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3章 平和主義者達
101話 同じ思想
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「母さんから聞いてたが、随分とガタイが良くなったな。ほとんど俺と変わらないじゃないか。顔立ちは母さんよりだけどな」
「・・・・・えっと、3年ぶりだね」
「そんなにか!?俺、結構家に帰ってたんだけど・・・って帰省のタイミング合ってなかったなそういえば」
定期的に故郷のブカの村に戻っていたけれども、父さんの言う通りすれ違いで会う事はなかった。代わりに母さんづてで俺の話が伝わっているらしいが。
「2年前、鉄球を投げて戦う冒険者がいるって噂で聞いた時にはニヤニヤが止まらなかったな!だって、俺の息子なんだもん」
ガシガシと乱暴な頭の撫で方。しかし、何故かこれが心地よい。
「さっきの子はあれか?ファルコの友達か?それとも────」
「相棒のヘリナ先輩。ファーマーズで知り合ったんだ」
「ほう?て事は2年以上コンビを組んでたわけだ。良いね、ディーネとコンビをしていた事を思い出したよ」
「そういえば、父さんは母さんとはコンビだったんだよね。そこから恋仲に発展したと。まあ、俺は恋人というよりかはどちらかといえば依存先に近いだろうけど。」
「まあ、冒険者なんて訳あり集団だからな。かく言う俺も孤児院育ちだし」
「それは初耳。ところで父さん。この馬車はレボルスがあるトルネヒロに向かってるんだよね?」
「ああ、向かってるぞ。疑問に思うなら御者に聞いてみな」
「いや、良いよ。父さんが嘘を言っているとは思えない。そして、到着場所よりも聞きたいのは─────」
「何で、俺がこんなところにいるのか?だろ?」
話が早くて助かる。だが、大抵の予測はついている。父さんの所属ギルドは不明。そして、レボルス行きの馬車に乗っているという事は─────」
「俺は、レボルスの構成員だ」
「・・・だと思った。もしかして圧力をかけたのも父さん?」
「圧力?ああ、ファルコをレボルスに移籍させようとした事を言ってるのか?あれは圧力じゃないって」
いや、トレッドオーナーの話を聞く限り、限りなく圧力に近かったんだけども。
「実はだな、知り合いからファルコが俺と同じ思想を持っているが分かってな。そして、目標も同じときた。だったら、同じ思想を持つ者が集まる場所に移籍させた方がいいんじゃないかって思ってさ」
「同じ思想?俺と父さんが?」
父さんは何も言わずに俺に近づくと、両手で顔を掴み真剣な眼差しを俺に向けてきた。
「ファルコ、お前はこの戦争を平和的に終わらせたいんだろう?」
「ッッ・・・!!」
思わず俺は父さんを凝視してしまった。
「・・・・・えっと、3年ぶりだね」
「そんなにか!?俺、結構家に帰ってたんだけど・・・って帰省のタイミング合ってなかったなそういえば」
定期的に故郷のブカの村に戻っていたけれども、父さんの言う通りすれ違いで会う事はなかった。代わりに母さんづてで俺の話が伝わっているらしいが。
「2年前、鉄球を投げて戦う冒険者がいるって噂で聞いた時にはニヤニヤが止まらなかったな!だって、俺の息子なんだもん」
ガシガシと乱暴な頭の撫で方。しかし、何故かこれが心地よい。
「さっきの子はあれか?ファルコの友達か?それとも────」
「相棒のヘリナ先輩。ファーマーズで知り合ったんだ」
「ほう?て事は2年以上コンビを組んでたわけだ。良いね、ディーネとコンビをしていた事を思い出したよ」
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「まあ、冒険者なんて訳あり集団だからな。かく言う俺も孤児院育ちだし」
「それは初耳。ところで父さん。この馬車はレボルスがあるトルネヒロに向かってるんだよね?」
「ああ、向かってるぞ。疑問に思うなら御者に聞いてみな」
「いや、良いよ。父さんが嘘を言っているとは思えない。そして、到着場所よりも聞きたいのは─────」
「何で、俺がこんなところにいるのか?だろ?」
話が早くて助かる。だが、大抵の予測はついている。父さんの所属ギルドは不明。そして、レボルス行きの馬車に乗っているという事は─────」
「俺は、レボルスの構成員だ」
「・・・だと思った。もしかして圧力をかけたのも父さん?」
「圧力?ああ、ファルコをレボルスに移籍させようとした事を言ってるのか?あれは圧力じゃないって」
いや、トレッドオーナーの話を聞く限り、限りなく圧力に近かったんだけども。
「実はだな、知り合いからファルコが俺と同じ思想を持っているが分かってな。そして、目標も同じときた。だったら、同じ思想を持つ者が集まる場所に移籍させた方がいいんじゃないかって思ってさ」
「同じ思想?俺と父さんが?」
父さんは何も言わずに俺に近づくと、両手で顔を掴み真剣な眼差しを俺に向けてきた。
「ファルコ、お前はこの戦争を平和的に終わらせたいんだろう?」
「ッッ・・・!!」
思わず俺は父さんを凝視してしまった。
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