190 / 275
第九章 冒険編 蘇る英雄達
そして少女は再び向かう
しおりを挟む
「はぁ……はぁ……はぁ……」
真緒は暗い森の中を走り回っていた。頻りに後ろを気にする様子から、何かに追われている事が伺えた。しかし、いくら走れど一向に出口は見えない。
「はぁ……はぁ……きゃっ!!?」
不意に何かに躓き、転んでしまう。幸いにも地面が土だったお陰で、軽傷程度で済んだ。ふと、いったい何に躓いたのか無性に気になった真緒は、視線を向ける。
「ひぃ!!!」
そこにあったのは、ぐちゃぐちゃで血塗れの死体だった。原型が分からなくなったその死体だが、僅かに残った腕から生えている毛から、誰の死体か察しが付いた。
「ハ、ハナちゃん……」
変わり果てたハナコの死体を前に、動揺が隠せない真緒。一刻も早くこの場から離れようと後退りしていると、右手にぬるぬるとした生暖かい何かが触れた。
「……え……?」
それは血だった。慌てて触れた場所を確認すると、そこにはリーマの死体が転がっていた。四肢が引き千切られ、瞳孔が開いた目は、まるでこちらを睨んでいるかの様だった。
「リーマ……そんな……」
心臓の鼓動が早くなる。息遣いも段々と荒くなり始め、気が動転した真緒は足を滑らせながらも、必死に立ち上がり、その場から急いで逃げ出した。
「嫌だ……嫌だ……嫌だ……!!!」
進めば進む程、周りの草木が深く生い茂る。次第に道が狭くなり、通るのに一苦労だ。それでも真緒は無理矢理押し通り、先へと進む。強引に進んだ影響で手足の皮膚や体の衣服が鋭い枝で斬り裂かれ、傷付いていく。
その時だった。目の前に小さな光が見えた。
「ひ、光? もしかして出口!!?」
真緒は慌てて出口へと向かう。途中、草に足を取られてしまい、何度か転んでしまった。それでも何とか光が差す方へと向かう。
「はぁ……はぁ……はぁ……嘘っ……!?」
何とか辿り着くも、そこは出口などでは無かった。光の正体は燃え盛る十字架に張り付けにされ、全身丸焼けにされているフォルスだった。
「フォルスさん……っ!!?」
そのあまりに突然の出来事に酷く混乱し、思わず後退りする真緒。その時、背中に硬い壁の様な物が当たる。慌てて振り返る真緒。
振り返った瞬間、真緒は目の前の存在に苦悩の表情を浮かべる。恐怖から全身を細かに震わせ、目から涙を流していた。
「はぁ……はぁ……はぁ……!!!」
そこにいたのは魔王サタニア。血塗られたその体と両手に握られたシーラとエレットの生首が非常に生々しく、直視する事が出来なかった。
「うっ……おげぇえええええ!!!」
次々と目の前に現れる仲間達の死体、そしてその度に襲われる強烈な腐乱臭に堪えきれず、とうとう吐いてしまう真緒。
「…………」
そんな真緒に対して、特に何も反応を示さずに無言で近付いて来る魔王サタニア。
「……い、いや……死にたくない……死にたくないよ……」
恐怖から腰が抜けて、上手く立ち上がる事が出来ない。それでも何とか逃げようと四つん這いになりながら、情けない姿で離れようとする。
「…………」
「ハナちゃん……リーマ……フォルスさん……皆……」
が、当然逃げ切れる訳も無く、あっさりと捕まってしまう真緒。首を捕まれ、空中に持ち上げられる。
「がぁ……あがっ……うぐっ!!!」
気道を塞がれ、呼吸が出来ない。逃れようと必死にもがくが、焼け石に水だった。
「あ……あぁ……」
薄れ行く意識の中、最後に聞こえたのは魔王サタニアの声だった。
「そんな力じゃ……誰も守れやしない……」
その言葉を最後に真緒の意識は闇に落ちた。
***
「っ!!! きゃあああああ!!!」
真緒は目を覚ますと、悲鳴を上げて飛び起きる。辺りを見回すとそこは村の外れにある小さな池だった。どうやらいつの間にか眠ってしまっていたらしい。
「…………妙にリアルな夢だったな……」
夢の中だったとはいえ、絞められた感覚が残っている。真緒は首元を触り、払拭しようとする。
「そんな力じゃ……誰も守れない……よし……」
すると真緒は何を思い立ったのか、一人でレーチェル山へと向かうのであった。
「…………」
そんな真緒の様子を遠くから見ていた人影があった。そして真緒がレーチェル山に入った途端、人影もその場から消えてしまった。
***
一方、部屋で真緒の帰りを待つ仲間達。真緒の事が心配であまり会話が弾まず、終始無言の状態が続いていた。
そんな中、リーマがポツリと言葉を溢した。
「マオさん……遅いですね」
真緒が部屋を出て、既に約十時間が経過していた。ここまで来ると、さすがに心配になってきた。
「こればっかりは本人の気持ち次第だ。気長に待つしかない」
「だけど、いつまでもじっとなんかしてられないよ」
「オラ、ぢょっど迎えに行っで来るだぁ」
そう言うとハナコは、真緒を迎えに行こうと立ち上がる。
「止めときな。今のあいつに優しい言葉は逆効果だ」
「うーん、だげどぉ……」
それを制止するシーラ。行きたい気持ちと真緒を信じて待つ気持ちが入り交じり、どうして良いか分からず、混乱するハナコ。
その時だった。部屋の扉がノックされる。
「もしかしてマオさん!!?」
「いや、マオなら俺達がここにいる事を知っている筈だから、わざわざノックする訳が……」
そう考察するフォルスを尻目に、真緒が戻って来たと思ったハナコは何の躊躇いも無く、部屋の扉を開けた。
「マオぢゃん!! お帰り!! オラ、心配じだんだ……よ?」
「えっと……こんにちは……」
そこにいたのは、池の畔で真緒と会話した魔族の青年だった。
「誰だお前は?」
「あの……僕はこの村に住む魔族です。実は皆さんの仲間である勇者様についてお話が……」
「マオぢゃんがどうがじだんだがぁ!!?」
真緒の話題と分かるや否や、ハナコは青年の胸ぐらを両手で掴み、激しく詰め寄った。
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい……く、苦しいです……」
「おい、ハナコ。ちょった落ち着け」
「そうですよ、これじゃあ喋れる物も喋れませんよ」
「ず、ずまないだぁ……づい興奮じぢゃっで……」
仲間達に制止され、ハナコは掴んでいた青年の胸ぐらを離した。
「それで? マオがどうかしたのか?」
「実は先程レーチェル山に登っていく姿を目にして……」
「レーチェル山に?」
「何だか思い詰めた様子だったから……仲間である君達に伝えたが良いかなって……」
「そうか……わざわざありがとう」
「でも、いったい何の為にレーチェル山へ?」
「そりゃあやっぱり修行じゃない? もっと強くなりたいとか、思ったんじゃない?」
「それなら、私達の事を誘ってくれたら良かったのに……どうして?」
「……多分、心配かけたくなかったんだと思うよ」
「えっ?」
仲間達の疑問に対して、青年が代わりに答える。
「彼女は一人で抱え込むタイプでしょ? 他人の悩みなら兎も角、自分の悩みは自分で何とかしようと思ったんじゃないかな?」
「そんな……」
「くそっ、いつも一人で抱え込むなって言ってるのに……」
「どんな生き物も、一度染み付いた性格は直す事は出来ないんだよ。例えそれが命に関わる事だとしてもね」
「こうしちゃいられない。俺達も急いでレーチェル山に向かうぞ!!」
フォルスの言葉に頷く一同。荷物をまとめ、急いで部屋から出ようとする。が、その行く手を遮る青年。
「止めなよ。彼女が何も言わず一人で向かったって事は、君達に来て欲しくないからじゃないの? 仲間なら信じて待つべきでしょ?」
「……確かにそうかもしれない……だがな、仲間が間違った方向に行こうとするのを正すのも、仲間の役目なんだよ」
そう言うとフォルス達は青年の制止を振り切り、部屋を飛び出して行ってしまった。
その様子を呆然と眺める青年。そしてフォルス達に遅れてゆっくりと部屋を出るシーラ。
「ああいう連中なのさ」
そう言いながらシーラは青年の肩をポンポンと叩き、フォルス達の後を追い掛ける。
「仲間か……よく分からないな……」
一人残った青年はポツリと呟くのであった。
真緒は暗い森の中を走り回っていた。頻りに後ろを気にする様子から、何かに追われている事が伺えた。しかし、いくら走れど一向に出口は見えない。
「はぁ……はぁ……きゃっ!!?」
不意に何かに躓き、転んでしまう。幸いにも地面が土だったお陰で、軽傷程度で済んだ。ふと、いったい何に躓いたのか無性に気になった真緒は、視線を向ける。
「ひぃ!!!」
そこにあったのは、ぐちゃぐちゃで血塗れの死体だった。原型が分からなくなったその死体だが、僅かに残った腕から生えている毛から、誰の死体か察しが付いた。
「ハ、ハナちゃん……」
変わり果てたハナコの死体を前に、動揺が隠せない真緒。一刻も早くこの場から離れようと後退りしていると、右手にぬるぬるとした生暖かい何かが触れた。
「……え……?」
それは血だった。慌てて触れた場所を確認すると、そこにはリーマの死体が転がっていた。四肢が引き千切られ、瞳孔が開いた目は、まるでこちらを睨んでいるかの様だった。
「リーマ……そんな……」
心臓の鼓動が早くなる。息遣いも段々と荒くなり始め、気が動転した真緒は足を滑らせながらも、必死に立ち上がり、その場から急いで逃げ出した。
「嫌だ……嫌だ……嫌だ……!!!」
進めば進む程、周りの草木が深く生い茂る。次第に道が狭くなり、通るのに一苦労だ。それでも真緒は無理矢理押し通り、先へと進む。強引に進んだ影響で手足の皮膚や体の衣服が鋭い枝で斬り裂かれ、傷付いていく。
その時だった。目の前に小さな光が見えた。
「ひ、光? もしかして出口!!?」
真緒は慌てて出口へと向かう。途中、草に足を取られてしまい、何度か転んでしまった。それでも何とか光が差す方へと向かう。
「はぁ……はぁ……はぁ……嘘っ……!?」
何とか辿り着くも、そこは出口などでは無かった。光の正体は燃え盛る十字架に張り付けにされ、全身丸焼けにされているフォルスだった。
「フォルスさん……っ!!?」
そのあまりに突然の出来事に酷く混乱し、思わず後退りする真緒。その時、背中に硬い壁の様な物が当たる。慌てて振り返る真緒。
振り返った瞬間、真緒は目の前の存在に苦悩の表情を浮かべる。恐怖から全身を細かに震わせ、目から涙を流していた。
「はぁ……はぁ……はぁ……!!!」
そこにいたのは魔王サタニア。血塗られたその体と両手に握られたシーラとエレットの生首が非常に生々しく、直視する事が出来なかった。
「うっ……おげぇえええええ!!!」
次々と目の前に現れる仲間達の死体、そしてその度に襲われる強烈な腐乱臭に堪えきれず、とうとう吐いてしまう真緒。
「…………」
そんな真緒に対して、特に何も反応を示さずに無言で近付いて来る魔王サタニア。
「……い、いや……死にたくない……死にたくないよ……」
恐怖から腰が抜けて、上手く立ち上がる事が出来ない。それでも何とか逃げようと四つん這いになりながら、情けない姿で離れようとする。
「…………」
「ハナちゃん……リーマ……フォルスさん……皆……」
が、当然逃げ切れる訳も無く、あっさりと捕まってしまう真緒。首を捕まれ、空中に持ち上げられる。
「がぁ……あがっ……うぐっ!!!」
気道を塞がれ、呼吸が出来ない。逃れようと必死にもがくが、焼け石に水だった。
「あ……あぁ……」
薄れ行く意識の中、最後に聞こえたのは魔王サタニアの声だった。
「そんな力じゃ……誰も守れやしない……」
その言葉を最後に真緒の意識は闇に落ちた。
***
「っ!!! きゃあああああ!!!」
真緒は目を覚ますと、悲鳴を上げて飛び起きる。辺りを見回すとそこは村の外れにある小さな池だった。どうやらいつの間にか眠ってしまっていたらしい。
「…………妙にリアルな夢だったな……」
夢の中だったとはいえ、絞められた感覚が残っている。真緒は首元を触り、払拭しようとする。
「そんな力じゃ……誰も守れない……よし……」
すると真緒は何を思い立ったのか、一人でレーチェル山へと向かうのであった。
「…………」
そんな真緒の様子を遠くから見ていた人影があった。そして真緒がレーチェル山に入った途端、人影もその場から消えてしまった。
***
一方、部屋で真緒の帰りを待つ仲間達。真緒の事が心配であまり会話が弾まず、終始無言の状態が続いていた。
そんな中、リーマがポツリと言葉を溢した。
「マオさん……遅いですね」
真緒が部屋を出て、既に約十時間が経過していた。ここまで来ると、さすがに心配になってきた。
「こればっかりは本人の気持ち次第だ。気長に待つしかない」
「だけど、いつまでもじっとなんかしてられないよ」
「オラ、ぢょっど迎えに行っで来るだぁ」
そう言うとハナコは、真緒を迎えに行こうと立ち上がる。
「止めときな。今のあいつに優しい言葉は逆効果だ」
「うーん、だげどぉ……」
それを制止するシーラ。行きたい気持ちと真緒を信じて待つ気持ちが入り交じり、どうして良いか分からず、混乱するハナコ。
その時だった。部屋の扉がノックされる。
「もしかしてマオさん!!?」
「いや、マオなら俺達がここにいる事を知っている筈だから、わざわざノックする訳が……」
そう考察するフォルスを尻目に、真緒が戻って来たと思ったハナコは何の躊躇いも無く、部屋の扉を開けた。
「マオぢゃん!! お帰り!! オラ、心配じだんだ……よ?」
「えっと……こんにちは……」
そこにいたのは、池の畔で真緒と会話した魔族の青年だった。
「誰だお前は?」
「あの……僕はこの村に住む魔族です。実は皆さんの仲間である勇者様についてお話が……」
「マオぢゃんがどうがじだんだがぁ!!?」
真緒の話題と分かるや否や、ハナコは青年の胸ぐらを両手で掴み、激しく詰め寄った。
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい……く、苦しいです……」
「おい、ハナコ。ちょった落ち着け」
「そうですよ、これじゃあ喋れる物も喋れませんよ」
「ず、ずまないだぁ……づい興奮じぢゃっで……」
仲間達に制止され、ハナコは掴んでいた青年の胸ぐらを離した。
「それで? マオがどうかしたのか?」
「実は先程レーチェル山に登っていく姿を目にして……」
「レーチェル山に?」
「何だか思い詰めた様子だったから……仲間である君達に伝えたが良いかなって……」
「そうか……わざわざありがとう」
「でも、いったい何の為にレーチェル山へ?」
「そりゃあやっぱり修行じゃない? もっと強くなりたいとか、思ったんじゃない?」
「それなら、私達の事を誘ってくれたら良かったのに……どうして?」
「……多分、心配かけたくなかったんだと思うよ」
「えっ?」
仲間達の疑問に対して、青年が代わりに答える。
「彼女は一人で抱え込むタイプでしょ? 他人の悩みなら兎も角、自分の悩みは自分で何とかしようと思ったんじゃないかな?」
「そんな……」
「くそっ、いつも一人で抱え込むなって言ってるのに……」
「どんな生き物も、一度染み付いた性格は直す事は出来ないんだよ。例えそれが命に関わる事だとしてもね」
「こうしちゃいられない。俺達も急いでレーチェル山に向かうぞ!!」
フォルスの言葉に頷く一同。荷物をまとめ、急いで部屋から出ようとする。が、その行く手を遮る青年。
「止めなよ。彼女が何も言わず一人で向かったって事は、君達に来て欲しくないからじゃないの? 仲間なら信じて待つべきでしょ?」
「……確かにそうかもしれない……だがな、仲間が間違った方向に行こうとするのを正すのも、仲間の役目なんだよ」
そう言うとフォルス達は青年の制止を振り切り、部屋を飛び出して行ってしまった。
その様子を呆然と眺める青年。そしてフォルス達に遅れてゆっくりと部屋を出るシーラ。
「ああいう連中なのさ」
そう言いながらシーラは青年の肩をポンポンと叩き、フォルス達の後を追い掛ける。
「仲間か……よく分からないな……」
一人残った青年はポツリと呟くのであった。
0
あなたにおすすめの小説
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─真打─
リゥル
ファンタジー
異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!
主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。
亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。
召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。
そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。
それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。
過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。
――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。
カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる