9 / 23
冒険の始まり!
9話 魔法の使い方
しおりを挟む
この世界に来て1週間が経った。1週間、といってもこの世界での1週間は6日である。4週間で1ヶ月。そして1年は14ヶ月だ。
ここからは詳しい話なので読み飛ばしても構わない。
1週間が6日なのは、月に相当する天体が24日で満ち欠けするからだ。また、1年は14ヶ月と書いたが、正確な1年は344日であり、これでは8日足りない。そこでこの世界では3年に一度閏月なるものが現れ、1年が15ヶ月になる。付け加えると、曜日の数が違うので日月火…は通じず、翻訳の魔石を介してもそこは現地語で聞こえる。
…まあ、崇一郎からの受け売りなんだけどね。一度マテューさんに教えてもらったものの全く理解できず、崇一郎に2時間ほどかけて解説してもらった。やっぱり僕に数学は無理だ。
この1週間であった大きい出来事といえば、僕らが冒険者を目指すようになったということだろう。まずは別の街へ行き、僕らと同じく異世界へ来てしまった人たちを探すということで意見が一致した。
三戸さんは最後まで難色を示していた。だが他の地域へ行く必要性は分かっているようで、極力戦闘に参加しないという条件で頷いた。
それからは毎日ギルドの冒険者認定試験の勉強である。この期に及んで勉強かと最初はうんざりしていたが、これが思ったよりも面白かった。
特に先人が残していった日本語訳の魔導書はいくら読んでも飽きない。おかげで筆記試験は問題なさそうだ。
「はあっ!」
カン、カンと木製の得物がぶつかる乾いた音が闘技場に響いた。
ここはギルドに隣接する屋外闘技場。小規模なコロッセオみたいな見た目で、不定期で闘技大会が催されている。認定試験の会場でもある。
大会のない期間は冒険者たちのために解放されており、僕ら4人は実技試験のための練習をしているのであった。
志摩さんが僕に剣で斬りかかる。彼女は武器を槍から片手剣と盾に変えた。こちらの方が扱いやすいらしい。
逆に槍を使い始めたのは崇一郎だ。志摩さんに合わせて突きを放ってくる。彼は中学時代バスケ部だったこともあり、動きが俊敏で避けづらい。
「【石つぶて】!」
そう言葉を発したのは三戸さんだ。するとそこら辺にあった石ころが浮かび上がり、文字通り石つぶてとなって全部僕のところに飛んできた。
そう、僕は今3人を相手にしているのだ。
事の経緯は少し前に遡る。闘技場に着いた僕たちは、練習内容について話し合っていた。
「実技試験って魔法と実戦だよな」
こう言ったのは崇一郎だ。
「うん、魔法はなんでもいいから1つ使えれば合格、実戦は試験官と制限時間まで自由に戦う…だったね」
志摩さんが答える。
「魔法は皆使えるから、実戦…なのかな」
三戸さんがそう続ける。魔法はやってみると案外簡単なものだった。特に三戸さんは一番沢山の種類を使いこなしており、才能があると思う。使える魔法の数でいったら魔導書を読み漁っている自分が2番目だ。
実戦は試験官1人に対して最大4人、僕らなら全員で同時に挑める。味方との協力も採点項目に入っているようだ。
「じゃあ、昨日決めた作戦を実際にやってみようか」
そう言って僕は杖を手に取る。自分も短剣以外の武器を色々と試しているがどれもしっくりこない。
さて、今日は連携の確認をするということになったのだが、1つ問題が生じた。試験官がいないのだ。
「夕樹で良いんじゃないか?お前、遊撃だろう」
キャロルさんとの戦いでいきなり得物を投げつけるという奇行に出た僕は、相手を撹乱できるということで崇一郎直々に遊撃を任されたのだ。
あのときは実力じゃ敵わないから不意を突こうと思ってやっただけなんだけどなあ。
ともかく、盾持ちの志摩さんが前衛、崇一郎が槍で隙を見て攻撃。三戸さんは戦わないとするも、何もしないと点数が入らないだろうから魔法でサポートに徹してもらうことにした。
連携にあまり関係のない僕は試験官役を担当しているが、3人がかりで襲われるのはかなり怖い。
「あ…っぶねぇ!」
石つぶてを仰け反って躱し、槍もジャンプで回避。着地する前に志摩さんの盾に蹴りを入れてその反動で3人から距離を置く。離れたところに着地した僕は、杖を構え直すと魔法発動の準備にかかった。
実は魔法の発動に詠唱はいらない。体内にある魔力の流れをコントロールし、使いたい魔法のイメージを具現化出来ればいいのだ。呪文を唱えるのはイメージの手助けになるためである。言霊といえば上手く伝わるかもしれない。
「【石つぶて】!」
また小石が飛んでくる。三戸さんは魔導書に書いてある呪文の例とは全く違うことを言っているが、本の呪文は日本語ではないので僕らが唱えてもイメージの助けにはならないのだ。
だからぶっちゃけイメージさえ出来るのなら何を言ったって良いぞ。
「【バルサミコ酢】!」
奇っ怪な呪文を唱えると、僕の杖の先が熱を帯び、白い光の束となって飛び出した。
【バルサミコ酢ビーム(仮)】は石ころを的確に撃ち抜き、全て粉砕した。周囲に小石がなくなったことで【石つぶて】はもう使えない。
「いくよ…!」
そう言って僕は3人めがけて走り出した。
練習は夕方まで続いた。
ここからは詳しい話なので読み飛ばしても構わない。
1週間が6日なのは、月に相当する天体が24日で満ち欠けするからだ。また、1年は14ヶ月と書いたが、正確な1年は344日であり、これでは8日足りない。そこでこの世界では3年に一度閏月なるものが現れ、1年が15ヶ月になる。付け加えると、曜日の数が違うので日月火…は通じず、翻訳の魔石を介してもそこは現地語で聞こえる。
…まあ、崇一郎からの受け売りなんだけどね。一度マテューさんに教えてもらったものの全く理解できず、崇一郎に2時間ほどかけて解説してもらった。やっぱり僕に数学は無理だ。
この1週間であった大きい出来事といえば、僕らが冒険者を目指すようになったということだろう。まずは別の街へ行き、僕らと同じく異世界へ来てしまった人たちを探すということで意見が一致した。
三戸さんは最後まで難色を示していた。だが他の地域へ行く必要性は分かっているようで、極力戦闘に参加しないという条件で頷いた。
それからは毎日ギルドの冒険者認定試験の勉強である。この期に及んで勉強かと最初はうんざりしていたが、これが思ったよりも面白かった。
特に先人が残していった日本語訳の魔導書はいくら読んでも飽きない。おかげで筆記試験は問題なさそうだ。
「はあっ!」
カン、カンと木製の得物がぶつかる乾いた音が闘技場に響いた。
ここはギルドに隣接する屋外闘技場。小規模なコロッセオみたいな見た目で、不定期で闘技大会が催されている。認定試験の会場でもある。
大会のない期間は冒険者たちのために解放されており、僕ら4人は実技試験のための練習をしているのであった。
志摩さんが僕に剣で斬りかかる。彼女は武器を槍から片手剣と盾に変えた。こちらの方が扱いやすいらしい。
逆に槍を使い始めたのは崇一郎だ。志摩さんに合わせて突きを放ってくる。彼は中学時代バスケ部だったこともあり、動きが俊敏で避けづらい。
「【石つぶて】!」
そう言葉を発したのは三戸さんだ。するとそこら辺にあった石ころが浮かび上がり、文字通り石つぶてとなって全部僕のところに飛んできた。
そう、僕は今3人を相手にしているのだ。
事の経緯は少し前に遡る。闘技場に着いた僕たちは、練習内容について話し合っていた。
「実技試験って魔法と実戦だよな」
こう言ったのは崇一郎だ。
「うん、魔法はなんでもいいから1つ使えれば合格、実戦は試験官と制限時間まで自由に戦う…だったね」
志摩さんが答える。
「魔法は皆使えるから、実戦…なのかな」
三戸さんがそう続ける。魔法はやってみると案外簡単なものだった。特に三戸さんは一番沢山の種類を使いこなしており、才能があると思う。使える魔法の数でいったら魔導書を読み漁っている自分が2番目だ。
実戦は試験官1人に対して最大4人、僕らなら全員で同時に挑める。味方との協力も採点項目に入っているようだ。
「じゃあ、昨日決めた作戦を実際にやってみようか」
そう言って僕は杖を手に取る。自分も短剣以外の武器を色々と試しているがどれもしっくりこない。
さて、今日は連携の確認をするということになったのだが、1つ問題が生じた。試験官がいないのだ。
「夕樹で良いんじゃないか?お前、遊撃だろう」
キャロルさんとの戦いでいきなり得物を投げつけるという奇行に出た僕は、相手を撹乱できるということで崇一郎直々に遊撃を任されたのだ。
あのときは実力じゃ敵わないから不意を突こうと思ってやっただけなんだけどなあ。
ともかく、盾持ちの志摩さんが前衛、崇一郎が槍で隙を見て攻撃。三戸さんは戦わないとするも、何もしないと点数が入らないだろうから魔法でサポートに徹してもらうことにした。
連携にあまり関係のない僕は試験官役を担当しているが、3人がかりで襲われるのはかなり怖い。
「あ…っぶねぇ!」
石つぶてを仰け反って躱し、槍もジャンプで回避。着地する前に志摩さんの盾に蹴りを入れてその反動で3人から距離を置く。離れたところに着地した僕は、杖を構え直すと魔法発動の準備にかかった。
実は魔法の発動に詠唱はいらない。体内にある魔力の流れをコントロールし、使いたい魔法のイメージを具現化出来ればいいのだ。呪文を唱えるのはイメージの手助けになるためである。言霊といえば上手く伝わるかもしれない。
「【石つぶて】!」
また小石が飛んでくる。三戸さんは魔導書に書いてある呪文の例とは全く違うことを言っているが、本の呪文は日本語ではないので僕らが唱えてもイメージの助けにはならないのだ。
だからぶっちゃけイメージさえ出来るのなら何を言ったって良いぞ。
「【バルサミコ酢】!」
奇っ怪な呪文を唱えると、僕の杖の先が熱を帯び、白い光の束となって飛び出した。
【バルサミコ酢ビーム(仮)】は石ころを的確に撃ち抜き、全て粉砕した。周囲に小石がなくなったことで【石つぶて】はもう使えない。
「いくよ…!」
そう言って僕は3人めがけて走り出した。
練習は夕方まで続いた。
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる