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第2章 危急
2 ひとまずとにかく逃げないと!!
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「全く…危ない所じゃったわい…」
先代は、2歳の子を抱えつつ、暗い通路を歩いている。
「完成して1ヶ月も経たんうちに…ここを使う事になろうとはな…」
さすが闇世界で長く生きてきた人間だけある。
こう言った事態を想定して、抜け穴を掘っていたようだ。
「すみません…本当に…」
子供を抱えつつ、スペードが項垂れる。
先代はそれを見て、ため息をつき、
「まあ…仕方あるまい…。
ジョノァド・スタリュイヴェの悪事は…ここ1ヶ月ほどで急激に露呈し始めたのだ。
お前たちが契約したころには…知られていなかったのだろうな…。
だが…」
前を向き、歩き続けつつ、
「逆に私は露呈したからこそ、ジョノァド・スタリュイヴェが恐ろしくなった」
「!!!!」
トランペストの4人が素直に驚く。
おそらく…荒波を沢山超えてきたからこそ、滅多にこういう事を言わないのだろう。
「今までよくもまぁ…これだけ陰惨で非道な行いを…、隠し通せたものだ…と」
「そんなに…酷いんですか?」
「ああ…」
先代は振り向かないが、その空気は重苦しい。
「まず…非合法品の取り扱いに始まり、人身売買、武器売買…そんなものは
可愛いぐらいだ。
取り立てて酷いのは…お前らもかかったゴギュラン病だ」
「え…?」
「実際かかったならわかるだろう?
あれが…どれほど人に苦痛を与える病か…」
ゴギュラン病は全身に…苦痛を与える上、病を呼び込むからね…。
「今回ゴギュラン病は、王国全体に飛び火するように広がったが…その火付けとなったのは、
5つの都市だった」
「そしてその5つから…さらに広がった…」
ゴギュラン病って…毒が原因で起こる病だけど…。
感染症の装いも持っている…。
毒に侵された人間の体液が、傷や口から中に入ると…その人間にもゴギュラン病がうつる。
「そ、それが奴の仕業だとでも…?」
「ネズミ!!」
「え?」
「5つの都市ではいずれも…ゴギュラン病が流行る前…、ネズミが大繫殖したそうだ。
それも…人間に対して、随分と攻撃的になったネズミがな…」
トランペストの4人が戦慄する。
「わしも…偶然だと思いたかった…だが…お前たちの話を聞いて…もはや偶然とは思えん!!」
この時初めて…先代はトランペストの4人の方を振り返る。
「あの男が…ゴギュラン病を…国中に広げたのだ…」
そうなのよ。
キンラク商会で独占した薬を…高く売るために…ね。
「…あいつ等は何で…俺たちを狙うんです?」
クローバは…本気で分からないようだ。
「…わからんのか!!スケープゴートじゃ!!」
先代は…やっぱわかってるね。
「奴の悪事は…王家も加担した、非常に大掛かりなものじゃ!!
ましてゴギュラン病の件は…国際問題に発展している。
それ全て…ジョノァドとキンラク商会が、被らなくて済む方法は…」
言葉が…一層重い空気を放ち、
「お前たちにすべての罪を着せ、断頭台に送ることじゃ!!」
「!!!!」
「お前たちは…実際にオルフィリア公爵夫人を襲っている!!
持ってこいなんじゃ!!」
トランペストの4人はようやっと…事態を飲み込めたようだ。
「どうすれば…」
「…ひとまず、ここを逃げ切らんと…、何かを考えるのは、それからだ」
抜け穴は…それほど長くはないのだろう。
まさか掘るのを業者に頼めないだろうし…、トランペストも手伝ったかもしれないけれど、
基本は先代一人で掘ったんだろうなぁ…。
やがて出口に差し掛かる。
コッソリ開けると…あたりに人の気配は無かった。
「大丈夫そうじゃ…行くぞ!!」
「はい!!」
先代とトランペストは、子供たちを抱え、真っ暗闇の中をひた走る。
やっぱり、闇で生きてきた人間だから、暗闇には強い。
まるで日の光の中のように、生い茂る木々をよけ、かなりのスピードで走り抜ける。
彼らを…そもそも光の世界が活動拠点の人間が、追うのは難しかろう。
しかし…。
「ふぎゃぁああぁぁ―――――――――っ!!」
先代が抱えていた2歳ぐらいの子が…突然火が付いたように泣き出したのだ。
「ど、どうした!!」
先代は足を止めた。
「お腹すいたぁーっ、マンマ~!!」
まあ…2歳じゃね…しょうがないか…。
「町へ行ったら、ご飯あるから…今だけ静かにして!!ね」
「そうだぞ、オレら、金はいっぱいあるから、腹いっぱい食わせてやるぞ、な」
皆口々に言うが…そもそも2歳の子じゃ、言い聞かせに限度がある。
「どうする…?どこから敵が出て来るかわからないのに…」
すると先代は、しばらく下を向いていたが、
「……ここからは別行動するぞ。
お前たちは他の子を連れて、町へ行け!!
わしは…別のルートを使う」
「はあ!!何言ってんだ!!ここで別になったら…」
「一緒に行きましょう!!まだ夜の闇はしばらく続く!!」
「バカもん!!」
敵に見つからないように…小声であっても、強い声…。
「わしらだけならいい!!
だが…他の子もいるんだ!!
もう少し考えろ!!」
だよね…うん。
まあ、トランペストの気持ちも…凄く…わかるけどさぁ…。
…………………………………。
パキリ……。
その音に、全員の声が止まる。
明らかに…動くものが枝を踏んだ音だからだ。
彼らは…気配の消し方も一流だ…しかし。
「お腹すいたーっ」
大音量の壊れたラジオと一緒では、何の意味もない。
「おーい、こっちだこっち、いたいた~」
先代やトランペストが逃げなかったのは…、その声に、殺気が全く感じられなかったからだろう。
「ああ、大人の方も一緒でしたか…良かった良かった」
何とも…害のなさげな声で近づいてくる、フードを被った男…。
「あ、緊張しないでください。
怪しい者ではありません。
フィリアム商会の者でして…子供の泣く声が聞こえたので、探していたのです」
「フィリアム商会…」
「ええ、私はフィリアム商会の総括部に所属しております、ラルト・ディスタ・
ディーブロイド小伯爵です」
ランタンの火に灯されたその顔は、とても朗らかな笑顔が刻まれている。
ラルトはフィリアム商会の紋章と、ファルメニウス公爵家の紋章が書かれた旗を提示した。
「ひとまず…私たちの幌馬車で、町まで行きませんか?
その子たちも…お腹を空かせているようですし」
するとダイヤが、取引札を出し、
「いや…この子たちだけ連れて行ってくれ…。
そして…世話してやってくれないか?
代金は…これで…」
ダイヤに差し出された取引札を見たラルトは、
(これは…??!!)
内心かなり驚いたのだが、表には出さず、
「ここら一帯は、夜になると危険な獣がうろつきます。
何の装備もなしでは、危険ですよ」
と言い、彼らを幌馬車まで誘導しようとするが、
「大丈夫だ、慣れてる」
バッサリ切る。
まあ、こいつ等だったら、獣に遅れは取るまいよ。
「お前ら…この人たちについて行け。
いい人たちだから、大丈夫だ」
そんなことを、先代とトランペストは言うのだが、子供たちは、
「なんで?いい子にしてたら、捨てないんじゃなかったの?」
「もう、他の所行くのやだ~」
などと口々に言い、皆泣き出す。
結局2歳の子だけの時以上の、大合唱になってしまった。
「あの…差し出がましいようですが…」
ここでラルトが入る。
「子供というのは…なついている人間と離されると…それだけで情緒不安定になってしまう
ものです。
その穴を埋めるのは…どんなに優しい人間でも、意外と難しいものです。
どうか一緒に来ていただけませんか?
この子たちのために…。
何か心配事があるなら、道中お聞きしますよ。
フィリアム商会やファルメニウス公爵家には…そう言った方を助ける制度が、沢山あります。
ご活用されてみては?」
結局…子供たちに押し負ける形で、先代とトランペストは幌馬車に乗った。
ラルトが出した食べ物を食べた子供たちは…疲れていたようで、すぐに寝てしまった。
先代は、2歳の子を抱えつつ、暗い通路を歩いている。
「完成して1ヶ月も経たんうちに…ここを使う事になろうとはな…」
さすが闇世界で長く生きてきた人間だけある。
こう言った事態を想定して、抜け穴を掘っていたようだ。
「すみません…本当に…」
子供を抱えつつ、スペードが項垂れる。
先代はそれを見て、ため息をつき、
「まあ…仕方あるまい…。
ジョノァド・スタリュイヴェの悪事は…ここ1ヶ月ほどで急激に露呈し始めたのだ。
お前たちが契約したころには…知られていなかったのだろうな…。
だが…」
前を向き、歩き続けつつ、
「逆に私は露呈したからこそ、ジョノァド・スタリュイヴェが恐ろしくなった」
「!!!!」
トランペストの4人が素直に驚く。
おそらく…荒波を沢山超えてきたからこそ、滅多にこういう事を言わないのだろう。
「今までよくもまぁ…これだけ陰惨で非道な行いを…、隠し通せたものだ…と」
「そんなに…酷いんですか?」
「ああ…」
先代は振り向かないが、その空気は重苦しい。
「まず…非合法品の取り扱いに始まり、人身売買、武器売買…そんなものは
可愛いぐらいだ。
取り立てて酷いのは…お前らもかかったゴギュラン病だ」
「え…?」
「実際かかったならわかるだろう?
あれが…どれほど人に苦痛を与える病か…」
ゴギュラン病は全身に…苦痛を与える上、病を呼び込むからね…。
「今回ゴギュラン病は、王国全体に飛び火するように広がったが…その火付けとなったのは、
5つの都市だった」
「そしてその5つから…さらに広がった…」
ゴギュラン病って…毒が原因で起こる病だけど…。
感染症の装いも持っている…。
毒に侵された人間の体液が、傷や口から中に入ると…その人間にもゴギュラン病がうつる。
「そ、それが奴の仕業だとでも…?」
「ネズミ!!」
「え?」
「5つの都市ではいずれも…ゴギュラン病が流行る前…、ネズミが大繫殖したそうだ。
それも…人間に対して、随分と攻撃的になったネズミがな…」
トランペストの4人が戦慄する。
「わしも…偶然だと思いたかった…だが…お前たちの話を聞いて…もはや偶然とは思えん!!」
この時初めて…先代はトランペストの4人の方を振り返る。
「あの男が…ゴギュラン病を…国中に広げたのだ…」
そうなのよ。
キンラク商会で独占した薬を…高く売るために…ね。
「…あいつ等は何で…俺たちを狙うんです?」
クローバは…本気で分からないようだ。
「…わからんのか!!スケープゴートじゃ!!」
先代は…やっぱわかってるね。
「奴の悪事は…王家も加担した、非常に大掛かりなものじゃ!!
ましてゴギュラン病の件は…国際問題に発展している。
それ全て…ジョノァドとキンラク商会が、被らなくて済む方法は…」
言葉が…一層重い空気を放ち、
「お前たちにすべての罪を着せ、断頭台に送ることじゃ!!」
「!!!!」
「お前たちは…実際にオルフィリア公爵夫人を襲っている!!
持ってこいなんじゃ!!」
トランペストの4人はようやっと…事態を飲み込めたようだ。
「どうすれば…」
「…ひとまず、ここを逃げ切らんと…、何かを考えるのは、それからだ」
抜け穴は…それほど長くはないのだろう。
まさか掘るのを業者に頼めないだろうし…、トランペストも手伝ったかもしれないけれど、
基本は先代一人で掘ったんだろうなぁ…。
やがて出口に差し掛かる。
コッソリ開けると…あたりに人の気配は無かった。
「大丈夫そうじゃ…行くぞ!!」
「はい!!」
先代とトランペストは、子供たちを抱え、真っ暗闇の中をひた走る。
やっぱり、闇で生きてきた人間だから、暗闇には強い。
まるで日の光の中のように、生い茂る木々をよけ、かなりのスピードで走り抜ける。
彼らを…そもそも光の世界が活動拠点の人間が、追うのは難しかろう。
しかし…。
「ふぎゃぁああぁぁ―――――――――っ!!」
先代が抱えていた2歳ぐらいの子が…突然火が付いたように泣き出したのだ。
「ど、どうした!!」
先代は足を止めた。
「お腹すいたぁーっ、マンマ~!!」
まあ…2歳じゃね…しょうがないか…。
「町へ行ったら、ご飯あるから…今だけ静かにして!!ね」
「そうだぞ、オレら、金はいっぱいあるから、腹いっぱい食わせてやるぞ、な」
皆口々に言うが…そもそも2歳の子じゃ、言い聞かせに限度がある。
「どうする…?どこから敵が出て来るかわからないのに…」
すると先代は、しばらく下を向いていたが、
「……ここからは別行動するぞ。
お前たちは他の子を連れて、町へ行け!!
わしは…別のルートを使う」
「はあ!!何言ってんだ!!ここで別になったら…」
「一緒に行きましょう!!まだ夜の闇はしばらく続く!!」
「バカもん!!」
敵に見つからないように…小声であっても、強い声…。
「わしらだけならいい!!
だが…他の子もいるんだ!!
もう少し考えろ!!」
だよね…うん。
まあ、トランペストの気持ちも…凄く…わかるけどさぁ…。
…………………………………。
パキリ……。
その音に、全員の声が止まる。
明らかに…動くものが枝を踏んだ音だからだ。
彼らは…気配の消し方も一流だ…しかし。
「お腹すいたーっ」
大音量の壊れたラジオと一緒では、何の意味もない。
「おーい、こっちだこっち、いたいた~」
先代やトランペストが逃げなかったのは…、その声に、殺気が全く感じられなかったからだろう。
「ああ、大人の方も一緒でしたか…良かった良かった」
何とも…害のなさげな声で近づいてくる、フードを被った男…。
「あ、緊張しないでください。
怪しい者ではありません。
フィリアム商会の者でして…子供の泣く声が聞こえたので、探していたのです」
「フィリアム商会…」
「ええ、私はフィリアム商会の総括部に所属しております、ラルト・ディスタ・
ディーブロイド小伯爵です」
ランタンの火に灯されたその顔は、とても朗らかな笑顔が刻まれている。
ラルトはフィリアム商会の紋章と、ファルメニウス公爵家の紋章が書かれた旗を提示した。
「ひとまず…私たちの幌馬車で、町まで行きませんか?
その子たちも…お腹を空かせているようですし」
するとダイヤが、取引札を出し、
「いや…この子たちだけ連れて行ってくれ…。
そして…世話してやってくれないか?
代金は…これで…」
ダイヤに差し出された取引札を見たラルトは、
(これは…??!!)
内心かなり驚いたのだが、表には出さず、
「ここら一帯は、夜になると危険な獣がうろつきます。
何の装備もなしでは、危険ですよ」
と言い、彼らを幌馬車まで誘導しようとするが、
「大丈夫だ、慣れてる」
バッサリ切る。
まあ、こいつ等だったら、獣に遅れは取るまいよ。
「お前ら…この人たちについて行け。
いい人たちだから、大丈夫だ」
そんなことを、先代とトランペストは言うのだが、子供たちは、
「なんで?いい子にしてたら、捨てないんじゃなかったの?」
「もう、他の所行くのやだ~」
などと口々に言い、皆泣き出す。
結局2歳の子だけの時以上の、大合唱になってしまった。
「あの…差し出がましいようですが…」
ここでラルトが入る。
「子供というのは…なついている人間と離されると…それだけで情緒不安定になってしまう
ものです。
その穴を埋めるのは…どんなに優しい人間でも、意外と難しいものです。
どうか一緒に来ていただけませんか?
この子たちのために…。
何か心配事があるなら、道中お聞きしますよ。
フィリアム商会やファルメニウス公爵家には…そう言った方を助ける制度が、沢山あります。
ご活用されてみては?」
結局…子供たちに押し負ける形で、先代とトランペストは幌馬車に乗った。
ラルトが出した食べ物を食べた子供たちは…疲れていたようで、すぐに寝てしまった。
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