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参
実験台にされる
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ゴン!その音と頭の痛みで目が覚めた。
ゆ「イッテー。なんだぁ?」
梨「兄ちゃん。そこにいたの?」
ゆ「あぁ、梨沙か。俺たち売られたみたいだな。」
梨「そうみたい。まだトラックの荷台の中だよ。」
ゆ「そうなんだ。俺達これからどうな……」
荷台の鍵が開く音がしたので俺は口を閉じた。
?「あいつらを予定どうりの部屋に運べ。」
俺は乱暴に持ち上げられた。
ゆ「うわああああ。」
幸い袋の中にいたので落ちずにすんだ。
ゆ「あぁ、起きちゃった?ゆうとくん。なんで名前知ってるかなんて聞かないでくれよ。きみの妹がさんざん呼んでたからねぇ?」
梨沙の声がしない。どうやら別の部屋に向かっているようだ。
?「今日からここが君の部屋だよ。」
その瞬間俺は袋から逆さまに出された。
ゆ「ぐふっ……くっそぉ……」
頭を強打した。そして俺はまた気絶した。
次に気づいたら朝だった。
?「おはよう、ゆうとくん?私はカイだ。これからはちょっとばかし薬の実験台になってもらうよ。」
ゆ「実験台って梨沙もか?」
カ「梨沙?あぁ、君の双子の妹か。もちろんだ。」
ゆ「そんな!お願いだ!梨沙にだけは手を出さないでくれ!」
カ「うん。いいだろう。君が二人分の薬を取ることになるだろうがな。」
ゆ「それでも構わない。ありがとう。それにしても、何もない部屋だな。」
カ「囚われの身がそんなこと気にするのか?まあ仕方なかろう。裕福だったらしいからな。じゃあ、また後でねぇ。」
どんな薬なのだろう?この何もない部屋で耐えられるのだろうか?鉄格子の窓。ヒビの入った鏡。ただならぬ雰囲気……。
数分後扉がもう一つあることに気がついた。さっきカイが出て行った扉ともう一つ。そっと開けてみる。
ゆ「……トイ……レ……なのか?」
誰もいない部屋でつぶやいた。薬を飲んだら吐いてしまえばよさそうだ。
カ「おや?もう見つけたのか。他の人はみんなもっと遅くに気づくのだがね。ヘタすると死ぬまで気づかない奴もいる。」
ゆ「それがなにか問題でも起こすのか?」
カ「そういうわけではないんだがね。それよりも、最初、じゃないね。まぁいい。とりあえず薬だ。自分で注射する方がいいだろう。あいにくこちらもそんなことしている場合ではないのでね。何しろ薬の中の毒の研究が……おっと、少し喋りすぎたようだね。注射しなかったら分かるんだよ。嘘つかないほうが身のためだ。」
ゆ「はぁ?まあいいか、梨沙に薬を投与しない約束だから。」
言いながら針を刺して薬を注入した。
カ「なかなか潔いじゃないか。他より手間が省けて楽だね。んじゃ、次はお昼ごろにまた来るからねぇ。」
毒はそこまで強くないが気分が悪くなってきた。蓄積したらまずいことになりそうだ。
ゆ「イッテー。なんだぁ?」
梨「兄ちゃん。そこにいたの?」
ゆ「あぁ、梨沙か。俺たち売られたみたいだな。」
梨「そうみたい。まだトラックの荷台の中だよ。」
ゆ「そうなんだ。俺達これからどうな……」
荷台の鍵が開く音がしたので俺は口を閉じた。
?「あいつらを予定どうりの部屋に運べ。」
俺は乱暴に持ち上げられた。
ゆ「うわああああ。」
幸い袋の中にいたので落ちずにすんだ。
ゆ「あぁ、起きちゃった?ゆうとくん。なんで名前知ってるかなんて聞かないでくれよ。きみの妹がさんざん呼んでたからねぇ?」
梨沙の声がしない。どうやら別の部屋に向かっているようだ。
?「今日からここが君の部屋だよ。」
その瞬間俺は袋から逆さまに出された。
ゆ「ぐふっ……くっそぉ……」
頭を強打した。そして俺はまた気絶した。
次に気づいたら朝だった。
?「おはよう、ゆうとくん?私はカイだ。これからはちょっとばかし薬の実験台になってもらうよ。」
ゆ「実験台って梨沙もか?」
カ「梨沙?あぁ、君の双子の妹か。もちろんだ。」
ゆ「そんな!お願いだ!梨沙にだけは手を出さないでくれ!」
カ「うん。いいだろう。君が二人分の薬を取ることになるだろうがな。」
ゆ「それでも構わない。ありがとう。それにしても、何もない部屋だな。」
カ「囚われの身がそんなこと気にするのか?まあ仕方なかろう。裕福だったらしいからな。じゃあ、また後でねぇ。」
どんな薬なのだろう?この何もない部屋で耐えられるのだろうか?鉄格子の窓。ヒビの入った鏡。ただならぬ雰囲気……。
数分後扉がもう一つあることに気がついた。さっきカイが出て行った扉ともう一つ。そっと開けてみる。
ゆ「……トイ……レ……なのか?」
誰もいない部屋でつぶやいた。薬を飲んだら吐いてしまえばよさそうだ。
カ「おや?もう見つけたのか。他の人はみんなもっと遅くに気づくのだがね。ヘタすると死ぬまで気づかない奴もいる。」
ゆ「それがなにか問題でも起こすのか?」
カ「そういうわけではないんだがね。それよりも、最初、じゃないね。まぁいい。とりあえず薬だ。自分で注射する方がいいだろう。あいにくこちらもそんなことしている場合ではないのでね。何しろ薬の中の毒の研究が……おっと、少し喋りすぎたようだね。注射しなかったら分かるんだよ。嘘つかないほうが身のためだ。」
ゆ「はぁ?まあいいか、梨沙に薬を投与しない約束だから。」
言いながら針を刺して薬を注入した。
カ「なかなか潔いじゃないか。他より手間が省けて楽だね。んじゃ、次はお昼ごろにまた来るからねぇ。」
毒はそこまで強くないが気分が悪くなってきた。蓄積したらまずいことになりそうだ。
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