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第5章 過去
3 ギリアムって頭いいけど馬鹿なんですね
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「…一年前からは出るようになったのですか?」
「ええ…だって…。
フィリーが社交界にデビューするかもしれないと思いましたから」
余談だが、貴族令嬢の一般的な社交界デビューは成人後である
16歳からだ。
「え…私が貴族だって知っていたのですか?」
「いえ…ですが、可能性がゼロではないでしょう。
あなたの情報は相変わらず何も入ってこなかったので…」
ああ、藁にも縋る思いだったと…。
「何だか…そこまで想っていいただけると、恐縮します」
「フィリーこそ、何を言っているのです?
私が病気の時を含め、ずっと地獄の様な状況に耐えてこれたのは
…フィリーがいたからです」
ギリアムはすっと体を起こす。
「フィリー…私は怖いんです」
「何がです?」
「あなたは私のすべて……、何より大切なヒト……。
己の命なんかよりずっと……」
「でも私はそんなあなたを…」
お~い、何言う気だぁ~。
まさか私に対しての、禁句じゃないだろうなぁ~。
「抱き潰してしまいそうだ…」
…あ~あ。
言っちゃった…。
「昼間あれだけあなたに無理をさせたのに…満足したはずなのに
……」
無理は全くしてませんよ、ええ、ホント。
「この部屋にあなたがいると思った瞬間、体の熱がまた強く
出てきてしまった…あなたを…抱きたいと思った…」
ギリアムは己の手で顔を覆う。
「結局私は…アイツらと一緒です…。
己の快楽のために、周りを傷つけてしまう…」
は~あ、ホントに…。
「あの~、自分語りが最高潮な所、割り込ませていただきますが」
できるだけ、素っ頓狂な声を出すよう心掛ける。
「?」
ギリアムは顔を伏せたままだ。
「ギリアムって頭が超いいはずなのに…」
思いっきり息を吸う。
「本当にホンットに馬鹿なんですね!!!」
私の大声に、思わず顔を上げるギリアム。
「へ?へ?え、えと…えっと…」
ちょっと芝居めいた盛大なため息を一つ吐き、
「私!ずっと言ってますよね。嫌だったらちゃんと言う!
あなたが思っているよりずっと、私は頑丈だって!!」
「なのに何で、私の意見はまるっと無視して、勝手に自分の
頭だけで考えて、自己完結しちゃうんですか?
私の意思は関係ないんですか?
だったら最初の条件通り、すぐにに出て行きますよ!」
すると途端に慌てて、
「ままま、待ってください!
そんなつもりは決して…」
その時、満月にかかっていた雲がさぁ…っとひいて、部屋の中が
一気に明るくなった。
と同時に、ギリアムの言葉が途切れる。
「…フィリー…、あなたまさか…」
頬を染めて、顔をそむける。
「その格好で…ここまで来たのですか…」
そう言われた時改めて…
「ああ…」
自分の格好を思い出す。
よかった。
効果あったみたい。
「まさか!この部屋に来てから、ギリアムが来るまで暇だったので…。
クローゼットを開けて、気に入った服に着替えたんです」
「そ…そうなのですね…。
ただ…そういう服装は…その…」
イヤではなさそうだが、歯切れが悪い。
「お気に召しませんでしたか?」
しゅんとする芝居をした。
「いや…気にいるとか…いらないとかではなく…。
この部屋には…私以外も入ってくることは…あるから…えっと…」
ああ、そういうこと。
なら…。
「いえ…いいんです。
自分でもふしだらだなぁって思ってはいますので…」
「い、いえ!そういうことでは…」
「気を使っていただかなくていいんですよ?
ずっと言っていますが、私はギリアムに触れてもらうのが大好き
なんです。
だってすごく幸せな気分になれるから」
うん、ギリアム。
顔も耳も首も真っ赤でいい感じ。
「だから今日もギリアムがどうしたら、沢山私に触れてくれるかな
って、そればかり考えていて…。
それでこんな服を着てみたのですが…」
ストールで口元を隠し、角度を少しつけて俯くように…でも
上目遣いは忘れずに!
「そそ、そうなのですね…」
テレまくってるけど嬉しそうだね、ギリアム。
よっしゃ、仕上げしあげ。
「でも私のこんな気持ちって、ギリアムにとっては汚らわしい
モノみたいですね。
ご迷惑をおかけいたしました…」
私がその言葉を言い終わるか終わらないかのうちに、私の体は軽くて
柔らかな力で、ベッドに押し倒された。
「あのですね…」
ベッドに寝かされた私の上に、ギリアムが覆い被さる。
「私に触って欲しいというフィリーの気持ちが…汚らわしいだなんて
私が思うことは、後にも先にも絶対にありえませんから!」
「では…嬉しいのですか?」
「もちろん!嬉しくてたまりません」
「じゃあどうして…」
私は一呼吸置く。
「ギリアムの私に触れたいと思う気持ちが、汚いものだと思うの
ですか?」
「!?そ…それは…」
「私はギリアムが私に触れたいと思ってくれているなら…とっても
とーっても嬉しいんですけど!
あ、ちなみに私もギリアムにとーっても触れたいですよ」
ギリアムは返す言葉が無い…と言わんばかりに顔をそむける。
「ど・う・し・て・で・す・か?」
やっぱり答えに窮している。
まあ…この問題はすぐに解決するには根が深すぎるからな…。
私も主に前世で経験あるし…とはいえ、それを今夜全部言ってたら
話だけで夜が明けてしまう。
それじゃー私が楽しめない、うん。
「…わかりました。これについては少し間を置きましょう」
「間…ですか?」
「ええ。
ギリアムは明日、仕事ですか?」
「いえ…急ぎの仕事はないですし、王立騎士団の方は、5日ほど休むと
言ってありますから、明日はよっぽどのことが起きない限り行く必要は
ないです」
「じゃあ明日は、一日中一緒にいられるんですね」
「そういう事…です」
そう言った後、ギリアムは少しため息交じりに、
「本当は…10日ほど取りたかったのですが…どうしても私が休むと
色々問題が出そうで…でもやっぱり10日休めばよかった…」
ぶつぶつ言っている。
「明日一日…どう過ごすか私の希望を全面的に聞いていただくことは
出来ますか?」
「もちろんです。
そのために取った休みなのですから」
「嘘じゃないですね?」
「私の名に誓って嘘は付きません。
フィリーはどう過ごしたいのですか?」
「それを言う前に…」
私は気づけばこちらを見つめているギリアムの頬に手を当て、
「ひとまず一回ヤりましょう、ギリアム」
「へ…え‥?」
やっぱり変な顔になるんだなぁ。
「だって私もう、限界なんですもん!」
これ結構本気。
「さっきからギリアムにいっぱい触ってもらいたくてしょうが
ないんです!
ギリアムは嫌ですか?」
真っ赤になりながら、頭をガシガシ掻くギリアム。
やがて意を決したようで…。
「私だって…さっきからずっと我慢してます…」
「ホントですか?嬉しい!」
私の笑顔を合図にしたように、ギリアムの唇が私の唇に重ねられた。
(ギリアム…舌絡めるのうまくなってきてる…)
だが今日は、あまり深く絡めず、すぐに唇を離した。
どうしたんだろうと思ったら、私の衣装が気になるようで、
改めて見つめている。
「まったく…肝を冷やしましたよ…。
こんなカッコで出歩いていたのかと思って…」
「私そんなに非常識に見えます?」
ちょっと悲し気に…言う。
「そ、そうは思ってませんけど…誰かにもしフィリーのこんな
恰好を見られたらと思うと…気が気じゃなくて…」
うん、ごめん、ギリアム…。
私前世で、水着だってもう少し生地あるぞってカッコで
商店街とか練り歩いてたわー、うん…ホント。
今世では…
「もちろん、ギリアムにしか見せません」
ってことで、許してくれい。
「当然です!!」
そう言うと、ギリアムは私の乳房に視線を落とし、服の上から
もみ始めた。
右手で優しく片方の乳房をもみつつ、もう片方の突起を口に
含み、舌で転がしながら、やっぱり優しく愛撫する。
「あっ…んっ…」
うん、キモチいいよ、ギリアム。
そのちょーし。
あくまで優しく触れる口と手…。
しかし次第に激しさを増す。
そのうちギリアムのもう一方の手が、私の下肢へと延びる。
太ももを撫でながら、足の付け根に差し掛かった時…。
その手がピタリと止まる。
ん~?
どしたのかな?
「ええ…だって…。
フィリーが社交界にデビューするかもしれないと思いましたから」
余談だが、貴族令嬢の一般的な社交界デビューは成人後である
16歳からだ。
「え…私が貴族だって知っていたのですか?」
「いえ…ですが、可能性がゼロではないでしょう。
あなたの情報は相変わらず何も入ってこなかったので…」
ああ、藁にも縋る思いだったと…。
「何だか…そこまで想っていいただけると、恐縮します」
「フィリーこそ、何を言っているのです?
私が病気の時を含め、ずっと地獄の様な状況に耐えてこれたのは
…フィリーがいたからです」
ギリアムはすっと体を起こす。
「フィリー…私は怖いんです」
「何がです?」
「あなたは私のすべて……、何より大切なヒト……。
己の命なんかよりずっと……」
「でも私はそんなあなたを…」
お~い、何言う気だぁ~。
まさか私に対しての、禁句じゃないだろうなぁ~。
「抱き潰してしまいそうだ…」
…あ~あ。
言っちゃった…。
「昼間あれだけあなたに無理をさせたのに…満足したはずなのに
……」
無理は全くしてませんよ、ええ、ホント。
「この部屋にあなたがいると思った瞬間、体の熱がまた強く
出てきてしまった…あなたを…抱きたいと思った…」
ギリアムは己の手で顔を覆う。
「結局私は…アイツらと一緒です…。
己の快楽のために、周りを傷つけてしまう…」
は~あ、ホントに…。
「あの~、自分語りが最高潮な所、割り込ませていただきますが」
できるだけ、素っ頓狂な声を出すよう心掛ける。
「?」
ギリアムは顔を伏せたままだ。
「ギリアムって頭が超いいはずなのに…」
思いっきり息を吸う。
「本当にホンットに馬鹿なんですね!!!」
私の大声に、思わず顔を上げるギリアム。
「へ?へ?え、えと…えっと…」
ちょっと芝居めいた盛大なため息を一つ吐き、
「私!ずっと言ってますよね。嫌だったらちゃんと言う!
あなたが思っているよりずっと、私は頑丈だって!!」
「なのに何で、私の意見はまるっと無視して、勝手に自分の
頭だけで考えて、自己完結しちゃうんですか?
私の意思は関係ないんですか?
だったら最初の条件通り、すぐにに出て行きますよ!」
すると途端に慌てて、
「ままま、待ってください!
そんなつもりは決して…」
その時、満月にかかっていた雲がさぁ…っとひいて、部屋の中が
一気に明るくなった。
と同時に、ギリアムの言葉が途切れる。
「…フィリー…、あなたまさか…」
頬を染めて、顔をそむける。
「その格好で…ここまで来たのですか…」
そう言われた時改めて…
「ああ…」
自分の格好を思い出す。
よかった。
効果あったみたい。
「まさか!この部屋に来てから、ギリアムが来るまで暇だったので…。
クローゼットを開けて、気に入った服に着替えたんです」
「そ…そうなのですね…。
ただ…そういう服装は…その…」
イヤではなさそうだが、歯切れが悪い。
「お気に召しませんでしたか?」
しゅんとする芝居をした。
「いや…気にいるとか…いらないとかではなく…。
この部屋には…私以外も入ってくることは…あるから…えっと…」
ああ、そういうこと。
なら…。
「いえ…いいんです。
自分でもふしだらだなぁって思ってはいますので…」
「い、いえ!そういうことでは…」
「気を使っていただかなくていいんですよ?
ずっと言っていますが、私はギリアムに触れてもらうのが大好き
なんです。
だってすごく幸せな気分になれるから」
うん、ギリアム。
顔も耳も首も真っ赤でいい感じ。
「だから今日もギリアムがどうしたら、沢山私に触れてくれるかな
って、そればかり考えていて…。
それでこんな服を着てみたのですが…」
ストールで口元を隠し、角度を少しつけて俯くように…でも
上目遣いは忘れずに!
「そそ、そうなのですね…」
テレまくってるけど嬉しそうだね、ギリアム。
よっしゃ、仕上げしあげ。
「でも私のこんな気持ちって、ギリアムにとっては汚らわしい
モノみたいですね。
ご迷惑をおかけいたしました…」
私がその言葉を言い終わるか終わらないかのうちに、私の体は軽くて
柔らかな力で、ベッドに押し倒された。
「あのですね…」
ベッドに寝かされた私の上に、ギリアムが覆い被さる。
「私に触って欲しいというフィリーの気持ちが…汚らわしいだなんて
私が思うことは、後にも先にも絶対にありえませんから!」
「では…嬉しいのですか?」
「もちろん!嬉しくてたまりません」
「じゃあどうして…」
私は一呼吸置く。
「ギリアムの私に触れたいと思う気持ちが、汚いものだと思うの
ですか?」
「!?そ…それは…」
「私はギリアムが私に触れたいと思ってくれているなら…とっても
とーっても嬉しいんですけど!
あ、ちなみに私もギリアムにとーっても触れたいですよ」
ギリアムは返す言葉が無い…と言わんばかりに顔をそむける。
「ど・う・し・て・で・す・か?」
やっぱり答えに窮している。
まあ…この問題はすぐに解決するには根が深すぎるからな…。
私も主に前世で経験あるし…とはいえ、それを今夜全部言ってたら
話だけで夜が明けてしまう。
それじゃー私が楽しめない、うん。
「…わかりました。これについては少し間を置きましょう」
「間…ですか?」
「ええ。
ギリアムは明日、仕事ですか?」
「いえ…急ぎの仕事はないですし、王立騎士団の方は、5日ほど休むと
言ってありますから、明日はよっぽどのことが起きない限り行く必要は
ないです」
「じゃあ明日は、一日中一緒にいられるんですね」
「そういう事…です」
そう言った後、ギリアムは少しため息交じりに、
「本当は…10日ほど取りたかったのですが…どうしても私が休むと
色々問題が出そうで…でもやっぱり10日休めばよかった…」
ぶつぶつ言っている。
「明日一日…どう過ごすか私の希望を全面的に聞いていただくことは
出来ますか?」
「もちろんです。
そのために取った休みなのですから」
「嘘じゃないですね?」
「私の名に誓って嘘は付きません。
フィリーはどう過ごしたいのですか?」
「それを言う前に…」
私は気づけばこちらを見つめているギリアムの頬に手を当て、
「ひとまず一回ヤりましょう、ギリアム」
「へ…え‥?」
やっぱり変な顔になるんだなぁ。
「だって私もう、限界なんですもん!」
これ結構本気。
「さっきからギリアムにいっぱい触ってもらいたくてしょうが
ないんです!
ギリアムは嫌ですか?」
真っ赤になりながら、頭をガシガシ掻くギリアム。
やがて意を決したようで…。
「私だって…さっきからずっと我慢してます…」
「ホントですか?嬉しい!」
私の笑顔を合図にしたように、ギリアムの唇が私の唇に重ねられた。
(ギリアム…舌絡めるのうまくなってきてる…)
だが今日は、あまり深く絡めず、すぐに唇を離した。
どうしたんだろうと思ったら、私の衣装が気になるようで、
改めて見つめている。
「まったく…肝を冷やしましたよ…。
こんなカッコで出歩いていたのかと思って…」
「私そんなに非常識に見えます?」
ちょっと悲し気に…言う。
「そ、そうは思ってませんけど…誰かにもしフィリーのこんな
恰好を見られたらと思うと…気が気じゃなくて…」
うん、ごめん、ギリアム…。
私前世で、水着だってもう少し生地あるぞってカッコで
商店街とか練り歩いてたわー、うん…ホント。
今世では…
「もちろん、ギリアムにしか見せません」
ってことで、許してくれい。
「当然です!!」
そう言うと、ギリアムは私の乳房に視線を落とし、服の上から
もみ始めた。
右手で優しく片方の乳房をもみつつ、もう片方の突起を口に
含み、舌で転がしながら、やっぱり優しく愛撫する。
「あっ…んっ…」
うん、キモチいいよ、ギリアム。
そのちょーし。
あくまで優しく触れる口と手…。
しかし次第に激しさを増す。
そのうちギリアムのもう一方の手が、私の下肢へと延びる。
太ももを撫でながら、足の付け根に差し掛かった時…。
その手がピタリと止まる。
ん~?
どしたのかな?
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