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第七章 冒険編 大戦争
第二王女の苦悩
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「妙だな……」
リリヤ女王が待つ玉座の間に向けて走っている真緒達。そんな中、フォルスは何かを考え込みながらポツリと言葉を溢した。
「妙って……リップの事ですか?」
「いや、それもあるんだが兵士の数が少ないと思ってな」
玉座の間とは謂わば、その国の最高権力者が落ち着いて腰を下ろせる唯一の場所。そんな重要な場所を兵士達が警備するのは当然とも言える筈なのだが、ここまで一人として遭遇していなかった。この事実にフォルスは疑問を抱かずにはいられなかった。
「兵士の数が少ないって、当然じゃないですか。今、ゴルド帝国の全兵士達は誰もいないカルド王国を攻め落とそうと躍起になっているんですから」
しかし、他の三人はそこまで気にしてはいなかった。何故なら、今現在殆どの兵士達は真緒達の立てた作戦に嵌まり、誰もいない国に兵糧攻めを行っているのだ。万が一、作戦に感付かれたとしてもあの大軍を背負って自国に戻って来るまでには軽く数週間は掛かってしまう。その為、ゴルド帝国に兵士が少ない事にも納得していたが、それでもフォルスだけは不服そうな表情を浮かべていた。
「“ゴルド帝国の”兵士達がいないのは納得出来る。だが、何故“ヘッラアーデの”信者達がいないんだ?」
「どう言う意味だがぁ?」
「ヘッラアーデがたった一年でほぼ全域に勢力を伸ばせたのは、ゴルド帝国の資金があったからだ。つまりこの国はヘッラアーデの本丸と言っても過言では無い訳だ」
「それはまぁ……どんなに指導者が優れていたとしても、活動する為のお金が無ければ話になりませんからね」
「そうだろ? そんな供給源であるここを攻め落とされるのは、奴等にとって致命的な筈なのにだ……あまりにも警備が手薄過ぎる」
ヘッラアーデは13支部まで分かれている。その内の幾つかはロストマジックアイテム捜索や真緒達との戦闘で壊滅させられたが、それでも五百は軽く越える程の人数が残っている。にも関わらず、これまでこの城で真緒達が接触したヘッラアーデの信者達は精々数十人程度であった。
「そう言われて見れば確かに……」
「それにこの先にいるリリヤ女王は最後のロストマジックアイテムを所有している。そんな重要な代物を持っている人物に誰一人警護が付かないのは不自然じゃないか?」
「余程リリヤ女王の事を信頼しているのか。それとも他に別の目的が……?」
考えれば考える程、疑問は増していくばかりであった。まるで出口の無い迷路を永遠とさ迷い続けている様な感覚に陥っていた。
「フォルスさん、確かにヘッラアーデの動向は気になりますが、今は目の前の問題を片付ける事に専念しましょう。深く考えるのはその後でも出来ます」
「…………そうだな、すまん。余計な時間を取らせてしまった。先へ急ごう」
これ以上、考えても埒が明かないと判断を下した四人は、当初の目的である玉座の間へと急ぐのであった。
***
結果として真緒達は、誰とも出会す事は無かった。不気味な程、静かな廊下を走り続けて玉座の間の扉前に辿り着く事が出来た。
「来たね」
「この先にリリヤ女王がいるんですね」
「あぁ、次いでに廃人と化したゴルド王もいる」
「ぞれなら助げないどいげないだぁ」
「そうだね、行こう皆」
意を決して真緒達は、玉座の間の重たい扉を開けた。扉の先には相変わらず廃人と化したゴルド王が玉座に座っており、その前にはリリヤ女王が立ちながらこちらが来るのを待っていた。
「皆さん、お待ちしていましたよ。あら、どうやらフォルスさんは無事にご自身の持ち物を取り返せた様ですね」
「あぁ、何処かの優しいインキュバスさんがわざわざ返してくれたもんでね」
「リップが? そんな指示は出していないのだけれど……まぁ、別に問題ありません」
さすがのリリヤ女王も、リップの予想外の行動に少し戸惑いの色を見せたが、すぐに持ち直して見せた。
「リリヤ……」
「マオさん、またあなたに会えた事を心から嬉しく思います。今こそ、エジタス様の仇を取らせて貰います」
「どうしてなの? 自分の国を裏切ってまで……いったいどうして?」
真緒の問い掛けに、遠くを見つめるリリヤ女王。それは何処か嬉しそうにも、悲しげにも見えた。
「…………私はカルド王国の第二王女として、この世に生を受けました。しかし、第一王女であるシーリャお姉様と比べて私は優秀では無かった……その為、お姉様派の方々からは毎日毎日陰口を叩かれ、シーリャお姉様自身からは出来損ないと馬鹿にされ続けていました」
「それでも私は挫けず、努力をしようと思いました。スラム街に住む人々を助けようとしたり、奴隷制度の見直しを検討してみたりと私に出来る事は何でもしました……ですが、それら全てシーリャお姉様に奪われてしまいました」
かつてシーリャが行っていたとされる奴隷やスラム街の管理は、元々リリヤ女王が行っていた物だった。しかし、傲慢で高飛車なシーリャは妹の手柄を奪い、自分の物に仕立て上げてしまった。
「勿論、シーリャお姉様に直談判しました。でも、既に裏に手が回っており、私が行って来た事は全てシーリャお姉様が行った事になっていた……それどころか、シーリャお姉様が行っていた悪行の数々が、何故か私が行った事になっていたのです」
理不尽な暴力や暴言から始まり、不当な捕縛に処刑など、正確な数を数えようとすれば日が暮れてしまう。
「急いでお父様に報告しました。しかしお父様は全く取り合ってくれませんでした。あの人は娘の事より、自分の国の事で頭が一杯なんです」
以前、カルド王はシーリャの事を馬鹿娘と非難していた。それはリリヤ女王にも同様であり、あくまでカルド王は自国の行く末にしか興味が無かった。
「結局、私は歴史上最悪の王女として名を轟かせる事になりました。侍女からは人に向けるとは思えない程、冷たい目で見られ、国民からも直接ではありませんでしたが、暴言を吐かれました」
「もう耐えられなかった。死にたいと思った。そんな時、あの方が国の宮廷道化師として雇われて来たのです」
「それってもしかして……」
「はい、あなたの師匠でもあるエジタス様です」
「まさかカルド王国の宮廷道化師として働いていたとはな」
「と言っても、数ヶ月の間だけですけどね。何でもある男をお父様の側近にさせたかったみたいです」
十中八九、ラクウンの事だろう。意外な所でラクウンがカルド王の側近になった経緯が説明された。
「たった数ヶ月の出来事でしたが、そのお陰で私は救われました。それにエジタス様は私の事を信頼して、ロストマジックアイテムまで渡して下さいました」
そう言いながらリリヤ女王は、優しい笑みを浮かべて首から下げてあるハート型のペンダントに触れる。
「リリヤ、お願い。そのペンダントを渡して」
「これはエジタス様と私の思い出その物。残念ですが、あなた方に渡すつもりはありません」
「そう……それなら仕方ない。力ずくでも奪い取るしかないね!!」
そう言うと真緒は強気にも剣を引き抜き、リリヤ女王に向ける。
「あらあら、そんな殺気だって……争いからは何も生まれません。大人しく、武器を捨てて下さいませんか?」
「悪いけど、それはできな……っ!!?」
その瞬間、真緒は持っていた剣をポトリと床に落とした。
「なっ!!? どうして!!?」
「ふふふ、やっぱりあなたも心の底では戦いたくないのですね」
リリヤ女王が待つ玉座の間に向けて走っている真緒達。そんな中、フォルスは何かを考え込みながらポツリと言葉を溢した。
「妙って……リップの事ですか?」
「いや、それもあるんだが兵士の数が少ないと思ってな」
玉座の間とは謂わば、その国の最高権力者が落ち着いて腰を下ろせる唯一の場所。そんな重要な場所を兵士達が警備するのは当然とも言える筈なのだが、ここまで一人として遭遇していなかった。この事実にフォルスは疑問を抱かずにはいられなかった。
「兵士の数が少ないって、当然じゃないですか。今、ゴルド帝国の全兵士達は誰もいないカルド王国を攻め落とそうと躍起になっているんですから」
しかし、他の三人はそこまで気にしてはいなかった。何故なら、今現在殆どの兵士達は真緒達の立てた作戦に嵌まり、誰もいない国に兵糧攻めを行っているのだ。万が一、作戦に感付かれたとしてもあの大軍を背負って自国に戻って来るまでには軽く数週間は掛かってしまう。その為、ゴルド帝国に兵士が少ない事にも納得していたが、それでもフォルスだけは不服そうな表情を浮かべていた。
「“ゴルド帝国の”兵士達がいないのは納得出来る。だが、何故“ヘッラアーデの”信者達がいないんだ?」
「どう言う意味だがぁ?」
「ヘッラアーデがたった一年でほぼ全域に勢力を伸ばせたのは、ゴルド帝国の資金があったからだ。つまりこの国はヘッラアーデの本丸と言っても過言では無い訳だ」
「それはまぁ……どんなに指導者が優れていたとしても、活動する為のお金が無ければ話になりませんからね」
「そうだろ? そんな供給源であるここを攻め落とされるのは、奴等にとって致命的な筈なのにだ……あまりにも警備が手薄過ぎる」
ヘッラアーデは13支部まで分かれている。その内の幾つかはロストマジックアイテム捜索や真緒達との戦闘で壊滅させられたが、それでも五百は軽く越える程の人数が残っている。にも関わらず、これまでこの城で真緒達が接触したヘッラアーデの信者達は精々数十人程度であった。
「そう言われて見れば確かに……」
「それにこの先にいるリリヤ女王は最後のロストマジックアイテムを所有している。そんな重要な代物を持っている人物に誰一人警護が付かないのは不自然じゃないか?」
「余程リリヤ女王の事を信頼しているのか。それとも他に別の目的が……?」
考えれば考える程、疑問は増していくばかりであった。まるで出口の無い迷路を永遠とさ迷い続けている様な感覚に陥っていた。
「フォルスさん、確かにヘッラアーデの動向は気になりますが、今は目の前の問題を片付ける事に専念しましょう。深く考えるのはその後でも出来ます」
「…………そうだな、すまん。余計な時間を取らせてしまった。先へ急ごう」
これ以上、考えても埒が明かないと判断を下した四人は、当初の目的である玉座の間へと急ぐのであった。
***
結果として真緒達は、誰とも出会す事は無かった。不気味な程、静かな廊下を走り続けて玉座の間の扉前に辿り着く事が出来た。
「来たね」
「この先にリリヤ女王がいるんですね」
「あぁ、次いでに廃人と化したゴルド王もいる」
「ぞれなら助げないどいげないだぁ」
「そうだね、行こう皆」
意を決して真緒達は、玉座の間の重たい扉を開けた。扉の先には相変わらず廃人と化したゴルド王が玉座に座っており、その前にはリリヤ女王が立ちながらこちらが来るのを待っていた。
「皆さん、お待ちしていましたよ。あら、どうやらフォルスさんは無事にご自身の持ち物を取り返せた様ですね」
「あぁ、何処かの優しいインキュバスさんがわざわざ返してくれたもんでね」
「リップが? そんな指示は出していないのだけれど……まぁ、別に問題ありません」
さすがのリリヤ女王も、リップの予想外の行動に少し戸惑いの色を見せたが、すぐに持ち直して見せた。
「リリヤ……」
「マオさん、またあなたに会えた事を心から嬉しく思います。今こそ、エジタス様の仇を取らせて貰います」
「どうしてなの? 自分の国を裏切ってまで……いったいどうして?」
真緒の問い掛けに、遠くを見つめるリリヤ女王。それは何処か嬉しそうにも、悲しげにも見えた。
「…………私はカルド王国の第二王女として、この世に生を受けました。しかし、第一王女であるシーリャお姉様と比べて私は優秀では無かった……その為、お姉様派の方々からは毎日毎日陰口を叩かれ、シーリャお姉様自身からは出来損ないと馬鹿にされ続けていました」
「それでも私は挫けず、努力をしようと思いました。スラム街に住む人々を助けようとしたり、奴隷制度の見直しを検討してみたりと私に出来る事は何でもしました……ですが、それら全てシーリャお姉様に奪われてしまいました」
かつてシーリャが行っていたとされる奴隷やスラム街の管理は、元々リリヤ女王が行っていた物だった。しかし、傲慢で高飛車なシーリャは妹の手柄を奪い、自分の物に仕立て上げてしまった。
「勿論、シーリャお姉様に直談判しました。でも、既に裏に手が回っており、私が行って来た事は全てシーリャお姉様が行った事になっていた……それどころか、シーリャお姉様が行っていた悪行の数々が、何故か私が行った事になっていたのです」
理不尽な暴力や暴言から始まり、不当な捕縛に処刑など、正確な数を数えようとすれば日が暮れてしまう。
「急いでお父様に報告しました。しかしお父様は全く取り合ってくれませんでした。あの人は娘の事より、自分の国の事で頭が一杯なんです」
以前、カルド王はシーリャの事を馬鹿娘と非難していた。それはリリヤ女王にも同様であり、あくまでカルド王は自国の行く末にしか興味が無かった。
「結局、私は歴史上最悪の王女として名を轟かせる事になりました。侍女からは人に向けるとは思えない程、冷たい目で見られ、国民からも直接ではありませんでしたが、暴言を吐かれました」
「もう耐えられなかった。死にたいと思った。そんな時、あの方が国の宮廷道化師として雇われて来たのです」
「それってもしかして……」
「はい、あなたの師匠でもあるエジタス様です」
「まさかカルド王国の宮廷道化師として働いていたとはな」
「と言っても、数ヶ月の間だけですけどね。何でもある男をお父様の側近にさせたかったみたいです」
十中八九、ラクウンの事だろう。意外な所でラクウンがカルド王の側近になった経緯が説明された。
「たった数ヶ月の出来事でしたが、そのお陰で私は救われました。それにエジタス様は私の事を信頼して、ロストマジックアイテムまで渡して下さいました」
そう言いながらリリヤ女王は、優しい笑みを浮かべて首から下げてあるハート型のペンダントに触れる。
「リリヤ、お願い。そのペンダントを渡して」
「これはエジタス様と私の思い出その物。残念ですが、あなた方に渡すつもりはありません」
「そう……それなら仕方ない。力ずくでも奪い取るしかないね!!」
そう言うと真緒は強気にも剣を引き抜き、リリヤ女王に向ける。
「あらあら、そんな殺気だって……争いからは何も生まれません。大人しく、武器を捨てて下さいませんか?」
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