ダンジョン&テイマー

なんてこった

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11話

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 サキ嬢から命の危機を教えられて数日、金銭面の危機は麻痺槍を10本まとめて売ったらいい値がついたのでそれで乗り越え侵入者がちょくちょく現れたが奇跡的に一層目をクリアできた侵入者がいなかったので事なきを得た、やはりアミダは間違ってなかった、侵入者が1日一回しか来ないのも大きいのかもしれないがそれはまぁどうでもいい。
 そんな事よりモンスターをテイミングしてどんどん階層を増やさねば私の命がやばい、だが弱いモンスターでは階層を増やすだけで無駄になる。
 そんな事を考えながら町の外を歩いていた私はモンスターと戦闘をしている4人程の集団、冒険者パーティを見つける・・・と言っても興味があるのは冒険者パーティじゃなく戦っているモンスターの方だ。
 相手をしているモンスターは1匹だが4人がかりの冒険者の方が形勢は不利なようで1人2人と倒れていく。
 そして最後の1人が倒れた時に私の麻痺槍がモンスターの後ろ脚をつつく。
 モンスターは見事に麻痺ったようで体を横に倒してビクンビクンしている、そんなモンスターを改めて見る。
 その体は巨大と言える立っている状態で4メートルほど頭には2本のねじれた角、体はもこもこした金色の毛におおわれており四本の力強い足の先には巨大な蹄がある・・・端的に言うと牛である、一応モンスターのゴールドバッファローと言う気性の荒い上位モンスターである。
 この町の周り上位モンスター多すぎないかな?等と思ったがこの際それは置いておくのである。
 とにかくテイミング開始だ、私は牛に手を乗せて牛と魔力の波長を合わせてみる、失敗したので槍で突く・・・計30回過ぎた頃にようやく成功する。
 テイミング成功した金牛は今まで何故痺れていたのかと言った風に立ち上がる、テイミング成功したらなんで状態異常が解除されるんだろうね?
 とにかく成功したのでこのまま離れようかと思ったのだが・・・私は倒れている冒険者たちを一瞥する。
 彼らはまだかすかに息をしているようなので町まで連れて行ってあげようか迷っていると1人が意識を取り戻したようでこちらを見ながらウーウー唸っている。
 仕方がないので私は彼らの腰についている道具袋を漁ることにした、意識を取り戻した奴がウーウー五月蠅いが無視だ・・・そして目当ての物を発見、それを見たウーウーが一旦ウーウーを止める。
 そんなウーウーに私は見つけたアイテム、ポーションをかけてやる。
 効果はそれなりだったようだが全員一命はとりとめたようだ、ウーウーにいたっては。

「すまない・・・物取りかと思って疑ってしまった、元々私たちのアイテムだったとはいえ助かった、礼を言うよ」

 私は彼の言葉を聞いてそうかと頷いて答えるとさっさとその場を後にする、後ろをついて来る金牛の足音が一歩一歩ズンズン五月蠅いが気にしない。
 このまま管理室に戻ってもよかったのだが折角なので私以外の戦力がいる間にさらにモンスターをテイミングしようと探すことにした。

 そうして捕まえたモンスターは3匹、金牛を含めたら今日一日で4匹だ。
 まずは2匹目の紹介だ、金牛を連れて森に入ったらいきなり金牛に襲い掛かってきた6メートルほどの長さの巨大な蛇ロングスネーク、マダラ模様の毒々しい見た目から毒を持っているようで金牛も噛まれてなるモノかと頑張って出会い頭に頭を踏みつけていた・・・麻痺槍でプスッと一突きで完全に動かなくなったので足をどけさせてからテイミングしたよ。
 次に3匹目、更に森を進むとオーガが現れたのだが武器が棍棒じゃなくて剣、服も襤褸い服じゃなくて小奇麗な服に鎧を纏っているオーガナイトだ。
 いきなり斬りかかってきたのだが・・・巨大な2匹しか目に入って無かったらしく私を無視してくれたのでむき出しの膝裏に麻痺槍をプスッと一突き、テイミング完了である。
 そして4匹目である。
 4匹目のモンスターはトカゲである・・・ただし魔眼を持つバジリスクだ。
 3匹目のオーガナイトの背負っていた大き目の盾が光を反射していたので貸してもらい表面を見たらその盾は顔を映すほどピカピカだった。
 これはいいと持って歩いていたら金牛たちが騒ぎ出したので盾を前にしたまま振り返ってしまう・・・そして何故かほっとして急に騒ぐのをやめたので何だこいつらと?と思いながら前を向くと大きなトカゲの石像が立っていた・・・思うにバジリスクが出てきた瞬間上下に動いた盾に目が行っちゃったんだろうね。
 それにしてもテイミングしてみたら石化が解けて良かったよ・・・。

 そんなこんなでバジリスク以外フロアボスに指定して一気に5階層まで増えた私のダンジョン、これで当面は大丈夫だと思いたい。
 因みにバジリスクは石化が私にとっては便利なんで連れまわすことにしたよ、別に魔眼も常時発動って訳じゃ無いみたいだし大丈夫でしょ・・・大丈夫だよね?
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