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6 背徳
しおりを挟む「わ、私は聖職者です。貴方の想いには応えられません」
始めての愛の告白にミハイルは今までに無いくらいに困惑した。しかも相手は男だ。
「でも司祭様、今まで私の愛を聞いてきたでしょう?私ももう我慢の限界なのです」
「何を…」
すると男の手がミハイルの腰に伸びてきた。
「何をするんですか…!」
「貴女が欲しくて堪りません」
そうして男はミハイルをぎゅうっと抱き締めた。
男のーーー。
男の控えめだが上品な香水の香りが漂う。
そして男の温もりが服の上から肌へと伝わってくるーーー。
「や、止めてください…」
ミハイルは目を閉じて男を拒絶したーーーつもりだった。
男はふっと笑い…そして、ミハイルに口づけをしてきたのだ。
「!!」
「目を閉じるからですよ」
(何だ、今の…口づけをされてしまった?)
顔が真っ赤に火照り、鼓動がうるさい程に速まっている。
「ねぇ…司祭様、この前私が教えたこと、したでしょう?」
「……してません…!」
「ふぅん…」
男は意味深な返事をすると、ミハイルの両手首を片手で掴み壁へダンッと押し付けた。
男の力は強く、振りほどけない。
「痛た…っ」
そしてもう片手で…ミハイルの股間に触れたのだ。
「あっ、何をするんですか!!」
男はツツツと指先で股間をなぞる。
「だってこんなに興奮しているではありませんか」
「えっ…!!」
自分では気付かなかったが、ミハイルのそれは膨張し、ズボンの上からでもハッキリとその形が分かった。
「厭らしいですね…神の子がこれではいけませんね」
ミハイルは追い詰められた獲物だった。
どうして良いか分からず、ただ震えるだけだ。
すると男の手はズボンのベルトを外し、ボタンを外し、中へと侵入してきた。
神の教えに背く行為と頭では分かっているのに、その先にある悦楽に期待する自分がいるーーー。
「もう、もう…お許しください…」
男の手が敏感になったそれに直に触れた。
「正直に話してください。自分で慰めましたか」
ミハイルは目元を赤くし、ポロッと涙を溢した。
そして、震える声で
「はい…」と答えた。
「では罰を受けなければいけませんね」
男はそう言うと、ミハイルのそれを優しく握り擦り始めたーーー。
「あっ…や、止めてください…んんっ…」
「これは罪を犯した司祭様への罰ですよ」
男の手が一層激しく動く。
先から溢れた透明な液体がグチョグチョと淫猥な音を立てながら。
「ああ…っ!止めて…」
「今止めたら辛いですよ」
男の吐息が耳にかかる。
ミハイルは今までの自慰以上の悦楽を感じていた。
(凄く気持ちいい…こんな背徳的で屈辱的な事をされて悦ぶなんて…!)
「う…っ、ああ…っ!」
体が痙攣し、自分のそれから何かがビュルビュルと勢い良く溢れるのを感じた。
「派手にイッてしまいましたね…」
男は手についたミハイルの白い体液をペロリとなめた。その様子にミハイルはゾクリと、再び興奮を覚えたーーー。
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