5 / 300
第一章 魔王
四天王
しおりを挟む
ど~も皆さん。道楽の道化師エジタスです。前回私は魔王様に会うために魔王城に行きました。するとそこで待っていたのは以前迷いの森で偶然会ったサタニアさんではありませんか。
しかも、現魔王という驚きのオンパレードでした。さらにサタニアさんは私に四天王にならないかと誘ってきてくれたのです。その時どんなことがあったのかお話ししましょう。
***
「なりません!!」
大きな声が玉座の間に響く。サタニアがエジタスを四天王にならないかと誘うが真っ黒な鎧と槍をもった白い鱗の龍が即座に否定した。
「魔王様。本日この男を招き入れたのは以前、迷いの森で助けてもらったお礼をしたいからということでした。しかし仲間に入れるのはまた別の話です。ましてや四天王だなんて、魔王様の側近になるも同然。いきなり見ず知らずの者が側近になれば混乱は免れません」
「でも、シーラ……」
「でも、ではありません!魔王様の為に言っているのです」
シーラと呼ばれる白い鱗の龍の女性は頑なにサタニアの言葉を拒む。すると屈強な鎧を身につけた骸骨頭が口を開く。
「シーラちゃん、いいじゃない。魔王ちゃんが決めたことなんだからそれに従うのが配下であるあたし達の役目じゃないの?」
「アルシアさん、しかし……」
男でもない。女でもない。なんとも言えない声を発するアルシアに対してさっきとは打って変わって弱気なシーラ。
「なら多数決なんてどう?それなら納得できるんじゃない?」
「……まあ、それなら」
しぶしぶ受け入れるシーラ。
「じゃあまず、四天王入りに反対の人」
シーラと矢印型の尻尾の人が手を挙げた。
「クロウト……」
サタニアが矢印型の尻尾の人の名前を呼ぶ。
「申し訳ありませんサタニア様。あなた様がこの男をどれだけ慕っていようとも、私はどうしてもこの男は信用できません」
「……」
クロウトの言葉に黙ってしまうサタニア。
「オッケー反対は二人ね。じゃあ続いて四天王入りに賛成の人」
サタニア、アルシア、そしてゴーレムの三人が手を挙げた。
「ちょっと待った!」
シーラが声を荒らげる。
「魔王様とアルシアさんが手を挙げるのはわかる。しかし、ゴルガ!なぜお前が手を挙げるんだ」
ゴルガと呼ばれるゴーレムはどうやって声を出しているのか分からないが喋った。
「オレハ、マオウサマノブカ。マオウサマノメイレイハゼッタイ」
「そんな……」
ゴルガの返答にガックリと膝を落とした。
「……!!」
キッとエジタスを睨み付ける。
「?」
「私は絶対に認めないからな!」
そう言うと何処かへ行ってしまった。
「あの~……」
「ああごめんなさいね、あの子も悪気はないの。魔王ちゃんがあなたの話ばかりするから嫉妬しちゃってるのよ」
「アルシア!」
「もぉ~照れなくてもいいじゃない」
手首を上下に動かし、興奮したサタニアを宥める。
「サタニア様。そろそろエジタス様に説明をした方がよろしいかと思います」
「あ、そうだね。……ごめんねクロウト、我が儘言っちゃって。」
「いえ、確かに私は反対しましたが入ることが決定したのであらば、それを全力でサポートさせていただきます」
「クロウト……ありがとう」
クロウトがお辞儀をして、ポカーンとしているエジタスに残りの四人が視線を向ける。
「待たせてしまってごめんなさいエジタスさん。これから、四天王について説明しますね」
「あ、はい。よろしくお願いします」
「まず、魔王軍は基本的に階級制度なんです。下から下級兵士、中級兵士、上級兵士、小隊長、部隊長、軍隊長、将軍、そして四天王、魔王とこんな感じで形成されています。実は一年ほど前から四天王の席が一つ空いていて今はここにいるアルシアとゴルガ、さっき出て行ったシーラの三人しかいないんです。それで……」
「成る程~それで私が……あれ?でもそちらにいる、確か……クロウトさんは?」
「ああ、クロウトは少し特殊で僕の事を小さい頃から育ててくれた人なんです。だから階級制度の枠組みには入らないんですよ」
「そういうことでしたか~」
今でも小さいと思ったがすぐさま記憶から消し去った。
「おや?でも、どうして私なんですか?」
「え、えっとそれは……」
「?」
徐々に顔が赤く染まり、俯いてしまうサタニア。
「代わりに私が説明します」
一歩前へと踏み出して話始めるクロウト。
「こう見えてサタニア様は百八十歳。魔王としては若すぎて信用できないと思う者が何人もいます。そんな人を四天王に入れることはできません。」
「あたし達みたいに魔王ちゃんの側で働けば少しは信頼関係を強められるんだけどね~」
アルシアはため息をつきながら片手を頬に添える。
「そこで、エジタス様に白羽の矢が立ちました」
「なぜ?」
「以前、エジタス様は迷いの森でサタニア様を助けていただきました。魔族であると知っていながら助けてくれたその優しい心にサタニア様は確信したのです。四天王になるのはあなたしかいないと」
「ですが、あれは偶然そうなっただけですよ~」
「それでもです。今の世の中は魔族が虐げられています。エジタス様はそんな魔族の頂点に立つサタニア様に生きる希望の光を与えて下さりました。」
「あれもただ、サタニアさんに笑顔になっていただきたかっただけで~……」
「お願いします。どうか四天王の一人になってください。」
「お、お願いします」
「あたしからもお願いするわ」
「タノム……」
その場にいる四人全員が頭を下げて頼み込む。
「……いいでしょう!そこまでされては断るわけにはいきませんからね」
「エジタスさん……ありがとうございます」
「それでは、これからエジタス様のお部屋までご案内させていただきます。その後、エジタス様の歓迎会を開きますのでご出席の方よろしくお願いします」
「おお~、部屋だけではなく歓迎会までしていただけるなんて本当にありがとうございます」
「いえ、感謝を述べるのはこちらの方です。ではついてきてくださいご案内します」
そう言うとクロウトは玉座の間の横の壁にある小さな扉までエジタスを連れていく。
「エジタスさん!」
「なんですか?」
「また後でお会いしましょう」
「はい!歓迎会、楽しみにしていますね」
***
長い廊下を進むエジタスとクロウト。最初の廊下とは違い、床には緑色に黄色の装飾が施されたカーペットが敷かれていた。途中幾つかの扉を通りすぎると一つの扉の前で止まった。
「こちらがエジタス様のお部屋になります」
「おお~、ここがそうですか。クロウトさん、何から何までありがとうございます」
「お気になさらず。サタニア様に希望の光を与えて下さったのですからこのくらい当然です」
「そういえば、さっきも仰っていましたが希望の光とはどういうことですか?」
エジタスが訪ねると少し口を閉ざしたが、覚悟を決めるかのように話始めた。
「……サタニア様は心を閉ざしていました。先代が早くに亡くなられてしまったため、急遽三代目として着任されたのですが、それは多くの者を敵に回す結果になりました。先代と関係が深い魔族の皆様はサタニア様の着任に不満を抱き、度重なるひどい仕打ちや数々の嫌みを言うようになりました」
「何処に行ってもそういうのがあるんですね~」
「はい、その重圧に耐えられなくなったサタニア様は城を飛び出してしまったのです」
「なるほど~そこで私と出会った訳ですか」
「エジタス様に助けて頂いた後、サタニア様は私や四天王の皆様にその時あった出来事を楽しそうに話されました。本当に……あんなに明るいサタニア様を見たのは久しぶりでした。ですからサタニア様に笑顔……生きる希望の光を与えて下さったエジタス様には感謝しているのです」
「いや~私はそんなつもりで「ですが」……?」
急にクロウトの顔が険しくなった。
「私はあなたのことを信用していません」
声のトーンが低くなり、完全なる敵意を向けていた。
「そもそも、鎧を着た二人に襲われたと聞きましたが、あの迷いの森にいる時点でおかしいんです。あそこは人間どころか魔族でさえ近づかない森、そんな場所に人間がいること事態不自然です」
「何が……言いたいんですか?」
「私はあなたと鎧の二人がグルなのではないかと疑っています」
「……」
沈黙が続く。エジタスがいったい何て答えるのだろうと、緊張が走り喉が渇き、唾を飲み込む。クロウトの額に汗が流れ落ちる。そしてついにエジタスが口を開いた。
「もぉ~酷いですよクロウトさ~ん」
「え?」
「いくら私が仮面を被っている得体の知れない何かだとしてもそんなことしませんよ~。お~い、おいおいおい、お~い、おいおいおい」
両手を顔に被せ泣く仕草をするエジタス。
「…………」
あまりの展開に呆然と眺めていたクロウトは即座に思考を切り替える。
「申し訳ありませんエジタス様。少しばかり試させて頂きました、本当に四天王の器に相応しいかどうか……」
「な~んだ、そうだったんですか。私てっきりクロウトさんに嫌われてしまったのかと」
ケロッと立ち直るエジタス。
「ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした」
「いいんですよ~気にしないで下さい」
「それでは、五時間後に歓迎会を開きますのでお時間になりましたらお迎えに上がらせて頂きます」
「わかりました~ではまた後でお会いしましょう」
クロウトがお辞儀をするとエジタスはそのまま、部屋へと入っていった。残ったクロウトは玉座の間まで戻ろうとするとボソッと呟いた。
「喰えない男……」
しかも、現魔王という驚きのオンパレードでした。さらにサタニアさんは私に四天王にならないかと誘ってきてくれたのです。その時どんなことがあったのかお話ししましょう。
***
「なりません!!」
大きな声が玉座の間に響く。サタニアがエジタスを四天王にならないかと誘うが真っ黒な鎧と槍をもった白い鱗の龍が即座に否定した。
「魔王様。本日この男を招き入れたのは以前、迷いの森で助けてもらったお礼をしたいからということでした。しかし仲間に入れるのはまた別の話です。ましてや四天王だなんて、魔王様の側近になるも同然。いきなり見ず知らずの者が側近になれば混乱は免れません」
「でも、シーラ……」
「でも、ではありません!魔王様の為に言っているのです」
シーラと呼ばれる白い鱗の龍の女性は頑なにサタニアの言葉を拒む。すると屈強な鎧を身につけた骸骨頭が口を開く。
「シーラちゃん、いいじゃない。魔王ちゃんが決めたことなんだからそれに従うのが配下であるあたし達の役目じゃないの?」
「アルシアさん、しかし……」
男でもない。女でもない。なんとも言えない声を発するアルシアに対してさっきとは打って変わって弱気なシーラ。
「なら多数決なんてどう?それなら納得できるんじゃない?」
「……まあ、それなら」
しぶしぶ受け入れるシーラ。
「じゃあまず、四天王入りに反対の人」
シーラと矢印型の尻尾の人が手を挙げた。
「クロウト……」
サタニアが矢印型の尻尾の人の名前を呼ぶ。
「申し訳ありませんサタニア様。あなた様がこの男をどれだけ慕っていようとも、私はどうしてもこの男は信用できません」
「……」
クロウトの言葉に黙ってしまうサタニア。
「オッケー反対は二人ね。じゃあ続いて四天王入りに賛成の人」
サタニア、アルシア、そしてゴーレムの三人が手を挙げた。
「ちょっと待った!」
シーラが声を荒らげる。
「魔王様とアルシアさんが手を挙げるのはわかる。しかし、ゴルガ!なぜお前が手を挙げるんだ」
ゴルガと呼ばれるゴーレムはどうやって声を出しているのか分からないが喋った。
「オレハ、マオウサマノブカ。マオウサマノメイレイハゼッタイ」
「そんな……」
ゴルガの返答にガックリと膝を落とした。
「……!!」
キッとエジタスを睨み付ける。
「?」
「私は絶対に認めないからな!」
そう言うと何処かへ行ってしまった。
「あの~……」
「ああごめんなさいね、あの子も悪気はないの。魔王ちゃんがあなたの話ばかりするから嫉妬しちゃってるのよ」
「アルシア!」
「もぉ~照れなくてもいいじゃない」
手首を上下に動かし、興奮したサタニアを宥める。
「サタニア様。そろそろエジタス様に説明をした方がよろしいかと思います」
「あ、そうだね。……ごめんねクロウト、我が儘言っちゃって。」
「いえ、確かに私は反対しましたが入ることが決定したのであらば、それを全力でサポートさせていただきます」
「クロウト……ありがとう」
クロウトがお辞儀をして、ポカーンとしているエジタスに残りの四人が視線を向ける。
「待たせてしまってごめんなさいエジタスさん。これから、四天王について説明しますね」
「あ、はい。よろしくお願いします」
「まず、魔王軍は基本的に階級制度なんです。下から下級兵士、中級兵士、上級兵士、小隊長、部隊長、軍隊長、将軍、そして四天王、魔王とこんな感じで形成されています。実は一年ほど前から四天王の席が一つ空いていて今はここにいるアルシアとゴルガ、さっき出て行ったシーラの三人しかいないんです。それで……」
「成る程~それで私が……あれ?でもそちらにいる、確か……クロウトさんは?」
「ああ、クロウトは少し特殊で僕の事を小さい頃から育ててくれた人なんです。だから階級制度の枠組みには入らないんですよ」
「そういうことでしたか~」
今でも小さいと思ったがすぐさま記憶から消し去った。
「おや?でも、どうして私なんですか?」
「え、えっとそれは……」
「?」
徐々に顔が赤く染まり、俯いてしまうサタニア。
「代わりに私が説明します」
一歩前へと踏み出して話始めるクロウト。
「こう見えてサタニア様は百八十歳。魔王としては若すぎて信用できないと思う者が何人もいます。そんな人を四天王に入れることはできません。」
「あたし達みたいに魔王ちゃんの側で働けば少しは信頼関係を強められるんだけどね~」
アルシアはため息をつきながら片手を頬に添える。
「そこで、エジタス様に白羽の矢が立ちました」
「なぜ?」
「以前、エジタス様は迷いの森でサタニア様を助けていただきました。魔族であると知っていながら助けてくれたその優しい心にサタニア様は確信したのです。四天王になるのはあなたしかいないと」
「ですが、あれは偶然そうなっただけですよ~」
「それでもです。今の世の中は魔族が虐げられています。エジタス様はそんな魔族の頂点に立つサタニア様に生きる希望の光を与えて下さりました。」
「あれもただ、サタニアさんに笑顔になっていただきたかっただけで~……」
「お願いします。どうか四天王の一人になってください。」
「お、お願いします」
「あたしからもお願いするわ」
「タノム……」
その場にいる四人全員が頭を下げて頼み込む。
「……いいでしょう!そこまでされては断るわけにはいきませんからね」
「エジタスさん……ありがとうございます」
「それでは、これからエジタス様のお部屋までご案内させていただきます。その後、エジタス様の歓迎会を開きますのでご出席の方よろしくお願いします」
「おお~、部屋だけではなく歓迎会までしていただけるなんて本当にありがとうございます」
「いえ、感謝を述べるのはこちらの方です。ではついてきてくださいご案内します」
そう言うとクロウトは玉座の間の横の壁にある小さな扉までエジタスを連れていく。
「エジタスさん!」
「なんですか?」
「また後でお会いしましょう」
「はい!歓迎会、楽しみにしていますね」
***
長い廊下を進むエジタスとクロウト。最初の廊下とは違い、床には緑色に黄色の装飾が施されたカーペットが敷かれていた。途中幾つかの扉を通りすぎると一つの扉の前で止まった。
「こちらがエジタス様のお部屋になります」
「おお~、ここがそうですか。クロウトさん、何から何までありがとうございます」
「お気になさらず。サタニア様に希望の光を与えて下さったのですからこのくらい当然です」
「そういえば、さっきも仰っていましたが希望の光とはどういうことですか?」
エジタスが訪ねると少し口を閉ざしたが、覚悟を決めるかのように話始めた。
「……サタニア様は心を閉ざしていました。先代が早くに亡くなられてしまったため、急遽三代目として着任されたのですが、それは多くの者を敵に回す結果になりました。先代と関係が深い魔族の皆様はサタニア様の着任に不満を抱き、度重なるひどい仕打ちや数々の嫌みを言うようになりました」
「何処に行ってもそういうのがあるんですね~」
「はい、その重圧に耐えられなくなったサタニア様は城を飛び出してしまったのです」
「なるほど~そこで私と出会った訳ですか」
「エジタス様に助けて頂いた後、サタニア様は私や四天王の皆様にその時あった出来事を楽しそうに話されました。本当に……あんなに明るいサタニア様を見たのは久しぶりでした。ですからサタニア様に笑顔……生きる希望の光を与えて下さったエジタス様には感謝しているのです」
「いや~私はそんなつもりで「ですが」……?」
急にクロウトの顔が険しくなった。
「私はあなたのことを信用していません」
声のトーンが低くなり、完全なる敵意を向けていた。
「そもそも、鎧を着た二人に襲われたと聞きましたが、あの迷いの森にいる時点でおかしいんです。あそこは人間どころか魔族でさえ近づかない森、そんな場所に人間がいること事態不自然です」
「何が……言いたいんですか?」
「私はあなたと鎧の二人がグルなのではないかと疑っています」
「……」
沈黙が続く。エジタスがいったい何て答えるのだろうと、緊張が走り喉が渇き、唾を飲み込む。クロウトの額に汗が流れ落ちる。そしてついにエジタスが口を開いた。
「もぉ~酷いですよクロウトさ~ん」
「え?」
「いくら私が仮面を被っている得体の知れない何かだとしてもそんなことしませんよ~。お~い、おいおいおい、お~い、おいおいおい」
両手を顔に被せ泣く仕草をするエジタス。
「…………」
あまりの展開に呆然と眺めていたクロウトは即座に思考を切り替える。
「申し訳ありませんエジタス様。少しばかり試させて頂きました、本当に四天王の器に相応しいかどうか……」
「な~んだ、そうだったんですか。私てっきりクロウトさんに嫌われてしまったのかと」
ケロッと立ち直るエジタス。
「ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした」
「いいんですよ~気にしないで下さい」
「それでは、五時間後に歓迎会を開きますのでお時間になりましたらお迎えに上がらせて頂きます」
「わかりました~ではまた後でお会いしましょう」
クロウトがお辞儀をするとエジタスはそのまま、部屋へと入っていった。残ったクロウトは玉座の間まで戻ろうとするとボソッと呟いた。
「喰えない男……」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【魔物島】~コミュ障な俺はモンスターが生息する島で一人淡々とレベルを上げ続ける~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【俺たちが飛ばされた魔物島には恐ろしいモンスターたちが棲みついていた――!?】
・コミュ障主人公のレベリング無双ファンタジー!
十九歳の男子学生、柴木善は大学の入学式の最中突如として起こった大地震により気を失ってしまう。
そして柴木が目覚めた場所は見たことのないモンスターたちが跋扈する絶海の孤島だった。
その島ではレベルシステムが発現しており、倒したモンスターに応じて経験値を獲得できた。
さらに有用なアイテムをドロップすることもあり、それらはスマホによって管理が可能となっていた。
柴木以外の入学式に参加していた学生や教師たちもまたその島に飛ばされていて、恐ろしいモンスターたちを相手にしたサバイバル生活を強いられてしまう。
しかしそんな明日をも知れぬサバイバル生活の中、柴木だけは割と快適な日常を送っていた。
人と関わることが苦手な柴木はほかの学生たちとは距離を取り、一人でただひたすらにモンスターを狩っていたのだが、モンスターが落とすアイテムを上手く使いながら孤島の生活に順応していたのだ。
そしてそんな生活を一人で三ヶ月も続けていた柴木は、ほかの学生たちとは文字通りレベルが桁違いに上がっていて、自分でも気付かないうちに人間の限界を超えていたのだった。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる