ひとまず一回ヤりましょう、公爵様12

木野 キノ子

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第4章 旅行

11 嵐の後…

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「そうですね…強いて言えば…」

私は…ちょっと思い出す風に、話し始める。

「私は…彼らのような人種と接するのが、彼らが初めてじゃないからでしょうね」

これは…本当の話。
私は…両親と共に国中を逃げ回っている時…私が引き寄せているのか、結構そういう人たちと
ご縁があったのさ。

「それこそ、男女の括りがあまりわかっていないちっさい子供の内から…そう言う人たちも
含め、色々な人たちと接しました。
そして…悪人か善人か…優しいか優しくないかに、落差などありませんでした。
私は…そう言った事を、小さい子供の段階から知ることが出来ましてね…。
ああいった考えが…自然に浮かんでくるようになりました。
それが特別な事だと言う事も、あまり意識してはいませんでしたよ」

まあ本当は…人生2度目だったからこそ、分かったことも多いんだがね。
でも…それにしたって、今世での私の経験は…私の考えを後押しし、助けてくれる原点には
なったんだ。嘘は言ってない。

「大変な事は本当にありましたし、命の危機を感じる事もありました。
でもだからこそ…学問や書物の括りを越え、色々な考えを身に付けられたと思っています。
もっとも…死んでしまっていてもおかしくなかったので、私と同じことはお勧めできませんが…」

本当にね…。
大人の精神持ってても、ガチできつかったから…。
まだ未熟な子供が、私と同じ目に晒されたらと思うと…ね。

ヴィネラェは再度…その場で泣き崩れてしまった…。
愛する人の性質だけでも、ショックだっただろうからなぁ…。
誰が悪いわけでもない…ってのは、気持ちの持って行き場所が無いからなぁ…。

結局…これで話し合いはお開きになり…。
皆さまは解散となった。

ツェキオ殿には…今後とも、ここで…働いてもらう事になった。
何かあれば、私達も間に入るから…と、言って…。
ツェキオ殿は…深々とお辞儀をしてくれて、お礼を言ってくれたよ…。


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「ようやっと落ち着きましたわ」

アイリンが…部屋に集まっているツァリオたちに、報告している。
ヴィネラェは…やっぱり帰ってきてから、情緒不安定ぎみだったので、アイリンとメイリンが
付き添い…今しがた眠った所だった。
メイリンは…そのままついていると言ったので、部屋にいる。

「しかし…本当に、衝撃的でしたね…。まさかこんな理由とは…」

アルフレッドが…まだ脳みその処理が追い付かない…と、言いたげだ。

「まあな…。当時誰も…予測できなくても、無理はなかった…」

ツァリオも…素直に頷く。

「でも…オルフィリア公爵夫人は、凄い人なんだな…やっぱ…」

ずーっとフィリーを否定していたステファンが…そんなことを言うもんだから、ツァリオも
アルフレッドも、一瞬キョトンとしてしまった。

「オレさ…。盛り場によく出入りするから、そういうヤツ…書物だけじゃなく実際に見たことが
あるんだ…。
痛めつける気はなかったけど、ひいおじい様やひいおばあ様が仰ったように…オレもそういう奴らが
欠陥品だと、心のどこかで思っていた。
でも…オルフィリア公爵夫人の言葉を聞いて…そんなことを論じること自体に…そもそも意味が
ないんじゃないか…って、感じたよ…うん」

ツァリオとアルフレッドは…ステファンの言葉を受け、顔を見合わせたのち、

「そうだな…。
わしも…伯父上のしたことがしたことだから、何かしらの処罰を与える必要があると思っていた。
しかし…祖父母の性格から、伯父上の予想したことは、高い確率で的中するだろうとも思った。
だから…非常に悩んでいたのだが…」

「オルフィリア公爵夫人の言葉を聞いて…。
ガルドベンダの先行きを不安定なものにしたのは…ひとえに伯父上のせいではなく、祖父母の…
傲慢さが招いたことだと思えてならなかった。
アイリンが病気になった時の…わしのように…な。
祖父母がファルメニウス公爵夫妻のような考えを持ち、柔軟に対応していたら…伯父上は残って…
ガルドベンダの為に、色々やってくれただろう…と。
だったら…伯父上を裁くのは、違うと言う結論になって…ああ言ったのさ」

「そうですね…。オレも…オルフィリア公爵夫人の言葉を聞いた瞬間…今までごっちゃちゃに
宙に浮いたままで…頭に一切入らなかったものが、信じられないくらいすとんと…スッキリと
頭に収まりましたからね…。
本当に…学があることを自慢してばかりの頭でっかちより、よっぽど優秀ですよ」

そんな話で盛り上がっている3人の横から、

「わしはなぁ…」

いきなりのツァルガ。

「ガルドベンダの中では…劣等生もいい所だった…。
だから厳しい上、能力主義の父母は…10歳にもならんうちから、わしの事は…見限っとった。
わしと兄上が年子だったから…余計に比べられたせいもあるだろうがな…。
兄上に比べて…自分の扱いが雑な事…訴えた所で、じゃあ、能力を付けろと言われるだけで終わった」

「でもそんな父母に…真っ向からモノ申してくれたのは、兄上だった。
同じ子供にそんな扱いをして、恥ずかしくないのですか?私は恥ずかしいです…と、ハッキリ言ってな。
わしにも…ゆっくりでいいから、自分の好きなもの…打ち込めるものを見つけて、それをやれば
いい…と。
他人を見返すとかじゃなく、自分を幸せにする方法を、探しなさいと言ってくれてな…」

「わしが迷っとる時…傷ついた時…悲しんだ時…辛い時…。
いつも手を差し伸べて、一緒に歩いてくれるのは、あの家で兄上だけだった。
だからこそ…」

「兄上が失踪した時…。
わしは父母に見限られた時より、よっぽど涙が出た…。
他の誰に捨てられても、兄上だけは…わしを捨てないと信じていたから…」

ここで…手元の杖をじっと見ながら、少し言葉を止め、

「兄上に会ったらなぁ…あれも言おう、これも言おうと考えていたんじゃが…。
そんな言葉が、今日…色々な考え方を聞いて、吹き飛んだわ。
兄上は…結局周りの人間が、できるだけ…不幸にならない方法を取っただけだったんじゃろう…と」

「兄上の秘密を打ち明けられた所で…わしにオルフィリア公爵夫人やギリアム公爵閣下のように
考える力も、言う力も…無かった…。
そうである以上…何か言う資格は…無いんじゃろうな…」

そういうツァルガの顔は…やっぱりとても、すっきりとしていた…。

それを見たツァリオが…。

「バドセット…」

「は…」

「父上がここまで神妙になるとは…。
きっと死期が近いせいだ。葬式社に連絡を取れるよう、手配しておくように。
人間は死期が近くなると、ジタバタしなくなるそうだからな」

「……」

空気が…固まったのは、言うまでもない。

「お前はどうしてそうなんじゃぁ―――――――――――――――――――っ!!
ツァリオ―――――――――――――――っ!!
この親不孝もんがぁ――――――――――――――っ!!」

「仕方ないでしょう。
親孝行なら、アナタのミスを散々、尻拭いすることでとっくに果たしましたので。
ガルドベンダは大丈夫だと、伯父上のお墨付きもいただきましたから、どうぞ心置きなく
天国への旅立ちに備えてください」

「うが――――――――――――――――――――――っ!!」

この後、ガルドベンダの部屋には…ツァルガの叫びが、暫くこだましたそうな…。


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「そんなことがあったのですか…」

コウドリグス侯爵家のお部屋に帰って来たベンズは…早速ジュリアにツェキオとの面談の話を
したのだった。

「ああ…。グレッド卿の所とはまた別の意味で…驚いたよ…全く…」

色んな意味で疲れたようで、ソファーにぐったりともたれかかった。

「でも…うまくまとまって良かったですね…。
私も聞いた限りで…失踪が正しかったのか間違っていたのか…わかりません。
失踪しなかったら、今より良くなっていたかどうかも…もちろんです」

「まあなぁ…。
跡継ぎを残すことは、家を繫栄させるという、当主の大事な役目の1つ…。それが出来ないでは…。
ましてツェキオ殿の言ったようなことが、実際起こってしまうなら…ハッキリと外部から養子を貰うと
宣言した方が、まだ…子供に傷が少なかろうよ。
それに聞く耳持たない人間だと言うのなら、逃げるしか…手はなかったんだろうな…」

お茶の準備をするセバスチャンの方を向きつつ…。
本当に何が正しくて、何が間違っていたのやら…どうすればよかったのか…わかりかねると思って
いるのが、声の質からよくわかった。

「でも…オルフィリア公爵夫人は、やはりすごいですね…」

「まあな。わかってはいた事だがな」

「社交界で顔が広くなると…上位貴族の方々に、そう言った性質を持つ方の話を、たまに耳にします。
議論はつきませんし、考え方は人それぞれですが…。
たまに自分の事は棚上げにして、さも汚い人間のように言う方がいらっしゃいましてね…。
うまい返しがないモノかと、思っていたのですよ…」

ジュリアはにっこりと笑い、

「早速…次回そう言った事がありましたら…。オルフィリア公爵夫人のお言葉を借りる事に致します。
どんな顔をされるのやら…今から楽しみですわ」

愉快愉快…と、顔に書きつつ、お茶を飲んでいる。
ベンズは少し…背中にうすら寒いものを感じずには、いられないのだった…。


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「まあ…そんな秘密があったのですね…」

ケイシロン公爵家のお部屋で…ローエンを迎えたルリーラが…驚きを隠せない。
ルリーラも当時…ケイシロンに度々遊びに来ていたツェキオと面識があったから、当然と言えば
当然だ。

「わしも…そんな素振り、全くなかったから…本当に驚いたわい…」

ローエンは…頭をガシガシやりつつ、まだ…信じられないモノを見聞きしたと言いたげだ。

「でも…消えた親友の方が、ひとまずご無事で何よりだったのでは?」

マギーも…事情は聴いていたようで、ローカスを迎えつつ、言葉を発した。

「まあなぁ…。どこかで…何ぞ、辛い目にあっとらんか…何十年経っても、ふっと思い出すことが
あったからな…。
本当に事件性はなくて…今、幸せに暮らせているなら、これ以上何か言うのは、野暮というもんじゃ」

受け入れられなくとも、ひとまず…安堵はしているようだ。

「でも本当に…オルフィリア公爵夫人はどんな生き方をしたら、あんな考えが普通に浮かぶように
なるのかなぁ…」

ローカスは…自分の頭には、全く影も形もなかったから…と、思っているようだ。

「まあ…死んでいてもおかしくなかった…と、本人が言っているくらいだから、並大抵ではあるまいよ。
逆にそんな状態で、よくも曲がらず正しい心を保てたモノじゃ…。
坊主とは別な意味で…規格外と言われるのもうなずける」

「本当にね…。少しだけでも、関係が回復したのは、良かったわ…」

ルリーラとしては…自分の責任のように感じていたのだろう。

「私も…これから、自分の役目を果たしつつ、いい関係を築けるよう、頑張ります…」

「無理するなよ。ちょっとずつでいい。オレもいるんだからさ…」

「はい…」

長年…引っかかっていた問題が解決したからか、その後は…。
笑い合う声だけが、その部屋を支配したのだった…。


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「結局何も、仕掛けないのですか?いいネタだと思いますが…」

掘りごたつが…よっぽど気に入ったのか、頭まですっぽりと入った付き人が、ドライゴに問うている。

「……そう言うなら、返しは考えたんだろうな?」

やっぱりすっぽり頭以外を、掘りごたつの中に収めているドライゴ。

「返し…ですか?」

「オルフィリア公爵夫人の言葉に対する、返しじゃよ。
ああ言われて…お前は何と理由をつけて、ツェキオと周りを非難する気じゃ?」

「それは…」

「何も考えていないなら、やめておけ…。
通常なら…人の上に立つ者のそういう性質は、嘲りと…場合によっては蹴落とすネタになるがな。
お前は感じなかったのか?
ツェキオの性質を聞き、酷く動揺していた人間達が…オルフィリア公爵夫人の言葉を聞いて、
その動揺が…殆どなくなってしまった事に…」

「……」

沈黙しているという事が、答えのようだ。

「あそこにいたモノたちは…皆一様にモノのわかる、優秀な人材たちだ。
それを…ああも簡単に納得させてしまった以上、他もそうだと思ったほうがいい。
総じて…揶揄した者が、頭がおかしいと思われて終わるだけ。じゃから、やめておけ」

「わかりました…」

付き人は黙ってしたがう。

「まあだが…随分と良い収穫があったものだ」

「というと?」

「オルフィリア公爵夫人の好評は…ギリアム公爵が作っていると、まことしやかに言われていた。
寵姫にそう言った花を持たせる権力者は、沢山いるからなぁ…。
だが…実物を見て確信したよ。あれは…真実だ。作ってもいないし…盛ってもいない。
ここがわからないと…。謀略を企てた所で、徒労に終わることが多いからな…」

「それほどでしょうか?」

「当たり前じゃ!!…このわしを、二度も封じ込めおったんじゃ。本物じゃよ」

「封じ込めた?」

「刀の時と…ツェキオの時…。
これ以上何かするのは、得策ではないとわしに自ら思わせた。
これが出来る奴が…この大陸に何人いると思う?」

「……」

これ以降この部屋に…声というものはなくなった…。
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