万能の勇者

まいTチャンネル

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第2話

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第二話
あれから帰りが遅い私たちを心配してお母さんが捜索隊の人を呼んでくれて、
お姉ちゃんと私はなんとか生きて帰ってくることが出来た。

色々と警備隊の人たちに聞かれたけど、お姉ちゃんが心配でそれどころじゃなかったので上の空だった。子供だから仕方ないと思われたのか、

後日また来ますと言って警備隊の人達は帰って行った。
お姉ちゃん大丈夫かなぁとお母さんに聞くと、

「傷口が塞がっていたから大丈夫よ。ただ貧血気味だからしばらく病院で安静にしないとね。
ビックリしたわね。今日はゆっくり寝なさい。」
とお母さんに早めに寝かされた。
次の日
私とお母さんとお父さんは病院に行った。
私はお姉ちゃんを見てビックリした。
てっきりぐったりしてるのかと思えば全然違った。

お昼ご飯をもりもり食べてた。
お姉ちゃんは食べながら言った。
『あんなライオン私がもう少しだけ強ければ倒せたのになぁ~』
私は目をギョッとさせながら言った。

『お姉ちゃん怖くなかったの?死ぬ思いしたのに?』
お姉ちゃんはケロッとして言った。
『私剣聖になるの夢なのだからあれぐらいの経験はよくあるかなって。』

お母さんは呆れて言った。
『鈍感というか何というかお父さんにそっくりね。森の奥に入ったらダメでしょ!反省なさい。』
お姉ちゃんは、はーいと言った。
お姉ちゃんはそういえばと私に向かって言った。

『ことねって、あの時勇者になったから勇者訓練学校に行くのかな?不思議な力を使ってたよね。』
私はふとその時の事を思い出して、
そういえばそうだった私自然に魔法っぽいの使ってたと思った。

『お姉ちゃんと一緒の学校じゃないのやだなぁ。』お姉ちゃんは呆れて言った。
『国が法律で決めてるから無理でしょ。ずっと一緒には居られないのだから諦めな。
それより、今ここで変身できないの?見たい見たい!』

私は知恵の使徒に聞いてみた。すると魔物が居ない時に無闇に変身は法律で禁止されてるらしかったのでお姉ちゃんには諦めてもらった。

そして数日後、国から勇者訓練学校への入学のパンフレットが届いた。
 
警備隊の人たちと勇者訓練学校の先生達が家にやって来た。
知恵の使徒が実力は隠す方が安全だと言っていたが隠し事は苦手なので正直に、私たちに起こった出来事を話した。

勇者訓練学校の先生も姿まで勇者になるパターンは初めてらしく戸惑っていた。
先生は勇者の姿になれるかいと聞いてきたので、知恵の使徒に頼んでその姿を表した。

先生は確かに力の増大を感じると言い考え込んだ。
先生
『君はその力を使ってどうしたい?』
私は思い浮かぶのはただ一つ怖い思いをもうしたく無い。だから誰よりも強くなりたい。
ことねははっきりと言った。
『私はもう怖い思いをしたく無い、だから誰よりも強くなりたいです。』
先生は言った。
『強くなろうとしたら怖い思いをするとしても?』

ことねは言った。
『何も出来ず震えているよりずっと良いです。』
先生は笑って言った。
『良いね!他の子より意思がしっかりしている。合格だ。我が校に転校するのであってるかい?』

ことねははいと言った。
『このままだとあまり強くなれないと思うので。』先生はそうかいそうかいと笑って君がくるのを皆んな待ってるよと言った。

ことねの転校が今日決まったのだった。
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