195 / 275
第九章 冒険編 蘇る英雄達
鑑定
しおりを挟む
気が付くと真緒達は、レーチェル山に戻って来ていた。更に戦いで受けたダメージなどは、一切残っていなかった。
「私達、無事に戻って来れたんですね……」
「今でも信じられません。まさかあの魔王サタニアに勝ってしまうだなんて……」
「まぁ、勝ったと言っても所詮は虚像。本物の足下にも及ばないだろうな」
勝利の余韻に浸っている真緒達に対して、辛辣なコメントをするシーラ。
勿論、そんな事は百も承知。だが、そうハッキリと言われてしまうと、さすがの真緒達も落ち込んでしまう。
「お前な……もう少しオブラートに包めないのか。直球過ぎるぞ」
「言葉を濁しても何にもならん。それに、虚像に勝てたからと慢心して、本物に負けてしまっては、話にならない」
「そうかもしれないが、もっと言い方って物が……」
「いいんですよフォルスさん。シーラさんの言う通り、私少し調子に乗り掛けていました」
シーラの言葉を聞き、反省した真緒。フォルスは「マオがそれで良いなら……」と、それ以上の口は挟まなかった。
「所でさ。私達って、具体的にどれ位強くなった訳?」
「確かに……」
「それなら私に任せて下さい!!」
そう言いながら、真緒が自信満々に名乗りを上げる。
「そう言えば、真緒は“鑑定”のスキルがあったんだな。それじゃあ頼む」
「分かりました!! えーと、まず最初は……ハナちゃんからね」
「緊張ずるだぁ……」
「思えばマオの“鑑定”を見るの、凄く久し振りな気がするな」
「いつも戦いに夢中で、いちいち“鑑定”する暇がありませんでしたからね」
などと懐かしんでいる中、胸を高鳴らせながら、真緒の前に歩み出るハナコ。
「行くよ……スキル“鑑定”!!」
ハナコ Lv60 ハナコ Lv85
種族 熊人 種族 熊人
年齢 16 年齢 17
性別 女 性別 女
職業 拳闘士 職業 拳闘士
⇒
HP 860/860 HP 1450/1450
MP 0/0 MP 0/0
STR 1500 STR 1980
DEX 250 DEX 300
VIT 1050 VIT 1200
AGI 100 AGI 130
INT 0 INT 0
MND 185 MND 200
LUK 130 LUK 145
スキル
熊の一撃 インパクト・ベア 鋼鉄化 “NEW”獣王の一撃
魔法
なし
称号
破壊者 大食い “NEW”獣の頂点
「こんな感じかな?」
「おぉー!! 強ぐなっでいるだぁ!!」
「凄いな。ハナコは魔力が無いせいで、修行に参加出来なかったから、そこまで強くなっていないと思っていたが……」
「良い意味で予想を裏切ったな」
「やったね、ハナちゃん!!」
「嬉じいだぁ!!」
「次!! 私、お願いします!!」
ハナコの劇的な強さの変化に触発され、リーマも早く自分の成長を知りたがっていた。
「了解、次はリーマだね。準備は良い?」
「はい、いつでも大丈夫です!!」
ワクワクしながら期待に胸を膨らませるリーマに、真緒はスキル“鑑定”を発動させる。
リーマ Lv40 リーマ Lv70
種族 人間 種族 人間
年齢 15 年齢 16
性別 女 性別 女
職業 魔法使い 職業 魔法使い
⇒
HP 350/350 HP 540/540
MP 750/750 MP 1050/1050
STR 35 STR 50
DEX 200 DEX 270
VIT 100 VIT 135
AGI 200 AGI 225
INT 650 INT 735
MND 310 MND 380
LUK 150 LUK 165
スキル
なし
魔法
音魔法 改変魔法 “NEW” 火属性魔法ジャイアントフレイムのみ
称号
なし
所持品
アーメイデの魔導書
「やった!! やりました!!」
納得のいく結果に跳び跳ねる程、喜ぶリーマ。
「良かったね、リーマ」
「これも皆さんのお陰です。ありがとうございます!!」
「何言ってるんだ。リーマが強くなったのは、リーマ自身が努力した結果なんだぞ。もっと自分を誇っていいんだ」
「……はい!!」
「さて、次は俺の番かな?」
ハナコ、リーマと続き、次はフォルスの順番が回って来た。
「はい、そう……「えー、次は私を調べてよ」……エレットさん?」
「おい、横入りするな」
「横入り? そもそも順番なんて決めてたっけ?」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて下さい。二人同時に“鑑定”しますから」
「ホントに? ありがとう!!」
「というか、複数人が可能なら全員一度に調べた方が手っ取り早いんじゃないか?」
「えっと、一人ずつの方が感動も大きいかなって……」
「あっそ……あぁ、私は調べなくてもいいからな」
皆が鑑定される中、シーラだけ断った。
「えっ、何でですか?」
「……いいだろう別に……」
「?」
何故か言葉を濁すシーラ。その様子に少し違和感を覚える真緒。
「おい、何してるんだ? 早くしてくれ」
「あ、はい!! 今すぐ!!」
しかし、それは今考える事では無いと割り切り、フォルスとエレットの二人に“鑑定”を発動させる。
フォルス Lv50 フォルス Lv75
種族 鳥人 種族 鳥人
年齢 35 年齢 36
性別 男 性別 男
職業 アーチャー 職業 アーチャー
⇒
HP 400/400 HP 600/600
MP 200/200 MP 300/300
STR 105 STR 165
DEX 340 DEX 385
VIT 200 VIT 300
AGI 260 AGI 310
INT 145 INT 175
MND 260 MND 300
LUK 180 LUK 190
スキル
ロックオン 急所感知
魔法
風属性魔法
称号
空の支配者
エレット Lv48 エレット Lv63
種族 サキュバス 種族 サキュバス
年齢 秘密❤️ 年齢 秘密❤️
性別 女 性別 女
職業 夢魔 職業 夢魔
⇒
HP 1200/1200 HP 1350/1350
MP 850/850 MP 980/980
STR 140 STR 160
DEX 300 DEX 320
VIT 240 VIT 280
AGI 1600 AGI 1850
INT 480 INT 515
MND 450 MND 485
LUK 100 LUK 120
スキル
誘惑
魔法
雷魔法
称号
男を手玉に取る女
「きゃああああ!!! 嘘でしょ!? 私、こんなに強くなったの!?」
「ふむ、まずまずだな」
大袈裟に喜ぶエレットに対してクールなフォルス。だが、よく見るとフォルスも小さくガッツポーズをしているのが伺えた。
「さてと……最後は私だね」
皆に勇気付けられ、自分自身に自信が付いたが、それでもやはり本当に強くなったのか不安だった。真緒は深呼吸し、自分に“鑑定”を発動させる。
サトウ マオ Lv45 サトウ マオ Lv75
種族 人間 種族 人間
年齢 17 年齢 18
性別 女 性別 女
職業 目覚めし勇者 職業 目覚めし勇者
⇒
HP 1500/1500 HP 2500/2500
MP 1030/1030 MP 1500/1500
STR 900 STR 1650
DEX 720 DEX 1000
VIT 680 VIT 850
AGI 860 AGI 980
INT 730 INT 950
MND 858 MND 1020
LUK 1000 LUK 1100
スキル
鑑定 ロストブレイク 過去への断罪 フィーリングストライク 乱激斬 “NEW” 明鏡止水 “NEW” グロースブレイク
魔法
光魔法
称号
過去を克服せし者
「…………」
「良かったな」
「フォルスさん……」
「マオさんなら当然の結果です」
「リーマ……」
「マオぢゃんも強ぐなれで良がっだだぁ」
「ハナちゃん……」
漸く実感を持つ事が出来た。数字は嘘を付かない。真緒は自分が強くなれたと認める事が出来た。
「それで? これからどうする?」
「一度、この山を降りよう。体も少し休ませたいからね」
その意見には賛成だった。体は何処も傷付いてはいなかったが、精神的な疲労は感じていた。意見が一致した真緒達は山を降り、村へと戻るのであった。
その様子を遠くで見守る人影があった。草木に囲まれ、正確な顔までは判別する事は出来ない。
「それでいい……突き進め。君達の冒険はまだまだこれからだ……ふふっ」
その時、人影の背後に黒いローブを着た人物が現れる。何の前触れも無く、文字通り突然。
しかし、人影は黒いローブが現れる事を知っていたのか。特に驚く素振りを見せなかった。
「何、油売ってるんだ。行くぞ」
「ごめんね。我が儘を聞いて貰って……」
「全くだ。もっと自分の立場を自覚しろ。本来ならお前は、この世界に存在してはいけないんだぞ」
「分かってるよ。けど、それは君も同じだよね」
「っ!!!」
「あはは、ごめん。ちょっと意地悪だったね……只、一目見ておきたかった。彼女達がどういう存在なのか」
「それで? 感想は?」
「うん、駄目だね。あれじゃあ、今の“エジタス”には絶対勝てないよ」
「それを聞いて安心した。ほら、さっさと行くぞ」
「……勿体無いな……本当に……」
そう言うと人影と黒いローブは、森の奥へと姿を消すのであった。
「私達、無事に戻って来れたんですね……」
「今でも信じられません。まさかあの魔王サタニアに勝ってしまうだなんて……」
「まぁ、勝ったと言っても所詮は虚像。本物の足下にも及ばないだろうな」
勝利の余韻に浸っている真緒達に対して、辛辣なコメントをするシーラ。
勿論、そんな事は百も承知。だが、そうハッキリと言われてしまうと、さすがの真緒達も落ち込んでしまう。
「お前な……もう少しオブラートに包めないのか。直球過ぎるぞ」
「言葉を濁しても何にもならん。それに、虚像に勝てたからと慢心して、本物に負けてしまっては、話にならない」
「そうかもしれないが、もっと言い方って物が……」
「いいんですよフォルスさん。シーラさんの言う通り、私少し調子に乗り掛けていました」
シーラの言葉を聞き、反省した真緒。フォルスは「マオがそれで良いなら……」と、それ以上の口は挟まなかった。
「所でさ。私達って、具体的にどれ位強くなった訳?」
「確かに……」
「それなら私に任せて下さい!!」
そう言いながら、真緒が自信満々に名乗りを上げる。
「そう言えば、真緒は“鑑定”のスキルがあったんだな。それじゃあ頼む」
「分かりました!! えーと、まず最初は……ハナちゃんからね」
「緊張ずるだぁ……」
「思えばマオの“鑑定”を見るの、凄く久し振りな気がするな」
「いつも戦いに夢中で、いちいち“鑑定”する暇がありませんでしたからね」
などと懐かしんでいる中、胸を高鳴らせながら、真緒の前に歩み出るハナコ。
「行くよ……スキル“鑑定”!!」
ハナコ Lv60 ハナコ Lv85
種族 熊人 種族 熊人
年齢 16 年齢 17
性別 女 性別 女
職業 拳闘士 職業 拳闘士
⇒
HP 860/860 HP 1450/1450
MP 0/0 MP 0/0
STR 1500 STR 1980
DEX 250 DEX 300
VIT 1050 VIT 1200
AGI 100 AGI 130
INT 0 INT 0
MND 185 MND 200
LUK 130 LUK 145
スキル
熊の一撃 インパクト・ベア 鋼鉄化 “NEW”獣王の一撃
魔法
なし
称号
破壊者 大食い “NEW”獣の頂点
「こんな感じかな?」
「おぉー!! 強ぐなっでいるだぁ!!」
「凄いな。ハナコは魔力が無いせいで、修行に参加出来なかったから、そこまで強くなっていないと思っていたが……」
「良い意味で予想を裏切ったな」
「やったね、ハナちゃん!!」
「嬉じいだぁ!!」
「次!! 私、お願いします!!」
ハナコの劇的な強さの変化に触発され、リーマも早く自分の成長を知りたがっていた。
「了解、次はリーマだね。準備は良い?」
「はい、いつでも大丈夫です!!」
ワクワクしながら期待に胸を膨らませるリーマに、真緒はスキル“鑑定”を発動させる。
リーマ Lv40 リーマ Lv70
種族 人間 種族 人間
年齢 15 年齢 16
性別 女 性別 女
職業 魔法使い 職業 魔法使い
⇒
HP 350/350 HP 540/540
MP 750/750 MP 1050/1050
STR 35 STR 50
DEX 200 DEX 270
VIT 100 VIT 135
AGI 200 AGI 225
INT 650 INT 735
MND 310 MND 380
LUK 150 LUK 165
スキル
なし
魔法
音魔法 改変魔法 “NEW” 火属性魔法ジャイアントフレイムのみ
称号
なし
所持品
アーメイデの魔導書
「やった!! やりました!!」
納得のいく結果に跳び跳ねる程、喜ぶリーマ。
「良かったね、リーマ」
「これも皆さんのお陰です。ありがとうございます!!」
「何言ってるんだ。リーマが強くなったのは、リーマ自身が努力した結果なんだぞ。もっと自分を誇っていいんだ」
「……はい!!」
「さて、次は俺の番かな?」
ハナコ、リーマと続き、次はフォルスの順番が回って来た。
「はい、そう……「えー、次は私を調べてよ」……エレットさん?」
「おい、横入りするな」
「横入り? そもそも順番なんて決めてたっけ?」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて下さい。二人同時に“鑑定”しますから」
「ホントに? ありがとう!!」
「というか、複数人が可能なら全員一度に調べた方が手っ取り早いんじゃないか?」
「えっと、一人ずつの方が感動も大きいかなって……」
「あっそ……あぁ、私は調べなくてもいいからな」
皆が鑑定される中、シーラだけ断った。
「えっ、何でですか?」
「……いいだろう別に……」
「?」
何故か言葉を濁すシーラ。その様子に少し違和感を覚える真緒。
「おい、何してるんだ? 早くしてくれ」
「あ、はい!! 今すぐ!!」
しかし、それは今考える事では無いと割り切り、フォルスとエレットの二人に“鑑定”を発動させる。
フォルス Lv50 フォルス Lv75
種族 鳥人 種族 鳥人
年齢 35 年齢 36
性別 男 性別 男
職業 アーチャー 職業 アーチャー
⇒
HP 400/400 HP 600/600
MP 200/200 MP 300/300
STR 105 STR 165
DEX 340 DEX 385
VIT 200 VIT 300
AGI 260 AGI 310
INT 145 INT 175
MND 260 MND 300
LUK 180 LUK 190
スキル
ロックオン 急所感知
魔法
風属性魔法
称号
空の支配者
エレット Lv48 エレット Lv63
種族 サキュバス 種族 サキュバス
年齢 秘密❤️ 年齢 秘密❤️
性別 女 性別 女
職業 夢魔 職業 夢魔
⇒
HP 1200/1200 HP 1350/1350
MP 850/850 MP 980/980
STR 140 STR 160
DEX 300 DEX 320
VIT 240 VIT 280
AGI 1600 AGI 1850
INT 480 INT 515
MND 450 MND 485
LUK 100 LUK 120
スキル
誘惑
魔法
雷魔法
称号
男を手玉に取る女
「きゃああああ!!! 嘘でしょ!? 私、こんなに強くなったの!?」
「ふむ、まずまずだな」
大袈裟に喜ぶエレットに対してクールなフォルス。だが、よく見るとフォルスも小さくガッツポーズをしているのが伺えた。
「さてと……最後は私だね」
皆に勇気付けられ、自分自身に自信が付いたが、それでもやはり本当に強くなったのか不安だった。真緒は深呼吸し、自分に“鑑定”を発動させる。
サトウ マオ Lv45 サトウ マオ Lv75
種族 人間 種族 人間
年齢 17 年齢 18
性別 女 性別 女
職業 目覚めし勇者 職業 目覚めし勇者
⇒
HP 1500/1500 HP 2500/2500
MP 1030/1030 MP 1500/1500
STR 900 STR 1650
DEX 720 DEX 1000
VIT 680 VIT 850
AGI 860 AGI 980
INT 730 INT 950
MND 858 MND 1020
LUK 1000 LUK 1100
スキル
鑑定 ロストブレイク 過去への断罪 フィーリングストライク 乱激斬 “NEW” 明鏡止水 “NEW” グロースブレイク
魔法
光魔法
称号
過去を克服せし者
「…………」
「良かったな」
「フォルスさん……」
「マオさんなら当然の結果です」
「リーマ……」
「マオぢゃんも強ぐなれで良がっだだぁ」
「ハナちゃん……」
漸く実感を持つ事が出来た。数字は嘘を付かない。真緒は自分が強くなれたと認める事が出来た。
「それで? これからどうする?」
「一度、この山を降りよう。体も少し休ませたいからね」
その意見には賛成だった。体は何処も傷付いてはいなかったが、精神的な疲労は感じていた。意見が一致した真緒達は山を降り、村へと戻るのであった。
その様子を遠くで見守る人影があった。草木に囲まれ、正確な顔までは判別する事は出来ない。
「それでいい……突き進め。君達の冒険はまだまだこれからだ……ふふっ」
その時、人影の背後に黒いローブを着た人物が現れる。何の前触れも無く、文字通り突然。
しかし、人影は黒いローブが現れる事を知っていたのか。特に驚く素振りを見せなかった。
「何、油売ってるんだ。行くぞ」
「ごめんね。我が儘を聞いて貰って……」
「全くだ。もっと自分の立場を自覚しろ。本来ならお前は、この世界に存在してはいけないんだぞ」
「分かってるよ。けど、それは君も同じだよね」
「っ!!!」
「あはは、ごめん。ちょっと意地悪だったね……只、一目見ておきたかった。彼女達がどういう存在なのか」
「それで? 感想は?」
「うん、駄目だね。あれじゃあ、今の“エジタス”には絶対勝てないよ」
「それを聞いて安心した。ほら、さっさと行くぞ」
「……勿体無いな……本当に……」
そう言うと人影と黒いローブは、森の奥へと姿を消すのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】剣聖と聖女の娘はのんびりと(?)後宮暮らしを楽しむ
O.T.I
ファンタジー
かつて王国騎士団にその人ありと言われた剣聖ジスタルは、とある事件をきっかけに引退して辺境の地に引き籠もってしまった。
それから時が過ぎ……彼の娘エステルは、かつての剣聖ジスタルをも超える剣の腕を持つ美少女だと、辺境の村々で噂になっていた。
ある時、その噂を聞きつけた辺境伯領主に呼び出されたエステル。
彼女の実力を目の当たりにした領主は、彼女に王国の騎士にならないか?と誘いかける。
剣術一筋だった彼女は、まだ見ぬ強者との出会いを夢見てそれを了承するのだった。
そして彼女は王都に向かい、騎士となるための試験を受けるはずだったのだが……
いい子ちゃんなんて嫌いだわ
F.conoe
ファンタジー
異世界召喚され、聖女として厚遇されたが
聖女じゃなかったと手のひら返しをされた。
おまけだと思われていたあの子が聖女だという。いい子で優しい聖女さま。
どうしてあなたは、もっと早く名乗らなかったの。
それが優しさだと思ったの?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
【完結】いせてつ 〜TS転生令嬢レティシアの異世界鉄道開拓記〜
O.T.I
ファンタジー
レティシア=モーリスは転生者である。
しかし、前世の鉄道オタク(乗り鉄)の記憶を持っているのに、この世界には鉄道が無いと絶望していた。
…無いんだったら私が作る!
そう決意する彼女は如何にして異世界に鉄道を普及させるのか、その半生を綴る。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる