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第十章 冒険編 魔王と勇者
時間稼ぎ
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「俺があいつの足下に矢を放つ!!その怯んだ隙に、攻撃を叩き込め!!」
そう言うとフォルスは、空中へと勢い良く舞い上がり、弓矢を聖一に向けて構えた。
「頼むから怯んでくれよ!!」
微かな願いを胸に、フォルスは聖一目掛けて矢を放った。
「あああああ!!!」
しかし、その攻撃を予期していたかの様に聖一は、走る速度を上げて飛んで来る矢を回避した。
「くそっ!やっぱり駄目か!!皆、油断するなよ!!」
フォルスは、地上にいる三人に向けて注意を促す。
「私だって、アーメイデさんの下で修行して成長したんです!!そう簡単には殺られませんよ!!“炎の槍”!!」
すると、リーマの右手に赤々と燃え上がる炎の槍が形成された。
「あなたの様に同時詠唱は出来ませんが……複数の魔法を維持する事は出来ます!!“水の盾”!!」
すると今度は、リーマの左手に潤いを持った青く丸い盾が形成された。
「まだ終わりませんよ!!“風の足”!!」
すると今度は、リーマの両足に蠢く風の塊が形成された。
「最後の仕上げです!!“土の鎧”!!」
そして最後に、リーマの体を大量の土が覆い尽くす。土は次第に固くなり、まるで頑丈な鉄の様に変化した。
「これこそ、現在私が出来る完全武装です!!こうなった私は誰にも止められませんよ!!」
しかし、リーマは内心焦っていた。聖一を食い止める為にはこれだけの魔法を唱えないといけない訳なのだが、アーメイデと戦った時の様にいつ魔力切れを起こしてしまうのか、気が気ではなかった。
「(最高でも五分……マオさんが頼んだ十分を稼ぐ為にも、必ず五分間耐えきって見せる!!)」
するとリーマは迫り来る聖一に対して、そのままタックルを仕掛けた。
「岩をも砕くこの鎧の威力、特と味わいなさい!!」
聖一はリーマのタックルを容易く避けて、隙だらけとなったリーマに斬り掛かった。
「!!?」
しかし聖一の斬激は、土を固めて形成した鎧に弾かれてしまった。
「この鎧は、ちょっとやそっとの攻撃では壊せませんよ!!」
リーマは反撃とばかりに、持っていた炎の槍で隙だらけの聖一目掛けて突き刺した。
「ぐっ…………!!」
見事リーマの槍が命中し、傷を負った聖一は体制を立て直す為に一旦、後方へと下がった。
「案外このまま、勝ってしまうかもしれませんね」
「…………“ウォーター”」
すると聖一はリーマの方をじっと見つめると、水属性魔法を唱えてリーマ目掛けて放った。
「!!……し、しまった!!」
放たれた水属性魔法は、リーマの鎧に命中した。ダメージは無かったものの、水分を含んだ土が泥の様に崩れ落ちていく。
「こんなに早く、土の鎧の弱点がバレちゃうだなんて…………」
魔法には相性がある。火は土、土は風、風は水、水は火、そして光は闇、闇は光に強い。しかしそれは表面にしか過ぎない。例えば、リーマの土の鎧は魔法で形成したとは言え、所詮は土の塊。自然の法則に従い、水に濡れれば柔らかくなって次第に泥となってしまう。また、火は土に強いとされているが、燃えている火に大量の土を被せれば消火出来る。この様に、必ずしも魔法の相性が戦いの優劣を決めるとは限らない。
「は、早く元に戻さないと……!!」
そう思った矢先、聖一はリーマの目の前に一瞬で移動した。
「“俺”は…………完璧だ……」
完全に油断していた。もしかしたら、自分でも聖一に勝てるのではないかと慢心した結果がこれ。聖一は、ぶつぶつと独り言を発しながら、リーマ目掛けてフォアリーフを振り上げる。
「マオさん……ごめんなさい……」
来るであろう痛みから耐える様に目を閉じて、時間稼ぎ出来なかった事を真緒に謝罪する。そして、振り上げたフォアリーフが振り下ろされた瞬間……。
「オラを忘れぢゃ、困るだよぉ!!」
「ハナコさん!!」
ハナコは、両腕に着けている不壊のガントレットで聖一の一撃を受け止めた。
「私もいますよ~」
「エジタスさん!!」
今度はエジタスが、一本のナイフを聖一目掛けて投げ付けて来た。聖一は場が悪いと踏んだのか、攻撃を中止して後方へと跳んで飛んで来るナイフを避けた。
「余所見してるんじゃないぞ!!」
「!!!」
すると突然、聖一の真上から数本の矢が降り注いで来た。避けたばかりだった為もあり、避ける事が出来ず全ての矢が突き刺さった。
「ぐっ…………!!」
聖一はあまりの痛みに、片膝をついてしまった。
「行ける……行けるぞ!!一人では倒せなくても、全員で力を合わせれば勝てるかもしれない!!」
「…………スキル“パーフェクト”」
希望の光が見えて来た。そう思った矢先に、再び絶望が舞い戻って来た。聖一の全身が黄金色に輝き始めたのだ。
「ま、まずい!!あのスキルは!!」
パーフェクト。自身のステータスを十倍にする恐ろしいスキル。いつもだったら真緒の純白の剣で無効にするのだが、その真緒は現在側にいない。
「殺す……否定する奴、無視する奴は死を持って償わせる!!」
その瞬間、聖一の姿が消えた。
「「「「えっ?」」」」
四人は突然姿を消した聖一に驚いていると、フォルスの目の前に聖一が突如として姿を現した。
「な、何!!?」
突然の出来事に、フォルスは為す術もなく斬られてしまった。
「ぐぁあああ!!!」
痛みに耐えきれず、地上へと落下するフォルス。
「フォルスさ……!!」
フォルスの安否を心配するリーマだっだが、既に目の前には聖一が立っていた。リーマは驚くよりも早く、炎の槍で聖一を突き刺そうとしたが、その時には聖一に斬られた後だった。
「そ、そんな…………」
リーマも痛みに耐えきれず、その場に倒れてしまう。
「リーマぢゃん!!よぐもリーマぢゃんを…………スキル“鋼鉄化”!!」
リーマの仇を撃とうとするハナコ。片腕を鋼鉄に変えて、聖一に殴り掛かる。
「えっ?」
しかしその拳は空を切る。そこには既に聖一の姿は無く、ハナコの後ろに現れていた。
「じ、じまっ……!!」
ハナコは慌てて振り返ろうとするが、無慈悲にも聖一の斬激がハナコの背中を襲った。
「がぁあああ!!!」
ハナコもあまりの痛みに耐えきれず、そのまま倒れてしまった。
「成る程~、ステータスが十倍になった事で肉眼では捉えられない程の速さになり、他の三人を一撃で瀕死に追い込める力を得た訳ですか…………それにしてもこれほどの実力差が生まれてしまうとは……情けないですね……」
エジタスが呑気に語っていると、聖一は再び一瞬で姿を消してエジタスの背後に現れていた。
「…………えい!」
「!!?」
しかし、それを予測していたのかエジタスは後ろ蹴りで聖一をぶっ飛ばした。
「残念ですが、そう言った戦法は私には通じませんよ~。何故なら私もあなたと同じ様に一瞬で姿を消して、突然相手の目の前に現れて攻撃を仕掛ける“転移魔法”を使うのですよ~」
幸か不幸か、聖一の戦法とエジタスの戦法はとてもよく似ていた。その為、エジタスには聖一が何処から攻撃を仕掛けて来るか手に取る様に分かっていた。
「それに……どうやらタイムオーバーみたいですしね……」
「“純白の剣”!!!」
「!!!」
その瞬間真っ白な光の輝きが、聖一の全身を包んでいた黄金色の光を消し去った。聖一が慌てて真っ白な光の輝きの方向に顔を向けると、そこには自然な速度で歩く真緒がいた。
「マオさ~ん、お待ちしていましたよ~」
「師匠……皆……時間稼ぎありがとうございました。後は私に任せて下さい!!」
そう言うとフォルスは、空中へと勢い良く舞い上がり、弓矢を聖一に向けて構えた。
「頼むから怯んでくれよ!!」
微かな願いを胸に、フォルスは聖一目掛けて矢を放った。
「あああああ!!!」
しかし、その攻撃を予期していたかの様に聖一は、走る速度を上げて飛んで来る矢を回避した。
「くそっ!やっぱり駄目か!!皆、油断するなよ!!」
フォルスは、地上にいる三人に向けて注意を促す。
「私だって、アーメイデさんの下で修行して成長したんです!!そう簡単には殺られませんよ!!“炎の槍”!!」
すると、リーマの右手に赤々と燃え上がる炎の槍が形成された。
「あなたの様に同時詠唱は出来ませんが……複数の魔法を維持する事は出来ます!!“水の盾”!!」
すると今度は、リーマの左手に潤いを持った青く丸い盾が形成された。
「まだ終わりませんよ!!“風の足”!!」
すると今度は、リーマの両足に蠢く風の塊が形成された。
「最後の仕上げです!!“土の鎧”!!」
そして最後に、リーマの体を大量の土が覆い尽くす。土は次第に固くなり、まるで頑丈な鉄の様に変化した。
「これこそ、現在私が出来る完全武装です!!こうなった私は誰にも止められませんよ!!」
しかし、リーマは内心焦っていた。聖一を食い止める為にはこれだけの魔法を唱えないといけない訳なのだが、アーメイデと戦った時の様にいつ魔力切れを起こしてしまうのか、気が気ではなかった。
「(最高でも五分……マオさんが頼んだ十分を稼ぐ為にも、必ず五分間耐えきって見せる!!)」
するとリーマは迫り来る聖一に対して、そのままタックルを仕掛けた。
「岩をも砕くこの鎧の威力、特と味わいなさい!!」
聖一はリーマのタックルを容易く避けて、隙だらけとなったリーマに斬り掛かった。
「!!?」
しかし聖一の斬激は、土を固めて形成した鎧に弾かれてしまった。
「この鎧は、ちょっとやそっとの攻撃では壊せませんよ!!」
リーマは反撃とばかりに、持っていた炎の槍で隙だらけの聖一目掛けて突き刺した。
「ぐっ…………!!」
見事リーマの槍が命中し、傷を負った聖一は体制を立て直す為に一旦、後方へと下がった。
「案外このまま、勝ってしまうかもしれませんね」
「…………“ウォーター”」
すると聖一はリーマの方をじっと見つめると、水属性魔法を唱えてリーマ目掛けて放った。
「!!……し、しまった!!」
放たれた水属性魔法は、リーマの鎧に命中した。ダメージは無かったものの、水分を含んだ土が泥の様に崩れ落ちていく。
「こんなに早く、土の鎧の弱点がバレちゃうだなんて…………」
魔法には相性がある。火は土、土は風、風は水、水は火、そして光は闇、闇は光に強い。しかしそれは表面にしか過ぎない。例えば、リーマの土の鎧は魔法で形成したとは言え、所詮は土の塊。自然の法則に従い、水に濡れれば柔らかくなって次第に泥となってしまう。また、火は土に強いとされているが、燃えている火に大量の土を被せれば消火出来る。この様に、必ずしも魔法の相性が戦いの優劣を決めるとは限らない。
「は、早く元に戻さないと……!!」
そう思った矢先、聖一はリーマの目の前に一瞬で移動した。
「“俺”は…………完璧だ……」
完全に油断していた。もしかしたら、自分でも聖一に勝てるのではないかと慢心した結果がこれ。聖一は、ぶつぶつと独り言を発しながら、リーマ目掛けてフォアリーフを振り上げる。
「マオさん……ごめんなさい……」
来るであろう痛みから耐える様に目を閉じて、時間稼ぎ出来なかった事を真緒に謝罪する。そして、振り上げたフォアリーフが振り下ろされた瞬間……。
「オラを忘れぢゃ、困るだよぉ!!」
「ハナコさん!!」
ハナコは、両腕に着けている不壊のガントレットで聖一の一撃を受け止めた。
「私もいますよ~」
「エジタスさん!!」
今度はエジタスが、一本のナイフを聖一目掛けて投げ付けて来た。聖一は場が悪いと踏んだのか、攻撃を中止して後方へと跳んで飛んで来るナイフを避けた。
「余所見してるんじゃないぞ!!」
「!!!」
すると突然、聖一の真上から数本の矢が降り注いで来た。避けたばかりだった為もあり、避ける事が出来ず全ての矢が突き刺さった。
「ぐっ…………!!」
聖一はあまりの痛みに、片膝をついてしまった。
「行ける……行けるぞ!!一人では倒せなくても、全員で力を合わせれば勝てるかもしれない!!」
「…………スキル“パーフェクト”」
希望の光が見えて来た。そう思った矢先に、再び絶望が舞い戻って来た。聖一の全身が黄金色に輝き始めたのだ。
「ま、まずい!!あのスキルは!!」
パーフェクト。自身のステータスを十倍にする恐ろしいスキル。いつもだったら真緒の純白の剣で無効にするのだが、その真緒は現在側にいない。
「殺す……否定する奴、無視する奴は死を持って償わせる!!」
その瞬間、聖一の姿が消えた。
「「「「えっ?」」」」
四人は突然姿を消した聖一に驚いていると、フォルスの目の前に聖一が突如として姿を現した。
「な、何!!?」
突然の出来事に、フォルスは為す術もなく斬られてしまった。
「ぐぁあああ!!!」
痛みに耐えきれず、地上へと落下するフォルス。
「フォルスさ……!!」
フォルスの安否を心配するリーマだっだが、既に目の前には聖一が立っていた。リーマは驚くよりも早く、炎の槍で聖一を突き刺そうとしたが、その時には聖一に斬られた後だった。
「そ、そんな…………」
リーマも痛みに耐えきれず、その場に倒れてしまう。
「リーマぢゃん!!よぐもリーマぢゃんを…………スキル“鋼鉄化”!!」
リーマの仇を撃とうとするハナコ。片腕を鋼鉄に変えて、聖一に殴り掛かる。
「えっ?」
しかしその拳は空を切る。そこには既に聖一の姿は無く、ハナコの後ろに現れていた。
「じ、じまっ……!!」
ハナコは慌てて振り返ろうとするが、無慈悲にも聖一の斬激がハナコの背中を襲った。
「がぁあああ!!!」
ハナコもあまりの痛みに耐えきれず、そのまま倒れてしまった。
「成る程~、ステータスが十倍になった事で肉眼では捉えられない程の速さになり、他の三人を一撃で瀕死に追い込める力を得た訳ですか…………それにしてもこれほどの実力差が生まれてしまうとは……情けないですね……」
エジタスが呑気に語っていると、聖一は再び一瞬で姿を消してエジタスの背後に現れていた。
「…………えい!」
「!!?」
しかし、それを予測していたのかエジタスは後ろ蹴りで聖一をぶっ飛ばした。
「残念ですが、そう言った戦法は私には通じませんよ~。何故なら私もあなたと同じ様に一瞬で姿を消して、突然相手の目の前に現れて攻撃を仕掛ける“転移魔法”を使うのですよ~」
幸か不幸か、聖一の戦法とエジタスの戦法はとてもよく似ていた。その為、エジタスには聖一が何処から攻撃を仕掛けて来るか手に取る様に分かっていた。
「それに……どうやらタイムオーバーみたいですしね……」
「“純白の剣”!!!」
「!!!」
その瞬間真っ白な光の輝きが、聖一の全身を包んでいた黄金色の光を消し去った。聖一が慌てて真っ白な光の輝きの方向に顔を向けると、そこには自然な速度で歩く真緒がいた。
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「師匠……皆……時間稼ぎありがとうございました。後は私に任せて下さい!!」
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