142 / 275
第七章 冒険編 大戦争
怪しげな老婆
しおりを挟む
サタニアとの一件から数日後。真緒達はカルド王国に戻って来ていた。城門は破壊されていたが、中の民家や店など城下町は無傷であった。サタニア曰く、金品が目的では無い彼らにとって、誰もいない建物を破壊しても意味が無いとの事。
一方で城内は酷い有り様だった。玉座の間から寝室や浴室まで、隅々に渡って荒らされていた。サタニア曰く、何処かに隠し通路があるのではないかと探し回った証拠らしい。
そんな真緒達は現在、城の会議室を利用して、情報が舞い込むのを待っていた。魔王であるサタニアが魔族達に命じて、エイリスの行方を追っている為、その結果待ちという状況だ。
「……遅いですね……」
捜索を開始してから既に三日が経過していたが、依然として有益な情報は手に入っていなかった。時が過ぎていくに連れて、焦る気持ちが先走り、不安は募るばかりだった。
「信じて待つしか無いよ」
「特に情報収集が得意な人達に頼んだから、安心してよ」
「そ、そうですよね……大丈夫ですよね……」
当初、真緒達も一緒に情報収集しようと考えていたが、魔族達から全面的に断られてしまった。理由は、真緒達が勇者一行として有名だからだという。目立つ者が下手に探りを入れれば、対象に勘づかれてしまい、逃げられてしまう可能性が高いとの事。さすがにそれは不味いと思い、大人しく結果が来るのを待つ事を選んだ。
だがこの三日間、何も情報が得られず、只じっと待っている事に対して、徐々に堪えられなくなり始めていた。
「サタニア様」
すると、丁度タイミング良く会議室の扉が開き、一人の魔族が中に入って来た。
「どうだった?」
サタニアの問い掛けに対して、魔族は残念そうに首を横に振る。
「申し訳ありません。最善は尽くしたのですが……エイリスは愚か、ヘッラアーデの信者すら見つける事は叶いませんでした」
「そんな……」
「お役に立てず、申し訳ありません」
そう言いながら魔族は深々と頭を下げた。よく見ると、体全体が僅かに震えているのが分かる。この三日間、何の成果も上げられず、貴重な時間を無駄にしてしまったのだ。最悪の場合、殺されてしまうのではないかと脳裏を過り、恐怖で震えるのは当然と言えた。
「……いや、君達は良く頑張ったよ。今は取り敢えず疲れた体を休ませて、いつでも出られる様に待機してくれる?」
「!! ……はい、かしこまりました」
少し驚いた様子を見せたが、直ぐ様了承の言葉を残して、その場を後にした。
「……ごめんね、変に期待させちゃって……」
報告に来た魔族が去った後、サタニアが改めて真緒達に謝罪した。
「気に病む事は無いよ。相手の方が一枚上手なだけだよ」
「でも結局、何も進展しなかった」
「サタニア……」
サタニア自身、魔族達をフル活用すれば必ず見つけられると思っていた。しかしその結果は見ての通り、エイリス単体は愚かヘッラアーデという組織その物すら見つけられなかった。これで落ち込むなと言う方が難しい。
「他に手は無いのか……」
「フォルスさん、鳥人族の人達からは……」
真緒の問い掛けに首を横に振るフォルス。
「今までだったら、それらしい影をすぐに見つけられたんだが、今回は何故か全く見つからない」
「世界中に散らばっていた組織の人間が、突如として姿を消した……異様ですね……」
「全くだ。気味が悪いぜ……」
巨大な組織が、たった数日の内に突然姿を消した。壊滅したとか、解散したとか、そんな次元の話では無い。消滅したのだ。数千を越える人間が、この世から消えて無くなってしまった。これは最早、異様を通り越して異常とも言える。
「……ハナちゃん、さっきからどうしたの? ずっと黙り込んでいるけど?」
そんな中、ハナコが一言も喋らずにじっとしている事に気が付いた真緒。
「……オラ……オラ……」
「「「「…………」」」」
心配して声を掛けると、ゆっくりと口を開いた。その言葉は重々しく、ハナコの心情が深く刻まれていた。その為、真緒達も緊張から思わず唾を飲み込んだ。
「お腹が空いだだぁ……」
「「「「……はぁー……」」」」
この言葉を切っ掛けに、緊張の糸が途切れ、全身の力が抜ける。しかしその表情は何処か嬉しそうであった。
「……そうだね、今あれこれ考えても答えは出ない訳だし、一先ず食事にしようか」
「やっだだぁ!!」
食事の時間になった途端、ハナコは椅子から勢い良く立ち上がり、会議室を飛び出した。
「ちょっとハナコさん!! 急に走ったら危ないですよ!!」
飛び出したハナコの後を慌てて追い掛けるリーマ。
「マオのパーティーは、いつ見ても退屈しないね」
「ちょっと騒がしい所はあるけどね」
この追い詰められている状況の中、いつもと何も変わらないハナコの態度にサタニアは少し心が和んだ。二人も食事を済ませる為、会議室を出ようする。
「あれ? フォルスさんは行かないんですか?」
そんな中、フォルスだけが席についたままだった。立つ気配も感じられなかった。
「あぁ、これからの事をもう少し考えたくてな……そんなに腹も空いてないしな」
「そうですか……分かりました」
これ以上言うのは無粋だと思った真緒とサタニアの二人は、素直にその場を後にした。
***
城を出て、城下町まで降りて来た真緒とサタニア。街には既に住民達が戻って来ており、少しずつかつての活気も戻りつつあった。
「ここも賑わって来たね」
「トップがいなくなって、この国も終わりかと思ったけど……それ以上に国民がたくましかったよ」
「だね、やっぱり国は国民あってだよ」
王族が皆いなくなり、一時期は国の消滅も予見されていたが、杞憂だった。予想以上に国民は強く骨太な精神を備えていたらしい。国民の元気な姿を見て、真緒達は自然と笑みが溢れる。
「それで今日は何処で食べようか」
「そうだな……ん?」
食事を済ませる店を探そうと辺りを見回していると、人目に付きにくい路地裏で魔族と人間が揉めているのを発見する。
「ごめんマオ、僕ちょっと用事が出来ちゃった。先に済ませておいて」
「えっ、あっ、うん……分かった。気にせず行ってきて」
「ありがとう」
事情を察した真緒は、サタニアを送り出した。サタニアはお礼を述べるとそのまま揉め事の仲裁に向かった。
「さてと……今日は何処で食べようかな……」
一人になった真緒はふらふらと行き先も決めず、街中を歩き始めた。
「昨日は肉系で、その前は魚だったからな。今日はどうするか……ん?」
何を食べようかと悩んでいると、何処からか美味しそうな匂いが漂って来た。
「良い匂い……何処からだろう」
思わず鼻をヒクヒクと動かしてしまう程、惹かれる匂いの正体を突き止めようと匂いのする方向に歩き始める真緒。
「……こっちだ」
右に曲がり……
「……こっちだ」
左に曲がり……
「……今度はこっち」
また左に曲がり……
「匂いが強くなって来た」
そうして匂いがする方向へと歩き続ける真緒。次第に匂いは強くなり、目的の場所までもう少しだった。
「……あれ?」
気が付くと、真緒は人気の無い場所に辿り着いていた。先程までいた活気のある街とは違い、とても静かだった。
「ここは……」
その場所には見覚えがあった。いつだったか、真緒が立ち寄った広場である。
「うぅ……相変わらず寒いなここ……」
異様な寒気に両手で体を必死に擦り、体温を高めようとする。
「でも、匂いはこっちからしてたんだよね……あっ!!」
匂いのする方向を見ると、そこには湯気の立つ寸胴鍋をおたまで掻き回すいつかの老婆がいた。
「お婆さん!!」
「おやおや、これはこれは……お元気そうで何より……」
真緒の存在に気が付いた老婆は再会に喜んでいるのか、歯抜けの口を覗かせながら、ニヤリと不気味な笑みを浮かべるのであった。
一方で城内は酷い有り様だった。玉座の間から寝室や浴室まで、隅々に渡って荒らされていた。サタニア曰く、何処かに隠し通路があるのではないかと探し回った証拠らしい。
そんな真緒達は現在、城の会議室を利用して、情報が舞い込むのを待っていた。魔王であるサタニアが魔族達に命じて、エイリスの行方を追っている為、その結果待ちという状況だ。
「……遅いですね……」
捜索を開始してから既に三日が経過していたが、依然として有益な情報は手に入っていなかった。時が過ぎていくに連れて、焦る気持ちが先走り、不安は募るばかりだった。
「信じて待つしか無いよ」
「特に情報収集が得意な人達に頼んだから、安心してよ」
「そ、そうですよね……大丈夫ですよね……」
当初、真緒達も一緒に情報収集しようと考えていたが、魔族達から全面的に断られてしまった。理由は、真緒達が勇者一行として有名だからだという。目立つ者が下手に探りを入れれば、対象に勘づかれてしまい、逃げられてしまう可能性が高いとの事。さすがにそれは不味いと思い、大人しく結果が来るのを待つ事を選んだ。
だがこの三日間、何も情報が得られず、只じっと待っている事に対して、徐々に堪えられなくなり始めていた。
「サタニア様」
すると、丁度タイミング良く会議室の扉が開き、一人の魔族が中に入って来た。
「どうだった?」
サタニアの問い掛けに対して、魔族は残念そうに首を横に振る。
「申し訳ありません。最善は尽くしたのですが……エイリスは愚か、ヘッラアーデの信者すら見つける事は叶いませんでした」
「そんな……」
「お役に立てず、申し訳ありません」
そう言いながら魔族は深々と頭を下げた。よく見ると、体全体が僅かに震えているのが分かる。この三日間、何の成果も上げられず、貴重な時間を無駄にしてしまったのだ。最悪の場合、殺されてしまうのではないかと脳裏を過り、恐怖で震えるのは当然と言えた。
「……いや、君達は良く頑張ったよ。今は取り敢えず疲れた体を休ませて、いつでも出られる様に待機してくれる?」
「!! ……はい、かしこまりました」
少し驚いた様子を見せたが、直ぐ様了承の言葉を残して、その場を後にした。
「……ごめんね、変に期待させちゃって……」
報告に来た魔族が去った後、サタニアが改めて真緒達に謝罪した。
「気に病む事は無いよ。相手の方が一枚上手なだけだよ」
「でも結局、何も進展しなかった」
「サタニア……」
サタニア自身、魔族達をフル活用すれば必ず見つけられると思っていた。しかしその結果は見ての通り、エイリス単体は愚かヘッラアーデという組織その物すら見つけられなかった。これで落ち込むなと言う方が難しい。
「他に手は無いのか……」
「フォルスさん、鳥人族の人達からは……」
真緒の問い掛けに首を横に振るフォルス。
「今までだったら、それらしい影をすぐに見つけられたんだが、今回は何故か全く見つからない」
「世界中に散らばっていた組織の人間が、突如として姿を消した……異様ですね……」
「全くだ。気味が悪いぜ……」
巨大な組織が、たった数日の内に突然姿を消した。壊滅したとか、解散したとか、そんな次元の話では無い。消滅したのだ。数千を越える人間が、この世から消えて無くなってしまった。これは最早、異様を通り越して異常とも言える。
「……ハナちゃん、さっきからどうしたの? ずっと黙り込んでいるけど?」
そんな中、ハナコが一言も喋らずにじっとしている事に気が付いた真緒。
「……オラ……オラ……」
「「「「…………」」」」
心配して声を掛けると、ゆっくりと口を開いた。その言葉は重々しく、ハナコの心情が深く刻まれていた。その為、真緒達も緊張から思わず唾を飲み込んだ。
「お腹が空いだだぁ……」
「「「「……はぁー……」」」」
この言葉を切っ掛けに、緊張の糸が途切れ、全身の力が抜ける。しかしその表情は何処か嬉しそうであった。
「……そうだね、今あれこれ考えても答えは出ない訳だし、一先ず食事にしようか」
「やっだだぁ!!」
食事の時間になった途端、ハナコは椅子から勢い良く立ち上がり、会議室を飛び出した。
「ちょっとハナコさん!! 急に走ったら危ないですよ!!」
飛び出したハナコの後を慌てて追い掛けるリーマ。
「マオのパーティーは、いつ見ても退屈しないね」
「ちょっと騒がしい所はあるけどね」
この追い詰められている状況の中、いつもと何も変わらないハナコの態度にサタニアは少し心が和んだ。二人も食事を済ませる為、会議室を出ようする。
「あれ? フォルスさんは行かないんですか?」
そんな中、フォルスだけが席についたままだった。立つ気配も感じられなかった。
「あぁ、これからの事をもう少し考えたくてな……そんなに腹も空いてないしな」
「そうですか……分かりました」
これ以上言うのは無粋だと思った真緒とサタニアの二人は、素直にその場を後にした。
***
城を出て、城下町まで降りて来た真緒とサタニア。街には既に住民達が戻って来ており、少しずつかつての活気も戻りつつあった。
「ここも賑わって来たね」
「トップがいなくなって、この国も終わりかと思ったけど……それ以上に国民がたくましかったよ」
「だね、やっぱり国は国民あってだよ」
王族が皆いなくなり、一時期は国の消滅も予見されていたが、杞憂だった。予想以上に国民は強く骨太な精神を備えていたらしい。国民の元気な姿を見て、真緒達は自然と笑みが溢れる。
「それで今日は何処で食べようか」
「そうだな……ん?」
食事を済ませる店を探そうと辺りを見回していると、人目に付きにくい路地裏で魔族と人間が揉めているのを発見する。
「ごめんマオ、僕ちょっと用事が出来ちゃった。先に済ませておいて」
「えっ、あっ、うん……分かった。気にせず行ってきて」
「ありがとう」
事情を察した真緒は、サタニアを送り出した。サタニアはお礼を述べるとそのまま揉め事の仲裁に向かった。
「さてと……今日は何処で食べようかな……」
一人になった真緒はふらふらと行き先も決めず、街中を歩き始めた。
「昨日は肉系で、その前は魚だったからな。今日はどうするか……ん?」
何を食べようかと悩んでいると、何処からか美味しそうな匂いが漂って来た。
「良い匂い……何処からだろう」
思わず鼻をヒクヒクと動かしてしまう程、惹かれる匂いの正体を突き止めようと匂いのする方向に歩き始める真緒。
「……こっちだ」
右に曲がり……
「……こっちだ」
左に曲がり……
「……今度はこっち」
また左に曲がり……
「匂いが強くなって来た」
そうして匂いがする方向へと歩き続ける真緒。次第に匂いは強くなり、目的の場所までもう少しだった。
「……あれ?」
気が付くと、真緒は人気の無い場所に辿り着いていた。先程までいた活気のある街とは違い、とても静かだった。
「ここは……」
その場所には見覚えがあった。いつだったか、真緒が立ち寄った広場である。
「うぅ……相変わらず寒いなここ……」
異様な寒気に両手で体を必死に擦り、体温を高めようとする。
「でも、匂いはこっちからしてたんだよね……あっ!!」
匂いのする方向を見ると、そこには湯気の立つ寸胴鍋をおたまで掻き回すいつかの老婆がいた。
「お婆さん!!」
「おやおや、これはこれは……お元気そうで何より……」
真緒の存在に気が付いた老婆は再会に喜んでいるのか、歯抜けの口を覗かせながら、ニヤリと不気味な笑みを浮かべるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─真打─
リゥル
ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!
主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。
亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。
召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。
そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。
それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。
過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。
――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。
カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる