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第七話
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ルーさんから使わない装備をもらって、街を出て移動することはや一時間。
俺達がいる場所はある程度も見通しの良い林だ。
ここなら見通しが良いのでモンスターが急に現れるような心配もなさそうだ。
「よし、この辺で良いかな。ハルって1回も狩りしたことなかったっけ?」
「いや、さすがにスーラビットの狩りぐらいはしたことあるけど、他も小動物みたいなやつらぐらいしかやったことないよ」
はるか昔のことではあるが、俺も冒険者を目指そうとしていた時期はあった。
明らかに自分のスキルが戦闘に見合っていなかったせいで諦めてしまったけど、ごくわずかな実戦経験はある。
「うーん。スーラビットなんてモンスターって言えるレベルじゃないけどなぁ。とりあえず、小さめの奴から狙っていくか」
やったことあるって言ったのに実戦経験なかったことにされた。
子供とはいえ結構苦労して倒した記憶があるから、結構評価してもらえると思って言ったのに……
気を落としていたも始まらないので、俺を置いて先に進んでいってしまったルーさんを小走りで追い
かける。
「今は何狙いでモンスターを探しているの?」
「そうだなぁ。最初ってこともあるし、ファングボアあたりを狙おうかと思ってる」
「最初なのにそんな凶悪な奴からいくの!? あんな奴最初からやるのはダメでしょ!」
ファングボアは鋭く尖った牙を持ったイノシシだ。
体長大人で150センチ程度とそこまで大きくない。しかし、獰猛な性格で動くものを見かけると一直線に突っ込んでくる危険なモンスターだ。
とてもじゃないが初心者が相手をするようなモンスターではない。
「まぁ、あのスキルが発動しなくても俺がなんとかしてやるからとりあえずぶつかってこい! ほら、あそこにファングボアが見えるだろ?」
「わ、分かった。ルーさん信じてるからね!」
有無を言わさぬ迫力があったので、仕方ないがルーさんの言うことに従うことにした。
仮に俺にどうしようもなかったとしてもルーさんからすればファングボアを倒すのなんて赤子の手を捻るようなものだろうし、そこまで心配に思うこともないか。
とりあえず、俺がやれることを全力でやってみよう。
「よし、まずはゆっくり近づくぞ」
丁度俺に背を向ける形で座っているので、出来るだけ音を立てないようにしながらゆっくりと近づいていく。絶対に気づかれたくない。
そっと……ゆっくりと……
じんわりじんわりとファングボアに近づく。
ガサッ
「BUOOOOO!!!」
「やっべ!?」
ゆっくりと近づいていたけど、枯れ葉を踏んで音を出してしまった。途端にファングボアがこちらを向き、鋭い眼光で俺のことを睨みつける。
後ろからサクッと仕留めるつもりだったのに。失敗した。
ファングボアは俺を見逃す気はないらしく、足で土をかいて突っ込む気満々の姿勢を俺に見せつけてくる。
こえぇ……。
初めての戦いでこんな奴を選ぶこと自体ミスだったんだ、なんて思っても仕方がない。
ルーさんのほうをチラリとみたが、静観を決めているので自分でなんとかしろってことだろう。
突っ込まれて怪我をするのも嫌だし、やってやる!
「いくぞぉぉぉ!!!」
ミノタウロスとやりあった時は触れてからスキルを発動させたら相手を部位に分解することが出来た。今回も前と同じ要領でこなす。
「BUOOO!」
俺が突っ込んだことで刺激されたのか、ファングボアも俺に突進をしかけてきた。
互いに突っ込んでるから物凄い速さでぶつかる。失敗しても死ぬようなことはないだろうけど、怖い。
「やるぞ、やるぞ、やるぞ!! お前なんて調理してやる!」
俺も一人前の冒険者になるんだ!
こんなところで躓いてはいられない。
奴の発達した牙には触れないよう注意しながら片手をファングボアに突き出す。
いつも調理場でやっていたことと同じだ。相手が生きてるか、死んでいるかその違いだけ。
躊躇するな、ぶっ放せ!!
カッ!!
「Buooo……」
触れた瞬間にスキルを発動させると、ファングボアはミノタウロスの時と同じようにバラバラに分解された。やった、成功だ!
「ルーさん、出来た! 出来たよ!」
「やったじゃねぇか、ハル! これならお前も冒険者になれるな。というかそのスキルがあれば無敵じゃねーか?」
ルーさんは俺の成功を心から喜んでくれているらしく、顔をくしゃくしゃにして笑った。
これなら本当に俺も冒険者になれるかもしれない。
「この感じで全部倒せるなら本当にいいなぁ! もっと前から分かっていればよかったのに」
「まぁ、料理の腕は一流になれたんだからいいじゃねーか。ハルは若いんだからこれからだよ」
俺の年齢はまだまだ冒険者の中では若い方だし、下手にこの能力がモンスターに通用するって幼い時から分かっていたら無茶苦茶やっていたかもしれない。
自分が弱いって理解してるぐらいの方が長生きできそうだし、良かったと思っておこう。
「そういや、ハルのスキルってどのモンスターでも分解できるのか?」
「いや、分かんないよ。今まで生きてるモンスターにスキル使ったことないし」
「そりゃ色々調べないといけねーな。通用しないモンスターがいたら大問題だ」
全然気が付いていなかったけど、大問題だ。冒険者の相手はモンスターだけじゃない。
無機物だったり、賞金首みたいな人を相手にすることも多くある。
そうなった時、スキル頼りの俺は何も対処できないかもしれない。
「ちゃんと一人でやっていけるように特訓しないと」
「色んなモンスターを倒して特訓するんだな。この森だったらそこまで強力なモンスターは出ないし、その力があれば対処はできるだろ」
「うん。でもこの力に頼ってるだけじゃダメだと思うから、色々頑張ってみるよ」
「おう! 期待してるぞスーパールーキー!」
その後も動物系のモンスターを何度も狩ったが、やはり俺のスキルは全てに対して有用だったけど、無機物や食用に適さないモンスターには俺のスキルは発動しなかった。
今日の検証結果としては
①食用モンスターには直に触れることでスキルを発動することが出来る
②食用以外のモンスターには直に触れようが、長時間触れていようがスキルは発動しない
食用の定義がどうなっているのかが今後の焦点になりそうだ。
俺の思考からスキル発動の有無が確定しているのか、単に発動できるものが決まっているのかまでは分からなかった。
どこまでこのスキルがモンスターに通用するのかさらに検証は必要だけど、ひとまずは俺の冒険者デビューは叶いそうだ!
しばらくは倒せるモンスターがかなり限られてるけど、それでもスキルの対応範囲を考えると冒険者としての第一歩は踏み出せそうだ。
冒険者デビューするならお店も辞めないといけないし、その辺りもちゃんとしないといけないなぁ。
まぁ、そんな面倒なことは今日は考えるのは良そう!デビューが叶う俺はルンルン気分で、ルーさんと一緒に街に戻った
俺達がいる場所はある程度も見通しの良い林だ。
ここなら見通しが良いのでモンスターが急に現れるような心配もなさそうだ。
「よし、この辺で良いかな。ハルって1回も狩りしたことなかったっけ?」
「いや、さすがにスーラビットの狩りぐらいはしたことあるけど、他も小動物みたいなやつらぐらいしかやったことないよ」
はるか昔のことではあるが、俺も冒険者を目指そうとしていた時期はあった。
明らかに自分のスキルが戦闘に見合っていなかったせいで諦めてしまったけど、ごくわずかな実戦経験はある。
「うーん。スーラビットなんてモンスターって言えるレベルじゃないけどなぁ。とりあえず、小さめの奴から狙っていくか」
やったことあるって言ったのに実戦経験なかったことにされた。
子供とはいえ結構苦労して倒した記憶があるから、結構評価してもらえると思って言ったのに……
気を落としていたも始まらないので、俺を置いて先に進んでいってしまったルーさんを小走りで追い
かける。
「今は何狙いでモンスターを探しているの?」
「そうだなぁ。最初ってこともあるし、ファングボアあたりを狙おうかと思ってる」
「最初なのにそんな凶悪な奴からいくの!? あんな奴最初からやるのはダメでしょ!」
ファングボアは鋭く尖った牙を持ったイノシシだ。
体長大人で150センチ程度とそこまで大きくない。しかし、獰猛な性格で動くものを見かけると一直線に突っ込んでくる危険なモンスターだ。
とてもじゃないが初心者が相手をするようなモンスターではない。
「まぁ、あのスキルが発動しなくても俺がなんとかしてやるからとりあえずぶつかってこい! ほら、あそこにファングボアが見えるだろ?」
「わ、分かった。ルーさん信じてるからね!」
有無を言わさぬ迫力があったので、仕方ないがルーさんの言うことに従うことにした。
仮に俺にどうしようもなかったとしてもルーさんからすればファングボアを倒すのなんて赤子の手を捻るようなものだろうし、そこまで心配に思うこともないか。
とりあえず、俺がやれることを全力でやってみよう。
「よし、まずはゆっくり近づくぞ」
丁度俺に背を向ける形で座っているので、出来るだけ音を立てないようにしながらゆっくりと近づいていく。絶対に気づかれたくない。
そっと……ゆっくりと……
じんわりじんわりとファングボアに近づく。
ガサッ
「BUOOOOO!!!」
「やっべ!?」
ゆっくりと近づいていたけど、枯れ葉を踏んで音を出してしまった。途端にファングボアがこちらを向き、鋭い眼光で俺のことを睨みつける。
後ろからサクッと仕留めるつもりだったのに。失敗した。
ファングボアは俺を見逃す気はないらしく、足で土をかいて突っ込む気満々の姿勢を俺に見せつけてくる。
こえぇ……。
初めての戦いでこんな奴を選ぶこと自体ミスだったんだ、なんて思っても仕方がない。
ルーさんのほうをチラリとみたが、静観を決めているので自分でなんとかしろってことだろう。
突っ込まれて怪我をするのも嫌だし、やってやる!
「いくぞぉぉぉ!!!」
ミノタウロスとやりあった時は触れてからスキルを発動させたら相手を部位に分解することが出来た。今回も前と同じ要領でこなす。
「BUOOO!」
俺が突っ込んだことで刺激されたのか、ファングボアも俺に突進をしかけてきた。
互いに突っ込んでるから物凄い速さでぶつかる。失敗しても死ぬようなことはないだろうけど、怖い。
「やるぞ、やるぞ、やるぞ!! お前なんて調理してやる!」
俺も一人前の冒険者になるんだ!
こんなところで躓いてはいられない。
奴の発達した牙には触れないよう注意しながら片手をファングボアに突き出す。
いつも調理場でやっていたことと同じだ。相手が生きてるか、死んでいるかその違いだけ。
躊躇するな、ぶっ放せ!!
カッ!!
「Buooo……」
触れた瞬間にスキルを発動させると、ファングボアはミノタウロスの時と同じようにバラバラに分解された。やった、成功だ!
「ルーさん、出来た! 出来たよ!」
「やったじゃねぇか、ハル! これならお前も冒険者になれるな。というかそのスキルがあれば無敵じゃねーか?」
ルーさんは俺の成功を心から喜んでくれているらしく、顔をくしゃくしゃにして笑った。
これなら本当に俺も冒険者になれるかもしれない。
「この感じで全部倒せるなら本当にいいなぁ! もっと前から分かっていればよかったのに」
「まぁ、料理の腕は一流になれたんだからいいじゃねーか。ハルは若いんだからこれからだよ」
俺の年齢はまだまだ冒険者の中では若い方だし、下手にこの能力がモンスターに通用するって幼い時から分かっていたら無茶苦茶やっていたかもしれない。
自分が弱いって理解してるぐらいの方が長生きできそうだし、良かったと思っておこう。
「そういや、ハルのスキルってどのモンスターでも分解できるのか?」
「いや、分かんないよ。今まで生きてるモンスターにスキル使ったことないし」
「そりゃ色々調べないといけねーな。通用しないモンスターがいたら大問題だ」
全然気が付いていなかったけど、大問題だ。冒険者の相手はモンスターだけじゃない。
無機物だったり、賞金首みたいな人を相手にすることも多くある。
そうなった時、スキル頼りの俺は何も対処できないかもしれない。
「ちゃんと一人でやっていけるように特訓しないと」
「色んなモンスターを倒して特訓するんだな。この森だったらそこまで強力なモンスターは出ないし、その力があれば対処はできるだろ」
「うん。でもこの力に頼ってるだけじゃダメだと思うから、色々頑張ってみるよ」
「おう! 期待してるぞスーパールーキー!」
その後も動物系のモンスターを何度も狩ったが、やはり俺のスキルは全てに対して有用だったけど、無機物や食用に適さないモンスターには俺のスキルは発動しなかった。
今日の検証結果としては
①食用モンスターには直に触れることでスキルを発動することが出来る
②食用以外のモンスターには直に触れようが、長時間触れていようがスキルは発動しない
食用の定義がどうなっているのかが今後の焦点になりそうだ。
俺の思考からスキル発動の有無が確定しているのか、単に発動できるものが決まっているのかまでは分からなかった。
どこまでこのスキルがモンスターに通用するのかさらに検証は必要だけど、ひとまずは俺の冒険者デビューは叶いそうだ!
しばらくは倒せるモンスターがかなり限られてるけど、それでもスキルの対応範囲を考えると冒険者としての第一歩は踏み出せそうだ。
冒険者デビューするならお店も辞めないといけないし、その辺りもちゃんとしないといけないなぁ。
まぁ、そんな面倒なことは今日は考えるのは良そう!デビューが叶う俺はルンルン気分で、ルーさんと一緒に街に戻った
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