10 / 30
10話
しおりを挟む麻痺槍を回収しにダンジョンに向かった私だが今回なけなしの一本を奪われたのでこの際数本・・・いや、数十本ストックとして管理室に置いとこうと思う。
というわけでどんどん回収である、最初の内はうっかりトラップにかかってマヒってのスライム葬に何度もなったけど慣れてくると数回に一回しかスライム葬にならなくなった。
そして麻痺槍が100本に達した時それが起きた。
ダンジョンに私以外の赤い点が現れたのだ。
とりあえず私は管理室に逃げ込んでダンジョンマップを確認してみた、赤い点が群がってくる青い点をどんどん消している。
しかもその赤い点は1つじゃなく4つも存在しており陣形をとっているのか並んで移動しているようだ。
そしてついに赤い点たちは終着点につき全滅する・・・運が悪かったようでガス室を引いたようだ。
私は自分の設置した罠にまんまと引っ掛かったことが嬉しくてキャッキャと無言で騒いでいると。
「危なかったね・・・危うく攻略されるとこだったよ」
耳もとでサキ嬢がそう呟いてきた、なかなかいい匂いだ。
「テイマーさんは危機感ないみたいだけど分かってんの?このダンジョン攻略されてダンジョンコアが壊されたらテイマーさんは死んじゃうんだって事を」
怒りながらサキ嬢が私に何やらとんでもない新事実を教えてきた・・・何それ初耳なんだけど。
「言ったよね?あれ?言ってなかった?」
私は初めて聞いたと態度で示す様に頷いて答える。
「あっれー?・・・あ~だから全然真剣みが感じられなかったんだ~・・・。
そりゃあそっか~命がかかって無いならこんなのお遊びに近いもんね~そっか~」
何やらサキ嬢はしみじみそう呟いてくる・・・というか命がかかってるなんて知らなかったんだが!私は抗議するように腕を組んで鼻息を荒くする。
「あの、テイマーさん・・・鼻息フンフンするのキモイからやめて。
というわけでテイマーさんの命がかかってるんだからどんどん階層増やしてね!ガンバ!それじゃあチャオ!」
何やらサキ嬢が適当に話を切った感を醸し出して消えていった、だがそんな事より私は私の命の危機だと今更知らされたので急いでモンスターを探しに行かなければいけないので自分のホームであるハウスの町の路地裏を指定して転移する。
だが夜だったので明日にしようと管理室に戻るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
追放聖女だってお茶したい!─セカンドライフはティーサロン経営を志望中─
石田空
ファンタジー
「ミーナ今までありがとう。聖女の座を降りてもらおう」
貴族の利権関係が原因でいきなり聖女をクビになった庶民出身のミーナ。その上あてがわれた婚約者のルカは甘味嫌いで食の趣味が合わない。
「嫌! 人の横暴に付き合うのはもうこりごり! 私は逃げます!」
かくしてミーナは神殿から脱走し、ティーサロン経営のために奔走しはじめた。
ときどき舞い込んでくるトラブル。
慌ててミーナを探しているルカ。
果たしてミーナは理想のセカンドライフを歩めるのか。
甘いお菓子とお茶。そしてちょっとの恋模様。
*サイトより転載になります。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる