運命を刻む者たち

ペルシャ猫

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愛し合う者たち3

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 いきなり現れたサーに対し、デストロイは不敵な笑いを響かせた。
「おお、お前が来たってことはラブもあの【法王】も死んだんだなぁ。でも、お前も仲間を一人失ったみたいだな」
 デストロイはまたもフハハハと笑った。
 そこへ、タレントの声が割って入って来た。
「デストロイ様。あんな雑魚は私に任せてください。簡単にぶち殺して差し上げますわ」
 それに対し、デストロイは。
「ああ、よろしく頼んだ。俺はこの【愚者】達を殺る」
と言った。その瞬間、タレントの姿がその場から跡形もなく消失した。まるで元からそこには何もなかったかのように。
 そして、それを認識したのと同時に背筋に鋭い痛みが走った。振り返るとそこにはタレントの姿があった。
 反射的に距離を取る。
 しかし、またもタレントの姿はそこにはなかった。サーは思案を巡らせる。そこでサーは一つの可能性にたどり着いた。
 瞬間移動だ。
 そして、そのサーの予想は的中していた。しかし、タレントの能力がわかったところでサーには対応のしようがなかった。
 サーは一方的に攻撃を受け続けボロボロになっていった。そしてついに、タレントのバールが勢いよくサーの首を刈り取った。

(始末完了。結構あっけなかったわね)
 タレントはサーを殺した後、すぐにデストロイの元へ戻ろうとした。しかし、サーへ背を向けた瞬間に脊髄にナイフが刺された。
「なんだと⁉︎」
 刺されながらも振り返ると、そこには首のあるサーが怒りに支配された顔でナイフを突き刺していた。
タレントの声に何事かとチラリと見たデストロイも何事かと焦った。
「私の能力は【生命力(バイタリティー)】。どんな傷もすぐに治る能力よ!」
 タレントは重傷を負い、一気に立場が逆転した。まずいと思ったタレントは【瞬間移動】でその場をすぐに離れた。
 この戦いの間にタレントの傷が完治することはなさそうだ。
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