生まれ変わったら嫌われ者の第3王子

おけまる水産

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バグ修正

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クリス「ふぁ~~」
今日はアレス王配との謁見がある
コンコンコンッ
ミレン「失礼します」
クリス「は~い」
ガラッ
ミレン「お着替えの御時間で御座います」
クリス「わかっ…た……」
……?なんか違和感が?なんか昨日よりも……目が鋭い?どことなく不機嫌オーラ?が漂っているような……え?俺何もしてないよな?
ミレン「どうかしましたかクリス様」
クリス「う、ううん」
ミレン「では早くこちらに来てください」
クリス「うん…」
……考えてみたけど俺はミレンの機嫌をここまで損ねるようなことはしていない
じゃあ、何故ミレンはこんなにも機嫌が悪いんだ?
ミレン「………」



…………もしかして
確かに此処はゲームの世界。そして俺は
それに昨日俺はフィシェル兄さん達の好感度の高さに「バクではないのか?」と疑ったりしたけど……まさか本当にバグだったのか……?
それならば昨日の態度がバグで、そのバグを修正した結果、今日の態度になった………うん、信じたくないが、辻褄があうな……
クリス(え……じゃあ知り合いにこれから嫌われまくるってことなのか?なにそれキッツ!えぇ……いっそのこと家出しようかなぁ)
とまぁ色々考えていたら着替えは終わった

朝食カットォォォォォ!!

なんやかんやありながらも、謁見の時間になる

道中ではメイドや執事からは相も変わらず冷たい視線や陰口を注がれ、見習いなどの幼い子からは恐怖の眼を向けられた
クリス(え、なに?俺見習いの子達に怖がられるようなことってしたっけ?……してないな。じゃあなんで怖がるんだよ、こっちはつい先日までボロ小屋に一人で暮らしてたような幼気な子供なんだぞ?!もうちょっと優しく……はしなくてもいいから、そんな恐怖に染まった瞳でこっちを見るな!地味にキツい!)
そんな風に脳内で騒がしく喚いていれば謁見の間についてしまった
クリス(この身体的には血の繋がった実の父親だし、本人の性格も表向きはかなり穏やかなはずだからここまで緊張しなくてもいいんだろうが……普通に考えてこんな絢爛豪華なとこで周りに人がいる中、礼儀作法とか気にしながら話すんだから緊張すんなって方が無茶だよなぁ……)
クリス「ハァ……」
フィシェル「お前、何ため息なんかついてるんだ!これからお父様との謁見なんだ、そんな無礼な態度で行ってみろ、即刻その首なんか飛んでしまうぞ!」
クリス「は、はい。申し訳ありませんフィシェルにいさ……」
フィシェル「………」ギロッ
クリス「!す、すみません。フィシェル第二王子殿下」
フィシェル「ふんっ!」
クリス(こっっっわぁ~!なんだよバグを修正してくれてんならフィシェル第二王子のこの嫌悪感丸出しの態度も原作通りにもう少し柔らかくしてくれてもいいだろ!修正されたと思ってつい兄さんって呼んじゃっただろうが!)
いやでもまぁ、もしかしたら俺が勝手にミレンの態度の変化をバグの修正だと思ってるだけで、本当は違うのかもしれないけど……なんかクリスこと俺は見習いの召使い達にも怖がられてるみたいだし…なんかそういう悪い噂とかが流れてたりしてそれをミレンが聞いて俺に恐怖や嫌悪感、警戒心を抱いたってだけなのかも……いやなんにしろ俺悪くないし、前日まで優しくしてくれたやつが急に態度変えて接してくるのかなり怖いしストレスなんだが……
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