259 / 275
最終章 少女と道化師の物語
背中の上の戦い
しおりを挟む
「これは……」
真緒達がエジタスの背中に降り立つと、そこには暴走している超巨大なエジタスとは別の、仮面を被った道化師のエジタスが大量に待ち構えていた。
「足下からじゃ、よく見えなかったが、まさかこんな事になっているとはな……」
「どうする? ここで直ぐにエジタスの背中を攻撃する事も出来るが?」
「十中八九……いや、間違いなく邪魔して来るだろうね」
出方を伺っているのか、大量のエジタス達は特に何もせず、只真緒達の事をじっと見つめていた。
どう動くべきか思案を巡らせている中、真緒がある事に気が付いた。
「皆、あそこ見て!!」
「「「!!?」」」
真緒が指差した方向、それは大量のエジタス達よりも向こう側。超巨大なエジタスの首もとから上半身だけが生えている、超巨大なエジタスを人並みサイズにしたエジタスがいた。
「あれって……」
「多分、あれが本体なんだと思います……」
「まさかあり得ない!? こんな巨大な体があるというのに、わざわざ一回り小さい本体を晒す理由など、ある訳がない!!」
「でも冷静になって考えてみて下さい。最初、私達はこのエジタスが暴走したと思っていました」
「まぁ、意志疎通も出来なくなっていたからな」
「なら何故、海を渡って本土に乗り込もうとしているんですか?」
「成る程、そういう事か」
「どういう事だ?」
「もし、エジタスに自我が無くなっているのなら、意味も無くあの島で暴れ回っている筈なんだ。けど、事実は違った。自我が無くなった筈のエジタスは迷う事無く、海を渡り始めた。つまりこれは……」
「何者かがコントロールしているという訳ですか」
サタニアの説明に納得するシーラ。しかしフォルスだけは、まだ納得する事が出来なかった。
「いや、だとしてもやっぱり納得いかない。仮にあいつがコントロールしているとしても、わざわざ弱点を晒す理由は何処にある!?」
「フォルスさん、発想を逆転してみて下さい」
「逆転?」
「弱点を晒す理由を考えるのでは無く、弱点を晒さなければならない理由を考えれば良いんです」
「弱点を晒さなければならない理由……まさか……!!?」
その時、フォルスの脳裏にある考えが過った。真緒のアドバイスによって、答えを導き出す事が出来た。
「まだ完全に制御しきれていない……?」
「はい、そうとしか考えられないんです」
「もし完全にコントロール出来ているのだとしたら、僕達が船に乗っている間に仕留めて来る筈……」
「けど、しなかった……いや、出来なかった……」
「だからわざわざ弱点を晒してまで、この巨体をコントロールしようとしている。それが私の導き出した答えです」
「まぁ、例えそうでなかったとしても、この大量のエジタスがあいつを守っている事を物語っているけどな」
シーラの言う通り、目の前にいる大量のエジタスは、奥にいる本体を守る様に配置されている。そしてこの瞬間、真緒達の目標が決まった。
「あの本体を倒しましょう。そうすれば少なくとも、この巨体は動きを止める筈です」
「手前にいる大量のエジタスはどうする?」
「はっ、そんなの最初から決まってるだろ」
「全部薙ぎ倒す!!」
そう言うと真緒達は一斉に走り出した。それと同時に今まで微動だにしなかった大量のエジタスも、一斉に走り出した。
大量のエジタスが仕掛ける主な攻撃はナイフ。遠くから投げる者、直接振り下ろす者、更には転移魔法で死角から攻撃して来る者もいた。しかし……。
「スキル“ロストブレイク”!!」
「スキル“ブラックアウト”!!」
「“ギガフレイム”!!」
「“ブースト”!!」
今の真緒達にとって敵では無かった。迫り来る大量のエジタス達を物ともせず、次々と薙ぎ倒していった。
「もうすぐで辿り着けるぞ!!」
「っ!! 避けて!!」
エジタス達の数が減り始め、奥の本体の姿がハッキリと確認出来る様になったその時、真緒達目掛けて背後から真っ赤な熱々の液体が放たれる
咄嗟に気が付いたサタニアのお陰で、全員何とか避ける事が出来た。そして液体は避けた先にいた、一人のエジタスに掛かった。すると瞬く間に溶け始めた。
いったい何が起こったのか、振り返る真緒達。するとそこには、巨大なエジタスの背中から触手の様な管が生えており、口から赤い液体が溢れていた。
「何だあれは!!?」
「エジタスの血管だ!! 血管の一本を外に出して、中の血液を飛ばしているんだ!!」
「そんなのありかよ!?」
「ちょっと待って……よく見たら……僕達、囲まれてる!!?」
「「「!!!」」」
エジタス達の処理で注意力が散漫になっていた。よく見ると、そこかしこに背中から血管が飛び出していた。
うにょうにょと、まるで生き物の様に動き、真緒達目掛けて次々と熱々の血液を飛ばして来る。真緒達は必死に避けながら、血管を斬り飛ばしていくが、その度にまた新しい血管が背中から生えて来た。
「切りがない!! このままじゃ、不味いぞ!!?」
「一旦、私の背中に乗って離れるか!?」
「駄目です!! そんな事をすれば、もう二度と本体に近付く事が出来なくなります!!」
「じゃあいったいどうするんだよ!?」
打つ手無し。追い詰められた真緒達は、互いに背中を合わせる。そんな中でサタニアだけが終始無言であった。
「サタニア? どうしたの?」
「魔王様?」
「マオ、光属性の魔法でここ一帯を明るくする事は出来る?」
「で、出来るけど……」
「それなら、僕の合図で魔法を放って欲しい。そして僕が良いと言うまで、目を瞑っておいて欲しいんだ」
「サタニア……分かったよ」
理由は聞かない。何故なら真緒達はサタニアの事を心から信じているから、三人は言われた通りに目を瞑った。するとサタニアは息を整える。
「ふぅ……“ダークフィルター”」
するとサタニアの目に、暗く薄い膜の様な物が張られた。
「これでよし、後は……“シャドウロック”」
サタニアの両手に、黒い針の様な物が大量に生成される。そしてサタニアは黒い針を空中に向かって放り投げた。
「今だ!!」
「“ライト”!!」
サタニアの合図で、真緒は掌から眩い光を放つ玉を生成した。その結果、エジタス達と無数の血管達の影が伸び始め、重なり合い、一つの大きな影となった。その影にサタニアが放り投げた黒い針が全て突き刺さる。
エジタス達と無数の血管が動けなくなった事を確認したサタニアは、真緒とフォルスの手を取って走り出した。
「シーラ!! 僕の足音に付いて来て!!」
「は、はい分かりました!!」
言われるがまま、シーラは目を瞑りながらサタニアが発する足音の後を付いて行った。
「……もう目を開けても大丈夫だよ」
「……ここは!!?」
サタニアに言われ、真緒達は目を開ける。するとそこはエジタス達と無数の血管を抜けた先、本体が待つ首もとであった。
「さぁ、ここからが正念場だよ」
遂に真緒達は、巨大なエジタスを操る本体と対峙するのであった。
真緒達がエジタスの背中に降り立つと、そこには暴走している超巨大なエジタスとは別の、仮面を被った道化師のエジタスが大量に待ち構えていた。
「足下からじゃ、よく見えなかったが、まさかこんな事になっているとはな……」
「どうする? ここで直ぐにエジタスの背中を攻撃する事も出来るが?」
「十中八九……いや、間違いなく邪魔して来るだろうね」
出方を伺っているのか、大量のエジタス達は特に何もせず、只真緒達の事をじっと見つめていた。
どう動くべきか思案を巡らせている中、真緒がある事に気が付いた。
「皆、あそこ見て!!」
「「「!!?」」」
真緒が指差した方向、それは大量のエジタス達よりも向こう側。超巨大なエジタスの首もとから上半身だけが生えている、超巨大なエジタスを人並みサイズにしたエジタスがいた。
「あれって……」
「多分、あれが本体なんだと思います……」
「まさかあり得ない!? こんな巨大な体があるというのに、わざわざ一回り小さい本体を晒す理由など、ある訳がない!!」
「でも冷静になって考えてみて下さい。最初、私達はこのエジタスが暴走したと思っていました」
「まぁ、意志疎通も出来なくなっていたからな」
「なら何故、海を渡って本土に乗り込もうとしているんですか?」
「成る程、そういう事か」
「どういう事だ?」
「もし、エジタスに自我が無くなっているのなら、意味も無くあの島で暴れ回っている筈なんだ。けど、事実は違った。自我が無くなった筈のエジタスは迷う事無く、海を渡り始めた。つまりこれは……」
「何者かがコントロールしているという訳ですか」
サタニアの説明に納得するシーラ。しかしフォルスだけは、まだ納得する事が出来なかった。
「いや、だとしてもやっぱり納得いかない。仮にあいつがコントロールしているとしても、わざわざ弱点を晒す理由は何処にある!?」
「フォルスさん、発想を逆転してみて下さい」
「逆転?」
「弱点を晒す理由を考えるのでは無く、弱点を晒さなければならない理由を考えれば良いんです」
「弱点を晒さなければならない理由……まさか……!!?」
その時、フォルスの脳裏にある考えが過った。真緒のアドバイスによって、答えを導き出す事が出来た。
「まだ完全に制御しきれていない……?」
「はい、そうとしか考えられないんです」
「もし完全にコントロール出来ているのだとしたら、僕達が船に乗っている間に仕留めて来る筈……」
「けど、しなかった……いや、出来なかった……」
「だからわざわざ弱点を晒してまで、この巨体をコントロールしようとしている。それが私の導き出した答えです」
「まぁ、例えそうでなかったとしても、この大量のエジタスがあいつを守っている事を物語っているけどな」
シーラの言う通り、目の前にいる大量のエジタスは、奥にいる本体を守る様に配置されている。そしてこの瞬間、真緒達の目標が決まった。
「あの本体を倒しましょう。そうすれば少なくとも、この巨体は動きを止める筈です」
「手前にいる大量のエジタスはどうする?」
「はっ、そんなの最初から決まってるだろ」
「全部薙ぎ倒す!!」
そう言うと真緒達は一斉に走り出した。それと同時に今まで微動だにしなかった大量のエジタスも、一斉に走り出した。
大量のエジタスが仕掛ける主な攻撃はナイフ。遠くから投げる者、直接振り下ろす者、更には転移魔法で死角から攻撃して来る者もいた。しかし……。
「スキル“ロストブレイク”!!」
「スキル“ブラックアウト”!!」
「“ギガフレイム”!!」
「“ブースト”!!」
今の真緒達にとって敵では無かった。迫り来る大量のエジタス達を物ともせず、次々と薙ぎ倒していった。
「もうすぐで辿り着けるぞ!!」
「っ!! 避けて!!」
エジタス達の数が減り始め、奥の本体の姿がハッキリと確認出来る様になったその時、真緒達目掛けて背後から真っ赤な熱々の液体が放たれる
咄嗟に気が付いたサタニアのお陰で、全員何とか避ける事が出来た。そして液体は避けた先にいた、一人のエジタスに掛かった。すると瞬く間に溶け始めた。
いったい何が起こったのか、振り返る真緒達。するとそこには、巨大なエジタスの背中から触手の様な管が生えており、口から赤い液体が溢れていた。
「何だあれは!!?」
「エジタスの血管だ!! 血管の一本を外に出して、中の血液を飛ばしているんだ!!」
「そんなのありかよ!?」
「ちょっと待って……よく見たら……僕達、囲まれてる!!?」
「「「!!!」」」
エジタス達の処理で注意力が散漫になっていた。よく見ると、そこかしこに背中から血管が飛び出していた。
うにょうにょと、まるで生き物の様に動き、真緒達目掛けて次々と熱々の血液を飛ばして来る。真緒達は必死に避けながら、血管を斬り飛ばしていくが、その度にまた新しい血管が背中から生えて来た。
「切りがない!! このままじゃ、不味いぞ!!?」
「一旦、私の背中に乗って離れるか!?」
「駄目です!! そんな事をすれば、もう二度と本体に近付く事が出来なくなります!!」
「じゃあいったいどうするんだよ!?」
打つ手無し。追い詰められた真緒達は、互いに背中を合わせる。そんな中でサタニアだけが終始無言であった。
「サタニア? どうしたの?」
「魔王様?」
「マオ、光属性の魔法でここ一帯を明るくする事は出来る?」
「で、出来るけど……」
「それなら、僕の合図で魔法を放って欲しい。そして僕が良いと言うまで、目を瞑っておいて欲しいんだ」
「サタニア……分かったよ」
理由は聞かない。何故なら真緒達はサタニアの事を心から信じているから、三人は言われた通りに目を瞑った。するとサタニアは息を整える。
「ふぅ……“ダークフィルター”」
するとサタニアの目に、暗く薄い膜の様な物が張られた。
「これでよし、後は……“シャドウロック”」
サタニアの両手に、黒い針の様な物が大量に生成される。そしてサタニアは黒い針を空中に向かって放り投げた。
「今だ!!」
「“ライト”!!」
サタニアの合図で、真緒は掌から眩い光を放つ玉を生成した。その結果、エジタス達と無数の血管達の影が伸び始め、重なり合い、一つの大きな影となった。その影にサタニアが放り投げた黒い針が全て突き刺さる。
エジタス達と無数の血管が動けなくなった事を確認したサタニアは、真緒とフォルスの手を取って走り出した。
「シーラ!! 僕の足音に付いて来て!!」
「は、はい分かりました!!」
言われるがまま、シーラは目を瞑りながらサタニアが発する足音の後を付いて行った。
「……もう目を開けても大丈夫だよ」
「……ここは!!?」
サタニアに言われ、真緒達は目を開ける。するとそこはエジタス達と無数の血管を抜けた先、本体が待つ首もとであった。
「さぁ、ここからが正念場だよ」
遂に真緒達は、巨大なエジタスを操る本体と対峙するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界のんびり放浪記
立花アルト
ファンタジー
異世界に転移した少女リノは森でサバイバルしながら素材を集め、商人オルソンと出会って街アイゼルトヘ到着。
冒険者ギルドで登録と新人訓練を受け、採取や戦闘、魔法の基礎を学びながら生活準備を整え、街で道具を買い揃えつつ、次の冒険へ向けて動き始めた--。
よくある異世界転移?です。のんびり進む予定です。
小説家になろうにも投稿しています。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
【完結】甘やかな聖獣たちは、聖女様がとろけるようにキスをする
楠結衣
恋愛
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる