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終章 3年後の平和
305話 洞窟の更に下
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「何だろう・・・今から敵地に乗り込むのに興奮してる自分がいます」
「まんま、子供の頃妄想した完璧な秘密基地の入り口だからね。分かるよ、分かるけど・・・スノーテイルズの冒険者達を助けに行くのが理由だって言う事を忘れずにね?」
「勿論!それじゃあ、行ってきます」
人工的に作られた穴に落ちていくナックル。落ちた2秒後ぐらいに落下音が聴こえたので、そこまで深くはないんだろう。更に5秒後、火の光が見える。
「降りてきて大丈夫ですよ!!」
ナックルの言葉を信じて地下に降りる。氷の洞窟の更に下に来たという事もあって、気温は更に低下するかと思われたが、意外にも快適だった。
「ああ、これなら防寒具着なくても大丈夫だな。ファルコ、お前の異空間に入れておいてくれ」
「了解」
父さんの防寒具を異空間に入れると同時に、異空間から松明を取り出しナックルに渡して魔法でつけていた炎を松明に移した。降りた先はとても狭く、前にしか道が続いていない。奥に行けばペピトーン一派の隠れ家が見えるだろうか。
「どうしてこんなに温かいんですかね?」
「エアコンかな?」
「ああ、確かに。魔物を改造できる技術を持ってるならエアコンぐらい作れるかも。実際に音するし」
「エアコン?」
「温度を調節できる機械・・・絡繰りです。ちょっと耳を澄ましてみてください」
目を閉じて、耳を澄ませるヘリナ。すると、ヘリナの耳にゴー!ゴー!という聞いた事のない音が聴こえてきた。
「確かに聞こえる・・・」
「でしょ?という事はこの道を照らす照明のスイッチもあるんじゃないのかな」
「絶対にありますよ。探しましょう」
壁に手を這わせながらどこまで続いているか分からない狭い道を進んでいく。時々、壁がつるつるした素材になっているが、なんだろうか?冷たくないので氷ではない事は分かるのだが。
しばらく手を這わせていると、明らかにスイッチ来季突起を見つけた。指で弾いてみると、天井に付いていたこれまた時代錯誤な電球が光り出して、道の全体を照らす。明るくすると、足元だけでなく壁も見えるようになってきて、つるつるした壁の正体が明らかとなっていく。
壁の正体はガラスだった。そしてガラスの先には、魔物や生き物のパーツ主に脳みそが謎の液体の中で浮かんでいる。
「ひっ・・・!な、なにこれ・・・!!!」
「SF映画でしか見た事ない光景だ・・・中に入っているのは本物ですかね?」
手術痕のある白いコボルトに人語を喋る魔物。ここは北の地域のペピトーン一派の研究施設のようだ。ここに冒険者が運ばれたという事は・・・。
「冒険者達が実験台に使われる可能性がある・・・急ごうか」
謎の液体の中で浮かぶ魔物に見つめられながら、ファルコ達は奥へと向かった。
「まんま、子供の頃妄想した完璧な秘密基地の入り口だからね。分かるよ、分かるけど・・・スノーテイルズの冒険者達を助けに行くのが理由だって言う事を忘れずにね?」
「勿論!それじゃあ、行ってきます」
人工的に作られた穴に落ちていくナックル。落ちた2秒後ぐらいに落下音が聴こえたので、そこまで深くはないんだろう。更に5秒後、火の光が見える。
「降りてきて大丈夫ですよ!!」
ナックルの言葉を信じて地下に降りる。氷の洞窟の更に下に来たという事もあって、気温は更に低下するかと思われたが、意外にも快適だった。
「ああ、これなら防寒具着なくても大丈夫だな。ファルコ、お前の異空間に入れておいてくれ」
「了解」
父さんの防寒具を異空間に入れると同時に、異空間から松明を取り出しナックルに渡して魔法でつけていた炎を松明に移した。降りた先はとても狭く、前にしか道が続いていない。奥に行けばペピトーン一派の隠れ家が見えるだろうか。
「どうしてこんなに温かいんですかね?」
「エアコンかな?」
「ああ、確かに。魔物を改造できる技術を持ってるならエアコンぐらい作れるかも。実際に音するし」
「エアコン?」
「温度を調節できる機械・・・絡繰りです。ちょっと耳を澄ましてみてください」
目を閉じて、耳を澄ませるヘリナ。すると、ヘリナの耳にゴー!ゴー!という聞いた事のない音が聴こえてきた。
「確かに聞こえる・・・」
「でしょ?という事はこの道を照らす照明のスイッチもあるんじゃないのかな」
「絶対にありますよ。探しましょう」
壁に手を這わせながらどこまで続いているか分からない狭い道を進んでいく。時々、壁がつるつるした素材になっているが、なんだろうか?冷たくないので氷ではない事は分かるのだが。
しばらく手を這わせていると、明らかにスイッチ来季突起を見つけた。指で弾いてみると、天井に付いていたこれまた時代錯誤な電球が光り出して、道の全体を照らす。明るくすると、足元だけでなく壁も見えるようになってきて、つるつるした壁の正体が明らかとなっていく。
壁の正体はガラスだった。そしてガラスの先には、魔物や生き物のパーツ主に脳みそが謎の液体の中で浮かんでいる。
「ひっ・・・!な、なにこれ・・・!!!」
「SF映画でしか見た事ない光景だ・・・中に入っているのは本物ですかね?」
手術痕のある白いコボルトに人語を喋る魔物。ここは北の地域のペピトーン一派の研究施設のようだ。ここに冒険者が運ばれたという事は・・・。
「冒険者達が実験台に使われる可能性がある・・・急ごうか」
謎の液体の中で浮かぶ魔物に見つめられながら、ファルコ達は奥へと向かった。
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