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久しぶりの王宮
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うん、まぁ我の強いフィシェル第二王子に連れられて王宮に来ることになったけど………
メイド「まぁ!クリス様が王宮にきてますわよ」
メイド「一体何のようで……」
メイド「本当にみすぼらしいお姿ですわね」クスクス
召使い「他3人の兄弟様達と違ってろくでなしだもんなぁ」クスクス
メイド「せっかく掃除したのに汚れちゃったじゃない」プンスコ
そりゃ、ベッドにいたのを無理やり連れてこられたんだから(殆ど履けないぐらいにボロボロな)靴を履く暇がなくて裸足であの森の中を突き進んだ。だからドロとかがついても仕方ないだろ
クリス(文句はフィシェル第二王子にいってくれ……)
フィシェル「………」ギロッ
メイド達「!」アワアワ
?急にメイド達が口を塞いだな……なんだ?…まぁいいか
にしても……
絢爛豪華なシャンデリアや絵画、サラサラで肌触りのいい絨毯……マジモンの王宮ってやっぱすげえや
一応記憶としてはちょびっとあったけど……実際に目にするのとは違うからなぁ…
そんな事を考えていたらどうやら目的地に着いたようだ
フィシェル「僕は先に父上にこのことを伝えてくるからここで待っていろ」
クリス「りょーかい」コホッ
フィシェル「……」ムスッ
クリス(口が悪くてわるーござんしたね)
クリス(仕方ないだろ、こんな奇異の目をむけてくるやつらのところにいて味方は誰もいないんだから…少しひねくれたっていいじゃないか……)
そのままフィシェルは俺をこのよくわからん部屋の前に一人置いてどっか……父上のとこに行った
クリス(とりあえずここにはいればいいんだよな?行く前の話的に多分ここが医務室なんだろうけど……)
コンコンコンッ
医者「どうぞ」
ガチャ
クリス「失礼しまーす」ケホッ
おぉ!久しぶりに嗅ぐな保健室とかの特有の匂い。まぁ薬とかの匂いなんだが………
医者「おや?クリス様ではないですか!どうしたんですか?お顔がお赤いですね。しかもその格好………足裏も裸足で泥などで汚れてしまっておりますし、
一度お体を綺麗にいたしましょう」
医者「そこの者たち、湯の準備をしてきなさい」
メイド「は、はい!」
メイド「わ、私、着替えを持ってきます…!」
メイド「私達は部屋を整えてきます!」
ドタバタ
優しいなこの人……あれ?確かこの人は他の奴らと違って俺に親身に接してくれてたんだっけ?よく俺の健康状態とか気にかけてくれてたな……名前は……えっと……ル?ルー……
クリス「ルート」
そう、ルートだ。この人は平民だから苗字がない。だからただのルート。
白髪交じりの灰色の長髪と白い髭が特徴的なおじいちゃん医者
この人は周りから疎まれる俺にも親身に接してくれて、父さんと母さんとの血縁関係を証明してくれたのもこの人だったな…
なんでさっきまで忘れてたんだろ……こんな俺にも味方いるじゃん……
クリス「……」ポロポロ
ルート「どうしましたかクリス様…!?どこか痛いのでしょうか、頬や身体も痩せこけていらっしゃいますし……湯を浴びて健康状態を確認したら栄養のある食べ物を食べましょう」
うわ、やべえ。勝手に涙流れてた
クリス「うん……」グシグシ
止まらない涙を腕で拭おうとする
ルート「こらこら、クリス様。そのようにすると目元が痛くなりますぞ……あぁ、こんなにも赤くなってしまって………」
クリス「………」グスッ
ルート「……この王宮の専属医師だというのに、クリス様の変化に気付けず、申し訳ありません、処罰ならばクリス様の処置の後でならなんなりと……」
クリス「そ、そんな罰なんて与えないよ!ルートが僕の状態に気付けなかったのは仕方ないことだし……」
あんな森の中にいたのに気付けたら凄いしヤベェからそんなに気にすんなよ!いや、本当は気にかけてもらえてすっごい嬉しいけど……
ルート「クリス様は本当にお優しいですな……」
クリス「そ、そんなこと……」
メイド「お湯の準備ができました!」バンッ!
そんなことない。と言おうとしたらメイドがものすごい勢いで部屋に入ってきた。礼儀作法をどこにおいてきた???
クリス「…………お湯の準備ができたって」
まぁちょっとむず痒くて早くこの場から逃げたいと思っていたから丁度いい。今回は許そう
ルート「ふふっそうですな。では一度身を綺麗にしましょう」
クリス「うん…」
ああ~優しい。おじいちゃん天使かよ。概念的後光が見える気がする
ーーーーーーーー
ーーー
ー
身を清め、貴族らしい服装に着替え、健康状態の確認を終えた
ルート「食事を満足にとれてないことから体が少々痩せこけ、栄養が不足しております。また、風邪を引いているようですな」
あぁ、知恵熱と食事不足のダブルパンチか……
ルート「数日間はお休みになさいましょう。後ほどお部屋にお薬と軽食を届けさせます。」
クリス「ん……ありがと」
ルート「いえいえ、医者として当たり前の事でございます」
ルート「お部屋まで付き添いましょう」
クリス「ん」ケホッゴホッ
安心したら頭が痛い……ボーッとする…風呂上がりとかなのもあるんだろうが……色々あって疲れた…………今世の身体…体力なさすぎ…だろ………
フラッ
ルート「!おやおや……」
クリス「ぅ…」ケホッケホッ…ゴホッ
どうやらルートがキャッチしてくれたようだ
ルート「失礼しますね」
そう言ってルートは俺のことをお姫様抱っこした
クリス「!?る、ルー……」ケホッケホッ
ルート「あまり暴れないでくださいクリス様。流石の私も昔ほどの筋力も体力もないので」
ここで暴れて落とされるのは避けたいからな……しかたない
クリス「ん、おねがい」
あーー頭クラクラする~~~~頭痛いのに眠気もする……
ルート「かしこまりました」
つか普通こういうのって執事やメイドがすることなんじゃ……?
あ……俺嫌われているんだった……ショック
メイド「まぁ!クリス様が王宮にきてますわよ」
メイド「一体何のようで……」
メイド「本当にみすぼらしいお姿ですわね」クスクス
召使い「他3人の兄弟様達と違ってろくでなしだもんなぁ」クスクス
メイド「せっかく掃除したのに汚れちゃったじゃない」プンスコ
そりゃ、ベッドにいたのを無理やり連れてこられたんだから(殆ど履けないぐらいにボロボロな)靴を履く暇がなくて裸足であの森の中を突き進んだ。だからドロとかがついても仕方ないだろ
クリス(文句はフィシェル第二王子にいってくれ……)
フィシェル「………」ギロッ
メイド達「!」アワアワ
?急にメイド達が口を塞いだな……なんだ?…まぁいいか
にしても……
絢爛豪華なシャンデリアや絵画、サラサラで肌触りのいい絨毯……マジモンの王宮ってやっぱすげえや
一応記憶としてはちょびっとあったけど……実際に目にするのとは違うからなぁ…
そんな事を考えていたらどうやら目的地に着いたようだ
フィシェル「僕は先に父上にこのことを伝えてくるからここで待っていろ」
クリス「りょーかい」コホッ
フィシェル「……」ムスッ
クリス(口が悪くてわるーござんしたね)
クリス(仕方ないだろ、こんな奇異の目をむけてくるやつらのところにいて味方は誰もいないんだから…少しひねくれたっていいじゃないか……)
そのままフィシェルは俺をこのよくわからん部屋の前に一人置いてどっか……父上のとこに行った
クリス(とりあえずここにはいればいいんだよな?行く前の話的に多分ここが医務室なんだろうけど……)
コンコンコンッ
医者「どうぞ」
ガチャ
クリス「失礼しまーす」ケホッ
おぉ!久しぶりに嗅ぐな保健室とかの特有の匂い。まぁ薬とかの匂いなんだが………
医者「おや?クリス様ではないですか!どうしたんですか?お顔がお赤いですね。しかもその格好………足裏も裸足で泥などで汚れてしまっておりますし、
一度お体を綺麗にいたしましょう」
医者「そこの者たち、湯の準備をしてきなさい」
メイド「は、はい!」
メイド「わ、私、着替えを持ってきます…!」
メイド「私達は部屋を整えてきます!」
ドタバタ
優しいなこの人……あれ?確かこの人は他の奴らと違って俺に親身に接してくれてたんだっけ?よく俺の健康状態とか気にかけてくれてたな……名前は……えっと……ル?ルー……
クリス「ルート」
そう、ルートだ。この人は平民だから苗字がない。だからただのルート。
白髪交じりの灰色の長髪と白い髭が特徴的なおじいちゃん医者
この人は周りから疎まれる俺にも親身に接してくれて、父さんと母さんとの血縁関係を証明してくれたのもこの人だったな…
なんでさっきまで忘れてたんだろ……こんな俺にも味方いるじゃん……
クリス「……」ポロポロ
ルート「どうしましたかクリス様…!?どこか痛いのでしょうか、頬や身体も痩せこけていらっしゃいますし……湯を浴びて健康状態を確認したら栄養のある食べ物を食べましょう」
うわ、やべえ。勝手に涙流れてた
クリス「うん……」グシグシ
止まらない涙を腕で拭おうとする
ルート「こらこら、クリス様。そのようにすると目元が痛くなりますぞ……あぁ、こんなにも赤くなってしまって………」
クリス「………」グスッ
ルート「……この王宮の専属医師だというのに、クリス様の変化に気付けず、申し訳ありません、処罰ならばクリス様の処置の後でならなんなりと……」
クリス「そ、そんな罰なんて与えないよ!ルートが僕の状態に気付けなかったのは仕方ないことだし……」
あんな森の中にいたのに気付けたら凄いしヤベェからそんなに気にすんなよ!いや、本当は気にかけてもらえてすっごい嬉しいけど……
ルート「クリス様は本当にお優しいですな……」
クリス「そ、そんなこと……」
メイド「お湯の準備ができました!」バンッ!
そんなことない。と言おうとしたらメイドがものすごい勢いで部屋に入ってきた。礼儀作法をどこにおいてきた???
クリス「…………お湯の準備ができたって」
まぁちょっとむず痒くて早くこの場から逃げたいと思っていたから丁度いい。今回は許そう
ルート「ふふっそうですな。では一度身を綺麗にしましょう」
クリス「うん…」
ああ~優しい。おじいちゃん天使かよ。概念的後光が見える気がする
ーーーーーーーー
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身を清め、貴族らしい服装に着替え、健康状態の確認を終えた
ルート「食事を満足にとれてないことから体が少々痩せこけ、栄養が不足しております。また、風邪を引いているようですな」
あぁ、知恵熱と食事不足のダブルパンチか……
ルート「数日間はお休みになさいましょう。後ほどお部屋にお薬と軽食を届けさせます。」
クリス「ん……ありがと」
ルート「いえいえ、医者として当たり前の事でございます」
ルート「お部屋まで付き添いましょう」
クリス「ん」ケホッゴホッ
安心したら頭が痛い……ボーッとする…風呂上がりとかなのもあるんだろうが……色々あって疲れた…………今世の身体…体力なさすぎ…だろ………
フラッ
ルート「!おやおや……」
クリス「ぅ…」ケホッケホッ…ゴホッ
どうやらルートがキャッチしてくれたようだ
ルート「失礼しますね」
そう言ってルートは俺のことをお姫様抱っこした
クリス「!?る、ルー……」ケホッケホッ
ルート「あまり暴れないでくださいクリス様。流石の私も昔ほどの筋力も体力もないので」
ここで暴れて落とされるのは避けたいからな……しかたない
クリス「ん、おねがい」
あーー頭クラクラする~~~~頭痛いのに眠気もする……
ルート「かしこまりました」
つか普通こういうのって執事やメイドがすることなんじゃ……?
あ……俺嫌われているんだった……ショック
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