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番外編3 事情
1 ローカス卿、太陽の家に行く
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私が、太陽の家に遊びに来て下さい…と言った直後故、私とギリアムが太陽の家に行く
前の事だ。
「よっ!!お前ら!!元気だったかぁ~」
その陽気な声は、数人の子供たちが、待ち望んでいたものだった。
「わぁ、ローカス様だぁ!!」
「ローカス様が来てくれたぁ!!」
子供…特に騎士団員希望の男の子たちが、眼を輝かせている。
ローカス卿は私との約束通り、太陽の家に来たのだ。
纏わりついてくる子供たちと陽気に接し、剣の持ち方や振り方などを…とても
丁寧に教えてあげていた。
すると…。
「あれ…?」
ローカス卿が、木の幹から顔を少しだけ出して、その様子を見ている子がいることに
気が付いた。
「どした~、お前もやりたきゃ、こっち来いよ」
手招きするが、その子は動かない。
「あ~、あいつは…新入りなんだ」
子供の一人が話す。
「全然喋らなくて…いつもああやって、影からいろんなところを見ているんだよ」
「そーなんだ…」
皆がじっと見始めると、その子は向こうに駆け出して、消えていった。
「あの子は誰かと遊んだりしないのか?」
「してるところ、見たことないよ」
「あ、でも…」
「刺繍の先生に、刺繍習っているのは、見たことある」
子供たちは口々に、自分の見た物を話す。
「へ~、男なのに珍しいなぁ…」
「何言ってるの?ローカス様」
子供たちが一斉に顔を見合わせ、
「あいつ、女だよ」
「はあぁ?」
まあ、ローカス卿がそう思うのも、無理はない。
影からじっと見ていたあの子は…坊主に近いと言えるほど、紙を短くして…シャツとズボン
というような、出で立ちだったからだ。
「あいつさぁ…髪が少しでも伸びると、すぐ切っちゃうんだ。
全然喋らないから、理由もわかんないし…いつも男みたいな格好してるし」
「あ~あと、大人の男の人が来ると、すぐ逃げる。
まあ、そういう奴って今までもいたから、いいんだけど…。
あいつは特にひどい。
ここの人ってみんないい人だから、大丈夫だよって言ってるんだけど…」
「へ~、そうなんだな…」
ローカス卿は少し気になりはしたが、引き続き子供たちに剣術を教えてあげて、気づけば
昼になっていた。
お腹減った~と、騒ぐ子供らと一緒に、食堂に行けば…、
「お…」
刺繍の先生ことマギーと、例の髪の短い女の子が一緒に昼食をとっていた。
「こんにちは、また会いましたね」
と、ローカス卿が話しかければ、
「あ…あああ、そ、その…その節は…失礼しました…」
とだけ言って、そっぽを向いてしまう。
(そう言えば…この人も男が苦手って言ってたっけ…)
そんなことをローカス卿が思い出していると、髪の短い女の子が…自分の食事も終わらぬうちに、
席を立ち、走り出そうとした…しかし。
バランスを崩して倒れ込もうとしたのを…。
「おっと!!」
反射神経の良いローカス卿が受け止めた…までは良かったんだが…。
「あっ!!ああああああああああぁぁぁああっ!!」
それはもう…雄叫びだった…。
年のころは10歳には絶対なっていないだろう、その少女の口から…出るにはあまりにも…。
ローカス卿もある程度の不測の事態に慣れているからこそ、少女を落としはしなかったが、
やはりどうしていいかわからず、固まってしまった。
そのうち…。
「うっ、うおぉっ!!」
少女は暴れ出してしまった。
それも…少しどころではなく、全身を使って。
慌てるローカス卿の腕から、
「貸してください!!」
先ほどとは打って変わって、しっかりハッキリした声で、ら少女を抱え上げると、自身の胸に抱き、
「大丈夫よ…ここは、大丈夫…。あなたを傷付ける人はいない…大丈夫…」
少女はマギーの服を掴み…破り…そして肌に爪を立てる。
マギーの肌からは血がにじみ出るが、それでもマギーは少女を抱きしめ、まるで呪文のように、
大丈夫…傷付ける人はいない…と、訴えかけた。
すると少女の声が段々と小さくなり…ようやっと落ち着いた。
「医務室へ行くので…失礼します」
振り返らずにそれだけ言うと…マギーは少女を抱きかかえたまま、食堂を後にした。
「お前ら…ちゃんと飯食えよ。
じゃないと、しっかりした体にならないからな」
ローカス卿は子供たちにそれだけ言うと、足早にマギーの後を、追うのだった。
------------------------------------------------------------------------------------------
医務室…殺風景に見えるが、レベルの高い場所…。
「また発作を起こしたのですか…?」
中にいる先生が、ため息をつく。
「ええ…いきなりだったので、ビックリしてしまったようで…」
「本当は…医療病院に入れた方が、いいのでしょうが…」
「でもそれは…この子のためにはならないと…」
「ええ、難しい所ですが…現にオルフィリア様もあなたも…ケガを負ってしまいましたし…」
「わ…私なら、大丈夫です!!全部かすり傷ですので!!」
「今は…です。
取り返しのつかないことになる場合も、あるのですよ」
マギーは黙りこくってしまった。
「ひとまずギリアム様とオルフィリア様からは…施設の大人に注意喚起して、様子を見る
ように…と、仰せつかっていますから、そのようにしますが…」
「わ、私も…出来る限りあの子の様子を、見るようにします…。
幸い、刺繍が気に入ったようで…私の手仕事をよく見てくれていますから…」
「まあ…あまり深入りはお勧めできませんが…。
あなたがそう言うなら、止めません」
少女は、看護師さんたちに見守られ、スヤスヤと寝ている。
「とにかく…今日はこちらで面倒を見ますので…アナタはおかえりください」
確かに、帰る時間が迫っていたマギーは…名残惜しい気持ちを胸に、医務室を出た…
ところで、ローカス卿とバッタリ。
「お…あの子の様子、どうです?」
急に話しかけられて、さすがにビックリしたマギーだったが、
「あ…今…医務室で…寝ています」
「そうか…大事にならなくてよかった…」
ローカス卿が心底ホッとした表情をしているのを見て、
「あの…ローカス様…」
何かを決意したように、
「聞いていただきたい…お話があります」
唇をかみしめながら…言った。
-----------------------------------------------------------------------------------
庭の木陰に移動した、マギーとローカス卿。
木漏れ日がちょうどよく差し込むそこは、あまり人の来ない場所ゆえ、話をするにはうってつけ
だった。
「まずは…ありがとうございました」
マギーが丁寧なお辞儀をする。
「へ?」
「あんな状態になっても…あの子を離さないでいてくださって…。
もし離していたら、あの子は頭を打ってしまったかもしれない…」
「ま、まあ…ああいうの結構慣れてるんで…」
何だかぎこちない、ローカス卿。
「あの子の話を…少ししてもよろしいでしょうか…?
あまり聞いていて、気持ちのいいものではありませんが…」
下を向き…膝の上で組んだ手を震わせながら…それでも必死に言葉を紡ぐ。
「…聞かせてくれ」
ローカス卿も、あの子のただならぬ雰囲気は、気になるようだ。
「…推測も少し入るようですが…オルフィリア嬢の話では…あの子はおそらく物心つく
前に…人身売買業者に売られたようです…」
「はあぁ?」
この国で、人身売買はご法度だ。
昔は奴隷制度があったらしいが、もうずいぶん前に廃止されている。
今現在では、運営はもちろん利用した者も、最悪首が飛ぶ。
「そして…文字や言葉を覚える前に…」
マギーの膝の上で組んだ手に…一層の力がこもる。
「男の…相手をさせられていた…と…」
「……!!!???」
流石のローカス卿も、これには驚愕で言葉が出なかったようだ。
「あの子は…この施設に直接来たわけではなく…もともと別の施設にいたんです…。
ある日…、王立騎士団にタレコミがあったらしくて…。
ある施設で…子供を縛ったまま、地下牢に閉じ込めている…って」
「そんな…」
「それでギリアム様が…真偽を確かめるために、施設に寄付する…という名目で
その施設を訪れたそうです…。
その時たまたま、オルフィリア嬢も一緒に行ったそうなのですが…」
どこの施設もお金は欲しいから、寄付するって貴族はだいたい受け入れてくれるし、
施設内の見学も割と自由にさせてもらえる。
結論から言うと、タレコミは正しかった。
ギリアムは仕事上、隠してあるものほど見つけるのが得意だ。
だが…。
前の事だ。
「よっ!!お前ら!!元気だったかぁ~」
その陽気な声は、数人の子供たちが、待ち望んでいたものだった。
「わぁ、ローカス様だぁ!!」
「ローカス様が来てくれたぁ!!」
子供…特に騎士団員希望の男の子たちが、眼を輝かせている。
ローカス卿は私との約束通り、太陽の家に来たのだ。
纏わりついてくる子供たちと陽気に接し、剣の持ち方や振り方などを…とても
丁寧に教えてあげていた。
すると…。
「あれ…?」
ローカス卿が、木の幹から顔を少しだけ出して、その様子を見ている子がいることに
気が付いた。
「どした~、お前もやりたきゃ、こっち来いよ」
手招きするが、その子は動かない。
「あ~、あいつは…新入りなんだ」
子供の一人が話す。
「全然喋らなくて…いつもああやって、影からいろんなところを見ているんだよ」
「そーなんだ…」
皆がじっと見始めると、その子は向こうに駆け出して、消えていった。
「あの子は誰かと遊んだりしないのか?」
「してるところ、見たことないよ」
「あ、でも…」
「刺繍の先生に、刺繍習っているのは、見たことある」
子供たちは口々に、自分の見た物を話す。
「へ~、男なのに珍しいなぁ…」
「何言ってるの?ローカス様」
子供たちが一斉に顔を見合わせ、
「あいつ、女だよ」
「はあぁ?」
まあ、ローカス卿がそう思うのも、無理はない。
影からじっと見ていたあの子は…坊主に近いと言えるほど、紙を短くして…シャツとズボン
というような、出で立ちだったからだ。
「あいつさぁ…髪が少しでも伸びると、すぐ切っちゃうんだ。
全然喋らないから、理由もわかんないし…いつも男みたいな格好してるし」
「あ~あと、大人の男の人が来ると、すぐ逃げる。
まあ、そういう奴って今までもいたから、いいんだけど…。
あいつは特にひどい。
ここの人ってみんないい人だから、大丈夫だよって言ってるんだけど…」
「へ~、そうなんだな…」
ローカス卿は少し気になりはしたが、引き続き子供たちに剣術を教えてあげて、気づけば
昼になっていた。
お腹減った~と、騒ぐ子供らと一緒に、食堂に行けば…、
「お…」
刺繍の先生ことマギーと、例の髪の短い女の子が一緒に昼食をとっていた。
「こんにちは、また会いましたね」
と、ローカス卿が話しかければ、
「あ…あああ、そ、その…その節は…失礼しました…」
とだけ言って、そっぽを向いてしまう。
(そう言えば…この人も男が苦手って言ってたっけ…)
そんなことをローカス卿が思い出していると、髪の短い女の子が…自分の食事も終わらぬうちに、
席を立ち、走り出そうとした…しかし。
バランスを崩して倒れ込もうとしたのを…。
「おっと!!」
反射神経の良いローカス卿が受け止めた…までは良かったんだが…。
「あっ!!ああああああああああぁぁぁああっ!!」
それはもう…雄叫びだった…。
年のころは10歳には絶対なっていないだろう、その少女の口から…出るにはあまりにも…。
ローカス卿もある程度の不測の事態に慣れているからこそ、少女を落としはしなかったが、
やはりどうしていいかわからず、固まってしまった。
そのうち…。
「うっ、うおぉっ!!」
少女は暴れ出してしまった。
それも…少しどころではなく、全身を使って。
慌てるローカス卿の腕から、
「貸してください!!」
先ほどとは打って変わって、しっかりハッキリした声で、ら少女を抱え上げると、自身の胸に抱き、
「大丈夫よ…ここは、大丈夫…。あなたを傷付ける人はいない…大丈夫…」
少女はマギーの服を掴み…破り…そして肌に爪を立てる。
マギーの肌からは血がにじみ出るが、それでもマギーは少女を抱きしめ、まるで呪文のように、
大丈夫…傷付ける人はいない…と、訴えかけた。
すると少女の声が段々と小さくなり…ようやっと落ち着いた。
「医務室へ行くので…失礼します」
振り返らずにそれだけ言うと…マギーは少女を抱きかかえたまま、食堂を後にした。
「お前ら…ちゃんと飯食えよ。
じゃないと、しっかりした体にならないからな」
ローカス卿は子供たちにそれだけ言うと、足早にマギーの後を、追うのだった。
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医務室…殺風景に見えるが、レベルの高い場所…。
「また発作を起こしたのですか…?」
中にいる先生が、ため息をつく。
「ええ…いきなりだったので、ビックリしてしまったようで…」
「本当は…医療病院に入れた方が、いいのでしょうが…」
「でもそれは…この子のためにはならないと…」
「ええ、難しい所ですが…現にオルフィリア様もあなたも…ケガを負ってしまいましたし…」
「わ…私なら、大丈夫です!!全部かすり傷ですので!!」
「今は…です。
取り返しのつかないことになる場合も、あるのですよ」
マギーは黙りこくってしまった。
「ひとまずギリアム様とオルフィリア様からは…施設の大人に注意喚起して、様子を見る
ように…と、仰せつかっていますから、そのようにしますが…」
「わ、私も…出来る限りあの子の様子を、見るようにします…。
幸い、刺繍が気に入ったようで…私の手仕事をよく見てくれていますから…」
「まあ…あまり深入りはお勧めできませんが…。
あなたがそう言うなら、止めません」
少女は、看護師さんたちに見守られ、スヤスヤと寝ている。
「とにかく…今日はこちらで面倒を見ますので…アナタはおかえりください」
確かに、帰る時間が迫っていたマギーは…名残惜しい気持ちを胸に、医務室を出た…
ところで、ローカス卿とバッタリ。
「お…あの子の様子、どうです?」
急に話しかけられて、さすがにビックリしたマギーだったが、
「あ…今…医務室で…寝ています」
「そうか…大事にならなくてよかった…」
ローカス卿が心底ホッとした表情をしているのを見て、
「あの…ローカス様…」
何かを決意したように、
「聞いていただきたい…お話があります」
唇をかみしめながら…言った。
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庭の木陰に移動した、マギーとローカス卿。
木漏れ日がちょうどよく差し込むそこは、あまり人の来ない場所ゆえ、話をするにはうってつけ
だった。
「まずは…ありがとうございました」
マギーが丁寧なお辞儀をする。
「へ?」
「あんな状態になっても…あの子を離さないでいてくださって…。
もし離していたら、あの子は頭を打ってしまったかもしれない…」
「ま、まあ…ああいうの結構慣れてるんで…」
何だかぎこちない、ローカス卿。
「あの子の話を…少ししてもよろしいでしょうか…?
あまり聞いていて、気持ちのいいものではありませんが…」
下を向き…膝の上で組んだ手を震わせながら…それでも必死に言葉を紡ぐ。
「…聞かせてくれ」
ローカス卿も、あの子のただならぬ雰囲気は、気になるようだ。
「…推測も少し入るようですが…オルフィリア嬢の話では…あの子はおそらく物心つく
前に…人身売買業者に売られたようです…」
「はあぁ?」
この国で、人身売買はご法度だ。
昔は奴隷制度があったらしいが、もうずいぶん前に廃止されている。
今現在では、運営はもちろん利用した者も、最悪首が飛ぶ。
「そして…文字や言葉を覚える前に…」
マギーの膝の上で組んだ手に…一層の力がこもる。
「男の…相手をさせられていた…と…」
「……!!!???」
流石のローカス卿も、これには驚愕で言葉が出なかったようだ。
「あの子は…この施設に直接来たわけではなく…もともと別の施設にいたんです…。
ある日…、王立騎士団にタレコミがあったらしくて…。
ある施設で…子供を縛ったまま、地下牢に閉じ込めている…って」
「そんな…」
「それでギリアム様が…真偽を確かめるために、施設に寄付する…という名目で
その施設を訪れたそうです…。
その時たまたま、オルフィリア嬢も一緒に行ったそうなのですが…」
どこの施設もお金は欲しいから、寄付するって貴族はだいたい受け入れてくれるし、
施設内の見学も割と自由にさせてもらえる。
結論から言うと、タレコミは正しかった。
ギリアムは仕事上、隠してあるものほど見つけるのが得意だ。
だが…。
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