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13話
しおりを挟む今日は森の奥深くにハッピーと私が潜入する。
そう潜入だ。
昨日の出来事で人間もテイミング可能だと分かったので森に棲むエルフとかの亜人モンスターと呼ばれている者たちも捕まえてみようと思ったのだ。
ハッピーがトカゲ型のモンスターのおかげで足音がほぼ起きない事に目を付けた私はハッピーの騎乗して森をばく進中だ、酔いが酷くて死にそうだが。
そんな私の事を気遣う様子もなくハッピーは止まらない、私が止まってほしいとトントン叩けば加速するし限界を感じて朝に胃に納めた食い物をリバースしたら体を奮い私を振り落とそうとする。
そんな従魔からの壮絶ないじめに耐えているとハッピーが急に止まる、私は勢いそのままに前に吹き飛ばされてゴロゴロ転がる。
何事かと思い仰向けになる、すると私は複数の人型モンスターエルフに囲まれていた。
「貴様は何者だ!ここがエルフの集落の1つであると知ってきたのか?」
弓矢を構えて私にそう言ってくるエルフの青年・・・だが残念だったな青年よ、私は喋らないしどっちにしても今は喋れない。
そんな事を思いつつハッピーに視線を送る、ハッピーが「シャ~」と気の抜ける鳴き声を上げてエルフ達の注意を引く、一斉にハッピーを見てしまったエルフ達が石に変わっていく、複数体の彫像の完成だ。
とりあえず6体あった彫像の内1体だけテイミングを開始する、私に質問してきた青年エルフだ。
私の目的はあくまでフロアボス用のモンスターなのだからただのエルフじゃダメだ、なので道先案内人を作ろうと思っての行動だ・・・まぁ石化したエルフ達は皆男だったし。
昨日ほど手こずることは無かったがそれでも小一時間は軽く超えてようやくティム成功、さてこいつに里まで連れて行ってもらおう、そしてハイエルフをティムしてやる!
というわけで青年を連れて里に案内してもらう、せっかくなのでこいつにも名前を付けておくことにした名前はエネミーだ。
見た感じ髪は金髪、目は緑身長は180程ですらっとしたイケメン、そう女の敵だ。
女の敵エネミーの案内ですぐさま里に着く、勿論二人ともハッピーに跨ってきたので現在リバース中だ。
とりあえずここに出現場所の設定をして管理室で時間をつぶす。
やはり誘拐は夜やる方が・・・おや?これでは犯罪者みたいではないか、私は私の為に里にいるであろうハイエルフをさらうだけなんだが・・・。
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