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第十章 冒険編 魔王と勇者
リーマ VS ゴルガ(後編)
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「モトモト、コノワザハセンセイニミセルハズノ、ワザダッタノダ」
「先生?」
「センセイハオレニ、サマザマナカノウセイヲ、ミイダシテクレタ。ゴーレムトイウコテイガイネンカラ、カイホウシテクレタンダ…………ダガ、ソノセンセイモ、ジバクシテシマッテ、モウイナイ」
「!!……その先生ってもしかして……エジタスさん……」
まさかゴルガの口から、エジタスの話を聞く事になるとは思っても見なかったリーマ。
「ウランデハイナイ。ジャクニクキョウショクナ、コノヨノナカダ。センセイハ、ユウシャトタタカッテマケタ。タダ、ソレダケダ。ダガ、マオウサマハオイカリダ。マオウサマノタメニモ、キサマヲココデタオス!!」
「それは……こちらも同じです!!あなたを倒して、マオさんを追い掛けます!!」
リーマは魔導書を開き、ゴルガは自身で作り出したメイスを振り上げた。
「“トルネード”!!」
先に動いたのはリーマだった。リーマは、魔導書から巨大な竜巻を生み出してゴルガに向かって放った。
「そして“スネークフレイム”!!」
リーマの魔導書から炎で形成された蛇が生み出され、巨大な竜巻に放たれる。
「全てを焼き尽くせ“フレイムテンペスト”!!!」
風と炎、二つの魔法が混じり合い炎を纏った巨大な炎の嵐が巻き起こり、ゴルガを襲った。
「グゴァアアア!!!」
巨大な体が仇となり、リーマの魔法をまともに受けてしまった。
「さすが合成した魔法は、威力が格段と違いますね」
「キサマ…………」
ゴルガはリーマ目掛けて、巨大なメイスを振り下ろした。
「!!!」
リーマは真横に飛び、ゴルガのメイスを回避した。メイスが叩き付けられた床は、ひびが入り砕けていた。
「あ、危ない……あんなのをまともに受けたら確実に死んでしまう……」
「ニガサンゾ!!」
「!!!」
ゴルガの攻撃を避けられた事に安堵していると、再び巨大なメイスがリーマ目掛けて、振り下ろされた。
「くっ!!」
リーマは床を転がりながらも、ゴルガの攻撃を回避する。そして急いで立ち上がり、次の攻撃に備える。
「マダマダ!!」
「はっ!!」
幸いな事に、ゴルガの攻撃速度は遅い。今のリーマだったら避けるのは容易だった。
「クソ!!」
しかし、攻撃速度は遅いがその破壊力は凄まじい物だった。ゴルガがメイスを振り下ろす度に、叩き付けられた床にはひびが入り、砕け散った。
「チョコマカ……チョコマカ……コザカシイ!!」
「はぁ……はぁ……(これが魔王軍四天王……今までの敵とは比べ物にならない位に強い!!だけど、この調子で避け続けながら隙を見て魔法を当てて行けば、勝機はある!!)」
四天王は強い。それは紛れもない事実である。しかし、どんな者にも弱点は存在する。ゴルガは四天王の中でも随一の力の持ち主だがその反面、攻撃速度は恐ろしく遅い。
「…………」
「??」
このまま攻撃が続くと思われた矢先、ゴルガの動きが止まった。リーマが不思議に思っていると、ゴルガが両手を高く上げる。
「……ソレナラ、ウゴキヲフウジル……」
「(ま、まさか!?)」
気づいた時には既に遅かった。ゴルガは高く上げた両手を、勢い良く床に叩き付けた。
「きゃあ!!!」
強い衝撃で叩き付けられた床は、まるで地震の様に揺れた。そのあまりの揺れにリーマは立っていられず、尻餅をついてしまった。
「オワリダ……」
尻餅をついたリーマ目掛けて、ゴルガは巨大なメイスを振り下ろした。
「“土の鎧”!!!」
避けられないと悟ったリーマは、急いで立ち上がると魔法を唱えた。するとその瞬間、リーマの体を大量の土が覆い尽くす。土は次第に固くなり、まるで頑丈な鉄の様に変化した。そんな鎧に身を包んだリーマは、振り下ろされた巨大なメイスを両手で受け止めた。
「ぐっ…………!!!」
「アキラメロ。コウナッテシマッテハ、キサマニカチメハナイ」
押し潰されそうだった。ミシミシと骨が軋み、折れたあばら骨は更にひびが入る。口からは吐血が再び起こり、見るからに弱々しかった。
「わ、私は……先に進まないといけないんです……大切な仲間達が、私が来るのを待っているんです……仲間の想いに答えずに死ぬ事は出来ませんよ!!はぁああああああ!!!」
「!!?」
今にも押し潰されそうだったリーマが、巨大なメイスを押し返し始める。
「マダ、コレホドノチカラヲカクシテイタトハ…………」
「ふぐぐぐ…………!!!」
もう疾うに限界は達していた。力を隠していた訳でも無い。火事場の馬鹿力、仲間達の元に向かうという想いだけで、リーマは巨大なメイスを押し返していた。
「ムダダ!!マオウサマノタメニモキサマニハ、ココデシンデモラウ!!!」
「…………魔王様……魔王様……あなたは本当に自分の意思を持っているんですか!!?」
「ナ、ナニ!?」
リーマの突然の問い掛けに、驚きの声をあげるゴルガ。
「戦いが始まってからずっと、魔王様の為と言っていますが………マオさんを……勇者を殺す事が、本当に魔王の為になると思っているんですか!!?」
「アタリマエダ!!ユウシャハ、マオウサマノココロヲキズツケタ!!ナラバ、ソノユウシャヲコロスコトコソガ、マオウサマノタメニナルノダ!!」
「それならどうして!!勇者であるマオさんを直接、狙わなかったんですか!!?」
リーマの問い掛けに、ゴルガはサタニアの言葉を思い出した。
「ソレハマオウサマミズカラ、ユウシャヲカタヅケルト…………」
「本当に魔王の為だと思っているのなら!!魔王が手を汚さない様に、率先して勇者を殺すのが普通なんじゃないですか!!?」
「ナ、ナンダト…………!?」
「魔王に命令されたから、勇者を狙わず私達を狙った……だけどそれは結局、自らの意思で動かず魔王の命令に従っているだけじゃないですか!!あなたは特別なんかじゃない、何処にでもいる命令を聞くだけの普通のゴーレムです!!!」
「オレガ……フツウノ……ゴーレム…………」
ゴルガは思い返した。サタニアの部下となってからの生活を。
“ゴルガ、南の村で部族同士の争いが収まらないみたいだから、急いで宥めて来て欲しいんだ”
“ゴルガ、どうやら人間達がここに攻め込んで来るみたいなんだ。悪いけど、鎮圧して来てくれないかな?”
“ゴルガ、魔王軍の何人かが人間達を襲っている。停戦協定に従って、人間達を助けに行って欲しいんだ”
「…………」
思い返せば返す程、サタニアに命令されている場面が思い出された。魔王として、部下に命令を出すのは当たり前の事なのだが、ゴルガ自身が自らの意思で行動していると思っていた為、相当のショックを受けた。
「オレハ……ナンノタメニ……マオウグンニハイッタンダ…………」
「はぁああああああ!!!」
「!!!」
突き付けられた事実に気が緩んでしまった事と、リーマが力を振り絞った事が重なり、リーマが巨大なメイスを押し返した。
「シ、シマッタ!!!」
「うぉおおおおおお!!!」
巨大なメイスを押し返され、無防備になったゴルガ。その隙を突いて、リーマが土の鎧を身に付けたまま、ゴルガの右足に体当たりした。
「…………」
「…………」
リーマの鎧と、ゴルガの右足が勢い良くぶつかった。しばらく静寂が場を支配していたその時、ゴルガの右足にひびが入り砕け散った。
「ナ、ナンダト!!!」
「や、やった!!!」
右足という支えを失ったゴルガは、バランスを保つ事が出来ずに、仰向けになって倒れた。片足を失ってはもはや立つ事は不可能、勝負に決着がついた。
「…………マサカ、コノオレガマケルトハナ…………」
「何……言っているんですか……片足を失った位で負けを認めないで下さい」
「イヤ……カタアシダケデハナイ……オレノイシ……オレトイウソンザイニ、ギモンヲモッテシマッタジテンデ…………オレノマケダ……」
ゴルガは、薄々気がついていたのかもしれない。自らの意思と思いながらも、サタニアの命令が来るまで何もしなかった。ゴルガは知らず知らずの内に、普通のゴーレムと同じ行動を取っていたのだ。
「……トドメヲサセ……マケタオレニ、イキルイミハナイ……」
「…………嫌です」
「ナニ?」
「言いましたよね?私は、先に進むのが目的です……それに、私は命令を聞くゴーレムではありません……私は自分の意思で行動します」
「!!…………カンペキニオレノマケダ…………」
試合にも勝負にも負けた。ゴルガはリーマに完全敗北した。
「そうだ!こうしちゃいられない!!早く……マオさん達を……追い……掛け……ないと……」
「!!!」
真緒達の後を追い掛けようと走り出すリーマだったが、戦いの疲労からその場に倒れてしまう。そんな倒れるリーマを、ゴルガが仰向けになりながらも右手で受け止める。
「…………」
「マッタク……ニンゲントハ……フシギナ、イキモノダナ……」
気絶してしまったリーマを見ながら、ゴルガは静かに呟くのだった。
魔法使いリーマ VS 破壊兵器ゴルガ
勝者 魔法使いリーマ
「先生?」
「センセイハオレニ、サマザマナカノウセイヲ、ミイダシテクレタ。ゴーレムトイウコテイガイネンカラ、カイホウシテクレタンダ…………ダガ、ソノセンセイモ、ジバクシテシマッテ、モウイナイ」
「!!……その先生ってもしかして……エジタスさん……」
まさかゴルガの口から、エジタスの話を聞く事になるとは思っても見なかったリーマ。
「ウランデハイナイ。ジャクニクキョウショクナ、コノヨノナカダ。センセイハ、ユウシャトタタカッテマケタ。タダ、ソレダケダ。ダガ、マオウサマハオイカリダ。マオウサマノタメニモ、キサマヲココデタオス!!」
「それは……こちらも同じです!!あなたを倒して、マオさんを追い掛けます!!」
リーマは魔導書を開き、ゴルガは自身で作り出したメイスを振り上げた。
「“トルネード”!!」
先に動いたのはリーマだった。リーマは、魔導書から巨大な竜巻を生み出してゴルガに向かって放った。
「そして“スネークフレイム”!!」
リーマの魔導書から炎で形成された蛇が生み出され、巨大な竜巻に放たれる。
「全てを焼き尽くせ“フレイムテンペスト”!!!」
風と炎、二つの魔法が混じり合い炎を纏った巨大な炎の嵐が巻き起こり、ゴルガを襲った。
「グゴァアアア!!!」
巨大な体が仇となり、リーマの魔法をまともに受けてしまった。
「さすが合成した魔法は、威力が格段と違いますね」
「キサマ…………」
ゴルガはリーマ目掛けて、巨大なメイスを振り下ろした。
「!!!」
リーマは真横に飛び、ゴルガのメイスを回避した。メイスが叩き付けられた床は、ひびが入り砕けていた。
「あ、危ない……あんなのをまともに受けたら確実に死んでしまう……」
「ニガサンゾ!!」
「!!!」
ゴルガの攻撃を避けられた事に安堵していると、再び巨大なメイスがリーマ目掛けて、振り下ろされた。
「くっ!!」
リーマは床を転がりながらも、ゴルガの攻撃を回避する。そして急いで立ち上がり、次の攻撃に備える。
「マダマダ!!」
「はっ!!」
幸いな事に、ゴルガの攻撃速度は遅い。今のリーマだったら避けるのは容易だった。
「クソ!!」
しかし、攻撃速度は遅いがその破壊力は凄まじい物だった。ゴルガがメイスを振り下ろす度に、叩き付けられた床にはひびが入り、砕け散った。
「チョコマカ……チョコマカ……コザカシイ!!」
「はぁ……はぁ……(これが魔王軍四天王……今までの敵とは比べ物にならない位に強い!!だけど、この調子で避け続けながら隙を見て魔法を当てて行けば、勝機はある!!)」
四天王は強い。それは紛れもない事実である。しかし、どんな者にも弱点は存在する。ゴルガは四天王の中でも随一の力の持ち主だがその反面、攻撃速度は恐ろしく遅い。
「…………」
「??」
このまま攻撃が続くと思われた矢先、ゴルガの動きが止まった。リーマが不思議に思っていると、ゴルガが両手を高く上げる。
「……ソレナラ、ウゴキヲフウジル……」
「(ま、まさか!?)」
気づいた時には既に遅かった。ゴルガは高く上げた両手を、勢い良く床に叩き付けた。
「きゃあ!!!」
強い衝撃で叩き付けられた床は、まるで地震の様に揺れた。そのあまりの揺れにリーマは立っていられず、尻餅をついてしまった。
「オワリダ……」
尻餅をついたリーマ目掛けて、ゴルガは巨大なメイスを振り下ろした。
「“土の鎧”!!!」
避けられないと悟ったリーマは、急いで立ち上がると魔法を唱えた。するとその瞬間、リーマの体を大量の土が覆い尽くす。土は次第に固くなり、まるで頑丈な鉄の様に変化した。そんな鎧に身を包んだリーマは、振り下ろされた巨大なメイスを両手で受け止めた。
「ぐっ…………!!!」
「アキラメロ。コウナッテシマッテハ、キサマニカチメハナイ」
押し潰されそうだった。ミシミシと骨が軋み、折れたあばら骨は更にひびが入る。口からは吐血が再び起こり、見るからに弱々しかった。
「わ、私は……先に進まないといけないんです……大切な仲間達が、私が来るのを待っているんです……仲間の想いに答えずに死ぬ事は出来ませんよ!!はぁああああああ!!!」
「!!?」
今にも押し潰されそうだったリーマが、巨大なメイスを押し返し始める。
「マダ、コレホドノチカラヲカクシテイタトハ…………」
「ふぐぐぐ…………!!!」
もう疾うに限界は達していた。力を隠していた訳でも無い。火事場の馬鹿力、仲間達の元に向かうという想いだけで、リーマは巨大なメイスを押し返していた。
「ムダダ!!マオウサマノタメニモキサマニハ、ココデシンデモラウ!!!」
「…………魔王様……魔王様……あなたは本当に自分の意思を持っているんですか!!?」
「ナ、ナニ!?」
リーマの突然の問い掛けに、驚きの声をあげるゴルガ。
「戦いが始まってからずっと、魔王様の為と言っていますが………マオさんを……勇者を殺す事が、本当に魔王の為になると思っているんですか!!?」
「アタリマエダ!!ユウシャハ、マオウサマノココロヲキズツケタ!!ナラバ、ソノユウシャヲコロスコトコソガ、マオウサマノタメニナルノダ!!」
「それならどうして!!勇者であるマオさんを直接、狙わなかったんですか!!?」
リーマの問い掛けに、ゴルガはサタニアの言葉を思い出した。
「ソレハマオウサマミズカラ、ユウシャヲカタヅケルト…………」
「本当に魔王の為だと思っているのなら!!魔王が手を汚さない様に、率先して勇者を殺すのが普通なんじゃないですか!!?」
「ナ、ナンダト…………!?」
「魔王に命令されたから、勇者を狙わず私達を狙った……だけどそれは結局、自らの意思で動かず魔王の命令に従っているだけじゃないですか!!あなたは特別なんかじゃない、何処にでもいる命令を聞くだけの普通のゴーレムです!!!」
「オレガ……フツウノ……ゴーレム…………」
ゴルガは思い返した。サタニアの部下となってからの生活を。
“ゴルガ、南の村で部族同士の争いが収まらないみたいだから、急いで宥めて来て欲しいんだ”
“ゴルガ、どうやら人間達がここに攻め込んで来るみたいなんだ。悪いけど、鎮圧して来てくれないかな?”
“ゴルガ、魔王軍の何人かが人間達を襲っている。停戦協定に従って、人間達を助けに行って欲しいんだ”
「…………」
思い返せば返す程、サタニアに命令されている場面が思い出された。魔王として、部下に命令を出すのは当たり前の事なのだが、ゴルガ自身が自らの意思で行動していると思っていた為、相当のショックを受けた。
「オレハ……ナンノタメニ……マオウグンニハイッタンダ…………」
「はぁああああああ!!!」
「!!!」
突き付けられた事実に気が緩んでしまった事と、リーマが力を振り絞った事が重なり、リーマが巨大なメイスを押し返した。
「シ、シマッタ!!!」
「うぉおおおおおお!!!」
巨大なメイスを押し返され、無防備になったゴルガ。その隙を突いて、リーマが土の鎧を身に付けたまま、ゴルガの右足に体当たりした。
「…………」
「…………」
リーマの鎧と、ゴルガの右足が勢い良くぶつかった。しばらく静寂が場を支配していたその時、ゴルガの右足にひびが入り砕け散った。
「ナ、ナンダト!!!」
「や、やった!!!」
右足という支えを失ったゴルガは、バランスを保つ事が出来ずに、仰向けになって倒れた。片足を失ってはもはや立つ事は不可能、勝負に決着がついた。
「…………マサカ、コノオレガマケルトハナ…………」
「何……言っているんですか……片足を失った位で負けを認めないで下さい」
「イヤ……カタアシダケデハナイ……オレノイシ……オレトイウソンザイニ、ギモンヲモッテシマッタジテンデ…………オレノマケダ……」
ゴルガは、薄々気がついていたのかもしれない。自らの意思と思いながらも、サタニアの命令が来るまで何もしなかった。ゴルガは知らず知らずの内に、普通のゴーレムと同じ行動を取っていたのだ。
「……トドメヲサセ……マケタオレニ、イキルイミハナイ……」
「…………嫌です」
「ナニ?」
「言いましたよね?私は、先に進むのが目的です……それに、私は命令を聞くゴーレムではありません……私は自分の意思で行動します」
「!!…………カンペキニオレノマケダ…………」
試合にも勝負にも負けた。ゴルガはリーマに完全敗北した。
「そうだ!こうしちゃいられない!!早く……マオさん達を……追い……掛け……ないと……」
「!!!」
真緒達の後を追い掛けようと走り出すリーマだったが、戦いの疲労からその場に倒れてしまう。そんな倒れるリーマを、ゴルガが仰向けになりながらも右手で受け止める。
「…………」
「マッタク……ニンゲントハ……フシギナ、イキモノダナ……」
気絶してしまったリーマを見ながら、ゴルガは静かに呟くのだった。
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