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告白
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「朝も芋。昼も芋……。そろそろ油分が欲しい……」
午前の講義が終わり、昼休み。
虚に呟く私の瞳は、中庭の木陰で読書を楽しむ王子様を発見した。そんな私は、ダッシュで近付いて、大口を開けて宣言した。
「私と、恋仲になっていただけないでしょうか⁉︎」
すると目の前の王子は、本からゆるりと顔を上げて一拍考える。そして、にこりと完成された笑みと共にこう言った。
「いいね、すぐに話を進めようか」
王子が立ち上がって手を差し伸べてくださったので、その手を私は秒で取る。
内心ガッツポーズで狂喜乱舞して、もはや金貨にしか見えない王子の顔に喜色満面の笑みを送りつけた。
そんな私に、王子も綺麗な笑みを返してくださって。
やった……! やってみるもんだ!
私、ツイてるじゃん!
なんて調子に乗っていたもんだから、うっかり王子の本質を見誤った。
普通なら、ここでおかしいと思わなければいけなかったのだ。
我が国トップカーストが初めて口を交わす没落寸前伯爵令嬢なんかの手をそう簡単に取るはずはないのだと――
かくして私には数ヶ月、完璧素敵王子から恐怖で逃げ惑う日々が待っていたのであった。
そんな翌日のこと。
「急に呼びだてして申し訳ない。早速だけどドレス、脱いでもらえるかな?」
午前の早いうちから一家で呼び出しを食らい王城へ。着くや否や、私だけ家族と分離され、別室行き。そこで暫し捕食に惰眠に貪って時間を潰した午後のこと。
私は、豪奢な客間でそう告げられた。
ちなみに、王子の背後にはざっと十名程度のメイドさん達がずらりと控えていたりする。
え……、なに? 早速過ぎない……?
そんなことを思いながらも、おずおずと尋ねてみる。
「……まだ昼間ですが」
すると、王子は一瞬硬直して、すぐにいつもの出来上がった笑みを貼り付けた。
「それは残念だけどね。今は、君の採寸を行うつもりなんだ。分かってくれるかな?」
はて? 首を傾げる。
「採寸……ですか?」
私が問う間に王子が手振りで紅茶を勧めてくださったので、言い終えてから遠慮なくいただいた。
急展開に乾いた喉に、華やかなローズの香りが染み渡る!
「あぁ、僕の隣に立つのなら、それなりの装いをして貰おうと思ってね。これは互いに利害の釣り合う話なのだから、抜け目のない準備が必要だと思わないか?」
まぁ、確かに。
昨日、あの後聞いた話によれば、私に事情があるように王子にものっぴきならぬ事情があるらしい。
その内容までは教えて貰えなかったけれど、何が何でも叶えたい自分史上最大の悲願だと言っていた。それに、私だって面と向かって『お金を貸してください!』なんて言えるわけがないので言ってない。私にも悲願があるんですとだけ言っておいた。
そんな私たちは、すぐに意気投合。
まるで初めて話したとは思えないほど盛り上がり、お互いお互いの為、自分の為に頑張ろ――! って拳を上げて誓い合ったのだ。
そんな私が只今着用しているのは、学友のリネットから貰った代々五姉妹が受け継いできたという歴戦ドレス。リネットは末妹なので、私が着用六人目。ちなみに、ざっと十五年もの。
貰っておいて文句は言えないけれど、お世辞にも煌びやかって言葉は似合わない、ところのどころに異素材ハギレで補修された親しみドレスなのだ。
一方、王子は言うまでもなく新品感漂うキラキラ装衣。品のある藍のジャケットがよく似合う。
ともすれば私はこくりと頷くより他はなく。
「承知しました! すぐに脱いで参ります!」
騎士顔負け、キレの良い返事と共に立ち上がった。
慣れた手つきで肩からするりと片腕を抜き、もう片手……。そう思っていれば、王子が慌てて立ち上がる。
しかも思いっきり顔を隠していらっしゃる。
「……あの、見るおつもりではなかったのですか?」
「……つもりではない」
じゃあなんで、そこに居るんだろう?
とかは絶対に口には出来ないやつなので、とりあえず。
「そうでしたか……」
なんて残念そうに言っておけば、いかにもキビキビした動きで王子は出入り口へと向かっていった。
「別室で待つ」
そう言い残して王子は部屋を後にした。
……何がしたかったんだ?
ていうか、王子の事象って、やっぱり身分違いの恋とかかな?
ちょっとだけ頭を巡らせる。けれど、すぐに飽きて放り投げた。
まぁ、winwinの関係なら後腐れもないし、なんでもいっか!
そんな楽観的結論と共に、メイドさん要らずのひとり着替えですっぽんぽんにまでなって驚かれて(叱られて)。
あれよこれよ言われるがままに何着ものドレスの試着を経た私は、いつしかエネルギー切れとなった。
目が覚めれば豪奢な部屋のふっかふかベッドの上。
毎日こんなさらふわベッドならさぞ良い夢が見れるんだろうなぁとか思って、寝返りを打った。すると、転がった先に異物感。
えっ? なになに……?
怪訝に思いながらも気怠い身体を起こしもせず、手でわしゃわしゃと布団を漁ってみる。
発掘されたのは、お布団とはまた違ったふわふわの……人毛⁉︎
思わず飛び起きる。よく見たら、何故か私も可愛らしいネグリジェに袖を通していた。
なんで……、私、下着だったのに……?
って、そんなことはどうでもよくて。
やたらと開いた胸元に、無い胸が更にセクシーさを出しちゃったりしているので、しっかり押さえながら身元を確認する。
まずいまずいまずいぞ……。未婚で経験済みはまずいんだぞぉ……。
全身の血がどんどん引いて、半ば青ざめながら布団を引っぺがす。
「うっ、わぁ……」
思わず出たのはそんな声。
でも、ふと考え直して――
「いや、これはこれでセーフかも?」
だって恋仲のフリーー計画の一環ってことだよね⁉︎
呟きながら、見下ろした先。
そこには、すやすやと安らかな寝息を立てる王子がいた。
まだ眠い私は、取り敢えず自陣へと帰っていく。枕元に用意してあった水を口へと流し込み、重たい瞼にもう一度ふわふわお布団に包まれていくのであった。
「……さぁ、続きをしようか。ミラ」
そんな声は、早々に夢の中へ落ちて行った私に届くことはないのであった。
午前の講義が終わり、昼休み。
虚に呟く私の瞳は、中庭の木陰で読書を楽しむ王子様を発見した。そんな私は、ダッシュで近付いて、大口を開けて宣言した。
「私と、恋仲になっていただけないでしょうか⁉︎」
すると目の前の王子は、本からゆるりと顔を上げて一拍考える。そして、にこりと完成された笑みと共にこう言った。
「いいね、すぐに話を進めようか」
王子が立ち上がって手を差し伸べてくださったので、その手を私は秒で取る。
内心ガッツポーズで狂喜乱舞して、もはや金貨にしか見えない王子の顔に喜色満面の笑みを送りつけた。
そんな私に、王子も綺麗な笑みを返してくださって。
やった……! やってみるもんだ!
私、ツイてるじゃん!
なんて調子に乗っていたもんだから、うっかり王子の本質を見誤った。
普通なら、ここでおかしいと思わなければいけなかったのだ。
我が国トップカーストが初めて口を交わす没落寸前伯爵令嬢なんかの手をそう簡単に取るはずはないのだと――
かくして私には数ヶ月、完璧素敵王子から恐怖で逃げ惑う日々が待っていたのであった。
そんな翌日のこと。
「急に呼びだてして申し訳ない。早速だけどドレス、脱いでもらえるかな?」
午前の早いうちから一家で呼び出しを食らい王城へ。着くや否や、私だけ家族と分離され、別室行き。そこで暫し捕食に惰眠に貪って時間を潰した午後のこと。
私は、豪奢な客間でそう告げられた。
ちなみに、王子の背後にはざっと十名程度のメイドさん達がずらりと控えていたりする。
え……、なに? 早速過ぎない……?
そんなことを思いながらも、おずおずと尋ねてみる。
「……まだ昼間ですが」
すると、王子は一瞬硬直して、すぐにいつもの出来上がった笑みを貼り付けた。
「それは残念だけどね。今は、君の採寸を行うつもりなんだ。分かってくれるかな?」
はて? 首を傾げる。
「採寸……ですか?」
私が問う間に王子が手振りで紅茶を勧めてくださったので、言い終えてから遠慮なくいただいた。
急展開に乾いた喉に、華やかなローズの香りが染み渡る!
「あぁ、僕の隣に立つのなら、それなりの装いをして貰おうと思ってね。これは互いに利害の釣り合う話なのだから、抜け目のない準備が必要だと思わないか?」
まぁ、確かに。
昨日、あの後聞いた話によれば、私に事情があるように王子にものっぴきならぬ事情があるらしい。
その内容までは教えて貰えなかったけれど、何が何でも叶えたい自分史上最大の悲願だと言っていた。それに、私だって面と向かって『お金を貸してください!』なんて言えるわけがないので言ってない。私にも悲願があるんですとだけ言っておいた。
そんな私たちは、すぐに意気投合。
まるで初めて話したとは思えないほど盛り上がり、お互いお互いの為、自分の為に頑張ろ――! って拳を上げて誓い合ったのだ。
そんな私が只今着用しているのは、学友のリネットから貰った代々五姉妹が受け継いできたという歴戦ドレス。リネットは末妹なので、私が着用六人目。ちなみに、ざっと十五年もの。
貰っておいて文句は言えないけれど、お世辞にも煌びやかって言葉は似合わない、ところのどころに異素材ハギレで補修された親しみドレスなのだ。
一方、王子は言うまでもなく新品感漂うキラキラ装衣。品のある藍のジャケットがよく似合う。
ともすれば私はこくりと頷くより他はなく。
「承知しました! すぐに脱いで参ります!」
騎士顔負け、キレの良い返事と共に立ち上がった。
慣れた手つきで肩からするりと片腕を抜き、もう片手……。そう思っていれば、王子が慌てて立ち上がる。
しかも思いっきり顔を隠していらっしゃる。
「……あの、見るおつもりではなかったのですか?」
「……つもりではない」
じゃあなんで、そこに居るんだろう?
とかは絶対に口には出来ないやつなので、とりあえず。
「そうでしたか……」
なんて残念そうに言っておけば、いかにもキビキビした動きで王子は出入り口へと向かっていった。
「別室で待つ」
そう言い残して王子は部屋を後にした。
……何がしたかったんだ?
ていうか、王子の事象って、やっぱり身分違いの恋とかかな?
ちょっとだけ頭を巡らせる。けれど、すぐに飽きて放り投げた。
まぁ、winwinの関係なら後腐れもないし、なんでもいっか!
そんな楽観的結論と共に、メイドさん要らずのひとり着替えですっぽんぽんにまでなって驚かれて(叱られて)。
あれよこれよ言われるがままに何着ものドレスの試着を経た私は、いつしかエネルギー切れとなった。
目が覚めれば豪奢な部屋のふっかふかベッドの上。
毎日こんなさらふわベッドならさぞ良い夢が見れるんだろうなぁとか思って、寝返りを打った。すると、転がった先に異物感。
えっ? なになに……?
怪訝に思いながらも気怠い身体を起こしもせず、手でわしゃわしゃと布団を漁ってみる。
発掘されたのは、お布団とはまた違ったふわふわの……人毛⁉︎
思わず飛び起きる。よく見たら、何故か私も可愛らしいネグリジェに袖を通していた。
なんで……、私、下着だったのに……?
って、そんなことはどうでもよくて。
やたらと開いた胸元に、無い胸が更にセクシーさを出しちゃったりしているので、しっかり押さえながら身元を確認する。
まずいまずいまずいぞ……。未婚で経験済みはまずいんだぞぉ……。
全身の血がどんどん引いて、半ば青ざめながら布団を引っぺがす。
「うっ、わぁ……」
思わず出たのはそんな声。
でも、ふと考え直して――
「いや、これはこれでセーフかも?」
だって恋仲のフリーー計画の一環ってことだよね⁉︎
呟きながら、見下ろした先。
そこには、すやすやと安らかな寝息を立てる王子がいた。
まだ眠い私は、取り敢えず自陣へと帰っていく。枕元に用意してあった水を口へと流し込み、重たい瞼にもう一度ふわふわお布団に包まれていくのであった。
「……さぁ、続きをしようか。ミラ」
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