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仲間をさがして
21話 おつかいでいいよ
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…ここは、どこだ?
ぼんやりとしていて外なのか屋内なのかもはっきりしない。
目の前にボブカットの子供がいる。その隣には見覚えのある女性。
そう、この人はよく知っている。
ただ、僕の知っている姿より大分歳を取っているような…
「起きろー!朝イチでギルド行くって言ったでしょーに!」
体が揺さぶられる感覚で目を覚ますと、あやさんが僕の顔を覗き込んでいた。
「…夢か」
そう一言残してオフトゥンを頭から被る。二度寝、これ即ち至福の一時。
程無くしておもいっきり蹴飛ばされ、僕は床に転がり落ちることとなる。
「ペトロは?」
「もう出ていっちゃったのよさ!今は大体9時くらいなのよさ」
遅めの朝食にパンをむさぼる。あやさんはペトロと一緒に先に食べてしまったらしい。
宿屋など大きめの施設には大抵時計がある。文字盤は読めないが、見たところ確かに9時をまわっていた。
宿を出ると、目の前には大通りが伸びている。
入口から長い通りが伸びており、突き当たりに役所などの主要施設がある、というのがこの国の街の主流のようだ。
ではギルドも突き当たりにあるか、というとこれは違う。
依頼を終えて街に戻ったというのに報告する場所が街の入口から遠くても不便だしね。
ギルドは宿の通りを挟んだ向かい側だ。
僕らは早速そこに足を踏み入れた。
「特に3人に関しての情報は入ってないみたいだねぇ…」
あやさんが掲示物を見ながら呟く。
情報提供を呼び掛けるチラシは張ってあるものの、肝心の行方は分からないままだ。
「テレポートで国を跨ぐくらい飛べるはずはないからなぁ…。やっぱりしばらくはここで手掛かりを探すしかないね」
僕はそう言いながらあやさんに倣って掲示板を眺めた。
魔物退治や護衛、おつかい的なものまでさまざまな依頼がある。
「しばらくいるってなったら住む場所はどうするつもりなのよさ」
「…宿屋しかないかなって考えてるけど。あやさんは今までどうしてたの?」
「宿屋」
宿屋かいっ
おつかいだろうと1日1回依頼をこなせば一泊できる程度の金は稼げる。
しかし、武器や道具を買ったり今後また別の街に行ったりといったことを考えると、ゆくゆくは魔物退治も必要になってくるのだろうか。
「その前はここで知り合った冒険者の家に停めてもらってたのよさー」
へえ。確かに自分の住む街で活動する人も多いだろうな。
「その人はロンメルに住んでいるの?」
「うん。でもフィオリに出稼ぎに行ったのよさ。赤いフードの不審人物を捕まえるとかなんとか…」
…あぁー、あの人ね。結局はた迷惑なだけで何がしたいのか謎だったな…。
「それじゃあー、んー。今日はこのクエストを受けるのよさ!」
ギルドにはいろいろな方面からの人が集まる。そこで3人の情報を集めながら旅の資金集めをする。一先ずはこれでいくことに決まった。
怖いけど時間を掛けて魔物とも戦えるようにしていこう。今日はおつかいでいいや。
「ごっちゃーん、ほら見てこのクエストどうよ」
読めないよ。てか読めるのかよ。
「魔物退治!」
うわああああ
ぼんやりとしていて外なのか屋内なのかもはっきりしない。
目の前にボブカットの子供がいる。その隣には見覚えのある女性。
そう、この人はよく知っている。
ただ、僕の知っている姿より大分歳を取っているような…
「起きろー!朝イチでギルド行くって言ったでしょーに!」
体が揺さぶられる感覚で目を覚ますと、あやさんが僕の顔を覗き込んでいた。
「…夢か」
そう一言残してオフトゥンを頭から被る。二度寝、これ即ち至福の一時。
程無くしておもいっきり蹴飛ばされ、僕は床に転がり落ちることとなる。
「ペトロは?」
「もう出ていっちゃったのよさ!今は大体9時くらいなのよさ」
遅めの朝食にパンをむさぼる。あやさんはペトロと一緒に先に食べてしまったらしい。
宿屋など大きめの施設には大抵時計がある。文字盤は読めないが、見たところ確かに9時をまわっていた。
宿を出ると、目の前には大通りが伸びている。
入口から長い通りが伸びており、突き当たりに役所などの主要施設がある、というのがこの国の街の主流のようだ。
ではギルドも突き当たりにあるか、というとこれは違う。
依頼を終えて街に戻ったというのに報告する場所が街の入口から遠くても不便だしね。
ギルドは宿の通りを挟んだ向かい側だ。
僕らは早速そこに足を踏み入れた。
「特に3人に関しての情報は入ってないみたいだねぇ…」
あやさんが掲示物を見ながら呟く。
情報提供を呼び掛けるチラシは張ってあるものの、肝心の行方は分からないままだ。
「テレポートで国を跨ぐくらい飛べるはずはないからなぁ…。やっぱりしばらくはここで手掛かりを探すしかないね」
僕はそう言いながらあやさんに倣って掲示板を眺めた。
魔物退治や護衛、おつかい的なものまでさまざまな依頼がある。
「しばらくいるってなったら住む場所はどうするつもりなのよさ」
「…宿屋しかないかなって考えてるけど。あやさんは今までどうしてたの?」
「宿屋」
宿屋かいっ
おつかいだろうと1日1回依頼をこなせば一泊できる程度の金は稼げる。
しかし、武器や道具を買ったり今後また別の街に行ったりといったことを考えると、ゆくゆくは魔物退治も必要になってくるのだろうか。
「その前はここで知り合った冒険者の家に停めてもらってたのよさー」
へえ。確かに自分の住む街で活動する人も多いだろうな。
「その人はロンメルに住んでいるの?」
「うん。でもフィオリに出稼ぎに行ったのよさ。赤いフードの不審人物を捕まえるとかなんとか…」
…あぁー、あの人ね。結局はた迷惑なだけで何がしたいのか謎だったな…。
「それじゃあー、んー。今日はこのクエストを受けるのよさ!」
ギルドにはいろいろな方面からの人が集まる。そこで3人の情報を集めながら旅の資金集めをする。一先ずはこれでいくことに決まった。
怖いけど時間を掛けて魔物とも戦えるようにしていこう。今日はおつかいでいいや。
「ごっちゃーん、ほら見てこのクエストどうよ」
読めないよ。てか読めるのかよ。
「魔物退治!」
うわああああ
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