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第九章 冒険編 雲の木の待ち人
修行~リーマの場合~
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「さて今日から、何日かに分けて個人的な修行を行う訳だけど……最初はリーマだね」
「はい!よろしくお願いします!!」
修行を開始してから二日目。アーメイデは、全体的な修行ではなく一人一人集中して鍛え上げる事にした。そんな中で、最初の修行の対象として選ばれたのはリーマだった。
「良い返事だ。こっちも鍛えがいがあるってもんだよ」
「はい!ありがとうございます!!」
尊敬する人に褒められて、有頂天になるリーマ。そのあまりの嬉しそうな様子から、尻尾を振っている幻覚が見える程だった。
「えっと……あんたは確か……私と同じ魔法使いが職業だったね」
「はい!幼い頃からアーメイデさんを目標に毎日魔法の特訓をしていました!!そして今回、憧れの存在であるアーメイデさん直々に魔法のご指導をして頂けるので、とても光栄です!!」
「へぇ……毎日魔法の特訓を……ねぇ……」
アーメイデは、顎に指を当ててリーマの全身をじっくりと観察する。
「どんな辛い修行にも耐えて見せます!!ご指導よろしくお願いします!!」
「そうかい。そう言ってくれるとこちらも遠慮せずに出来そうだ。それじゃあまずは…………」
気合い十分なリーマにアーメイデが与える修行。それは…………。
「“腕立て伏せ百回”だな」
「…………へ?」
リーマは一瞬、自分が何を言われているのか分からなかった。
「何ボーッとしているんだい。ほら、早く腕立て伏せをするんだよ!」
「は、はい!!」
アーメイデに怒鳴られて、慌てて腕立て伏せをし始めるリーマ。
「一、二、三、四、五、六……七……八……九……十……も、もう駄目…………」
「なんだいなんだい。まだ十回しか出来ていないじゃないか。大口を叩いた割りに根性無いねー」
リーマの体力の無さに、呆れ果てるアーメイデ。
「そ、そんな事言われても……もう手が動きません……」
「はぁ……仕方無いね。それならあんたは、走り込みから始めた方が良いかもしれないね。そう言う訳だから、五十周して来な」
「ちょ、ちょっと待って下さい!わ、私は魔法使いなんですよ!?」
「だから?」
アーメイデの惚けた言葉に、リーマは少し苛立ちを感じつつも話始めた。
「だからその……もっとこう……強力な魔法をですね……知りたいなって…………」
「あぁ、そう言う事……悪いけど今のあんたに教えられる魔法は一つも無いよ」
「ど、どうしてですか!?」
魔法使いであるリーマに教える魔法は一つも無いと言われて、驚きの声をあげる。
「そんなの自分で考えな。それよりあんたが今すべき事は、この“クラウドツリー”の頂上を五十周する事だよ!」
「待って下さい!!全く意味が分かりません!!ちゃんと説明して下さい!!」
リーマもここで退く訳にも行かないと分かっている。その為にアーメイデへの問い掛けを止めない。
「私の鍛え方に文句があるのかい?それなら、やらなくて結構。他の子達の所へ教えに行くだけさ」
そう言うとアーメイデは、小屋の方へと戻ろうとする。
「えっ!?そ、そんな待って下さい!!」
「…………」
リーマが必死に呼び止めるも、アーメイデは無視してどんどん歩いて行ってしまう。
「あ…………わ、分かりました!!やればいいんですよね!やれば!!」
そう言うとやけくそになりながら、走り出したリーマ。その時の顔は、苛立ちと疑問で頭がこんがらがる何とも言えない表情になっていた。
「…………」
アーメイデはその様子を見ながら、密かにほくそ笑むのだった。
「はぁ……ひぃ……はぁ……」
しかし、ペースを考えずに無我夢中で走った為、十周しか廻れなかった。リーマは息を切らしながらその場に座り込んでしまった。
「はぁ……はぁ……」
「…………今日はここまでにしておこう。明日は、腕立て伏せ百回、“クラウドツリー”の頂上を五十周、そしてそれから腹筋百回をやるから覚悟しな」
言い終わると、アーメイデは一人小屋へと戻って行ってしまった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
リーマが息を整えて小屋に戻ったのは、それから一時間後の事だった。
***
「痛たたた…………」
「まだ……痛む?」
現在リーマは無理な筋トレが祟り、肉離れを起こしていた。部屋のベッドでうつ伏せの状態で真緒にマッサージしてもらっていた。
「すみません……マオさんに心配を掛けてしまって……」
「ううん、別に気にしなくても大丈夫だよ。私がやりたくてやっているだけだから……」
「ありがとうございます……それにしても……アーメイデさんは酷い人ですよ……」
「どうして?」
突然アーメイデに対しての愚痴を言い始めるリーマに対して、真緒が問い掛ける。
「私は魔法使いなんですよ?魔法を専門的に扱うのに……する修行は筋トレばっか……こんなの意味が無いですよ!」
「意味が無い……か。それは……違うと思うな……」
「何でですか!?」
共感してくれると思っていた真緒のまさかの否定的な言葉に、驚愕するリーマ。
「だって……アーメイデさんは、私達が力不足だって気づかせてくれただけじゃ無くて、頼んでもいないのに修行をつけてくれる……これって真剣じゃないと出来ないと思うんだよね……」
真緒の言っている事は正しかった。意味の無い修行をする人が、啖呵切って魔王と渡り合える強さまで鍛え上げるなど中々言えるものでは無い。
「そうかもしれないですけど……それなら何故!?アーメイデさんは、私に魔法じゃなくて筋トレをさせるんですか!?」
「それは……分からないけど……でもきっとそれには深い意味が隠されていると思うよ…………」
「本当にそうなんでしょうか…………?」
真緒を疑う訳では無いが、いまいちどうしても信じられないリーマだった。
***
「…………うーん……トイレ……」
その夜。リーマは尿意が我慢出来ず、ベッドから起き上がった。
「…………あれ?どうして明かりが?」
リーマがトイレを済ませベッドに戻ろうとすると、台所へ続く扉の隙間から明かりが漏れ出ている事に気がついた。
「こんな夜中に誰が…………!!」
扉の隙間から中を覗くとそこには、真緒とアーメイデがいた。
「(ど、どうしてマオさんとアーメイデさんが!?)」
リーマは訳が分からず、その光景を見る事しか出来なかった。
「…………教えて下さい」
すると丁度会話をする所だったのか、真緒がアーメイデに話し掛けた。
「何をだい?」
「どうしてリーマに魔法では無く、筋トレをさせているんですか?」
「(!!!)」
リーマは驚いていた。否定的な言葉を述べていた真緒だったが、こうしてアーメイデ本人に理由を聞こうとしていた。
「そんなの私の勝手だろ?」
「…………あなたが私達を鍛えてくれるのはとてもありがたいです……ですが!何の説明も無しに修行させられて、不安になっているリーマの気持ちも考えてあげて下さい!」
「(マオさん…………)」
心が温かくなるのを感じる。真緒の優しい言葉がリーマの心に響く。
「…………はぁー、仕方無いね。あんただけに説明するよ」
「…………?」
「あの子……リーマはね、体力が無さすぎるんだよ」
「どう言う事ですか…………?」
アーメイデは、頭を掻きながら真緒に説明していく。
「確かに、魔法使いにとって魔法は最も重要な事の一つだ。だけどね……それが弱点にもなるんだよ」
「(!!?)」
「ど、どうしてですか!?」
魔法が最大の武器となる筈の魔法使いが、逆に弱点ともなる。大きな矛盾に真緒とリーマは混乱している。
「魔法は確かに強力だ。たった一つの魔法で戦局を大きく変える事だって出来る。しかし、魔法はMPを消費する…………つまりMPが途中で無くなってしまったら最弱……真っ先に狙われる事となる」
強力が故の落とし穴。魔法が使えない魔法使いは、その辺の村人と対して変わらない戦力になってしまう。
「これは魔法使いに多くある事でね…………戦闘の途中でMPが切れて、敵に殺されてしまう……そんな悲劇を起こさない為にも、MPが切れた時にある程度戦える体力はつけないといけないんだよ……」
「それならどうしてその事をリーマに教えないんですか?」
「口にするのは簡単さ……でも教えた事で、私は大丈夫という慢心が生まれて修行を怠ってしまうんじゃないかって不安なんだよ……私のかつての弟子の一人がそれで命を落としたんだ……」
アーメイデは悔やんでいた。自分が何でも教えたせいで、大切な弟子を亡くしてしまったのだと。
「…………リーマは、慢心する様な人じゃありませんよ……」
「分かってるさ……あの子が人一倍努力家な事ぐらい……だけど……どうしても一歩踏み出す事が出来ないんだよ……」
怖い。教えた事によって、また大切な弟子を亡くしてしまうのでは無いかと……もう悲劇は繰り返したく無い。
「アーメイデさん……」
「……でも、あんたの言う通りだね。何も説明しないで修行をさせられる不安を考えていなかった。明日、あの子に話しておくよ」
「いえ、それはしなくても大丈夫です」
リーマに筋トレの説明をしようと決心するが、真緒に止められた。
「どうしてだい?」
「私の仲間は多少の不安で諦める程、柔ではありませんから」
この時既にリーマの姿は扉には無かった。外へと飛び出して、腕立て伏せをしていた。
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十…………」
星が綺麗に輝く真夜中に聞こえる声。リーマの修行は始まったばかりだ。
「はい!よろしくお願いします!!」
修行を開始してから二日目。アーメイデは、全体的な修行ではなく一人一人集中して鍛え上げる事にした。そんな中で、最初の修行の対象として選ばれたのはリーマだった。
「良い返事だ。こっちも鍛えがいがあるってもんだよ」
「はい!ありがとうございます!!」
尊敬する人に褒められて、有頂天になるリーマ。そのあまりの嬉しそうな様子から、尻尾を振っている幻覚が見える程だった。
「えっと……あんたは確か……私と同じ魔法使いが職業だったね」
「はい!幼い頃からアーメイデさんを目標に毎日魔法の特訓をしていました!!そして今回、憧れの存在であるアーメイデさん直々に魔法のご指導をして頂けるので、とても光栄です!!」
「へぇ……毎日魔法の特訓を……ねぇ……」
アーメイデは、顎に指を当ててリーマの全身をじっくりと観察する。
「どんな辛い修行にも耐えて見せます!!ご指導よろしくお願いします!!」
「そうかい。そう言ってくれるとこちらも遠慮せずに出来そうだ。それじゃあまずは…………」
気合い十分なリーマにアーメイデが与える修行。それは…………。
「“腕立て伏せ百回”だな」
「…………へ?」
リーマは一瞬、自分が何を言われているのか分からなかった。
「何ボーッとしているんだい。ほら、早く腕立て伏せをするんだよ!」
「は、はい!!」
アーメイデに怒鳴られて、慌てて腕立て伏せをし始めるリーマ。
「一、二、三、四、五、六……七……八……九……十……も、もう駄目…………」
「なんだいなんだい。まだ十回しか出来ていないじゃないか。大口を叩いた割りに根性無いねー」
リーマの体力の無さに、呆れ果てるアーメイデ。
「そ、そんな事言われても……もう手が動きません……」
「はぁ……仕方無いね。それならあんたは、走り込みから始めた方が良いかもしれないね。そう言う訳だから、五十周して来な」
「ちょ、ちょっと待って下さい!わ、私は魔法使いなんですよ!?」
「だから?」
アーメイデの惚けた言葉に、リーマは少し苛立ちを感じつつも話始めた。
「だからその……もっとこう……強力な魔法をですね……知りたいなって…………」
「あぁ、そう言う事……悪いけど今のあんたに教えられる魔法は一つも無いよ」
「ど、どうしてですか!?」
魔法使いであるリーマに教える魔法は一つも無いと言われて、驚きの声をあげる。
「そんなの自分で考えな。それよりあんたが今すべき事は、この“クラウドツリー”の頂上を五十周する事だよ!」
「待って下さい!!全く意味が分かりません!!ちゃんと説明して下さい!!」
リーマもここで退く訳にも行かないと分かっている。その為にアーメイデへの問い掛けを止めない。
「私の鍛え方に文句があるのかい?それなら、やらなくて結構。他の子達の所へ教えに行くだけさ」
そう言うとアーメイデは、小屋の方へと戻ろうとする。
「えっ!?そ、そんな待って下さい!!」
「…………」
リーマが必死に呼び止めるも、アーメイデは無視してどんどん歩いて行ってしまう。
「あ…………わ、分かりました!!やればいいんですよね!やれば!!」
そう言うとやけくそになりながら、走り出したリーマ。その時の顔は、苛立ちと疑問で頭がこんがらがる何とも言えない表情になっていた。
「…………」
アーメイデはその様子を見ながら、密かにほくそ笑むのだった。
「はぁ……ひぃ……はぁ……」
しかし、ペースを考えずに無我夢中で走った為、十周しか廻れなかった。リーマは息を切らしながらその場に座り込んでしまった。
「はぁ……はぁ……」
「…………今日はここまでにしておこう。明日は、腕立て伏せ百回、“クラウドツリー”の頂上を五十周、そしてそれから腹筋百回をやるから覚悟しな」
言い終わると、アーメイデは一人小屋へと戻って行ってしまった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
リーマが息を整えて小屋に戻ったのは、それから一時間後の事だった。
***
「痛たたた…………」
「まだ……痛む?」
現在リーマは無理な筋トレが祟り、肉離れを起こしていた。部屋のベッドでうつ伏せの状態で真緒にマッサージしてもらっていた。
「すみません……マオさんに心配を掛けてしまって……」
「ううん、別に気にしなくても大丈夫だよ。私がやりたくてやっているだけだから……」
「ありがとうございます……それにしても……アーメイデさんは酷い人ですよ……」
「どうして?」
突然アーメイデに対しての愚痴を言い始めるリーマに対して、真緒が問い掛ける。
「私は魔法使いなんですよ?魔法を専門的に扱うのに……する修行は筋トレばっか……こんなの意味が無いですよ!」
「意味が無い……か。それは……違うと思うな……」
「何でですか!?」
共感してくれると思っていた真緒のまさかの否定的な言葉に、驚愕するリーマ。
「だって……アーメイデさんは、私達が力不足だって気づかせてくれただけじゃ無くて、頼んでもいないのに修行をつけてくれる……これって真剣じゃないと出来ないと思うんだよね……」
真緒の言っている事は正しかった。意味の無い修行をする人が、啖呵切って魔王と渡り合える強さまで鍛え上げるなど中々言えるものでは無い。
「そうかもしれないですけど……それなら何故!?アーメイデさんは、私に魔法じゃなくて筋トレをさせるんですか!?」
「それは……分からないけど……でもきっとそれには深い意味が隠されていると思うよ…………」
「本当にそうなんでしょうか…………?」
真緒を疑う訳では無いが、いまいちどうしても信じられないリーマだった。
***
「…………うーん……トイレ……」
その夜。リーマは尿意が我慢出来ず、ベッドから起き上がった。
「…………あれ?どうして明かりが?」
リーマがトイレを済ませベッドに戻ろうとすると、台所へ続く扉の隙間から明かりが漏れ出ている事に気がついた。
「こんな夜中に誰が…………!!」
扉の隙間から中を覗くとそこには、真緒とアーメイデがいた。
「(ど、どうしてマオさんとアーメイデさんが!?)」
リーマは訳が分からず、その光景を見る事しか出来なかった。
「…………教えて下さい」
すると丁度会話をする所だったのか、真緒がアーメイデに話し掛けた。
「何をだい?」
「どうしてリーマに魔法では無く、筋トレをさせているんですか?」
「(!!!)」
リーマは驚いていた。否定的な言葉を述べていた真緒だったが、こうしてアーメイデ本人に理由を聞こうとしていた。
「そんなの私の勝手だろ?」
「…………あなたが私達を鍛えてくれるのはとてもありがたいです……ですが!何の説明も無しに修行させられて、不安になっているリーマの気持ちも考えてあげて下さい!」
「(マオさん…………)」
心が温かくなるのを感じる。真緒の優しい言葉がリーマの心に響く。
「…………はぁー、仕方無いね。あんただけに説明するよ」
「…………?」
「あの子……リーマはね、体力が無さすぎるんだよ」
「どう言う事ですか…………?」
アーメイデは、頭を掻きながら真緒に説明していく。
「確かに、魔法使いにとって魔法は最も重要な事の一つだ。だけどね……それが弱点にもなるんだよ」
「(!!?)」
「ど、どうしてですか!?」
魔法が最大の武器となる筈の魔法使いが、逆に弱点ともなる。大きな矛盾に真緒とリーマは混乱している。
「魔法は確かに強力だ。たった一つの魔法で戦局を大きく変える事だって出来る。しかし、魔法はMPを消費する…………つまりMPが途中で無くなってしまったら最弱……真っ先に狙われる事となる」
強力が故の落とし穴。魔法が使えない魔法使いは、その辺の村人と対して変わらない戦力になってしまう。
「これは魔法使いに多くある事でね…………戦闘の途中でMPが切れて、敵に殺されてしまう……そんな悲劇を起こさない為にも、MPが切れた時にある程度戦える体力はつけないといけないんだよ……」
「それならどうしてその事をリーマに教えないんですか?」
「口にするのは簡単さ……でも教えた事で、私は大丈夫という慢心が生まれて修行を怠ってしまうんじゃないかって不安なんだよ……私のかつての弟子の一人がそれで命を落としたんだ……」
アーメイデは悔やんでいた。自分が何でも教えたせいで、大切な弟子を亡くしてしまったのだと。
「…………リーマは、慢心する様な人じゃありませんよ……」
「分かってるさ……あの子が人一倍努力家な事ぐらい……だけど……どうしても一歩踏み出す事が出来ないんだよ……」
怖い。教えた事によって、また大切な弟子を亡くしてしまうのでは無いかと……もう悲劇は繰り返したく無い。
「アーメイデさん……」
「……でも、あんたの言う通りだね。何も説明しないで修行をさせられる不安を考えていなかった。明日、あの子に話しておくよ」
「いえ、それはしなくても大丈夫です」
リーマに筋トレの説明をしようと決心するが、真緒に止められた。
「どうしてだい?」
「私の仲間は多少の不安で諦める程、柔ではありませんから」
この時既にリーマの姿は扉には無かった。外へと飛び出して、腕立て伏せをしていた。
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十…………」
星が綺麗に輝く真夜中に聞こえる声。リーマの修行は始まったばかりだ。
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