172 / 275
第九章 冒険編 蘇る英雄達
一週間後
しおりを挟む
ここはカルド王国やゴルド帝国がある本島から離れた位置に浮かぶ小島。島の中には人は一切おらず、豊かな自然に囲まれ、清らかな小川が流れている。
しかし、それも今や昔の話。豊かだった自然は殆ど伐採され、清らかな小川も上流で塞き止められてしまった。そして水を独占するかの様に、その周囲を大きく外壁が取り囲む。
平和な小島に小さな町が建設されたのだ。既に幾つかの家が建てられており、人が生活している様子が伺えた。そんな中、町の一番奥に構える立派な屋敷から、ゴリ……ゴリ……ゴリ……と、何かを削る音が町中に響き渡っていた。
屋敷の中は落ち着いた内装に仕上がっており、一言で表すとすれば“和”というのが適切であった。洋風な外観に対して和風な内装と、非常にアンバランスな作りとなっている。そんな屋敷内では相変わらず、ゴリゴリという音が聞こえて来る。
そんな奇妙な音を出しているのはエジタスであった。とある一室にて、一心不乱に作業していた。
「ここにいたのか」
すると部屋の扉が開かれ、ロージェが中へと入って来た。しかしエジタスはロージェの存在を気にも止めず、黙々と作業に没頭していた。
「そろそろ行くぞ。皆、もう集まっている」
「……あぁ、もう少しで終わるからそこで待ってろ」
「……いったい何をしているんだ?」
只、黙って待っているのも退屈だった為、エジタスがいったい何の作業をしているのか気になったロージェは、何気無く聞いて見た。
「もう俺の“役目”は殆ど完了したからな。こっからは“あいつ”に任せようと、その為の準備をしている所だ」
「準備……あぁ、成る程、そう言う事か」
何かに納得したロージェはその後、素直に黙って待ち続ける事にした。そんなエジタスがいったい何を作っているのか、答えは“仮面”である。
以前、エジタスの中に道化師としての人格が生まれた際、育て親であったオモトの頭蓋骨を削って仮面を作った。そして今回も首だけ持ち帰ったエイリスの頭蓋骨を削り、仮面を作っていたのだ。
「(望み通り、永遠に一緒にいてやるよ。曲がりなりにも、お前は“あいつ”の姉だったんだ。これ位の願いは聞き届けてやる。但し……)道具としてだがな」
そう言いながらエジタスは、エイリスの頭蓋骨から削り出した仮面を上に掲げながら、じっくりと眺める。
「完成したのか?」
「あぁ、完璧だ」
仮面は以前よりも一層不気味に笑みを浮かべていた。まるでエイリスの生き霊が乗り移っているかの様に。そしてエジタスは完成した仮面をゆっくりと、自分の顔に嵌める。
「……さて、それじゃあ行きましょうか~」
「あぁ」
「そう言えばロージェさん、こうして会うのは久し振りですね~。何年振りでしたっけ~?」
「無駄話してないで行くぞ」
「そんな冷たい事、言わないで下さいよ~。せっかくの再会、もっと喜びを噛み締めましょう~」
「いいから速く付いて来い。置いて行くぞ」
「せっかちな人ですね~。分かりましたよ~」
いつもの口調に戻ったエジタスを引き連れて部屋を後にするロージェ。部屋に残されたのは、無惨に骨の一部を切り取られたエイリスの頭蓋骨であった。
***
師匠が蘇ってから一週間が過ぎた。この一週間、特に変わった出来事は起こっておらず、不気味な程に平和な時間を過ごしていた。
私達は一旦、カルド王国に戻り、今後について話し合う事にした。だけど、師匠がいったい何処で何をしているのか、全く情報が掴めずにいた。
会議室。今日も私達は、サタニア達を交えて話し合っていた。
「やはり今すぐ行動を起こすべきだと俺は思う。このまま黙って手をこまねいていても仕方がない。こちらから仕掛けるべきだ」
「だからそうしようにも、肝心のエジタスが何処にいるのか分からないって、何度も言ってるよね?」
「そんなの分かっている。だが、何もせずにじっとしているより、血眼になって探し出した方が良いんじゃないかと言っているんだ」
「そんな安易な方法で、あのエジタスが見つかる訳が無い」
フォルスは、形振り構わずにエジタスを探し回った方が良いと意見を出すが、サタニアはそんなの時間の無駄だと完全否定する。
「じゃあいったいどうするって言うんだ?」
「…………待つしか無い」
「またそれか」
「近い将来、必ずエジタスは何らかの動きを見せる筈……それまでにこっちは、万全な準備を整えるんだ」
「だからそれはいつ起こるって言うんだ!? 一年先かもしれない。十年先かもしれない。下手したら百年先だって考えられる。そうなったら、寿命の短い俺達は戦えずに死んでしまう。魔族の基準で決めるんじゃない!!」
「だけどまだ百年先だって決まった訳じゃ無いだろう!? もう少し待って見てからでも遅くは無い筈だ!!」
「そんな希望的観測で物事を見ていたら、いざって言う時に動く事が出来ない!! やはりここは今すぐ行動を起こすべきなんだ!!」
「だからそれは無鉄砲だって言ってるよね!!」
もう少し様子を見るべきだと言うサタニア。そんな悠長な事をしている余裕は無いと、フォルスは意見を否定する。そんな二人の様子を少し離れた位置から眺めている他の五人。
「はぁ……またあの調子だ。これじゃあ、昨日と全く同じだね」
「どちらの意見も間違っていないからこそ、互いに譲る事が出来ないですよね」
「コノカイギガ、モットモジカンノムダダ」
「げどオラ達じゃ、あれ以上の意見を出ぜないがらなぁ……何も言えないだぁ……」
「…………」
各々が口を開く中、真緒だけが何処か遠くを見つめ、別の考え事をしていた。
「マオぢゃん? どうがじだがぁ?」
「……えっ、あっ、い、いや何でも無いよ」
「マオさん、どうかしましたか?」
「本当に何でも無いから、気にしないで……」
真緒には一つ気掛かりな事があった。エジタスは去り際に『もっと戦力を整えなければ』と述べていた。そして“死者復活の紙”。
「(もしも……もしもあのロストマジックアイテムが、文字通り死者なら誰でも蘇らせる事が出来るとしたら……)」
その時だった。突然会議室の扉が勢い良く開かれ、一人の魔族が血相変えて飛び込んで来た。
「た、大変です!!」
「いったい何があったの!?」
「そ、それがぁああ……あ……」
次の言葉が発せられる事は無かった。何故なら、その魔族の頭部に鋭い剣が突き刺さったからだ。
「全く……いったいいつからこの国は魔族の国になった?」
「あ、あなたは……」
そこに立っていたのは想像も付かない人物であった。そのあまりに意外な人物の登場により真緒達、サタニア達は驚きの表情を隠せなかった。
「ここは人の国……いや、“俺”の国だ」
一騎当千。その昔、たった一人で魔族の軍団と渡り歩き、そのあまりの強さ故に、一般兵士から王にまで成り上がった。その最後はエジタスの指示により、大臣として潜入していた“ラクウン”に殺されるという、正に伝説の英雄と呼ぶべき存在。名を…………。
「カルド・アストラス・カルド……だけどこれは……」
初代カルド王国国王にして、シーリャとリリヤの父親。そして更に驚く事に、白髪の長髪は黒く短髪になっており、それまで生えていた長い顎髭は綺麗さっぱり無くなっていた。
「若返っている……?」
その場にいる全員が突然の状況に困惑している中、カルド王はフッと不適な笑みを浮かべるのであった。
しかし、それも今や昔の話。豊かだった自然は殆ど伐採され、清らかな小川も上流で塞き止められてしまった。そして水を独占するかの様に、その周囲を大きく外壁が取り囲む。
平和な小島に小さな町が建設されたのだ。既に幾つかの家が建てられており、人が生活している様子が伺えた。そんな中、町の一番奥に構える立派な屋敷から、ゴリ……ゴリ……ゴリ……と、何かを削る音が町中に響き渡っていた。
屋敷の中は落ち着いた内装に仕上がっており、一言で表すとすれば“和”というのが適切であった。洋風な外観に対して和風な内装と、非常にアンバランスな作りとなっている。そんな屋敷内では相変わらず、ゴリゴリという音が聞こえて来る。
そんな奇妙な音を出しているのはエジタスであった。とある一室にて、一心不乱に作業していた。
「ここにいたのか」
すると部屋の扉が開かれ、ロージェが中へと入って来た。しかしエジタスはロージェの存在を気にも止めず、黙々と作業に没頭していた。
「そろそろ行くぞ。皆、もう集まっている」
「……あぁ、もう少しで終わるからそこで待ってろ」
「……いったい何をしているんだ?」
只、黙って待っているのも退屈だった為、エジタスがいったい何の作業をしているのか気になったロージェは、何気無く聞いて見た。
「もう俺の“役目”は殆ど完了したからな。こっからは“あいつ”に任せようと、その為の準備をしている所だ」
「準備……あぁ、成る程、そう言う事か」
何かに納得したロージェはその後、素直に黙って待ち続ける事にした。そんなエジタスがいったい何を作っているのか、答えは“仮面”である。
以前、エジタスの中に道化師としての人格が生まれた際、育て親であったオモトの頭蓋骨を削って仮面を作った。そして今回も首だけ持ち帰ったエイリスの頭蓋骨を削り、仮面を作っていたのだ。
「(望み通り、永遠に一緒にいてやるよ。曲がりなりにも、お前は“あいつ”の姉だったんだ。これ位の願いは聞き届けてやる。但し……)道具としてだがな」
そう言いながらエジタスは、エイリスの頭蓋骨から削り出した仮面を上に掲げながら、じっくりと眺める。
「完成したのか?」
「あぁ、完璧だ」
仮面は以前よりも一層不気味に笑みを浮かべていた。まるでエイリスの生き霊が乗り移っているかの様に。そしてエジタスは完成した仮面をゆっくりと、自分の顔に嵌める。
「……さて、それじゃあ行きましょうか~」
「あぁ」
「そう言えばロージェさん、こうして会うのは久し振りですね~。何年振りでしたっけ~?」
「無駄話してないで行くぞ」
「そんな冷たい事、言わないで下さいよ~。せっかくの再会、もっと喜びを噛み締めましょう~」
「いいから速く付いて来い。置いて行くぞ」
「せっかちな人ですね~。分かりましたよ~」
いつもの口調に戻ったエジタスを引き連れて部屋を後にするロージェ。部屋に残されたのは、無惨に骨の一部を切り取られたエイリスの頭蓋骨であった。
***
師匠が蘇ってから一週間が過ぎた。この一週間、特に変わった出来事は起こっておらず、不気味な程に平和な時間を過ごしていた。
私達は一旦、カルド王国に戻り、今後について話し合う事にした。だけど、師匠がいったい何処で何をしているのか、全く情報が掴めずにいた。
会議室。今日も私達は、サタニア達を交えて話し合っていた。
「やはり今すぐ行動を起こすべきだと俺は思う。このまま黙って手をこまねいていても仕方がない。こちらから仕掛けるべきだ」
「だからそうしようにも、肝心のエジタスが何処にいるのか分からないって、何度も言ってるよね?」
「そんなの分かっている。だが、何もせずにじっとしているより、血眼になって探し出した方が良いんじゃないかと言っているんだ」
「そんな安易な方法で、あのエジタスが見つかる訳が無い」
フォルスは、形振り構わずにエジタスを探し回った方が良いと意見を出すが、サタニアはそんなの時間の無駄だと完全否定する。
「じゃあいったいどうするって言うんだ?」
「…………待つしか無い」
「またそれか」
「近い将来、必ずエジタスは何らかの動きを見せる筈……それまでにこっちは、万全な準備を整えるんだ」
「だからそれはいつ起こるって言うんだ!? 一年先かもしれない。十年先かもしれない。下手したら百年先だって考えられる。そうなったら、寿命の短い俺達は戦えずに死んでしまう。魔族の基準で決めるんじゃない!!」
「だけどまだ百年先だって決まった訳じゃ無いだろう!? もう少し待って見てからでも遅くは無い筈だ!!」
「そんな希望的観測で物事を見ていたら、いざって言う時に動く事が出来ない!! やはりここは今すぐ行動を起こすべきなんだ!!」
「だからそれは無鉄砲だって言ってるよね!!」
もう少し様子を見るべきだと言うサタニア。そんな悠長な事をしている余裕は無いと、フォルスは意見を否定する。そんな二人の様子を少し離れた位置から眺めている他の五人。
「はぁ……またあの調子だ。これじゃあ、昨日と全く同じだね」
「どちらの意見も間違っていないからこそ、互いに譲る事が出来ないですよね」
「コノカイギガ、モットモジカンノムダダ」
「げどオラ達じゃ、あれ以上の意見を出ぜないがらなぁ……何も言えないだぁ……」
「…………」
各々が口を開く中、真緒だけが何処か遠くを見つめ、別の考え事をしていた。
「マオぢゃん? どうがじだがぁ?」
「……えっ、あっ、い、いや何でも無いよ」
「マオさん、どうかしましたか?」
「本当に何でも無いから、気にしないで……」
真緒には一つ気掛かりな事があった。エジタスは去り際に『もっと戦力を整えなければ』と述べていた。そして“死者復活の紙”。
「(もしも……もしもあのロストマジックアイテムが、文字通り死者なら誰でも蘇らせる事が出来るとしたら……)」
その時だった。突然会議室の扉が勢い良く開かれ、一人の魔族が血相変えて飛び込んで来た。
「た、大変です!!」
「いったい何があったの!?」
「そ、それがぁああ……あ……」
次の言葉が発せられる事は無かった。何故なら、その魔族の頭部に鋭い剣が突き刺さったからだ。
「全く……いったいいつからこの国は魔族の国になった?」
「あ、あなたは……」
そこに立っていたのは想像も付かない人物であった。そのあまりに意外な人物の登場により真緒達、サタニア達は驚きの表情を隠せなかった。
「ここは人の国……いや、“俺”の国だ」
一騎当千。その昔、たった一人で魔族の軍団と渡り歩き、そのあまりの強さ故に、一般兵士から王にまで成り上がった。その最後はエジタスの指示により、大臣として潜入していた“ラクウン”に殺されるという、正に伝説の英雄と呼ぶべき存在。名を…………。
「カルド・アストラス・カルド……だけどこれは……」
初代カルド王国国王にして、シーリャとリリヤの父親。そして更に驚く事に、白髪の長髪は黒く短髪になっており、それまで生えていた長い顎髭は綺麗さっぱり無くなっていた。
「若返っている……?」
その場にいる全員が突然の状況に困惑している中、カルド王はフッと不適な笑みを浮かべるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
【完結】甘やかな聖獣たちは、聖女様がとろけるようにキスをする
楠結衣
恋愛
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる