聖姫調教物語

美絢

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16.初潮 ※R18

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 コウヤがレバーを引くとスイヒたちは見えなくなった。壁が色を取り戻していく。

「……ふ…う、ゔ、ぅぅ゙……!」

 俺は蹲って泣いた。何も見えないように手のひらで顔を覆う。綺麗なスイヒ、優しいスイヒ、淫らなスイヒ。全部同じスイヒなのに気持ちが追いつかない。
 …でも、きっと。俺とさっきの行為をしてもスイヒはあんな顔はしないのだろう。だって、あれはーーーーーー・・・

「………どうして、こんなひどいことばかりするの…?」
「ひどいことなんてしてないよ。全部ハクヒのため」

「俺のためって…っ俺のためなら王様に黙っててくれればいいじゃん!!!」

「君は聖妃になるためにここに来た。聖妃になっても困らないようにするのがハクヒのためじゃないの?」
「そう、かもしれないけど…っ」

 コウヤが言ってることは正しい。でも、例え王様が理由でもこんな風に気持ちを扱ってほしくはない。言葉を続けようとした。

「やめよう。今は何を言っても感情的になるだけだ」
「………、」

「お風呂に行こう。連れて行ってあげる」

 自分がヒートアップしていることに気がつく。落ち着くために深呼吸をしていると、コウヤが俺を抱き上げた。
 さすがの俺だって学ぶ。感情的になって彼を怒らせればお仕置きを受ける。この負の連鎖から抜け出さなければならない。

「今日の訓練はお休みにしよう。また明日から頑張ろうね」

 意外なことにコウヤはそのままお風呂に入れてくれた。貞操帯の間も丁寧に洗ってくれる。軽食も食べさせてくれたし歯も磨いてくれたて、…さすがに優しすぎて怖い。

「……もしかして怒ってる?」
「怒られるようなことをしたの?」

「たぶんしてないけど…なんか、優しいから」
「ハクヒが可愛くて…つい。あまり甘やかしたらいけないんだけど」

 ベッドに俺を横たえて優しく頭を撫でる。

「あれ、コウヤは一緒に寝ないの?」
「用ができてしまったから行ってくる。すぐに戻るから」

「………ん。わかったぁ」

 俺は目を擦る。今日は色々あって疲れた。あくびをすると気づいたら寝ていた。


 ***


 お腹が、痛い。

「………ゔ、こーや……?」

 体を動かそうとするとお腹が重い感じがする。
 昨日イきすぎて腰を痛めたのだろうか…それとも変な体勢をしたから?初めての感覚に戸惑って唯一頼れる人の名前を呼ぶ。

「どうしたの」
「おなか、いたくて…トイレいきたい……」
「お腹?」

 隣に視線を向けると、声の主はこちらを見ていた。いつものように片肘をついている。コウヤは急いで布団をめくった。腹部に視線と手を下そうとして、何度かまばたきをした後固まった。
 俺も気になって下肢に目を向ける。

「…………え、」

 シーツに茶色っぽいものがついている。もしかして…、血………?一抹の不安が過ぎる。

「しごきすぎた…?」
「ふふ、まさか。生理じゃないかな」

「え………、せーり!!?」

 コウヤが笑いながら答える。全ての痛みを忘れて大きな声を出した。思い出したようにすぐに痛みが襲う。思わず身悶えた。彼は気にせず腹部を撫でている。

「遅いから心配していたんだ」

 安心したように呟く。今は何も言い返す気になれなくて枕に頬を擦り付けた。たくさん寝たのに眠くて、もう少し寝ていたい。

「タオルと毛布を持ってくるね」

 コウヤは言い残すとベッドから降りていった。
 ふと、エンキのことを思い出す。彼は生理のときよくベッドに蹲っていた。最初の一日二日だけだったけど正直大袈裟だなとは思った。言われるままに世話はしていたけどあまり心配はしていなかった。…あの時、もう少し優しくしてあげればよかった。

「はぁ……これからこれが続くのか………」

 未来を想像して憂鬱な気分になる。もしかしてスイヒへの気持ちを自覚したからだろうか。男性器では満たされないことを、女性的な部分で満たしたいのかもしれない。

「タオルと毛布を持ってきたよ」
「ん…ありがとう」

 コウヤは自分が寝ていたところにタオルを敷くと体を抱き上げた。その上にそっと寝かされる。掛け布団より小さくて分厚い毛布を膝上までかけてくれた。

「顔色が悪いね、痛い?」
「いたい…死にそう……」
「それは困ったね。今日のオツトメは私に任せて」

 オツトメ…?

「生理のときってオツトメないんじゃないの?」
「ここでは聖妃が決まるまで休みはないよ」

 開いた口が塞がらない。コウヤが手早く寝巻きの紐を解いた。大切にソコを守る鎖の音が聞こえる。

「血が溜まってるね。どうしようか」
「コレとってよ…」
「だめ。ハクヒはすぐ指を入れようとするから」

 まるで俺が悪いような言い方だ。
 別に自分の体をどうしようと勝手だろうに…コウヤは女性器に蓋をするソコを親指と人差し指で摘んだ。力を入れて引っ張る。隙間から何かが漏れる感覚がして反射的に太ももを閉じた。

「あぁ、こうすればいいのか」

 コウヤはあのときみたいに小さな声で何かを呟き始めた。歪んだ空間に手を突っ込むと小さくて細い棒のようなものと手錠を取り出す。
 ………手錠?

「え、なんで手錠?」
「指を挿れたら困るから、私の代わりに押さえてもらおうと思って」

 さも当たり前のように手首に手錠をつける。びっくりして逃げようとしたがもう片方もすぐに捕まった。
 手錠の鎖の先を貞操帯の鎖に繋がれる。長さが短いせいで上半身を浮かせなければならない。焦って膝を立てて、踏ん張る。倒れないように腰に枕を置かれた。

「なに、する気?」
「生理の時の処置だよ」

 これをつけてる間は、こうしようね。
コウヤが貞操帯の鍵を開ける。下着のように全てをおろすわけではなくて、臀部に回る鎖はそのままだ。鍵を回すと女性器に蓋をした部分だけがそっと取り外される。

「コレを挿れると血を吸ってくれるんだ」

 細い棒のようなものが入ったパッケージをゆっくりと破る。そこから白いプラスチックのようなものを取り出した。注射器を持つみたいにお尻の方に親指を当てている。

「いれる、って」

「女の子の部分をコレで塞ぐんだ。指が入ると大変だから私がやってあげる」
「…ヤ……そんなの、こわいから…や、やめ、て…ぇ……っ」

 コウヤの言葉に嗚咽を漏らす。俺はスイヒを想った。
 術が解けている可能性もある。指を挿れるつもりはないけど、ソレはスイヒの陰茎でもない。
 異物なんて挿れたら本当に堕ちてしまうかもしれない。………こわい、

「これを挿れても堕ちない」
「…そんなの……っわ、からな……!」

「分かる。ハクヒの好きは術を破る好きとは違う」

 どうしてコウヤにそんなことが分かるのだろうか。反論するより早く、コウヤは人差し指と中指でそこを割り開いた。怖くて体を動かすことができない。

「安心して。ハクヒの女の子の部分は私が守ってあげる」

 コウヤが指先を寄せる。術がかかっているはずのソコはあっさりと侵入を許した。
 手錠のせいで不安定な体勢のまま背中を丸める。鎖が短すぎるせいでギリギリ女性器には届かない。あまり暴れると後ろに倒れそうだ。
 コウヤの一挙手一投足に体をビクつかせる。

「ゔ…、いたぁ゙、……!」

「半分まできたよ、もう少し」

 コウヤの手元に視線を落とす。小刻みに出し入れしているせいか先端の方に血がついている。怖いのに何故かソコから目が離せない。
 呼吸が早くなる。

「聖妃になったらココも可愛がってもらえるよ」
「かわい、がる?」
「王様がコレを挿れてくれるんだ。たくさん愛してもらおうね」

 一瞬手を止め、コウヤが俺の先っぽをツン♡とつつく。思わず腰が震えた。愛するとは、どういうことなのだろうか。
 昨日スイヒがされていたようなことだろうか。スイヒは後孔でカショウのモノを受け止めていた。怖いと思ったのにとても気持ちよさそうだった。
 俺も後孔で、女性器で…王様のモノを受け止めたら、どうなってしまうのだろう。…スイヒのように快感によがるのだろうか。無意識に細い棒を締め付けた。

「ふふ、想像してしまったかな」
「ゔ♡か、からかうな…!!」
「さて…全部入ったよ。もうすぐ終わるから少しだけ我慢して」

 そういうと女性器を開いた手をそっと陰茎に持っていく。緩く扱かれ始めて思わず腰が跳ねた。そっちに意識を持っていかれるとお腹に何かが入ってくる。スルッと何かが抜けて異物感だけが残った。

「じゃあ、このままオツトメをしようか」
「え?」

 血液がついた指が見慣れたパッケージを取り出す。コウヤはいつもみたいに歯でそれを破った。口元に笑みを浮かべながら緩く立ち上がり始めたソレに被せ始める。

「お、なかいたい、………から」
「ハクヒはなにもしなくていいよ。射精すことに集中して」

 ヌルヌルの上から緩く扱かれる。俺がするみたいに少しゴムをめくったりせず、ゴムごと力強く扱かれた。
 一緒にゴムも動いているみたいでヌルヌルして気持ちいい。目を瞑りながら快感を拾おうとして、無意識に異物を締め付ける。

「ふぅ゙♡ぁ゙、……ッ゙こ、や…!もぉ………!♡♡♡」
「今日は早いね?ココに挿れられて感度が上がってるのかな」

「!?♡や、やめ……て!!!!♡」
「ふにふにで柔らかい。ふふ、ずっと撫でていたいな」

 もう片方の手が女性器の割れ目の近くをなぞる。なんとも言えない気持ちになるからやめてほしかった。俺は女の子じゃなくて男の子でいたい。

「ハクヒ。このまま射精したい?」
「ゔ、ゔん゙♡」

「なら、どうするんだっけ?」

 意地悪な金色が、俺を見つめる。コウヤにもそろそろイきそうなのが分かるのだろう。
 目を開けるクセを知っていてこちらを見ている。
 悔しくて唇を噛みしめながら涙を耐える。

「あ゙♡、こ、こーや゙、イ゙ー~ッ゙!?♡♡さ、さま♡あ゙…い、かせてください…!♡」
「私は誰をイかせばいいの?」

「お、おれぇ…!♡は、はくひ…!!ハクヒ!!!♡♡♡」

 手錠をガチャガチャ言わせながら自分のモノに手を伸ばそうとする。でもすぐに制されて触ることは叶わない。

「じゃあ、最初からどうぞ?」

 恥ずかしすぎて、屈辱的で死にたくなる。自分でできるのにサれていることが辛い。
 まるで高いところに手が届かない子どものように頼まされる。言いたくないのに…女のソコが、疼く。目を瞑って叫んだ。

「ゔぅ゙!♡こっコウヤさま…ハクヒのこと、イかせてください!!♡♡♡」
「………今度は顔を見ながら言ってね」

 コウヤが緩めていたスピードを早めた。腰が揺れる。足の親指を丸めて太ももに力を入れる。

「ーーーーーー~~~~ッ゙ぁ゙!!!?♡♡♡」

 気持ちよすぎて声が出なかった。静かに体が痙攣する。目を閉じながら気持ちいいを貪って仰向けに倒れた。

「上手におねだりできてえらいね。体が冷えるといけないから下着も着けよう」

 手早く袋を片結びにして、いつの間に持ってきたのかいつもの容器にソレを入れていた。痙攣が収まると、貞操帯のソコに鍵を掛ける。
 普段は履かない薄い布のズボンを履かされて、その上からもズボンを履かせられる。抵抗する力もなくて俺はそれを受け入れた。

「私はこれを王に届けてくる。ゆっくり休んでて」

 短く頭を撫でるとコウヤは部屋を後にした。朝の挨拶をしていないことに気がついたが既にコウヤはいない。考えるのは後にして痛みに耐えることに専念した。
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