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第五章 冒険編 幸運の巣窟
オーロカジノ(中編)
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それは遡る事数分前、ハナコがいなくなった事に気が付き、慌てて捜そうとしたあの時、真緒の身にはある出来事が起こっていた。
「(ハナちゃん……何処に行っちゃったんだろう……)」
辺りを見回し、必死にハナコを捜す真緒。その時、視界にある物が写り込んだ。
「(ん? あれって……?)」
それはこのオーロカジノに不釣り合いな存在。豪華な衣服に身を包み、優雅に歩く周囲の客達の中に“スキップ”をしながら歩く者の後ろ姿を見つけた。
「(嘘だ……そんな……そんな筈ない……)」
真緒は目を疑った。何故ならその人物はこの世にいる筈の無い人物だったのだから……。
「(師匠……)」
オーバーオールに腕と足の部分に綿を詰めたような膨らみのある服、頭には二本の触角のような物の先端に丸い飾りのついた帽子。生前、あのエジタスが身に付けていた衣服に瓜二つであった。
「(師匠……待って師匠!!)」
目の前の信じられない光景に真緒は、血相を変えて後を追い掛ける。いなくったハナコの事を忘れて。
「……一刻も早くハナコを……あれ?」
そうして真緒は、仲間達の前から姿を消したのである。
***
「あれ? 師匠何処に行っちゃったんだろう?」
エジタスとおぼしき人物の後を追い掛けて来た真緒だったが、途中でその姿を見失ってしまった。
「って言うか……ここ何処?」
気が付くと見知らぬ場所に立っていた。一本道の廊下。先程までの騒がしい会場と打って変わって静寂に包まれていた。
「師匠ー? 何処ですか? 師匠ー」
辺りを見回しながらエジタスを呼び掛け、先へと進んで行く。奥に辿り着くと大きな扉があり、その上にプレートが貼られており『VIPルーム』と記載されていた。
「もしかしてここにいるかもしれない」
真緒は何の躊躇も無く、VIPルームの扉を開けた。
部屋の中は意外にもこじんまりとしていて、とても薄暗かった。内装もそこまで豪華では無く、部屋の中央に置かれている台や四つの椅子は酷く古ぼけていた。唯一の光は台の端に置かれているろうそくのみ。そんな台の席に男性が三人座っていた。
「「「…………」」」
扉が開かれ、外からの光が中に差し込む。その光に気が付いた三人が扉を開いた真緒の方に目線を向ける。
「……何者だ……お嬢ちゃん?」
三人の中の小太りな男性が口を開き、訪ねて来た。
「…………え、えっと私は“サトウマオ”って言います」
「会員か?」
「会員?」
真緒が聞き返すと、小太りの男性は眉を潜める。そして機嫌が悪そうに台を片手の指先で小指から順番にリズム良く叩く。
「違うのならさっさと出て行け。ここは会員限定のVIPルーム。総支配人が認めた者だけが入る事の許される特別な部屋だぞ。警備員は何をしている」
小太りな男性が出て行く様に促していると、その隣にいた巻き髭の男性が優しい物腰で宥める。
「まぁまぁ、良いじゃないですか。今日は丁度席が一つ空いている。どうでしょう? ここは彼女をこのVIPルームに招待しては?」
すると三人目の若い男性が、笑みを浮かべる。
「良いですね、僕は賛成です。三人だけだといまいち盛り上がらないと思っていたんですよ」
「……ちぃ!! 分かったよ。おい、そこの女!! こっちに来て参加しろ!!」
「そんな言い方をしてはいけませんよ。すみませんそちらのお嬢さん、宜しければ私達と一緒に参加なさいませんか?」
そう言いながら巻き髭の男性が、真緒に向かって近付いて来る。
「あ、あの……私人を捜していて……」
「そうでしたか。それなら微力ながら私も一緒に捜して差し上げましょう。その方の特徴などは分かりますか?」
「えっと……凄くコミカルな格好していて……“道化師”の様な感じで……」
「「「!!!」」」
“道化師”という言葉を聞いた瞬間、三人が驚きの表情を浮かべる。
「成る程……“あの方”のお知り合いの方でしたか……」
「師匠を知っているんですか!?」
「勿論、私達も随分とお世話になっています」
「今、何処にいるか分かりますか?」
「ご心配無く、すぐに会えますよ。ついて来て下さい」
そう言うと巻き髭の男性は真緒を引き連れ、四つの席の空席に座らせる。
「ここに座って待っていれば来る筈ですよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ、私達も丁度メンバーが不足していた所なので助かりました」
「ふん!! 認めはしたが納得はしていないからな!!」
小太りの男性は不機嫌そうに、真緒に対して噛みつく。
「大体お前、専用の金貨はいくつ持ってるんだよ!?」
「き、金貨ですか? えっと……その……金貨は友人に預けてしまって……」
それを聞いた小太りの男性は勢い良く立ち上がり、驚きの表情を浮かべる。
「ま、まさか一枚も無いって言うのか!?」
「…………」
無言で頷く真緒。
「おい、今すぐこいつを摘まみ出せ。文無しに遊ばせる程、このVIPルームは優しく無い」
「まぁまぁ、そうカッカしないで下さい。金貨でしたら私が所持している分を少し分けてあげます」
そう言うと巻き髭の男性は懐から上等な袋を取り出した。中には何枚もの黒いコインが入っており、その内の十枚を真緒に手渡した。
「これは……?」
「それは集めた専用の金貨をまとめた物になります。稼げば稼ぐ程、数が嵩張ってしまいますからね。オーロカジノでは一定数集めるとその黒いコインに交換して貰えるのですよ」
「へぇー、それでこれ一枚で金貨何枚分になるんですか?」
「確か……百万枚だったかと思います」
「ひゃ、百万枚!!?」
百万枚。真緒達が専用の金貨を交換するのに一枚だけで1000000k掛かっている。その金貨百万枚に同等する黒いコイン。そんな黒いコインが手元に十枚もある。真緒は途端に驚きと恐怖で手が震え始めた。
「お、お、お返しします!! こ、こんな大金受け取れません!!」
「気にしないで下さい。その程度、私にとって痛くも痒くもありません」
「で、でも……」
真緒が不安に駆られていると、若い男性が真緒に声を掛ける。
「大丈夫だよ。このVIPルームにいる人達は皆超大金持ちで腐る程お金が余っているんだ。だから君は心置き無く使うと良い」
「超大金持ちって……皆さん、普段は何をしている方々なんですか?」
「んー、あまり公には出来ないけど僕達は上流階級の中でもかなり上に位置する地位を持っているんだ」
「…………」
とてもじゃないがそうは見えなかった。確かに服装こそ高そうに見えるが、先程までいた会場の客達と比較するとそこまで豪華とは言えない。
「上流階級……ねぇ……」
「ちょっと聞こえてますよ。何か文句でもあるんですか?」
「別に……物は言い様だなって……」
若い男性の言葉に対して、小太りな男性が鼻で笑う。若い男性が小太りな男性を睨み付け、小太りな男性はわざとらしく目を反らす。そんな二人を巻き髭の男性が必死に宥める。
「お二人供、落ち着いて下さい。そろそろ“あの方”もお見えになる筈です。見苦しい態度は控えて下さい」
「「…………」」
巻き髭の男性の言葉に従い、二人は渋々ながら礼儀正しく座る様にした。
「“あの方”って……もしかして!?」
「はい、あなたが捜している方ですよ」
その時、台の端に置かれていたろうそくの火が消えた。辺りは闇に包まれ、何も見えなくなってしまった。そして反応する間も無く、部屋全体が光に包まれる。突然の光に思わず目を瞑る。次第に目が慣れ、ゆっくりと目を開く。すると目の前には、真緒が目撃したエジタスとおぼしき人物の後ろ姿があった。
「あ……あぁ………!!」
「お出ましか……」
「オーロカジノの支配者……」
「支配者?」
オーロカジノの支配者という言葉に違和感を覚える真緒。すると目の前にいるエジタスとおぼしき人物がゆっくりとこちらを振り向く。
「この方こそ、オーロカジノ総支配人……“ギャブラー”さんです!!」
「どもー!! 総支配人のギャブラーです!!」
そこにいたのは、白粉で顔を真っ白に染め上げ、右目には星、左目には涙、唇にはタラコの様なペイントが施されている見知らぬ男性だった。
「…………誰?」
「(ハナちゃん……何処に行っちゃったんだろう……)」
辺りを見回し、必死にハナコを捜す真緒。その時、視界にある物が写り込んだ。
「(ん? あれって……?)」
それはこのオーロカジノに不釣り合いな存在。豪華な衣服に身を包み、優雅に歩く周囲の客達の中に“スキップ”をしながら歩く者の後ろ姿を見つけた。
「(嘘だ……そんな……そんな筈ない……)」
真緒は目を疑った。何故ならその人物はこの世にいる筈の無い人物だったのだから……。
「(師匠……)」
オーバーオールに腕と足の部分に綿を詰めたような膨らみのある服、頭には二本の触角のような物の先端に丸い飾りのついた帽子。生前、あのエジタスが身に付けていた衣服に瓜二つであった。
「(師匠……待って師匠!!)」
目の前の信じられない光景に真緒は、血相を変えて後を追い掛ける。いなくったハナコの事を忘れて。
「……一刻も早くハナコを……あれ?」
そうして真緒は、仲間達の前から姿を消したのである。
***
「あれ? 師匠何処に行っちゃったんだろう?」
エジタスとおぼしき人物の後を追い掛けて来た真緒だったが、途中でその姿を見失ってしまった。
「って言うか……ここ何処?」
気が付くと見知らぬ場所に立っていた。一本道の廊下。先程までの騒がしい会場と打って変わって静寂に包まれていた。
「師匠ー? 何処ですか? 師匠ー」
辺りを見回しながらエジタスを呼び掛け、先へと進んで行く。奥に辿り着くと大きな扉があり、その上にプレートが貼られており『VIPルーム』と記載されていた。
「もしかしてここにいるかもしれない」
真緒は何の躊躇も無く、VIPルームの扉を開けた。
部屋の中は意外にもこじんまりとしていて、とても薄暗かった。内装もそこまで豪華では無く、部屋の中央に置かれている台や四つの椅子は酷く古ぼけていた。唯一の光は台の端に置かれているろうそくのみ。そんな台の席に男性が三人座っていた。
「「「…………」」」
扉が開かれ、外からの光が中に差し込む。その光に気が付いた三人が扉を開いた真緒の方に目線を向ける。
「……何者だ……お嬢ちゃん?」
三人の中の小太りな男性が口を開き、訪ねて来た。
「…………え、えっと私は“サトウマオ”って言います」
「会員か?」
「会員?」
真緒が聞き返すと、小太りの男性は眉を潜める。そして機嫌が悪そうに台を片手の指先で小指から順番にリズム良く叩く。
「違うのならさっさと出て行け。ここは会員限定のVIPルーム。総支配人が認めた者だけが入る事の許される特別な部屋だぞ。警備員は何をしている」
小太りな男性が出て行く様に促していると、その隣にいた巻き髭の男性が優しい物腰で宥める。
「まぁまぁ、良いじゃないですか。今日は丁度席が一つ空いている。どうでしょう? ここは彼女をこのVIPルームに招待しては?」
すると三人目の若い男性が、笑みを浮かべる。
「良いですね、僕は賛成です。三人だけだといまいち盛り上がらないと思っていたんですよ」
「……ちぃ!! 分かったよ。おい、そこの女!! こっちに来て参加しろ!!」
「そんな言い方をしてはいけませんよ。すみませんそちらのお嬢さん、宜しければ私達と一緒に参加なさいませんか?」
そう言いながら巻き髭の男性が、真緒に向かって近付いて来る。
「あ、あの……私人を捜していて……」
「そうでしたか。それなら微力ながら私も一緒に捜して差し上げましょう。その方の特徴などは分かりますか?」
「えっと……凄くコミカルな格好していて……“道化師”の様な感じで……」
「「「!!!」」」
“道化師”という言葉を聞いた瞬間、三人が驚きの表情を浮かべる。
「成る程……“あの方”のお知り合いの方でしたか……」
「師匠を知っているんですか!?」
「勿論、私達も随分とお世話になっています」
「今、何処にいるか分かりますか?」
「ご心配無く、すぐに会えますよ。ついて来て下さい」
そう言うと巻き髭の男性は真緒を引き連れ、四つの席の空席に座らせる。
「ここに座って待っていれば来る筈ですよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ、私達も丁度メンバーが不足していた所なので助かりました」
「ふん!! 認めはしたが納得はしていないからな!!」
小太りの男性は不機嫌そうに、真緒に対して噛みつく。
「大体お前、専用の金貨はいくつ持ってるんだよ!?」
「き、金貨ですか? えっと……その……金貨は友人に預けてしまって……」
それを聞いた小太りの男性は勢い良く立ち上がり、驚きの表情を浮かべる。
「ま、まさか一枚も無いって言うのか!?」
「…………」
無言で頷く真緒。
「おい、今すぐこいつを摘まみ出せ。文無しに遊ばせる程、このVIPルームは優しく無い」
「まぁまぁ、そうカッカしないで下さい。金貨でしたら私が所持している分を少し分けてあげます」
そう言うと巻き髭の男性は懐から上等な袋を取り出した。中には何枚もの黒いコインが入っており、その内の十枚を真緒に手渡した。
「これは……?」
「それは集めた専用の金貨をまとめた物になります。稼げば稼ぐ程、数が嵩張ってしまいますからね。オーロカジノでは一定数集めるとその黒いコインに交換して貰えるのですよ」
「へぇー、それでこれ一枚で金貨何枚分になるんですか?」
「確か……百万枚だったかと思います」
「ひゃ、百万枚!!?」
百万枚。真緒達が専用の金貨を交換するのに一枚だけで1000000k掛かっている。その金貨百万枚に同等する黒いコイン。そんな黒いコインが手元に十枚もある。真緒は途端に驚きと恐怖で手が震え始めた。
「お、お、お返しします!! こ、こんな大金受け取れません!!」
「気にしないで下さい。その程度、私にとって痛くも痒くもありません」
「で、でも……」
真緒が不安に駆られていると、若い男性が真緒に声を掛ける。
「大丈夫だよ。このVIPルームにいる人達は皆超大金持ちで腐る程お金が余っているんだ。だから君は心置き無く使うと良い」
「超大金持ちって……皆さん、普段は何をしている方々なんですか?」
「んー、あまり公には出来ないけど僕達は上流階級の中でもかなり上に位置する地位を持っているんだ」
「…………」
とてもじゃないがそうは見えなかった。確かに服装こそ高そうに見えるが、先程までいた会場の客達と比較するとそこまで豪華とは言えない。
「上流階級……ねぇ……」
「ちょっと聞こえてますよ。何か文句でもあるんですか?」
「別に……物は言い様だなって……」
若い男性の言葉に対して、小太りな男性が鼻で笑う。若い男性が小太りな男性を睨み付け、小太りな男性はわざとらしく目を反らす。そんな二人を巻き髭の男性が必死に宥める。
「お二人供、落ち着いて下さい。そろそろ“あの方”もお見えになる筈です。見苦しい態度は控えて下さい」
「「…………」」
巻き髭の男性の言葉に従い、二人は渋々ながら礼儀正しく座る様にした。
「“あの方”って……もしかして!?」
「はい、あなたが捜している方ですよ」
その時、台の端に置かれていたろうそくの火が消えた。辺りは闇に包まれ、何も見えなくなってしまった。そして反応する間も無く、部屋全体が光に包まれる。突然の光に思わず目を瞑る。次第に目が慣れ、ゆっくりと目を開く。すると目の前には、真緒が目撃したエジタスとおぼしき人物の後ろ姿があった。
「あ……あぁ………!!」
「お出ましか……」
「オーロカジノの支配者……」
「支配者?」
オーロカジノの支配者という言葉に違和感を覚える真緒。すると目の前にいるエジタスとおぼしき人物がゆっくりとこちらを振り向く。
「この方こそ、オーロカジノ総支配人……“ギャブラー”さんです!!」
「どもー!! 総支配人のギャブラーです!!」
そこにいたのは、白粉で顔を真っ白に染め上げ、右目には星、左目には涙、唇にはタラコの様なペイントが施されている見知らぬ男性だった。
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