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第十章 冒険編 反撃の狼煙
正しいのか間違っているのか
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薄暗い廊下。蝋燭による仄かな光だけが唯一の光源だった。捕らえられた真緒達は数百人の仲間達と一緒に、ロージェを先頭に地下牢へと案内されていた。
「ここが貴様の牢屋だ」
地下の廊下をしばらく歩くと、目的の牢屋へと辿り着いた。しかしそこに入れられたのは真緒一人だけだった。
「そんな、どうしてマオさんだけ!?」
「エジタスの考えだ。マオ、そしてお前ら二人は各々別の牢屋に入って貰う。下手に協力されて抜け出されても困るからな」
真緒達はこれまで幾度ものピンチを潜り抜けて来た。それは一重に仲間達との協力による物が大きい。ならば一緒にしなければ、手も足も出ないのではないか。エジタスはそう考えたのだ。
「私は大丈夫だから……皆は自分の心配をしてて……」
「マオぢゃん……」
「マオさん……」
フォルスの死、ジェドの裏切りにより、意気消沈していた真緒はロージェの言い分を受け入れ、一人で牢屋へと入った。鉄格子が閉められ、鍵を掛けられる。
「貴様はここだ」
続いて真緒同様に、ハナコとリーマもそれぞれ離れた場所の牢屋に入れられる。
「残りの貴様らは全員、この牢屋に入って貰う」
そしてクロウトを含めた残りの数百人は同じ牢屋に入れられた。その部屋は真緒達が入れられた牢屋よりも大人数が入れられる設計になっていた。
全員を収監し終えると、ロージェは真緒が入れられた牢屋の前に立つ。
「…………」
「…………?」
じっと見つめて来るロージェに、真緒は不思議そうに首を傾げる。するとロージェは静かにゆっくりと口を開いた。
「……哀れだな」
「……どう言う意味ですか?」
突然見下され、真緒は少しムッとした表情を浮かべる。ロージェの目は、まるでゴミを見るかの様に冷たい眼差しをしていた。
「平和の為、幸せの為に戦うと誓ったのだろう? だが、この島に来てから貴様の心は揺れ動いている」
「っ!!!」
その言葉に真緒は動揺の色を隠せなかった。
「この島で幸せに暮らす彼らを見て、自分達の行いは正しいのか疑問を抱く様になった……そうだろう?」
「……一瞬、そう思った事もありました。ですが目先の幻想に惑わされる程、私は愚かじゃありません!! あの人達が得ている幸せが仕組まれた事だと考えれば、私達がしようとしている事は少なくとも間違ってはいません!!」
しかし、真緒とて生半可な気持ちでやって来た訳では無い。ロージェの言葉に食って掛かる。
「なら、何故あの時それを言わなかったのだ?」
「……何が言いたいんですか……」
「ここに来るまでの間に、住宅街を通っただろう。口は塞いでいなかったんだ。あの場で真実を告げれば良かったじゃないか」
「そ、それは!! あの状況で説明したとしても、信じて貰える訳が無いと思っただけです!!」
「信じて貰えなくても、疑心暗鬼に陥れる事は出来る。だが、貴様はそれをしなかった。何故なら、貴様は彼らの幸せを奪う事が出来なかったからだ」
「!!!」
「例えこの幸せが仕組まれた事だったとしても、幸せなのは事実。もし真実を告げれば、せっかく仲良くなった他種族同士が再び争う事になってしまう。だから貴様は敢えて告げなかった。違うか?」
「…………」
真緒は何も反論する事が出来なかった。無言は図星の証。事実、ロージェが言った事は全て当たっていた。
真緒達の目的はあくまでもエジタスを倒す事。わざわざ、その島に住む住人を不幸にする理由は何処にも無い。優柔不断で心優しい真緒だからこそ、島の住人達に真実を告げられなかった。真緒自身、その判断が正しかったのか、それとも間違っていたのかは分からない。
真緒が返答出来ずに俯いていると、ロージェが口を開いた。
「……心配する事は無い。もうすぐ何もかも終わる」
「えっ、それってどう言う……?」
「それまで牢屋で大人しくしているんだな」
真緒が聞き返す前に、ロージェはその場を後にした。その時、一瞬だけロージェが悲しそうな表情を浮かべている気がした。
***
「…………」
地下から屋敷へと戻ったロージェ。一人、長い廊下を歩いていた。しかしその意識は別の所にあった。懐かしく忌まわしいあの日の記憶……。
『……パ……パ……パパ……ねぇ、パパ!! こっちだよこっち!!』
『こらこらロージェ。そんなに走ったら危ないぞ』
『うふふ、ロージェは本当に元気ね』
草原を駆け回る幼い少女。その後を微笑ましく見つめる夫婦。少女の笑顔はまるで太陽の様に明るかった。
『パパ、ママ、早く早くー!!』
『あんまりはしゃぎ過ぎて、怪我とかするんじゃないぞ』
そんな少女の笑顔に釣られて、夫婦も思わず笑みが溢れる。が、その瞬間、ノイズの様な物が流れ、生い茂っていた草原は焼け野原になっており、夫婦は血塗れの死体となって転がっていた。
『……パパ……ママ……』
少女は涙を流しながら、夫婦の死体にすがり付く。少女がどんなに呼び掛けても夫婦はピクリとも動かなかった。そんな少女の前に何者かが近付いて来る。
『……?』
気配に気が付き、顔を上げる少女。しかし肝心の顔が影になって隠れてしまい、よく見えなかった。
『お前の両親を殺したのは俺だ……だから……』
その瞬間、ロージェの意識は元に戻る。何故なら目的の部屋に辿り着いたからだ。短い溜め息を漏らすと、ロージェは部屋の扉をノックする。
「どうぞ~」
中から声が聞こえる。入る許可を貰ったロージェは部屋の扉を開ける。中は長机を囲む様に椅子が均等に並べられており、椅子には八英雄がバラバラになって座っていた。そしてその部屋の上座には、統率者でもあるエジタスがロージェに向かって手を振りながら座っていた。
「ロージェさん、待っていましたよ~。どうぞ好きな席に座って下さい」
「あぁ……」
エジタスに促されるまま、ロージェは近くの椅子に腰を下ろす。
「さて、これで全員揃ったという事で、これからの計画を……」
「ちょっと待って!! エジタス様!!」
エジタスの言葉を遮ったのは、ついこの間蘇ったばかりのヘグレルだった。
「ヘグレルさん、どうかしましたか~?」
「この屋敷の地下に、あの勇者達を収監したというのは本当なの!?」
「えぇ、本当ですよ~」
「それなら私に始末させてちょうだい!! この前の借りも返さないといけないしね……」
両手で机を強く叩き、子供ながら邪悪な笑みを浮かべる。
「う~ん、残念ですがそれは無理なお願いですよ~」
「どうして!? もう油断はしない!! 絶対遅れは取らないわ!!」
思った返答が得られなかった事に納得がいかず、ヘグレルは再び両手で机を強く叩いた。
「いやいや、別に殺せないとは言ってませんよ~。だけど、もう牢屋に捕らえた以上、こちらから手を出す必要は無いんですよ~。後、あんまり机を叩かないで下さいね~、ちょっとみみざわりなんですよ~」
「だからって殺られっぱなしじゃ、腹の虫が収まらないの!!」
殺されたままなのが気に食わないヘグレルは、断固抗議する。その怒りを表現するかの様に、両手で机を強く叩いた。
「ヘグレルさん、これが最後の警告ですよ。机を強く叩かないで下さい……」
「ヘグレル、もうその辺にしておきなよー」
「お兄ちゃんは黙ってて!! とにかく私はあの勇者達に借りを返したいの!! そうじゃないと、私の中に芽生えているこのイライラが収まらないのよ!!」
そう言うとヘグレルは、両手で机を強く叩いた。その瞬間、離れた席に座っていたエジタスがヘグレルの首を掴んで、持ち上げていた。
「がぁ……ぁあ……!!」
必死にもがくが、抜け出せない。兄であるヘゼンルーテに助けを求めるが、当の本人は自業自得と言わんばかりに知らん振りを決め込んでいた。
「仏の顔も三度までですよ~。机を叩かないで下さいって、言いましたよね~。あなたは人の言う事もまともに覚えられない馬鹿なんですか~?」
「あぐぁ……」
「そんな馬鹿にマオさん達を倒せると思いますか~? 私は思いませんね~、あなたみたいに和を乱す奴が私は一番嫌いなんですよ~。やっぱり馬鹿は一度や二度死んだ位じゃ、分かりませんかね~?」
「ぐぁ……ごめ、ごめんな……さ……い……」
「何ならもう一度死にますか~? あなたは何回死ねば学ぶんでしょうね~?」
首を掴むエジタスの握力がどんどん強くなる。このままでは喉を潰され、殺されてしまう。
「あがぁ……いや……死にたく……ない……」
「心配しなくても、直ぐに蘇らせてあげますよ~」
死に行くヘグレルを他所に、他の者達は一切助けようとはしなかった。これだけで彼らの絆がどの程度なのか伺える。
ヘグレルの息の根が止まると思われた次の瞬間、会議室の扉が勢い良く開かれた。
「た、大変です!!」
扉を開けたのは一人の兵士だった。血相変えた顔で声を張り上げる。
「貴様、今は会議中だぞ!!」
ロージェが入って来た兵士を追い返そうとする。が、それよりも前に兵士が報告を済ませる。
「勇者達が……勇者達が脱走しました!!」
「「「「「「!!?」」」」」」
「何ともまぁ……都合の悪い……」
「ここが貴様の牢屋だ」
地下の廊下をしばらく歩くと、目的の牢屋へと辿り着いた。しかしそこに入れられたのは真緒一人だけだった。
「そんな、どうしてマオさんだけ!?」
「エジタスの考えだ。マオ、そしてお前ら二人は各々別の牢屋に入って貰う。下手に協力されて抜け出されても困るからな」
真緒達はこれまで幾度ものピンチを潜り抜けて来た。それは一重に仲間達との協力による物が大きい。ならば一緒にしなければ、手も足も出ないのではないか。エジタスはそう考えたのだ。
「私は大丈夫だから……皆は自分の心配をしてて……」
「マオぢゃん……」
「マオさん……」
フォルスの死、ジェドの裏切りにより、意気消沈していた真緒はロージェの言い分を受け入れ、一人で牢屋へと入った。鉄格子が閉められ、鍵を掛けられる。
「貴様はここだ」
続いて真緒同様に、ハナコとリーマもそれぞれ離れた場所の牢屋に入れられる。
「残りの貴様らは全員、この牢屋に入って貰う」
そしてクロウトを含めた残りの数百人は同じ牢屋に入れられた。その部屋は真緒達が入れられた牢屋よりも大人数が入れられる設計になっていた。
全員を収監し終えると、ロージェは真緒が入れられた牢屋の前に立つ。
「…………」
「…………?」
じっと見つめて来るロージェに、真緒は不思議そうに首を傾げる。するとロージェは静かにゆっくりと口を開いた。
「……哀れだな」
「……どう言う意味ですか?」
突然見下され、真緒は少しムッとした表情を浮かべる。ロージェの目は、まるでゴミを見るかの様に冷たい眼差しをしていた。
「平和の為、幸せの為に戦うと誓ったのだろう? だが、この島に来てから貴様の心は揺れ動いている」
「っ!!!」
その言葉に真緒は動揺の色を隠せなかった。
「この島で幸せに暮らす彼らを見て、自分達の行いは正しいのか疑問を抱く様になった……そうだろう?」
「……一瞬、そう思った事もありました。ですが目先の幻想に惑わされる程、私は愚かじゃありません!! あの人達が得ている幸せが仕組まれた事だと考えれば、私達がしようとしている事は少なくとも間違ってはいません!!」
しかし、真緒とて生半可な気持ちでやって来た訳では無い。ロージェの言葉に食って掛かる。
「なら、何故あの時それを言わなかったのだ?」
「……何が言いたいんですか……」
「ここに来るまでの間に、住宅街を通っただろう。口は塞いでいなかったんだ。あの場で真実を告げれば良かったじゃないか」
「そ、それは!! あの状況で説明したとしても、信じて貰える訳が無いと思っただけです!!」
「信じて貰えなくても、疑心暗鬼に陥れる事は出来る。だが、貴様はそれをしなかった。何故なら、貴様は彼らの幸せを奪う事が出来なかったからだ」
「!!!」
「例えこの幸せが仕組まれた事だったとしても、幸せなのは事実。もし真実を告げれば、せっかく仲良くなった他種族同士が再び争う事になってしまう。だから貴様は敢えて告げなかった。違うか?」
「…………」
真緒は何も反論する事が出来なかった。無言は図星の証。事実、ロージェが言った事は全て当たっていた。
真緒達の目的はあくまでもエジタスを倒す事。わざわざ、その島に住む住人を不幸にする理由は何処にも無い。優柔不断で心優しい真緒だからこそ、島の住人達に真実を告げられなかった。真緒自身、その判断が正しかったのか、それとも間違っていたのかは分からない。
真緒が返答出来ずに俯いていると、ロージェが口を開いた。
「……心配する事は無い。もうすぐ何もかも終わる」
「えっ、それってどう言う……?」
「それまで牢屋で大人しくしているんだな」
真緒が聞き返す前に、ロージェはその場を後にした。その時、一瞬だけロージェが悲しそうな表情を浮かべている気がした。
***
「…………」
地下から屋敷へと戻ったロージェ。一人、長い廊下を歩いていた。しかしその意識は別の所にあった。懐かしく忌まわしいあの日の記憶……。
『……パ……パ……パパ……ねぇ、パパ!! こっちだよこっち!!』
『こらこらロージェ。そんなに走ったら危ないぞ』
『うふふ、ロージェは本当に元気ね』
草原を駆け回る幼い少女。その後を微笑ましく見つめる夫婦。少女の笑顔はまるで太陽の様に明るかった。
『パパ、ママ、早く早くー!!』
『あんまりはしゃぎ過ぎて、怪我とかするんじゃないぞ』
そんな少女の笑顔に釣られて、夫婦も思わず笑みが溢れる。が、その瞬間、ノイズの様な物が流れ、生い茂っていた草原は焼け野原になっており、夫婦は血塗れの死体となって転がっていた。
『……パパ……ママ……』
少女は涙を流しながら、夫婦の死体にすがり付く。少女がどんなに呼び掛けても夫婦はピクリとも動かなかった。そんな少女の前に何者かが近付いて来る。
『……?』
気配に気が付き、顔を上げる少女。しかし肝心の顔が影になって隠れてしまい、よく見えなかった。
『お前の両親を殺したのは俺だ……だから……』
その瞬間、ロージェの意識は元に戻る。何故なら目的の部屋に辿り着いたからだ。短い溜め息を漏らすと、ロージェは部屋の扉をノックする。
「どうぞ~」
中から声が聞こえる。入る許可を貰ったロージェは部屋の扉を開ける。中は長机を囲む様に椅子が均等に並べられており、椅子には八英雄がバラバラになって座っていた。そしてその部屋の上座には、統率者でもあるエジタスがロージェに向かって手を振りながら座っていた。
「ロージェさん、待っていましたよ~。どうぞ好きな席に座って下さい」
「あぁ……」
エジタスに促されるまま、ロージェは近くの椅子に腰を下ろす。
「さて、これで全員揃ったという事で、これからの計画を……」
「ちょっと待って!! エジタス様!!」
エジタスの言葉を遮ったのは、ついこの間蘇ったばかりのヘグレルだった。
「ヘグレルさん、どうかしましたか~?」
「この屋敷の地下に、あの勇者達を収監したというのは本当なの!?」
「えぇ、本当ですよ~」
「それなら私に始末させてちょうだい!! この前の借りも返さないといけないしね……」
両手で机を強く叩き、子供ながら邪悪な笑みを浮かべる。
「う~ん、残念ですがそれは無理なお願いですよ~」
「どうして!? もう油断はしない!! 絶対遅れは取らないわ!!」
思った返答が得られなかった事に納得がいかず、ヘグレルは再び両手で机を強く叩いた。
「いやいや、別に殺せないとは言ってませんよ~。だけど、もう牢屋に捕らえた以上、こちらから手を出す必要は無いんですよ~。後、あんまり机を叩かないで下さいね~、ちょっとみみざわりなんですよ~」
「だからって殺られっぱなしじゃ、腹の虫が収まらないの!!」
殺されたままなのが気に食わないヘグレルは、断固抗議する。その怒りを表現するかの様に、両手で机を強く叩いた。
「ヘグレルさん、これが最後の警告ですよ。机を強く叩かないで下さい……」
「ヘグレル、もうその辺にしておきなよー」
「お兄ちゃんは黙ってて!! とにかく私はあの勇者達に借りを返したいの!! そうじゃないと、私の中に芽生えているこのイライラが収まらないのよ!!」
そう言うとヘグレルは、両手で机を強く叩いた。その瞬間、離れた席に座っていたエジタスがヘグレルの首を掴んで、持ち上げていた。
「がぁ……ぁあ……!!」
必死にもがくが、抜け出せない。兄であるヘゼンルーテに助けを求めるが、当の本人は自業自得と言わんばかりに知らん振りを決め込んでいた。
「仏の顔も三度までですよ~。机を叩かないで下さいって、言いましたよね~。あなたは人の言う事もまともに覚えられない馬鹿なんですか~?」
「あぐぁ……」
「そんな馬鹿にマオさん達を倒せると思いますか~? 私は思いませんね~、あなたみたいに和を乱す奴が私は一番嫌いなんですよ~。やっぱり馬鹿は一度や二度死んだ位じゃ、分かりませんかね~?」
「ぐぁ……ごめ、ごめんな……さ……い……」
「何ならもう一度死にますか~? あなたは何回死ねば学ぶんでしょうね~?」
首を掴むエジタスの握力がどんどん強くなる。このままでは喉を潰され、殺されてしまう。
「あがぁ……いや……死にたく……ない……」
「心配しなくても、直ぐに蘇らせてあげますよ~」
死に行くヘグレルを他所に、他の者達は一切助けようとはしなかった。これだけで彼らの絆がどの程度なのか伺える。
ヘグレルの息の根が止まると思われた次の瞬間、会議室の扉が勢い良く開かれた。
「た、大変です!!」
扉を開けたのは一人の兵士だった。血相変えた顔で声を張り上げる。
「貴様、今は会議中だぞ!!」
ロージェが入って来た兵士を追い返そうとする。が、それよりも前に兵士が報告を済ませる。
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「「「「「「!!?」」」」」」
「何ともまぁ……都合の悪い……」
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