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アレス編 1日目
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「お兄ちゃん・・・何処に行ったの?」
ニケは冷凍保存されたアレス(悠馬)の腕を見ながら涙を流していた。
パラス(鈴)はあれ以来悠馬の腕を見るのが恐ろしいのか、現実が受け入れられないのか、悠馬の部屋に行くことは無かった。
両親はVR機材を二人から取り上げ、一切その話題に触れることも許さなかった。
まるで、初めから悠馬が居なかったかのような二人の姿にニケは苛立ちを隠せなかった。
世の中は連日悠馬の失踪を取り上げていた。
そんな中、アレスこと悠馬が右腕だけを残して消えてから、オリンポスファンタジーの制作会社クロノスの動きは早かった。
警察と連携して、違法アイテムを持ち込んだプレイヤーのデーターを調べ上げ、使われたアイテムで何が起きたのか調査を進めていった。
しかし、調査が進めば進むほど不可解なデーター処理が行なわれており、どれだけ調べてもエラーが出てしまい、成果は一向に上がらなかった。
そして、この事件の一番の謎が犯人である。桐崎 陣の行方もようとして知れず、犯罪対策の麻痺処理をどうやって逃れたのか?
警察もマスメディアも姿を消した陣の捜索と、どのように逃れたのかの謎解き一色になっていた。
「ニケちゃん、VRヘッドギアが帰ってくるの」
「え?」
ニケは鈴の言っていることが一瞬理解できなかった。
あの事件の後、クロノス社にVRヘッドギアが回収され調べられた。両親が危ないから渡せないと言って取り上げられたっきりになっていたVRヘッドギアが返ってくる?
「おかあさんも、おとうさんも、おにいちゃんが消えたのにまるでいなかったかのようにしてるの。
ちょっと前に二人がお話してたの。
「悠馬が居なくなってよかったわ、これで悠馬のお金を返さなくて良くなったし」
「おいおい、それを言ったらこれから金が入ってこなくなるんだから、損だろう」
「ニケと鈴にもゲームに戻って稼いでもらうし、クロノス社から賠償金を確り貰ってるんだから、大丈夫よ」
って話していたの。二人ともお金の事ばっかり、おにいちゃんの心配してないの!
私達だけでおにいちゃんを探そう、お父さんとお母さんは当てにできないし、信用できないの」
強く手を握り締めた鈴が私の眼を力強く見つめていた。
「解った。「オリンポスファンタジー」でお兄ちゃんが消えたんならきっと「オリンポスファンタジー」に居るはずだよね!」
「そうだよ!絶対探し出そう~、2度も私達のせいでおにいちゃんを傷つけたのをちゃんと謝っていないから~
今度はちゃんとあやまるの~」
私たちは手を握り合ってお兄ちゃん捜索を決めた。私達はVRヘッドギアが帰ってくるまでに色々な準備を始める事にしたの。
「ね~ね~高校卒業したらお家出て行かない?」
「そうね、パパもママも信用できないもんね。じゃあ三宮先輩に相談しようか?」
「うん、そうだね~三宮先輩なら安心だしね~」
鈴が手を叩いて賛成してくれる。
三宮 明日香 先輩 私達の先輩で、大手不動産会社「三宮住宅」の社長令嬢。今は三宮住宅で不動産統括部長をしている。
次の日に私達は三宮先輩に会いに出かけた。
一方アレス
アレスは巨大な門を潜ってアテネポリスに入って、その光景に唖然とした。
「こ、これは・・・」
「あはは、凄いだろう!この国の王都でもっとも栄えているポリスだぞ」
勘違いをしたドドリーゴはアレスの背中を叩いて豪快に笑って見せた。
”違うんだよ、思ったよりインフラが進んでないし、奴隷もそこらで売ってるし・・・思っていたファンタジーと違いすぎて・・・”
「あ、ああ、凄いな。獣人も居るんだ」
「ああ、獣人族との交流もこのポリスならでわだな」
ポリスの中央部にある王城の前までアーリア達を送り届けると、報酬として王族発行身分証明プレートと金貨3枚を貰った。
情報収集した結果
石貨=10円 青銅貨=100円 銅貨=1000円 鉄貨=5000円 銀貨=10000円
金貨=100000円 白金貨=1000000円
この世界の3人家族が銀貨3枚で1ヵ月生活が出来るらしい。
貰いすぎなような気もするが、王族の依頼を受けると平均金貨2枚ぐらいの報酬らしく、ドドリーゴも貰っておけと言っていたし、ここは素直にもらうことにした。
「アレスよ。もし困ったことがあれば何時でも、このドドリーゴを頼ってくれよ」
「ああ。暫く俺はこのポリスに居るからドドリーゴも何か有れば冒険者ギルドに伝言してくれ」
そう言ってお互いに腕をクロスさせて笑い合う。
俺はその後ドドリーゴに聞いた冒険者ギルドに向かった。
途中町を見ると解ってきたのは、文化レベルの低さだ。街角に糞尿をためる場所があり、たまるたびに奴隷らしき男がポリスの外へと運んでいるようだった。
また、奴隷は普通にそこらの露店でも売買されていて、中にはハエがたかっている奴隷も居た。
妙に生々しい現実を突きつけられ、俺は軽く混乱して夢を見ているような感覚で、冒険者ギルドに入って行った。
冒険者ギルドはまるでパルテノン神殿のような外観で、中は広く奥にゼウスか?神像を祭っているように花や果物が置かれていた。
右中央部に、新規受付と書かれたカウンターがあった。
「新規登録ですか?新規ご依頼ですか?」
愛想の良い紫の髪の女性が艶やかに笑って迎え入れてくれた。
「あ、ああ、新規登録で頼むよ」
「解りました、早速幾つか質問しますね」
そう言って女性は書類を挟んだバインダーに目を落とすと
「お名前と職業を教えてください」
「アレス、職業は・・・ソードマン」
これもドドリーゴに聞いた情報だが、この世界は職業は1つが普通で、2つあるのは国に抱えられる存在らしく、無難な職業のソードマンにしておいた。
「では得意戦法は何ですか?」
「ヒット&ウェイ」
「解りました。ではこの水晶に少し魔力を流してください」
そう言って取り出した水晶に軽く魔力を流す。
「はい、大丈夫です。ではギルドカード作成の間ギルドランクの説明をいたしますね。
ランキングはFランクから始まってE<D<C<B<A<Sとなります。
Cに成ればポリスに家を買う権利が生まれますので、頑張ってくださいね。
最後に、アタシがアレスさんの専属受付嬢になります。アステリアです、よろしくお願いします。
Cランクから空きの有る受付嬢を指名して専属を変えることが出来ます」
「こちらこそよろしく。早速クエストを受けたいんだけど」
「そうですね、Fランクだと此方ですね」
アステリアさんが出してきたクエストは薬草採取と、スライム討伐だった。
それを見てふと、初めてオリンポスファンタジーを始めた時の事を思い出した。
本当は俺の事が嫌いな二人がゲームのために俺に保護者としてINして欲しいとお願いしてきた。
二人が俺を嫌っているのは何となくだが解っていた。それでも兄妹として少しでも仲良くなる切欠になればと引き受けた。
二人はゲームでの名前を決めるのにも対照的で、ニケは本名でぱっと決めてしまって、鈴がどうしようと悩んでいたから思わず、ギリシャ神話がベースだしとパラスアテネなんてどうだろうと提案したんだった。
「長すぎ~でも折角だからパラスにしとくね~」
そう言って鈴はパラスにしたんだったよな~
そん時は少し距離が近づいた気がしたんだよ。
「・れ・さ・・あれ・さん・・・アレスさん!どうしたんですか?急にボーっとして。
何か問題でも有りましたか?」
アステリアさんの声にふと現実に戻ってきた。
「あ、少し昔の事を思い出していて・・・大丈夫です。その二つの依頼を受けます。」
少し不自然だったかな?でもアステリアさんはサクサクと薬草とスライム討伐の依頼の受理手続きをしてくれていた。
「これで手続きは終わりです。薬草もスライムもギルド出口から真っ直ぐに進んだ南の平原で全て揃うはずです」
「ありがとう、行ってきます」
俺は笑顔でお礼を言って、真っ直ぐ出口を出た。
アレスが出て行った後の受付
「アステリア~!今の人かっこよかったね♪
専属譲ってよ☆」
ピンクの髪で猫目の可愛らしい女性がアステリアに抱きつきながら声をかけてきたが、アステリアはまるで居ないように書類の整理をして、なおも引っ付いて離れない女性の頭をアイアンクローの要領で掴んで持ち上げると。
「アパテー・・・殺すわよ」
メキメキとアパテーの頭が音を立てて締め上げられる。
「イダイイダイイイイ、ウゾウゾ冗談だからユルジデェ」
暴れるアパテーを投げ捨てると、その直ぐ側にしゃがみこみ、アステリアは目の前でアパテーの付けていたエメラルドのネックレスを握り込み、粉にした。
「今度はあんたの頭がこうなるわよ・・・アレスさんに手ぇ出したら全身砕いて粉微塵にするから」
あまりの迫力に青を通り越して真っ白な顔をして何度も頷くアパテー。
彼女は初心者を手玉にとって貢がせる、ギルドでは有名な不義の悪女だった。
そんなアパテーに苛立ちを募らせていたアステリアがついに実力行使に出たのだった。
アステリアはギルドマスターも真っ青な冒険者ギルドの破壊の女神と呼ばれ、ベテラン冒険者も気を使うほど恐ろしい存在だった。
そんな存在に舐めた態度を取ったアパテーには恐ろしいほどのトラウマが植えつけられた。
ニケは冷凍保存されたアレス(悠馬)の腕を見ながら涙を流していた。
パラス(鈴)はあれ以来悠馬の腕を見るのが恐ろしいのか、現実が受け入れられないのか、悠馬の部屋に行くことは無かった。
両親はVR機材を二人から取り上げ、一切その話題に触れることも許さなかった。
まるで、初めから悠馬が居なかったかのような二人の姿にニケは苛立ちを隠せなかった。
世の中は連日悠馬の失踪を取り上げていた。
そんな中、アレスこと悠馬が右腕だけを残して消えてから、オリンポスファンタジーの制作会社クロノスの動きは早かった。
警察と連携して、違法アイテムを持ち込んだプレイヤーのデーターを調べ上げ、使われたアイテムで何が起きたのか調査を進めていった。
しかし、調査が進めば進むほど不可解なデーター処理が行なわれており、どれだけ調べてもエラーが出てしまい、成果は一向に上がらなかった。
そして、この事件の一番の謎が犯人である。桐崎 陣の行方もようとして知れず、犯罪対策の麻痺処理をどうやって逃れたのか?
警察もマスメディアも姿を消した陣の捜索と、どのように逃れたのかの謎解き一色になっていた。
「ニケちゃん、VRヘッドギアが帰ってくるの」
「え?」
ニケは鈴の言っていることが一瞬理解できなかった。
あの事件の後、クロノス社にVRヘッドギアが回収され調べられた。両親が危ないから渡せないと言って取り上げられたっきりになっていたVRヘッドギアが返ってくる?
「おかあさんも、おとうさんも、おにいちゃんが消えたのにまるでいなかったかのようにしてるの。
ちょっと前に二人がお話してたの。
「悠馬が居なくなってよかったわ、これで悠馬のお金を返さなくて良くなったし」
「おいおい、それを言ったらこれから金が入ってこなくなるんだから、損だろう」
「ニケと鈴にもゲームに戻って稼いでもらうし、クロノス社から賠償金を確り貰ってるんだから、大丈夫よ」
って話していたの。二人ともお金の事ばっかり、おにいちゃんの心配してないの!
私達だけでおにいちゃんを探そう、お父さんとお母さんは当てにできないし、信用できないの」
強く手を握り締めた鈴が私の眼を力強く見つめていた。
「解った。「オリンポスファンタジー」でお兄ちゃんが消えたんならきっと「オリンポスファンタジー」に居るはずだよね!」
「そうだよ!絶対探し出そう~、2度も私達のせいでおにいちゃんを傷つけたのをちゃんと謝っていないから~
今度はちゃんとあやまるの~」
私たちは手を握り合ってお兄ちゃん捜索を決めた。私達はVRヘッドギアが帰ってくるまでに色々な準備を始める事にしたの。
「ね~ね~高校卒業したらお家出て行かない?」
「そうね、パパもママも信用できないもんね。じゃあ三宮先輩に相談しようか?」
「うん、そうだね~三宮先輩なら安心だしね~」
鈴が手を叩いて賛成してくれる。
三宮 明日香 先輩 私達の先輩で、大手不動産会社「三宮住宅」の社長令嬢。今は三宮住宅で不動産統括部長をしている。
次の日に私達は三宮先輩に会いに出かけた。
一方アレス
アレスは巨大な門を潜ってアテネポリスに入って、その光景に唖然とした。
「こ、これは・・・」
「あはは、凄いだろう!この国の王都でもっとも栄えているポリスだぞ」
勘違いをしたドドリーゴはアレスの背中を叩いて豪快に笑って見せた。
”違うんだよ、思ったよりインフラが進んでないし、奴隷もそこらで売ってるし・・・思っていたファンタジーと違いすぎて・・・”
「あ、ああ、凄いな。獣人も居るんだ」
「ああ、獣人族との交流もこのポリスならでわだな」
ポリスの中央部にある王城の前までアーリア達を送り届けると、報酬として王族発行身分証明プレートと金貨3枚を貰った。
情報収集した結果
石貨=10円 青銅貨=100円 銅貨=1000円 鉄貨=5000円 銀貨=10000円
金貨=100000円 白金貨=1000000円
この世界の3人家族が銀貨3枚で1ヵ月生活が出来るらしい。
貰いすぎなような気もするが、王族の依頼を受けると平均金貨2枚ぐらいの報酬らしく、ドドリーゴも貰っておけと言っていたし、ここは素直にもらうことにした。
「アレスよ。もし困ったことがあれば何時でも、このドドリーゴを頼ってくれよ」
「ああ。暫く俺はこのポリスに居るからドドリーゴも何か有れば冒険者ギルドに伝言してくれ」
そう言ってお互いに腕をクロスさせて笑い合う。
俺はその後ドドリーゴに聞いた冒険者ギルドに向かった。
途中町を見ると解ってきたのは、文化レベルの低さだ。街角に糞尿をためる場所があり、たまるたびに奴隷らしき男がポリスの外へと運んでいるようだった。
また、奴隷は普通にそこらの露店でも売買されていて、中にはハエがたかっている奴隷も居た。
妙に生々しい現実を突きつけられ、俺は軽く混乱して夢を見ているような感覚で、冒険者ギルドに入って行った。
冒険者ギルドはまるでパルテノン神殿のような外観で、中は広く奥にゼウスか?神像を祭っているように花や果物が置かれていた。
右中央部に、新規受付と書かれたカウンターがあった。
「新規登録ですか?新規ご依頼ですか?」
愛想の良い紫の髪の女性が艶やかに笑って迎え入れてくれた。
「あ、ああ、新規登録で頼むよ」
「解りました、早速幾つか質問しますね」
そう言って女性は書類を挟んだバインダーに目を落とすと
「お名前と職業を教えてください」
「アレス、職業は・・・ソードマン」
これもドドリーゴに聞いた情報だが、この世界は職業は1つが普通で、2つあるのは国に抱えられる存在らしく、無難な職業のソードマンにしておいた。
「では得意戦法は何ですか?」
「ヒット&ウェイ」
「解りました。ではこの水晶に少し魔力を流してください」
そう言って取り出した水晶に軽く魔力を流す。
「はい、大丈夫です。ではギルドカード作成の間ギルドランクの説明をいたしますね。
ランキングはFランクから始まってE<D<C<B<A<Sとなります。
Cに成ればポリスに家を買う権利が生まれますので、頑張ってくださいね。
最後に、アタシがアレスさんの専属受付嬢になります。アステリアです、よろしくお願いします。
Cランクから空きの有る受付嬢を指名して専属を変えることが出来ます」
「こちらこそよろしく。早速クエストを受けたいんだけど」
「そうですね、Fランクだと此方ですね」
アステリアさんが出してきたクエストは薬草採取と、スライム討伐だった。
それを見てふと、初めてオリンポスファンタジーを始めた時の事を思い出した。
本当は俺の事が嫌いな二人がゲームのために俺に保護者としてINして欲しいとお願いしてきた。
二人が俺を嫌っているのは何となくだが解っていた。それでも兄妹として少しでも仲良くなる切欠になればと引き受けた。
二人はゲームでの名前を決めるのにも対照的で、ニケは本名でぱっと決めてしまって、鈴がどうしようと悩んでいたから思わず、ギリシャ神話がベースだしとパラスアテネなんてどうだろうと提案したんだった。
「長すぎ~でも折角だからパラスにしとくね~」
そう言って鈴はパラスにしたんだったよな~
そん時は少し距離が近づいた気がしたんだよ。
「・れ・さ・・あれ・さん・・・アレスさん!どうしたんですか?急にボーっとして。
何か問題でも有りましたか?」
アステリアさんの声にふと現実に戻ってきた。
「あ、少し昔の事を思い出していて・・・大丈夫です。その二つの依頼を受けます。」
少し不自然だったかな?でもアステリアさんはサクサクと薬草とスライム討伐の依頼の受理手続きをしてくれていた。
「これで手続きは終わりです。薬草もスライムもギルド出口から真っ直ぐに進んだ南の平原で全て揃うはずです」
「ありがとう、行ってきます」
俺は笑顔でお礼を言って、真っ直ぐ出口を出た。
アレスが出て行った後の受付
「アステリア~!今の人かっこよかったね♪
専属譲ってよ☆」
ピンクの髪で猫目の可愛らしい女性がアステリアに抱きつきながら声をかけてきたが、アステリアはまるで居ないように書類の整理をして、なおも引っ付いて離れない女性の頭をアイアンクローの要領で掴んで持ち上げると。
「アパテー・・・殺すわよ」
メキメキとアパテーの頭が音を立てて締め上げられる。
「イダイイダイイイイ、ウゾウゾ冗談だからユルジデェ」
暴れるアパテーを投げ捨てると、その直ぐ側にしゃがみこみ、アステリアは目の前でアパテーの付けていたエメラルドのネックレスを握り込み、粉にした。
「今度はあんたの頭がこうなるわよ・・・アレスさんに手ぇ出したら全身砕いて粉微塵にするから」
あまりの迫力に青を通り越して真っ白な顔をして何度も頷くアパテー。
彼女は初心者を手玉にとって貢がせる、ギルドでは有名な不義の悪女だった。
そんなアパテーに苛立ちを募らせていたアステリアがついに実力行使に出たのだった。
アステリアはギルドマスターも真っ青な冒険者ギルドの破壊の女神と呼ばれ、ベテラン冒険者も気を使うほど恐ろしい存在だった。
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