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2話
しおりを挟むサキ嬢が残した紙を確認する、まずは匂いだ、何かの香水かな?サキ嬢に引っ張られた時に香った匂いがした、次は味を・・・私は何をしようとしていたんだ?
正気に戻った私はまず何と書かれているのかを確認するすると。
「メニューと言いなさい」
と一言書いてあるだけだった。
私は紙に書かれている内容に従いメニューと叫ぶ・・・心の中で。
すると驚いたことに何も起きない、私は困った事態だと思ったのでもう一度紙を確認してみた、きっとどこか見落としがあるに違いないと・・・。
そして20分くらい紙を隅々確認したがやはり先ほどの一文以外何も書いていないようだ・・・火をつけて炙るというのはどうだろうか?
そう判断した私の行動は速く腰につけた道具袋から火打石を取り出して部屋に設置されていた暖炉の中に在った薪に火をつけようとして打ち鳴らす。
なかなか火が付かなかったので手ごろな紙に火をつけて薪に火を移し何とか暖炉に火がともる。
ふぅと一息ついた私は暖炉に手をかざして暖をとるが今は夏、はっきり言ってただ熱いだけだった。
すぐさま火を消してかいた汗をタオルで拭くと何故暖炉に火をつけたのかを考える。
そして紙を炙るつもりだったのを思い出したのだが肝心の炙る紙が無くなっていることに気づきこの部屋に何者かが潜んでる可能性に思い至る。
私は人しれないこの部屋で一人、姿なき敵との戦いに身を投じるのだった・・・。
某所
謎の人物が全身影を纏い後ろに控えるサキと宙に浮いた水晶玉を見ている、水晶玉に映し出されているのは謎の行動をとっているテイマーさんだ。
「・・・サキさん?」
「ハイ!」
「これどうすんの?」
「どうしたらいいですかね?」
「僕が聞いてるんだけど?」
「また紙を持っていくとか?」
「また燃やされて終わるんじゃない?」
「ではどうしましょう?」
「・・・どうしよう」
彼らも困っていた。
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