君が好きだ

とめ

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俺の幼馴染は

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俺は本音を誰かに話せたことが、自分でも驚いている。ただ、本当に弓弦が戻ってきてよかったと思った。
これから、また楽しもうと思った。

今日は弓弦の家でゲームをしている。最近流行りのゲームはほとんど扱いが難しくて使えないから、まだDSなんだよな。

「なぁ、弓弦?」

「どうしたの?」

「弓弦は新しいゲームとか持ってんの?」

「俺も持ってないかな。三成は何か欲しいものがあるのかい?」

「ううん、何もないぞ」



「なぁ、弓弦」

「なぁに?」

「俺たちそろそろ学校じゃん。どうする?」

「えっ?何を」

「登校時間とかだよ。俺たち、方向はおんなじでも、結局学校違うし、」 

「あぁ、そうだね。僕は8時40分までに間に合えばいいかなって」

「へぇー、そうなん?俺は、もっと早いよたしか、8時10分かな、」

「確かに早いね。まぁ、僕は三成に合わせるよ」

「いいのか?あんまり早く行っても暇なんじゃ?」

「いや、いいよ。やることなんてすぐ見つかる」

「ならいいけど」
「でもなーはぁー学校かぁ~」

俺がため息混じりに言うと、弓弦もそれに反応して

「僕も別にいいかな。学校疲れるし、三成と一緒の方が楽しいよ」

「だよな笑」

「今更なんだけどさ、三成」

弓弦が深刻そうな顔して俺を見てきた

「えっなっ、、、なに?」

「三成が泣いた時のことなんだけど、おばさんとかに相談できなかったのかなって
君に無理してほしくないからね」

「え、あっあぁ、母さんたちには言えないよ。別に俺恵まれてるわけだし、わがままかなって笑。だから、なかなか言えなくてさ、」

「そうなんだね、これからは僕に話してね
僕はいつでも君の力になりたいから。」

「ありがとう」

俺は、その言葉があまりにも嬉しくて
全力の笑顔を返して感謝を伝えた

このまま時が止まればいいのに、なんてことを考えながら、春休み中ずっと弓弦と一緒にいた。



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