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14話
しおりを挟む夜になると私と従魔のエネミーとハッピーはエルフの里に侵入する。
まずはエネミーに里に駆けこんでもらって。
「大変だ!バジリスクが出た!俺以外みんな石にされちまった!!」
「なに?バジリスクだって!いかんな・・・すぐに長に伝えてくる、お前はそいつを落ち着かせておいてくれ」
「分かった早く、な?」
そう言って門番2人の内1人が里の中にかけていく。
残った一人に駆けよられたエネミーは門番の足に麻痺槍をプスッとな。
「なっ!がっ」
一瞬でマヒって喋る事も出来なくなった門番を確認したエネミーの合図で里に侵入する私たち。
長老がいるとされている建物お近くまで侵入した私たちはそのまま突っ込んで。
「テイマー様!あれがこの里を纏めている長老です、自分でハイエルフだと言っていたのできっとハイエルフです!」
とエネミーの言葉を聞いてその長老と呼ばれた皺皺の爺ちゃんエルフを捕まえて管理室に転移する。
「あれ?テイマー様?」
どうやらエネミーを回収しきれなかったようだ・・・仕方ないか女の敵だし。
「きっ貴様!なんのつもりじゃ!」
そう叫んだ爺さんエルフが魔力のようなモノを集めているようだったので麻痺槍でプスッとな。
マヒって動けなくなった爺さんをテイミングしているとサキ嬢がやってきて。
「テイマーさん見てたよー、一言いいたいんだけどなんであのエルフの青年を置いてきたの?」
私がワザとおいてきたかのような言い方をするサキ嬢を無視してテイミングをつづける私。
「ねぇ?何無視してんの?」
集中集中。
「・・・ふぅ」
サキ嬢が私の耳に息を吹きかけて来た!がばっと飛び退く私。
「やっとこっち向いたね!それでなんで?」
私は仕方なくサキ嬢の質問に両手を軽く上げてやれやれと首を振って答えて長老のテイミングに戻る・・・ようやくうまくいきそうだな。
「お前ぶち殺すぞ?」
ものすごく低い腹の響いてくる低音が私を襲う。
仕方ないのでうっかりだったとジェスチャーで伝えて作業に戻る。
「なんだうっかりだったのか、ならしょうがないね!」
とサキ嬢が納得してくれた・・・そう、しょうがない事なのである。
「んじゃあ、まぁいっか・・・それじゃあチャオ!」
そう言って消えていくサキ嬢を見てこいつ何しに来たんだろうと考えながらテイミングを成功させて長老をフロアボスに指定した私はゆっくり休むことにした。
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