ひとまず一回ヤりましょう、公爵様

木野 キノ子

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第5章 過去

7 結論を出すにはまだ早い

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私はベッドに横になり、とりあえずマグロと化す。

「ギリアムの好きなように、していいですからね…」

その言葉を聞いたギリアムは、自身もベッドの上に乗り、私の足を
ゆっくりと手で撫でる。
やがて私の足を少しずつ開き、足の間に体を滑り込ませていく。
私の足がM字になった時…ギリアムの動きが止まる。

「あの…何で下着をまた…はいていないのですか?」

「えっと…、どうせ今日は一日こういう事をやろうと思っていました
から…邪魔なだけだと判断しました」

ギリアムは赤い顔をしながら、ため息をつき、

「だとしても…はいてください…。
いつ誰が入ってくるかもわからないのに…。
私が気が気じゃないです」

「わかりました。
これが終わって着替えるときには、下着をはきます」

「そうしてください…。
スカートの丈だって、短いのに…」

ブツブツ言っている。
まあ確かに、ミニスカに近い長さだから、わからないこともない。
ってゆーか、前世の私の仕事着、似たり寄ったりそんな感じだった
けどね。

「女性のここは…こんな風になっているのですね…」

かなりじっくり見ている。
まあ、初めてだとそうなるか…。

ギリアムは興味深そうに、私の秘部の花弁をゆっくりと指で
撫で始める。

「んっ…くすぐったい…」

ビクンと体を震わせれば、それに煽られたのか、さらに指の力を
強めてくる。
中まで攻めずに、花弁のみを指を這わせ、時に強く、時に弱く…
いや、本当に筋が良いな、おい。

やがて花弁の上にある、小さな突起に気付いたようだ。

「これ…は…」

大分感じていて、そこはもう立ち上がっていた。
だからこそ指の腹で少し乱暴にグイっと刺激されて、

「んっ…ひゃんっ…」

と、思わず声を上げてしまった。
う~ん。
前の体より感度がイイっぽい…。
それとも単純に若くて、慣らされていないからだろうか…?

感じつつもそんなことを頭の隅で考えてしまうのは、前世からの
因縁的な記憶のせいだ、うん。
いや、大分助かってるから、いいんだけど!!

だがギリアムの方は、私が思いがけず上げた声が心地よかったのか

「ここ…いいんですね…。
もっと触ったら、フィリーはもっと良くなるのかな…」

なんかのスイッチが入ったっぽい。

私のクリトリスを口に含み、舌で舐めだした。
舌を使って、優しく…でも時に乱暴に、吸いながら、舌で押し
ながら…。
とにかく固くなったそれを貪る…という言い方があっている。

うっわ、やばい…。
ギリアムってば、本当に筋がいい…。
ちょっと前まで童貞だったとは思えないよ、うん。
これは、仕込めば相当楽しめそうだよ、ホントに。

そしてクリトリスを舌で刺激するのを緩めずに、指を花弁の中に
ずぷっと入れてきた。
大体どこら辺が気持ちいいのかすでに把握しつつある…。
私の膣内のポイントを的確に刺激する。
中から蜜が溢れてくることを確認してから、指を的確に増やして
いく。
1本…2本…3本…と。

え~っと。
ギリアムって、こっち系も天才肌なのかな…うん。

う…あ…なんか本当に気持ちよくなってきた…。
こんなのまだ先だと思ってたのに…。
ビミョーなイきかたは、何度かしたけれど…。
今回は本当に楽しみながら、イけるかも…。

などと期待に胸を膨らませつつあったのだが、ギリアムが急に
私の足の間から顔を離す。
もちろん口も指も同時に離れた。

うわ…。
ここでやめられると、きついんですけどー。
などと恨みがましくギリアムを見れば、苦しそうな表情を顔に
張り付け、ズボンとパンツを一気に降ろしていた。
男根はかなり怒張し、張り詰め方がすごかった。

あ…限界になっちゃったか…。
結構タイミングとか難しいんだよね…。
その辺は経験しないと、わかんなくて当然か…。
許してあげよう、うん。

そんなことを考えていたら、ギリアムの硬いのが一気に中に
ねじ込まれる。
そそり立った男根の先が、中途半端に感じていた膣内を、
これまたいい具合に刺激してくれる。

「あっ…あっ…いいっ…」

思わず嬌声が漏れると、ギリアムは

「私も…すごくいい…ですっ。
フィリーの中っ…気持ちいいっっ!!」

腰の動きをさらに強くする。
もはや言葉はいらないとばかりに、嬌声と結合部から溢れ出る
愛液のいやらしい音…そして腰と足がぶつかり合う音だけが
響き渡る。
かなり気持ち良かったのだが、そんなに長い時間はやっぱり
もたなくて。
ギリアムは程なくして、私のお腹の最奥を突き上げ、自分も
達し、精を吐き出すのだった。

この日一日は、本当に終止がこんな感じでしたね。
ゴハンとトイレ以外は、本当にずっと睦み合っておりました。
ギリアムは私の事をずっと気にしていましたが、残念ながら
私は元気いっぱいで。
そして欲情を溜め込んでいる男をその気にさせる手練手管は
星の数ほど持っております。
ギリアムがいくら私をかわそうと努力した所で、私の20年以上の
経験値に抗えるはずもなく。

結果、本当に、一日中、セックス三昧!

大変有意義に過ごさせていただきました。

ホント、ごち!!!

余談ですが、次の日仕事だったギリアムが、朝また発情して
いましたので、これも美味しくいただきました。

…お仕事頑張ってくださいな。

前世での1度目の旦那は、こんな感じで攻めておりました。
あ、断っときますが夫婦共働き、職場も一緒で仕事内容は
変わりませんでしたよ~。

……と、いうわけで。

ギリアムだけ仕事に出してしまっては、私の気が済まない!
という、変な矜持をまた出してしまいましてね。

フォルトさんを捕まえて、公爵家のことやギリアムが団長を
務める王立騎士団のこと、ギリアムの奥方をやるなら知って
おかねばならぬことを、教えて欲しいとお願いしました。

フォルトさんは驚きつつも、とても喜んでくださいました。
エマさんも協力してくださるそうです。
二人とも自分の仕事もあるのだからと言ったら、

「「フィリー様に色々教えるのが、最優先の仕事です!!」」

と、見事に言い切られてしまいました。

それで色々勉強を始めました。
仕事から帰ってきたギリアムがそれを聞いて、またすごーく眼を
輝かせていましたね…。
大袈裟だな~。

ちなみにその日の夜も、夫婦の寝室でしっかりにゃんにゃん
しましたよ、ええ。
むしろ私がさっそく勉強を始めたと聞いたギリアムが、本当に
喜んで、燃え上がってしまったようで…。
かなり激しくやりましたわ。

いや、私としてはね…。
ただ飯、ただ宿の上、エッチまで結構楽しませてもらってて、
何もしないってのは心苦しくてさ~。
ホント、それだけなんだけどね。
まあ、今の生活ホント楽しいからいいけど~。

-----------------------------------------------------------

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私が公爵家にやってきて、早いもので2週間ほどたちました。

最近の日課としては、エッチをしている以外は

ギリアムは主に、王立騎士団へ行って仕事
私は公爵家で諸々の勉強

と、なっております。

充実しております。
非常に充実しております。

おかげで肌艶と血色がすごーく良くなってるんですよ。
ゴハンも美味しいし、パパンとママンも好きなこと出来るし、
ギリアムの人選がいいおかげ?で、公爵家の使用人は
イイ人ばっかりだし。

ギリアムは童貞ゆえ、女性の体のことはわかっていない。
私はそんなギリアムに、プロらしく見えない状態で、色々指導
したのです。
実際そういったプレイは結構やったし。
まあ、私も暇をみつけちゃー、自分の体の開発には勤しんでます
けどね~。
処女じゃなくなったから、幅広くできるし。
ただ、私に気遣うのと、私を失うかもという、いらん恐怖心から
体位やフェラなどの、突っ込んだところは指導できてません。
あんまり知りすぎてても、不味い部分だしなぁ…。

というわけで今の所、指で私をイカせるほうを中心にやって
ますよ。
そしたらね~。
覚えのいいこといいこと。
体使ってやることは、得意と聞いていましたが、ソッチの方も
上達早し!!
よしよし。
何より、ギリアムとのエッチがね!
体の相性がかなりいいんですよ!
これホント!!

人生の春とはまさにこのこと…。
今まで借金取りに追われて、苦労していたあの頃が、嘘のようで
ございます。

さて、本題に入りますが…。
前世での1度目の結婚…。
2週間ほどたった時、私は今と同じように肌艶と血色がすごーく
良くなって、仕事に対しても意欲的になりました。
対して、旦那は…。
5キロほど体重が落ちて、肌に張りがなくなり、私とは対照的に
終始青白かった…。
勿論元気もなく、仕事もミスが増えてたっけ…。
若かったから気付かなかったけど、私に精気を吸われてたのね、
うん。

さてさて、それでは…。
このダンナのペースでエッチしたギリアム様はと言うと…。

え~っと。

……なんでかなぁ?

えっとねぇ…。

私に輪をかけて…。

肌艶と血色が…。

すこぶる良くなっているんですけど?

ホント、ナンデカナー?

ねぇ、なんで?
最初の旦那、この時点でかなりガリガリにやせ衰えたんやけど。

ギリアム様、体調が良くなったのももちろん、食事量も増え、
毎日意欲的に、お仕事に邁進しておるそうです…。
騎士団の訓練メニューも、最近の体調を加味し、自分だけ量を
増やしたそうな…。

………………。

ん~~~~~。
まだ……。
結論を出すのは……早急……かな、うん。

とりあえず、良い方向に考えれば、この生活をまだ暫く続けられる
ってことだしね。
もう少しこのままの生活を続けつつ、様子を見よう。
どちらにせよ、私に損はないし!

っつーわけで、また報告いたしますね。
皆様どうぞごきげんよう。
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