80 / 300
第六章 冒険編 出来損ないの小鳥
脱出
しおりを挟む
「フォルスざんが…………空を飛んでるだぁ……」
「何て言うんでしょうか……上手く言い表す事が出来ませんが、凄くかっこいいです!」
ハナコとリーマの二人は、飛んでいるフォルスに見とれていた。
「…………過去のトラウマを克服し、飛べる様になりましたか……まぁ、出来損ないの小鳥にしては良くやった方ですかね~」
空を飛んでいるフォルスを見ながら、エジタスは他の人達に聞こえない様に呟いた。
「よし、着陸するぞ」
「はい!」
落ちた穴から脱出したフォルス達は、ある程度空中を飛行すると、三人が待つ地上へと降り立った。
「皆!!」
「マオぢゃん!!」
「マオさん、怪我はありませんか?」
「うん、フォルスさんが守ってくれたから大丈夫だよ」
ハナコとリーマが真緒に駆け寄り、体のあちこちを触って怪我が無いか確かめた。
「それにしてもフォルスさん、ついに飛べる様になったんですね!」
「オラ、ビッグリじぢまっだよぉ!」
「ああ、全てマオのお陰だ。マオが勇気付けてくれたから、過去の自分と向き合う事が出来たんだ」
ハナコとリーマは、フォルスが飛べる様になった事に驚いていると、フォルスは真緒のお陰だと説明した。
「そんな、私は只もっと自分を大切にして欲しいと思っただけですよ」
「その思いやりが俺を、空へと飛ばせる切っ掛けとなったんだ。マオ、お前は確かに仲間一人を救った、誇っていいぞ」
「フォルスさん…………」
謙遜をする真緒に、フォルスはもっと自分に自信を持てと言った。その時だった……。
「グルルル…………」
「何この声?」
真緒達の耳に何処からか、うなり声が聞こえてきた。声のする方向を見るとそこには…………。
「あ、ドラゴンの事忘れてた!!」
ドラゴンは牙を剥き出しにしながら、低いうなり声を上げていた。
「でも、どうしますか?ドラゴンが退いてくれないと、里に上昇気流が戻りませんよ」
「そうは言っても、子育ての邪魔なんて出来ないよ」
真緒達がドラゴンを退かすか、そのままにしておくかで悩んでいると、フォルスが口を開いた。
「俺が里の皆に事情を説明しよう」
「えっ、フォルスさんいいんですか!?」
「ああ、元々は俺達の里がヘルマウンテンについて、知らなすぎたのが原因だからな。里の者がけじめをつけるべきだろう」
「でも、本当にいいんですか?フォルスさんは里に戻るのは約十五年ぶりですよね…………」
真緒は十五年も戻っていない故郷に、戻れるかどうか心配していた。いくら空を飛べる様になったとは言え、自らの意思で出て行った手前とても気まずい。
「そうだ、だがそうやっていつまでも後悔し続ける訳には行かない。俺も覚悟を決めたのさ」
「フォルスさん……ありがとうございます!!」
フォルスは心の何処かで飛べない事を良いことに、里に戻るのを躊躇っていた。しかし、飛べる様になった今フォルスの中で里に戻る決心がついたのであった。
「安心して下さい。もう、あなたの子育てを邪魔するつもりはありません」
「グルルル!!!」
真緒がドラゴンの気持ちを落ち着かせようとするが、うなり声を止める気配は無い。それどころか、先程よりも強くなる始末である。
「うーん、中々落ち着いてはくれないみたいですね」
「ぞりゃぞうだよなぁ。勘違いとは言え、自分の子供を殺ざれがげだんだぁ。怒りが収まらないのは当然だよぉ……」
「…………何か変じゃありませんか?」
どうにかしてドラゴンの怒りを静める為に、頭を捻っていた真緒達だったが、ここでリーマがある事に気がついた。
「さっきからあのドラゴン、私達の方を見ていません!」
「「「えっ!?」」」
リーマの言葉に耳を疑った三人は、ドラゴンの方に目をやると、ドラゴンの目線は確かに真緒達には向けられておらず、代わりに真緒達が開けた天井に威嚇していた。
「ま、まさか…………」
真緒達が見上げると、天井のひびが広がっていた。亀裂が亀裂を生み出す、亀裂の連鎖が起こっている状況であった。
「皆、出口へ走れ!!」
フォルスの言葉と同時に、天井が崩れ落ち始めた。そして運の悪い事に、崩れ落ちて来る天井は真っ先に出入り口を塞いでしまった。
「で、出口が!!閉じ込められちゃた!!」
「このままだと生き埋めになるぞ!どうするんだ!?」
「そうだ!!師匠の転移を使えば、一瞬で出られる筈です!…………あれ、し、師匠何処ですか!?」
真緒が辺りを見渡すも、エジタスの姿は何処にも見当たらなかった。それもその筈、エジタスは既に外にいたのだ。出入り口が塞がれたのを見ると、即座に指を鳴らして一人だけ脱出していた。
「…………マオさん、正直今回のあなたは無様を通り越して、滑稽でしたよ。私が理想とするマオさんなら、この窮地を切り抜けられる筈です。それが出来ないのであれば、それまでの事…………さて、あなたはどうしますか“勇者”さん…………」
エジタスは外にいる為、中にいる真緒達に聞こえる事は無かった。
「どうするんだ!?エジタスさんがいないと俺達は脱出出来ないぞ!!」
「うーんと、うーんと…………」
「方法ならありますよ…………」
真緒が頭を悩ませていると、リーマが静かに口を開き、最初に真緒達が開けた天井の穴を指差した。
「あそこから、微量ですが光が漏れています。おそらく外に通じている筈です」
「でも、あんな高い所にあるんだよ!?それこそ、フォルスさんの様に飛べる人がいないと…………まさか……」
真緒は恐ろしい考えが頭に浮かんだ。だがそれは、真緒が決して望まぬ考えであった。
「はい…………マオさんの虚空が使えない今、飛べるのはフォルスさんだけ…………フォルスさん、マオさんを連れて脱出して下さい」
「二人は、二人はどうするつもりなの!!?」
「マオぢゃん…………オラ達はマオぢゃんが生き残っでぐれれば、ぞれで良いんだ」
「すみませんマオさん…………私達の旅はここまでの様です」
聞きたくなかった。二人からそんな言葉は聞きたくなかった。やるせない思いから真緒の頬を涙が零れ落ちる。
「嫌だよ…………」
「マオぢゃん…………」
「マオさん…………」
「嫌だよ、嫌だよ!!どうして簡単に諦めるの!!皆と離れたくない!ようやく、笑い合える仲間と会えたのに……こんなに早くお別れなんかしたくないよ!!」
真緒は涙をボロボロ流しながら、ハナコとリーマを説得しようとする。その間にも次々と天井は崩れ落ちて来る。
「…………皆と離れる位なら私も一緒に死ぬ!!」
「「「!!!」」」
突然の一緒に死ぬ宣言にハナコ、リーマ、フォルスの三人に衝撃が走る。
「な、何言っでるだぁ!!考え直じでぐれマオぢゃん!!」
「そうですよ!!フォルスさん、お願いします!!」
「…………分かった」
フォルスは飛び上がると、真緒の肩を鉤爪で掴み持ち上げようとする。
「離してください!!フォルスさん、離してください!!皆と一緒に死ぬんです!!」
「暴れないでくれマオ!これもあの二人が望んだ事なんだ!お前だけでも、生き残るんだ!!」
真緒が逃れようと必死になって暴れるが、フォルスの掴む力が強く、中々逃れられなかった。
「マオぢゃん……一緒に旅出来で楽じがっだよぉ…………」
「私達はあの世でマオさん達を見守っていますよ…………」
「嫌だーーー!!!」
崩れ落ちた天井が、ハナコ達を押し潰そうとしたその時、二つの影が二人を拐った。
「え…………?」
「二人は何処だ!?」
「全く…………お前はいつも勝手に決めようとする……なぁ、フォルス!」
声のする方向を見ると、そこにいたのはハナコとリーマ、それぞれを持ち上げて飛んでいる。ビント、ククの二人だった。
「お、お前ら……何で!!」
「話したいのは山々だが、今は脱出するのに専念しろ!」
「後でたっぷり聞かせて貰うからな!!」
「は、はい……」
ククの恐ろしい気迫に押されながら、三人の鳥人は、天井の穴から脱出するのであった。
「何て言うんでしょうか……上手く言い表す事が出来ませんが、凄くかっこいいです!」
ハナコとリーマの二人は、飛んでいるフォルスに見とれていた。
「…………過去のトラウマを克服し、飛べる様になりましたか……まぁ、出来損ないの小鳥にしては良くやった方ですかね~」
空を飛んでいるフォルスを見ながら、エジタスは他の人達に聞こえない様に呟いた。
「よし、着陸するぞ」
「はい!」
落ちた穴から脱出したフォルス達は、ある程度空中を飛行すると、三人が待つ地上へと降り立った。
「皆!!」
「マオぢゃん!!」
「マオさん、怪我はありませんか?」
「うん、フォルスさんが守ってくれたから大丈夫だよ」
ハナコとリーマが真緒に駆け寄り、体のあちこちを触って怪我が無いか確かめた。
「それにしてもフォルスさん、ついに飛べる様になったんですね!」
「オラ、ビッグリじぢまっだよぉ!」
「ああ、全てマオのお陰だ。マオが勇気付けてくれたから、過去の自分と向き合う事が出来たんだ」
ハナコとリーマは、フォルスが飛べる様になった事に驚いていると、フォルスは真緒のお陰だと説明した。
「そんな、私は只もっと自分を大切にして欲しいと思っただけですよ」
「その思いやりが俺を、空へと飛ばせる切っ掛けとなったんだ。マオ、お前は確かに仲間一人を救った、誇っていいぞ」
「フォルスさん…………」
謙遜をする真緒に、フォルスはもっと自分に自信を持てと言った。その時だった……。
「グルルル…………」
「何この声?」
真緒達の耳に何処からか、うなり声が聞こえてきた。声のする方向を見るとそこには…………。
「あ、ドラゴンの事忘れてた!!」
ドラゴンは牙を剥き出しにしながら、低いうなり声を上げていた。
「でも、どうしますか?ドラゴンが退いてくれないと、里に上昇気流が戻りませんよ」
「そうは言っても、子育ての邪魔なんて出来ないよ」
真緒達がドラゴンを退かすか、そのままにしておくかで悩んでいると、フォルスが口を開いた。
「俺が里の皆に事情を説明しよう」
「えっ、フォルスさんいいんですか!?」
「ああ、元々は俺達の里がヘルマウンテンについて、知らなすぎたのが原因だからな。里の者がけじめをつけるべきだろう」
「でも、本当にいいんですか?フォルスさんは里に戻るのは約十五年ぶりですよね…………」
真緒は十五年も戻っていない故郷に、戻れるかどうか心配していた。いくら空を飛べる様になったとは言え、自らの意思で出て行った手前とても気まずい。
「そうだ、だがそうやっていつまでも後悔し続ける訳には行かない。俺も覚悟を決めたのさ」
「フォルスさん……ありがとうございます!!」
フォルスは心の何処かで飛べない事を良いことに、里に戻るのを躊躇っていた。しかし、飛べる様になった今フォルスの中で里に戻る決心がついたのであった。
「安心して下さい。もう、あなたの子育てを邪魔するつもりはありません」
「グルルル!!!」
真緒がドラゴンの気持ちを落ち着かせようとするが、うなり声を止める気配は無い。それどころか、先程よりも強くなる始末である。
「うーん、中々落ち着いてはくれないみたいですね」
「ぞりゃぞうだよなぁ。勘違いとは言え、自分の子供を殺ざれがげだんだぁ。怒りが収まらないのは当然だよぉ……」
「…………何か変じゃありませんか?」
どうにかしてドラゴンの怒りを静める為に、頭を捻っていた真緒達だったが、ここでリーマがある事に気がついた。
「さっきからあのドラゴン、私達の方を見ていません!」
「「「えっ!?」」」
リーマの言葉に耳を疑った三人は、ドラゴンの方に目をやると、ドラゴンの目線は確かに真緒達には向けられておらず、代わりに真緒達が開けた天井に威嚇していた。
「ま、まさか…………」
真緒達が見上げると、天井のひびが広がっていた。亀裂が亀裂を生み出す、亀裂の連鎖が起こっている状況であった。
「皆、出口へ走れ!!」
フォルスの言葉と同時に、天井が崩れ落ち始めた。そして運の悪い事に、崩れ落ちて来る天井は真っ先に出入り口を塞いでしまった。
「で、出口が!!閉じ込められちゃた!!」
「このままだと生き埋めになるぞ!どうするんだ!?」
「そうだ!!師匠の転移を使えば、一瞬で出られる筈です!…………あれ、し、師匠何処ですか!?」
真緒が辺りを見渡すも、エジタスの姿は何処にも見当たらなかった。それもその筈、エジタスは既に外にいたのだ。出入り口が塞がれたのを見ると、即座に指を鳴らして一人だけ脱出していた。
「…………マオさん、正直今回のあなたは無様を通り越して、滑稽でしたよ。私が理想とするマオさんなら、この窮地を切り抜けられる筈です。それが出来ないのであれば、それまでの事…………さて、あなたはどうしますか“勇者”さん…………」
エジタスは外にいる為、中にいる真緒達に聞こえる事は無かった。
「どうするんだ!?エジタスさんがいないと俺達は脱出出来ないぞ!!」
「うーんと、うーんと…………」
「方法ならありますよ…………」
真緒が頭を悩ませていると、リーマが静かに口を開き、最初に真緒達が開けた天井の穴を指差した。
「あそこから、微量ですが光が漏れています。おそらく外に通じている筈です」
「でも、あんな高い所にあるんだよ!?それこそ、フォルスさんの様に飛べる人がいないと…………まさか……」
真緒は恐ろしい考えが頭に浮かんだ。だがそれは、真緒が決して望まぬ考えであった。
「はい…………マオさんの虚空が使えない今、飛べるのはフォルスさんだけ…………フォルスさん、マオさんを連れて脱出して下さい」
「二人は、二人はどうするつもりなの!!?」
「マオぢゃん…………オラ達はマオぢゃんが生き残っでぐれれば、ぞれで良いんだ」
「すみませんマオさん…………私達の旅はここまでの様です」
聞きたくなかった。二人からそんな言葉は聞きたくなかった。やるせない思いから真緒の頬を涙が零れ落ちる。
「嫌だよ…………」
「マオぢゃん…………」
「マオさん…………」
「嫌だよ、嫌だよ!!どうして簡単に諦めるの!!皆と離れたくない!ようやく、笑い合える仲間と会えたのに……こんなに早くお別れなんかしたくないよ!!」
真緒は涙をボロボロ流しながら、ハナコとリーマを説得しようとする。その間にも次々と天井は崩れ落ちて来る。
「…………皆と離れる位なら私も一緒に死ぬ!!」
「「「!!!」」」
突然の一緒に死ぬ宣言にハナコ、リーマ、フォルスの三人に衝撃が走る。
「な、何言っでるだぁ!!考え直じでぐれマオぢゃん!!」
「そうですよ!!フォルスさん、お願いします!!」
「…………分かった」
フォルスは飛び上がると、真緒の肩を鉤爪で掴み持ち上げようとする。
「離してください!!フォルスさん、離してください!!皆と一緒に死ぬんです!!」
「暴れないでくれマオ!これもあの二人が望んだ事なんだ!お前だけでも、生き残るんだ!!」
真緒が逃れようと必死になって暴れるが、フォルスの掴む力が強く、中々逃れられなかった。
「マオぢゃん……一緒に旅出来で楽じがっだよぉ…………」
「私達はあの世でマオさん達を見守っていますよ…………」
「嫌だーーー!!!」
崩れ落ちた天井が、ハナコ達を押し潰そうとしたその時、二つの影が二人を拐った。
「え…………?」
「二人は何処だ!?」
「全く…………お前はいつも勝手に決めようとする……なぁ、フォルス!」
声のする方向を見ると、そこにいたのはハナコとリーマ、それぞれを持ち上げて飛んでいる。ビント、ククの二人だった。
「お、お前ら……何で!!」
「話したいのは山々だが、今は脱出するのに専念しろ!」
「後でたっぷり聞かせて貰うからな!!」
「は、はい……」
ククの恐ろしい気迫に押されながら、三人の鳥人は、天井の穴から脱出するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【魔物島】~コミュ障な俺はモンスターが生息する島で一人淡々とレベルを上げ続ける~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【俺たちが飛ばされた魔物島には恐ろしいモンスターたちが棲みついていた――!?】
・コミュ障主人公のレベリング無双ファンタジー!
十九歳の男子学生、柴木善は大学の入学式の最中突如として起こった大地震により気を失ってしまう。
そして柴木が目覚めた場所は見たことのないモンスターたちが跋扈する絶海の孤島だった。
その島ではレベルシステムが発現しており、倒したモンスターに応じて経験値を獲得できた。
さらに有用なアイテムをドロップすることもあり、それらはスマホによって管理が可能となっていた。
柴木以外の入学式に参加していた学生や教師たちもまたその島に飛ばされていて、恐ろしいモンスターたちを相手にしたサバイバル生活を強いられてしまう。
しかしそんな明日をも知れぬサバイバル生活の中、柴木だけは割と快適な日常を送っていた。
人と関わることが苦手な柴木はほかの学生たちとは距離を取り、一人でただひたすらにモンスターを狩っていたのだが、モンスターが落とすアイテムを上手く使いながら孤島の生活に順応していたのだ。
そしてそんな生活を一人で三ヶ月も続けていた柴木は、ほかの学生たちとは文字通りレベルが桁違いに上がっていて、自分でも気付かないうちに人間の限界を超えていたのだった。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる