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第十章 冒険編 反撃の狼煙
真緒パーティー VS 主人格(後編)
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真緒達の目線の先には、首が折られた無残なハナコの死体が転がっていた。
つい数秒前まで言葉を交わしていたが、最早物を言わぬ只の屍になってしまった。
本来であれば悲しみに暮れるのだが、そんな余裕は真緒達には残されていなかった。それは目の前にいる主人格のエジタスが全てを物語っていた。
「君達には万に一つ勝ち目なんて残されていない。僕だって出来る事なら殺したくない」
本心なのか、穴の空いた顔では表情が読み取れない。只、何となく声からは敵意は感じられなかった。
「そこでどうだろう。今、ここで戦う事を諦めてくれれば、殺してしまったこの子を蘇らせてあげるよ」
「ハナコさんを!!?」
「騙されるな。そんなの口約束に過ぎない。それに例え約束を守ったとしても、放っておけば八英雄や道化師のエジタス、化物のエジタスも蘇らせてしまうに違いない」
「……少し勘違いしているみたいだから、ハッキリ言わせて貰うよ。僕はこの戦いが終わっても、八英雄は蘇らせない」
「そんなの信用出来るか!!」
散々、死者復活の紙で蘇らせて来た存在が、もう蘇らせないなんて言葉、そう簡単に飲み込む事は出来なかった。
「そもそも僕は八英雄の存在自体が嫌いだった。争いの無い笑顔の絶えない世界を作るというのに、その争いが好きな連中を蘇らせるだなんて、本末転倒じゃないか。でも、道化師のエジタスと化物のエジタスが言うには、抑止力は必要だと……結局、なし崩しで八英雄は蘇ってしまった。でも今回は違う。もうあの二人はいない。これからは僕が少しずつより良い国を作って行くんだ」
「うっ……随分と聞こえの良い言葉を並べているみたいだけど……どうせ、その二人だけは蘇らせるつもりなんでしょ?」
するとサタニアが目を覚ました。ふらふらになりながらも、何とか立ち上がる。
「これはまだ話して無かったけど、あの二人は蘇らせないんじゃない。蘇れないんだ」
「ど、どういう事?」
「蘇りというのは、心……つまりは亡くなった魂をあの世から呼び戻し、代わりの肉体に定着させる事なんだ。でもあの二人は元々、僕という魂が変化して人格となって現れた存在。そしてそんな人格を代わりの肉体に無理矢理張り付けて生み出したのが、二人のエジタスという訳だ。つまり分かりやすく言うと、魂の無い人形という感じかな」
「魂の無い人形……」
「そう、だから一度殺されれば二度と蘇らせる事は出来ない。だって呼び戻そうにも肝心の魂が無いんだから」
「お前がまた作り出せばいいんじゃないか?」
「無理だよ。別の人格を生み出すには、強烈なショックが与えられないと。それこそ心が壊れてしまいそうになる位の。でもこの二千年の間、僕の心は想像以上に無感情になってしまった。それこそ、君達の仲間を何の躊躇もなく殺せる程に……」
「「「「…………」」」」
睨み合う両者。その様子に主人格のエジタスは何かを察し、深い溜め息を漏らした。
「……やっぱり諦めてはくれないのかい?」
「例え全身の骨が砕けようとも、最後の最後まで戦う。そうじゃないと、ハナちゃんの死が無駄になっちゃうから……」
「友達想いだね。正直、羨ましいよ。けどそれなら仕方ない。心苦しいけど、君達にはここで死んで貰うよ。“ブラックホール”」
次の瞬間、顔に空いた穴に黒い球体が生成され、真緒達を凄まじい吸引力で飲み込もうとし始める。
「「「「!!!」」」」
吸い込まれまいと踏ん張る真緒達だが、徐々に主人格のエジタスに近付き始めていた。
「このままじゃ、全滅しちゃう!!」
「俺に任せろ!! あの吸引を逆に利用してやる!!」
そう言うとフォルスは、矢筒から殆どの矢を取り出すと、そのまま手を離した。すると大量の矢は一斉に主人格のエジタス目掛けて飛んでいく。
「あの大きさに、あれだけの大量の矢は収まりきらない。必ず何本かは体に突き刺さる!!」
「そうだね。それじゃあ吸引を止めよう」
そう言うと主人格のエジタスは、吸引するのを途中で止めた。それにより、主人格のエジタス目掛けて飛んでいた大量の矢は全て床に散らばってしまった。
「くそっ!! だが、吸引が止まった今なら攻撃を仕掛けられる!!」
すると真緒達は主人格のエジタスの周りを取り囲み、距離を詰めていく。
「“シャドウロック”!!」
更にサタニアが最初に放った時よりも数十倍の数の黒い針を生成し、主人格のエジタスの影に向かって突き刺した。
「これだけ刺せば、さすがに動けないでしょ!!」
「今だ!! 一点集中、一気に畳み掛けるぞ!!」
「スキル“ロストブレイク”!!」
「スキル“ブラックアウト”!!」
「“フレイムジャイアント”!!」
「“ブースト”!!」
動けない主人格のエジタス目掛けて、真緒達は一斉に攻撃を仕掛け始める。真緒とサタニアの一撃。リーマによる炎の巨人の拳。そしてフォルスの目にも止まらぬ矢。それら全てがぶつかった瞬間、主人格のエジタスは遠くへ吹き飛ばされ、壁に背中を強打した。
「やった!!」
「遂にダメージを与えた!!」
「喜ぶのはまだ早い!! 来るぞ!!」
喜びも束の間、主人格のエジタスは何事も無かったかの様に平然と起き上がり、真緒達に向かって一気に距離を詰めて来た。
主人格のエジタスから繰り出される拳。真緒はそれを紙一重で避けるが、繰り出された瞬間に発生した衝撃波により、触れても無いのに真緒の頬が斬れ、血が流れた。
「っ!! うぉおおおおお!!」
それでも真緒は気にせず、主人格のエジタス目掛けて剣を振るう。同時にサタニアも反対側から主人格のエジタス目掛けて剣を振るう。そして背後からはリーマが炎の槍を突き出し、空中からはフォルスが矢を放った。
しかしそれを平然と体で受け止め、今度はサタニア目掛けて拳を突き出した。避けられないと悟ったサタニアは、咄嗟に剣でガードするも、その圧倒的な威力に押し負け、吹き飛ばされてしまう。
「サタニア!! くそっ!!」
サタニアの仇と言わんばかりに剣を振るう真緒だが、全て体で受け止められてしまい、逆にカウンターを食らってしまう。
「がはぁ!!!」
「マオさん!!」
「マオ!!」
真緒の腹に重たい一撃が入り、真緒は腹を抱えながら思わず踞ってしまう。そこから更に追い討ちを掛けようとする主人格のエジタス。両手を合わせ、一つの拳を作ると、大きく振りかぶった。
「そうはさせるか!!」
「私達が相手です!!」
するとフォルスは強化された鉤爪で直接、主人格のエジタスを狙った。また、リーマも土の鎧に身をまとい、手に持った炎の槍で主人格のエジタス目掛けて勢い良く突き出した。
「……不思議な物だね……」
「「!!?」」
二人の出した渾身の一撃は、やはり主人格のエジタスの体を傷付ける事は出来なかった。
「僕は戦いという物が嫌いで仕方が無かった。痛いし、苦しいし、何より意味が無い。それなのに人は争う。ずっと分からなかった。理解出来なかった。でも、こうして皆と拳を交えて、漸く分かった気がする。どうして争うのか……それは……“楽しい”からだ!!」
「「!!!」」
主人格のエジタスが大声を上げたかと思った次の瞬間、その体から高温の蒸気が溢れ出し、リーマとフォルスの二人を襲った。
「血が沸いて肉が踊るとは、よく言った物だね。こうして君達と戦っていると高揚感に包まれているのが分かる。それにやっぱり勝っていると楽しい。ずっと負け続きの人生だった分、自分よりも優れた人の一歩先に行ってると、気分が良いんだ。これが人間の本質なんだ……所詮、人間は欲望に忠実なんだな……」
ペラペラと語り始める中、何とかリーマとフォルスの二人は真緒を救出し、その場から離れようとする。
『おやおや~、何処に行くつもりですか~?』
「「!!!」」
その時、三人の行く手を主人格のエジタスでは無い別の何者かに遮られてしまった。そして真緒達は、その人物を目にして驚きの表情を浮かべた。
「ど、どうして……あなたが!!?」
「死んだ筈じゃ……!!?」
「エ、“エジタス”……」
「どうも~、皆さんお久し振りですね~。“道楽の道化師”エジタスと申しま~す!!」
そこには死んだ筈の道化師のエジタスの姿があった。陽気に挨拶する彼の手には、赤黒い物体が握られていた。そんな中、主人格のエジタスも道化師のエジタスの存在に気が付き、少し戸惑っていた。
「あれ? どうして生きてるの? てっきり死んだと思ってたんだけど……」
「そんな~、酷い事を言いますね~。仮にも一心同体の関係だったのに~」
そう言いながら道化師のエジタスは、主人格のエジタスの下へと近付き、持っていた赤黒い物体を主人格のエジタスの体に擦り付けた。
「えっ、あっ、ごめっ……!!」
次の瞬間、擦り付けられた赤黒い物体が広がり始め、主人格のエジタスの体を取り込み始めた。
「がぁあああああ!!?」
「こうもあっさり上手く行くとは、やはり戦闘経験が無いと警戒も薄いですね~」
「こ、これはいったい……何の……つもり……?」
「まだ分かりませんか~? 謀反ですよ~、謀反」
「何だって……!!?」
そう言う道化師のエジタスの顔は、仮面越しからでも分かる不気味で邪悪な笑みを浮かべていた。
つい数秒前まで言葉を交わしていたが、最早物を言わぬ只の屍になってしまった。
本来であれば悲しみに暮れるのだが、そんな余裕は真緒達には残されていなかった。それは目の前にいる主人格のエジタスが全てを物語っていた。
「君達には万に一つ勝ち目なんて残されていない。僕だって出来る事なら殺したくない」
本心なのか、穴の空いた顔では表情が読み取れない。只、何となく声からは敵意は感じられなかった。
「そこでどうだろう。今、ここで戦う事を諦めてくれれば、殺してしまったこの子を蘇らせてあげるよ」
「ハナコさんを!!?」
「騙されるな。そんなの口約束に過ぎない。それに例え約束を守ったとしても、放っておけば八英雄や道化師のエジタス、化物のエジタスも蘇らせてしまうに違いない」
「……少し勘違いしているみたいだから、ハッキリ言わせて貰うよ。僕はこの戦いが終わっても、八英雄は蘇らせない」
「そんなの信用出来るか!!」
散々、死者復活の紙で蘇らせて来た存在が、もう蘇らせないなんて言葉、そう簡単に飲み込む事は出来なかった。
「そもそも僕は八英雄の存在自体が嫌いだった。争いの無い笑顔の絶えない世界を作るというのに、その争いが好きな連中を蘇らせるだなんて、本末転倒じゃないか。でも、道化師のエジタスと化物のエジタスが言うには、抑止力は必要だと……結局、なし崩しで八英雄は蘇ってしまった。でも今回は違う。もうあの二人はいない。これからは僕が少しずつより良い国を作って行くんだ」
「うっ……随分と聞こえの良い言葉を並べているみたいだけど……どうせ、その二人だけは蘇らせるつもりなんでしょ?」
するとサタニアが目を覚ました。ふらふらになりながらも、何とか立ち上がる。
「これはまだ話して無かったけど、あの二人は蘇らせないんじゃない。蘇れないんだ」
「ど、どういう事?」
「蘇りというのは、心……つまりは亡くなった魂をあの世から呼び戻し、代わりの肉体に定着させる事なんだ。でもあの二人は元々、僕という魂が変化して人格となって現れた存在。そしてそんな人格を代わりの肉体に無理矢理張り付けて生み出したのが、二人のエジタスという訳だ。つまり分かりやすく言うと、魂の無い人形という感じかな」
「魂の無い人形……」
「そう、だから一度殺されれば二度と蘇らせる事は出来ない。だって呼び戻そうにも肝心の魂が無いんだから」
「お前がまた作り出せばいいんじゃないか?」
「無理だよ。別の人格を生み出すには、強烈なショックが与えられないと。それこそ心が壊れてしまいそうになる位の。でもこの二千年の間、僕の心は想像以上に無感情になってしまった。それこそ、君達の仲間を何の躊躇もなく殺せる程に……」
「「「「…………」」」」
睨み合う両者。その様子に主人格のエジタスは何かを察し、深い溜め息を漏らした。
「……やっぱり諦めてはくれないのかい?」
「例え全身の骨が砕けようとも、最後の最後まで戦う。そうじゃないと、ハナちゃんの死が無駄になっちゃうから……」
「友達想いだね。正直、羨ましいよ。けどそれなら仕方ない。心苦しいけど、君達にはここで死んで貰うよ。“ブラックホール”」
次の瞬間、顔に空いた穴に黒い球体が生成され、真緒達を凄まじい吸引力で飲み込もうとし始める。
「「「「!!!」」」」
吸い込まれまいと踏ん張る真緒達だが、徐々に主人格のエジタスに近付き始めていた。
「このままじゃ、全滅しちゃう!!」
「俺に任せろ!! あの吸引を逆に利用してやる!!」
そう言うとフォルスは、矢筒から殆どの矢を取り出すと、そのまま手を離した。すると大量の矢は一斉に主人格のエジタス目掛けて飛んでいく。
「あの大きさに、あれだけの大量の矢は収まりきらない。必ず何本かは体に突き刺さる!!」
「そうだね。それじゃあ吸引を止めよう」
そう言うと主人格のエジタスは、吸引するのを途中で止めた。それにより、主人格のエジタス目掛けて飛んでいた大量の矢は全て床に散らばってしまった。
「くそっ!! だが、吸引が止まった今なら攻撃を仕掛けられる!!」
すると真緒達は主人格のエジタスの周りを取り囲み、距離を詰めていく。
「“シャドウロック”!!」
更にサタニアが最初に放った時よりも数十倍の数の黒い針を生成し、主人格のエジタスの影に向かって突き刺した。
「これだけ刺せば、さすがに動けないでしょ!!」
「今だ!! 一点集中、一気に畳み掛けるぞ!!」
「スキル“ロストブレイク”!!」
「スキル“ブラックアウト”!!」
「“フレイムジャイアント”!!」
「“ブースト”!!」
動けない主人格のエジタス目掛けて、真緒達は一斉に攻撃を仕掛け始める。真緒とサタニアの一撃。リーマによる炎の巨人の拳。そしてフォルスの目にも止まらぬ矢。それら全てがぶつかった瞬間、主人格のエジタスは遠くへ吹き飛ばされ、壁に背中を強打した。
「やった!!」
「遂にダメージを与えた!!」
「喜ぶのはまだ早い!! 来るぞ!!」
喜びも束の間、主人格のエジタスは何事も無かったかの様に平然と起き上がり、真緒達に向かって一気に距離を詰めて来た。
主人格のエジタスから繰り出される拳。真緒はそれを紙一重で避けるが、繰り出された瞬間に発生した衝撃波により、触れても無いのに真緒の頬が斬れ、血が流れた。
「っ!! うぉおおおおお!!」
それでも真緒は気にせず、主人格のエジタス目掛けて剣を振るう。同時にサタニアも反対側から主人格のエジタス目掛けて剣を振るう。そして背後からはリーマが炎の槍を突き出し、空中からはフォルスが矢を放った。
しかしそれを平然と体で受け止め、今度はサタニア目掛けて拳を突き出した。避けられないと悟ったサタニアは、咄嗟に剣でガードするも、その圧倒的な威力に押し負け、吹き飛ばされてしまう。
「サタニア!! くそっ!!」
サタニアの仇と言わんばかりに剣を振るう真緒だが、全て体で受け止められてしまい、逆にカウンターを食らってしまう。
「がはぁ!!!」
「マオさん!!」
「マオ!!」
真緒の腹に重たい一撃が入り、真緒は腹を抱えながら思わず踞ってしまう。そこから更に追い討ちを掛けようとする主人格のエジタス。両手を合わせ、一つの拳を作ると、大きく振りかぶった。
「そうはさせるか!!」
「私達が相手です!!」
するとフォルスは強化された鉤爪で直接、主人格のエジタスを狙った。また、リーマも土の鎧に身をまとい、手に持った炎の槍で主人格のエジタス目掛けて勢い良く突き出した。
「……不思議な物だね……」
「「!!?」」
二人の出した渾身の一撃は、やはり主人格のエジタスの体を傷付ける事は出来なかった。
「僕は戦いという物が嫌いで仕方が無かった。痛いし、苦しいし、何より意味が無い。それなのに人は争う。ずっと分からなかった。理解出来なかった。でも、こうして皆と拳を交えて、漸く分かった気がする。どうして争うのか……それは……“楽しい”からだ!!」
「「!!!」」
主人格のエジタスが大声を上げたかと思った次の瞬間、その体から高温の蒸気が溢れ出し、リーマとフォルスの二人を襲った。
「血が沸いて肉が踊るとは、よく言った物だね。こうして君達と戦っていると高揚感に包まれているのが分かる。それにやっぱり勝っていると楽しい。ずっと負け続きの人生だった分、自分よりも優れた人の一歩先に行ってると、気分が良いんだ。これが人間の本質なんだ……所詮、人間は欲望に忠実なんだな……」
ペラペラと語り始める中、何とかリーマとフォルスの二人は真緒を救出し、その場から離れようとする。
『おやおや~、何処に行くつもりですか~?』
「「!!!」」
その時、三人の行く手を主人格のエジタスでは無い別の何者かに遮られてしまった。そして真緒達は、その人物を目にして驚きの表情を浮かべた。
「ど、どうして……あなたが!!?」
「死んだ筈じゃ……!!?」
「エ、“エジタス”……」
「どうも~、皆さんお久し振りですね~。“道楽の道化師”エジタスと申しま~す!!」
そこには死んだ筈の道化師のエジタスの姿があった。陽気に挨拶する彼の手には、赤黒い物体が握られていた。そんな中、主人格のエジタスも道化師のエジタスの存在に気が付き、少し戸惑っていた。
「あれ? どうして生きてるの? てっきり死んだと思ってたんだけど……」
「そんな~、酷い事を言いますね~。仮にも一心同体の関係だったのに~」
そう言いながら道化師のエジタスは、主人格のエジタスの下へと近付き、持っていた赤黒い物体を主人格のエジタスの体に擦り付けた。
「えっ、あっ、ごめっ……!!」
次の瞬間、擦り付けられた赤黒い物体が広がり始め、主人格のエジタスの体を取り込み始めた。
「がぁあああああ!!?」
「こうもあっさり上手く行くとは、やはり戦闘経験が無いと警戒も薄いですね~」
「こ、これはいったい……何の……つもり……?」
「まだ分かりませんか~? 謀反ですよ~、謀反」
「何だって……!!?」
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