生まれ変わったら嫌われ者の第3王子

おけまる水産

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貴族らしい生活

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その後は部屋に行って眠り、目を覚ましたのは翌朝だった
クリス「……やっぱ夢じゃないよなぁ」
感触とかがリアルな夢なのではないかという僅かな希望はこの目覚めによって完全に壊された
クリス(まぁでも、なんとかなるか……)
コンコンコンッ
クリス「?どうぞ」
メイド「失礼します」ガチャ
入ってきたのは金色のつり目をもち、青色の綺麗な髪をきっちり真ん中で分け、後ろで伸ばせば肩より少し下ぐらいまであるだろう後ろ髪をきっちりと結ぶメイド服を来た綺麗な女の子がいた
凛とした声色は彼女の容姿と相まってとても美しい
身長的に8、9歳ぐらいか…?あんまり自信ないけど
クリス「誰……?」
俺がそう聞けば
メイド「ミレン・シュディガーでございます。クリス第三王子殿下」
ミレン・シュディガー……シュディガー家?そんな家名記憶の中にも知識の中にもないな……本当に誰だ?新入りのメイドさん?
あぁでもそういえば"僕"があの小屋に住むようになったのって大まかに言えば1年前からだし、それ以前もあまり使用人達に関わりを持とうとしなかったし持たせてもらえなかったんだよな……
じゃあただ単に俺が知らないだけか
ミレン「この度クリス様の専属メイドとなりました」
クリス「ふーん……て、え?」
なんて言った???は?俺の専属メイド??何故今更?
あの小屋に住む以前もその後も一度も付けられたことはなかった……はず。記憶はスポンジのようにスカスカだから正確ではないが……俺の頭の中はもうハテナでいっぱいだ
クリス「???」
ミレン「クリス様、お医者様から体調回復のためきちんと食事をとるようにと仰せ扱っています。」
ミレン「なので胃に優しい野菜スープと白パンを準備しました。とうぞ」
ガラガラ
そう言って他のメイドが僕のベットを病院のベットみたいに机を取り付け、ホカホカと湯気が少し立つ美味しそうな野菜スープとその隣に白パンが2つ、上に置かれた
ミレン「どうぞ、お召し上がりください」
クリス「う、うん」
そんなやり取りをしていれば先ほど来たメイド達はいつの間にか部屋を出ていた
クリス(誰かに見られながらの食事は緊張するんだけど……しかも赤の他人だし)
少し緊張しながらも口に入れたスープは野菜の甘さをほのかに感じられ、とても優しい味だった
クリス(おいしい…!)
はじめて食べた白パンももちもちしていてとても美味しかった
クリス(他の異世界転生ものだと、貴族の白パンでも硬いとかあるんだけど…この世界はそうでもないみたいだな)
スープを何口か口に入れ、白パンを2、3回口に含めばお腹は十二分に満たされたようだ
クリス「ごめん、もうお腹いっぱい」
ミレン「かしこまりました」
7割も残されているスープとパンをみていたら罪悪感が湧いてしまった
クリス(早く元気になってお残ししないようにしないとだな…)
前世の子供の頃は姉も自分もお金を稼げない子供だった頃はご近所さんからの夕飯の残りとかを貰って毎日必死に生きていたのを思い出す
クリス(姉さん……元気にやっているかなぁ)

ミレン「クリス様、お着替えをいたしましょう」
クリス「うん」
腹ごしらえが済んだら次はお着替えの時間らしい
多分本来なら順番逆だろうけどな……
服を着て髪をとかした
ミレン「前髪はどのようにしますか?」
クリス「そのままでおねがい」
ミレン「かしこまりました」
黒髪っていうだけでは変な目で見られるのに、このドス黒い目をみられたらどんな言葉を浴びせられるか……はぁ…
クリス「………」
ミレン「……できました」
クリス「ん、ありがと」
ミレン「いえ、とんでもない。ありがたきお言葉です」
クリス(なれねぇ~~前世一般ピーポー今世嫌われ者なめんなよ)
あまりの慣れない環境についつい心の中で一人ボケという逆ギレをかましてしまったイケナイイケナイ
クリス「このあとって僕何か用事とかってあるの?」
ミレン「いえ、本日は特にご予定はございません」
ミレン「ただし、明日の午後からはアレス王配様との謁見がございます」
クリス「そっか、ありがと」
ミレン「いえ」
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