神様のミスで死んでしまった少女、お詫びに異世界転生しました!

鏡矢 蓮

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第一章 腐樹の森と呼ばれた地

第七話 アリス先生の特別講座(?)

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「それじゃあ、私の特別講座を開きまーす。さぁ、クレアちゃん。受講しますよね?」
「しませんと言ったら?」
「クレアちゃんが非常識な子になります!」
 えぇ…受けないと非常識な子になるってなに…?アリスさん、突然どうしたんだろう。
 私はまだ頭を撫でられながら話を聞いてた。いや、いい加減、しつこいな。やめてほしいんだけど…。
「そ、それじゃあ、受けようかな」
 多分、これは受けないといけないやつだと思い受けた。
「はい、分かりました」
 そして笑顔になるアリスさん。くっ、回避できなそうだ。これは…。
「それじゃ、まず、この世界についての講座よ。この世界の名前ね。これに関しては分かるはずよね?」
「うん。ユラースミでしょ?分かってる」
 分かる。うん、これはしっかりと刻まれてる。
「じゃあ次、この世界の神に関してね。神は何柱いる?」
「……分かりません…」
 全然、分からない。てかリーゼル、ユニーナほかに誰がいるの?
「それじゃあ、答え合わせね。まず、創造神、リーゼル。そして、クレアを殺した。豊穣神、ユニーナ。この二柱のほかにも魔導神、ファルシェ。昼夜神、フローチャート。生産王、ドレルングレッパ。ついでにドレルングレッパはこんな感じに読むわ。ドレルン、グレッパって感じね。そこは注意点、次、偉大なる母、慈母神、フェルフェース。武神、ファルガンテルス。輪廻神、リスラグス。夢神、スルファ…知られている神はこのぐらいね。もしかしたら知られてない神もいるかもしれないわ」
「……多いね」
 そんなに神いるのか…。そうなんだ…。全然いなかった気が…。ん?自然神がいないね。そもそも知られてない神様なのかな?
「うーん。でも、私の知る神様に星王神、スガーファルズって神様がいるんだけどー」
 エルネはそう言った。……そんな神もいるんだ。
「地域によって知られてる神は違うからね」
 ……そうなんだ…神様が…いや、これ以上この話に触れてたらさらに長引きそうだわ。
「それよりも、さっさと進めよ。変に長引きそうだから」
「えぇ、ごめんなさいね。それじゃあ、次はお金に関しては、まずニュートと言うわ。そして、お金の種類は小さい物から小銅貨、銅貨、大銅貨、小銀貨、銀貨、大銀貨、小金貨、金貨、大金貨、白金貨、黒金貨に分かれるわ。そして小銅貨は1N。銅貨は10N。大銅貨は100N。と言った感じで単価があがっていくわ」
 お金はこんな感じなのか。あっ、《収納アイテムボックス》にえっと…えっと…8…000000000000N…0が12もあるねー…。…つまりは…黒金貨が80枚あるわけだ。……過保護ってか一生遊んで暮らせそうだなー。
「それじゃあ、次は魔法についてね。まず、基本七属性魔法はどれか答えなさい」
 そうアリスさんは私に聞いてきた。これも、しっかりと刻まれてる。私は、答えた。
「火、水、風、土、光、闇、時空、これらが、基本となってる」
「正解、でもこの中で異端の属性があるの、それはどれか当ててみて」
 アリスさんがそう言う……。異端の属性…?いったいなんだろう。この中で、異端…。あっ、そっか、なるほど、時空だけは基本七属性魔法の分類なのに、複合、つまり、他と違い、複数の属性がある。ってこと?
「それじゃあ、時空で」
「正解。それじゃあ、時空にした理由を聞こうじゃない」
 理由も言わなきゃ駄目なのね。アリスさん、そこはしっかりとしてる。まぁ、答えれるからいいんだけどね。
「まず、時空だと思ったのは時空…って言う存在。まず、時空とは時間、空間を二つを指す言葉。でも火、水、風、土、光、闇は一つを指す言葉。だからこそ時空だと思った。そして、一番の理由は…時間属性魔法、空間属性魔法の二種類あると言うこと、時空属性魔法はこの二つを含んだ属性である。と言うこと…であってる?」
「……正解よ。そこまで分かっているなら魔法も大丈夫そうね?あっ、でも複合魔法と派生魔法についてはすこし教えるわ」
 複合魔法と派生魔法…?
「まず、複合魔法とは基本七属性魔法、もしくは派生魔法、他の複合魔法との融合によって作られるわ。そして、新たな複合魔法を作り上げた人物は神となる…と言われているわ。しかし、複合魔法が簡単に出来るわけじゃない。なぜなら融合に使用する属性の理、存在意義、定義を習得している人物でないと作ることが出来ないわ。……だからこそ、作ることができたら神になれるなんて言われてるわけね。その点、派生魔法は簡単よ。その一つの属性を極めることで派生する…と言った感じね。……まぁ、人間の寿命じゃ、そもそも極めるなんてことほぼ出来ないけどね」
 ふーん…なるほど。複合魔法…は無理として、派生魔法は出来ると思うけどな。
「それじゃあ、今から行く国、フェルシェードには逸話があるのよ。私たちが使う【空間属性魔法】それは初代国王が作り上げた…と言うことよ。初代国王は異世界人だったとされてるわ。そして、初代国王には二人の親友と呼べる存在がいた。けど、その二人に関しては文献すら残っていないの、だからただの噂では?そもそも存在すらしてないんだろうと、された。異世界人であった彼は召喚されてこの世界に来たわ。そして、その時の文献には一人を異世界から召喚したと記述されていたわ。勿論、その前に召喚した説があったのだけど…二人しか召喚された記述は無かったわ…と言うか記述を確認したところ、約200年は召喚していなかった。だからあり得なかったのよ。そして、初代国王の親友の二名は存在しない、架空の存在とされたわ」
 ……どう言うこと?全く意味が分からなかった。だって、架空の存在がなぜ、初代国王の親友とされたのか…と言うこと。それが分からない。
「……クレアちゃん。分からないでしょうね。……実際、私も分からないの、長い間、この文献の研究をしたんだけど、一切分からなかった」
「…何年間?」
 私は気になったことを聞いた。アリスさんからの答えは…。
「20年。こんなに研究したのに一切、分からない。定義存在の損傷かとも思ったけど、その場合、それを確実とする人物が生きてるの。でも、見つからないの…。本当にただの噂なのかしらね…」
 だった。……なるほど、それは不思議だね。
「【提示、周囲に定義存在の損傷の証明人の存在】これが、確認する方法なんだけど…」
 そうアリスさんが言葉を続けようとした時に…。声が聞こえてきた。女性の声だった。
『……定義存在の損傷確認。周囲に証明人の存在が立証されました。警告、周囲はその存在の影響により、不思議な出来事が起こっている可能性があります。即急の解決を推奨。解決不可の場合は即座の逃走を推奨』
「「は?」」
 私とアリスさんは同じ反応をした。
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