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第一章 謎の天然勇者降臨!
第一話 ぴんぽん魔
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ぴーんぽーん
「ん?」
閉じていたまぶたをゆっくりとあけた。
すると僕の目に
(れんは魔物を倒した! 3ポイントの経験値を獲得!)
という文字が書いてあるのが入った。
どうやら世界を救っている途中に眠ってしまったらしい。
まぁ……あるあるだよね、こうやって寝落ちしちゃうの。
あっ! れんっていうのは僕のこと。(本名、千葉連)
黒いツーブロックに身長178cmの、平々凡々を絵に描いたような高校2年生の地味系男子。いわゆる陰キャってやつ。
唯一無二の楽しみはゲームかな。特にロールプレイングゲーム。
誰かのために闘う主人公になれるってすっごく厨二心をくすぐられるよね。
……そんなことはおいといて。
だれか今僕の家ピンポンしたよね?
じゃあ出ないと……!
そう思って立ち上がると
ぴんぽーん ぴーんぽーん ぴぴぴぴぴーんぽーん
チャイムを連打された。
……いや、早くでなかった僕も悪いよ!?
だけどこんなに押さなくったっていいじゃん。
まったく、こんな常識はずれな人は初めてだ。
不満に思いながらもドアを開けた。
「はい、なんですか。……って、えぇっ!?」
ビックリした、目の前にものすごくかわいい女子がたっている。
その子は身長160cm無いくらいで、ボブの髪にマリーゴールドがついたカチューシャをしている。
服は「どこのお嬢様だよ!」ってツッコミたくなるようなキレイなワンピースを身にまとっていた。
ハーフなのだろうか瞳の色がコバルトだ。
僕の前の席の女子とは違ってやわらかい雰囲気がある。
僕より2つ3つ年下かな? あどけなさも残ってる。
……あれ、ちょっと待って。
この子が僕の家の前にたっているってことは……。
ゾワリ。いや~な予感。
えっ、まさかこの子が家のぴんぽんを連打した犯人(以下、ぴんぽん犯)!?
こんなかわいい子がぴんぽん犯な訳がない!
僕が1人おどおどしていると、彼女はキョトンと首をかしげた。
「どうしたんですか?」
「え、あぁいや、その……、ぴんぽんを押したのってキミ?」
女子と話すのが手で数えられるほどなので思わず声がかたくなってしまう。
「え? ぴんぽん? ……あっ! うん! わたし押しました!」
女の子は満面の笑みでうなずく。
え………………………。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?
そんなぁ……。この子ちょっとタイプの顔してたのに……(ガックシ)。
まぁ、人生そう上手くいかないよね。うん。
スーハースーハー、よし気を取り直してっと。
「あの、なんのご用ですか?」
僕が聞くとぴんぽん犯は、忘れてた~と舌を出した。
ぴんぽんを連打してなきゃ、きっとこの子を好きになってただろうなぁ。
彼女のしぐさを見ながら僕は確信する。
「実はわたし、隣に引っ越してきました!」
よろしくおねがいしまぁぁぁぁす!
ぴんぽん犯のビックボイスに僕の魂が銀河の果てまでぶっ飛んだ……ことはともかく!
この子が僕の隣人になるの!? こんな人が隣に住んでいたら、ぴんぽんをいつ連打されるか、おちおち寝てらんないよ!
放心状態の僕を横に、ぴんぽん犯は話を進める。
「あの、本題に入りまーす」
「はい……」
このあとぴんぽん犯は爆弾発言をした。
「レンさん! あなたは抽選でわたしのお供になりました!」
「ん?」
閉じていたまぶたをゆっくりとあけた。
すると僕の目に
(れんは魔物を倒した! 3ポイントの経験値を獲得!)
という文字が書いてあるのが入った。
どうやら世界を救っている途中に眠ってしまったらしい。
まぁ……あるあるだよね、こうやって寝落ちしちゃうの。
あっ! れんっていうのは僕のこと。(本名、千葉連)
黒いツーブロックに身長178cmの、平々凡々を絵に描いたような高校2年生の地味系男子。いわゆる陰キャってやつ。
唯一無二の楽しみはゲームかな。特にロールプレイングゲーム。
誰かのために闘う主人公になれるってすっごく厨二心をくすぐられるよね。
……そんなことはおいといて。
だれか今僕の家ピンポンしたよね?
じゃあ出ないと……!
そう思って立ち上がると
ぴんぽーん ぴーんぽーん ぴぴぴぴぴーんぽーん
チャイムを連打された。
……いや、早くでなかった僕も悪いよ!?
だけどこんなに押さなくったっていいじゃん。
まったく、こんな常識はずれな人は初めてだ。
不満に思いながらもドアを開けた。
「はい、なんですか。……って、えぇっ!?」
ビックリした、目の前にものすごくかわいい女子がたっている。
その子は身長160cm無いくらいで、ボブの髪にマリーゴールドがついたカチューシャをしている。
服は「どこのお嬢様だよ!」ってツッコミたくなるようなキレイなワンピースを身にまとっていた。
ハーフなのだろうか瞳の色がコバルトだ。
僕の前の席の女子とは違ってやわらかい雰囲気がある。
僕より2つ3つ年下かな? あどけなさも残ってる。
……あれ、ちょっと待って。
この子が僕の家の前にたっているってことは……。
ゾワリ。いや~な予感。
えっ、まさかこの子が家のぴんぽんを連打した犯人(以下、ぴんぽん犯)!?
こんなかわいい子がぴんぽん犯な訳がない!
僕が1人おどおどしていると、彼女はキョトンと首をかしげた。
「どうしたんですか?」
「え、あぁいや、その……、ぴんぽんを押したのってキミ?」
女子と話すのが手で数えられるほどなので思わず声がかたくなってしまう。
「え? ぴんぽん? ……あっ! うん! わたし押しました!」
女の子は満面の笑みでうなずく。
え………………………。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?
そんなぁ……。この子ちょっとタイプの顔してたのに……(ガックシ)。
まぁ、人生そう上手くいかないよね。うん。
スーハースーハー、よし気を取り直してっと。
「あの、なんのご用ですか?」
僕が聞くとぴんぽん犯は、忘れてた~と舌を出した。
ぴんぽんを連打してなきゃ、きっとこの子を好きになってただろうなぁ。
彼女のしぐさを見ながら僕は確信する。
「実はわたし、隣に引っ越してきました!」
よろしくおねがいしまぁぁぁぁす!
ぴんぽん犯のビックボイスに僕の魂が銀河の果てまでぶっ飛んだ……ことはともかく!
この子が僕の隣人になるの!? こんな人が隣に住んでいたら、ぴんぽんをいつ連打されるか、おちおち寝てらんないよ!
放心状態の僕を横に、ぴんぽん犯は話を進める。
「あの、本題に入りまーす」
「はい……」
このあとぴんぽん犯は爆弾発言をした。
「レンさん! あなたは抽選でわたしのお供になりました!」
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