の事ですは。
公爵様が良かったのですが、どうやらおイヤなようですので…」
そこまで言ったあたりで公爵様が立ち上がった。
そして立ち上がるとほぼ同時に、寝ている私の頭の両脇に手を置く形で
覆い被さった。
うん。
いわゆる床ドンのベッドバージョンです。
公爵様の顔が私の顔のすぐ前まで来る。
その表情は悲壮感と焦燥感…そして何より怒気をあらわにしていた。
「……フィリー」
「私がいつ…」
「あなたを不快だと…嫌だと言いました!!」
うん。
ほんとーに…。
こっちの意図通りに動いてくれるな、この公爵様。
「え…だって…私の事…抱くのはおイヤなのですよね?」
自慢じゃないが、天然系ぶりっ子のフリうまいよ、私。
私の言葉を聞いた公爵様は顔を少し下に向け、しきりにがりがり
頭を掻きむしった。
そしてそれが終わると、意を決したように表情を戻し
「私が貴方を抱くことが…あなたの望みなのですね?
そうなのですね?フィリー」
そこですかさず、ゆっくりと公爵様の首に手を回し、
「はい…公爵様…」
微笑む。
私のその顔を合図にしたかのように、公爵様の唇が私の唇に押し付けられた。
まさしく私の意図通り、イケメンのナイスガイをゲットしたわけですが…。
まあ…なんですか。
長年の娼婦生活+プライベートでもエッチやりつくし、相手をした男は
軽く4桁以上に上る女のカン…というべきものは二度目の人生にも健在で。
その私のカンがしきりに訴えるんですよね。
ひっっじょーに嫌な予感がすると!
私がそんなことを考えているうちに、公爵様は口付けを交わしつつ、
私のドレスの胸元を掴み、一気に下に引っ張る。
ドレスはまさしく絹を裂く音と共に、ビリビリに破けた。
まあ、中古の着古しだからいいけどさ…。
それにしても…。
腐ってもお貴族様のドレス。
専用の職人が腕によりをかけ、生地もかなりしっかりしたものを選んで
作られている。
つまり、前世の世界によくある出来るだけ生地をうっすくして所々縫製が
甘く糸が出ているような服ではない。
それをいとも簡単に、破くって…。
改めて公爵様のパワーって、すげぇ…。
感心している私をよそに、公爵様の手があらわになった私の胸を掴む…
のだが。
「いっ、いたたたっ。
公爵様、もっと優しく…っ」
「すすすすみません…」
すぐに力を弱めてくれたが、それにしても…。
気持ちよく感じる、および感じさせるためというより、ただただもう必死に
揉みしだくといった具合だ。
公爵様はどうか知らんが、私はちっとも気持ち良くない。
そうこうするうちに公爵様の唇は私の首筋に移る。
これ自体はいいんだが問題は…。
ガリッ!!
「ふぎゃっ」
思わず痛みで変な声が出てしまった。
公爵様が私の首筋から肩口につながるあたりを噛んだのだ。
しかもこれ、甘噛みじゃなく流血コースの嚙み方だ…うん。
幸いすぐ噛むのはやめてくれたので良かったが……って良くねぇよ!!
私の頭がこんな感じでカッカしているうちに、公爵様の手が私の下着に伸び
やっぱり破かれた。
これで私は一糸まとわぬ姿。
すると公爵様は一度体を起こし、自分の服を手早くすべて脱ぎ捨てた。
露になった公爵様の体躯は…もう本当に素晴らしいの一言!!
私は前世でかなりの数のイケメンマッチョに声をかけ、付き合った。
そしてその体躯を隅々まで眺めつくした。
その私でさえ…公爵様の体躯には感嘆の声しか出ない。
一切の無駄がなく、極限まで鍛えぬいた筋肉…という言い方で伝わるだろうか。
とにもかくにも私の拙い表現力ではとてもその素晴らしさを言い表せ
無いということだけわかってくれい。
そして一番肝心な!!
一物!!!
え~、結論から言いますね。
私の前世で見たすべての男の一物選手権をやったとして…。
五指に入る立派さだわ!!
うん。
そしてそれはすでに怒張しており、先っぽから透明な液体がにじみ出ている。
もう一度言う!ご立派ぁっ!!
心の中で大量のよだれを垂らしつつ、公爵様のアソコに見とれていると
おもむろに公爵様が私の腰を掴んできた。
それとほぼ同時くらいに公爵様のモノが私の秘部に押し当てられる。
おいおいおいおいおい、待て待て待てマテマテマテまてって!!!
「こっ公爵様!」
私が青ざめながら、慌てて声をかけると
「フィリー…。
女性は最初…痛いらしいのですが…
優しくしますから…」
いやいやいや、優しくする気があるなら、まずはほぐせ!!
指でも舌でもいいから!!
仮にも処女だぞ、この体は!
そんな心の中のツッコミを、声高に言うわけにいかないのがもどかしい。
そうこうしているうちに、公爵様は私の腰を持つ手に力を入れ
モノを無理にねじ込もうとする。
しかも…。
公爵様、位置!!位置ずれた!!
今からアンタがいれようとしてる場所!!
尻の穴!!本来入れる場所じゃないから!!!
大抵のプレイには応じるつもりでいたがさすがにこれは…。
私は勢いよく跳ね起き
「ちょっとストーップ!」
の掛け声とともに、公爵様のモノを両手で思い切り掴んだ。
「うっ…あぁ…っっ!!」
いきなり…しかも思い切り掴まれた公爵様のモノからは、
子種が多量に吐き出され、その大部分は私の臍を中心としたあたりに
ぶっかかった。
その熱を感じつつ、私はこれからの事に頭を痛めるのだった。
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本当に真っ赤な金魚になってる…。
ある意味きちょ~
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