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第四十話(ラアルの職場体験初日)
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「どうしてぼく、ここで当然のように働かされてるのかな~?しかもこんなかっこで……」
ラアルの言う「こんなかっこ」とは鬼子がどこからともなく用意したメイド服のことだ。
現在俺の目の前には、見て呉れだけは抜群に美しい天使様が降臨なさっている。
確かに、なぜその格好なんだ。
「知らん。おまえが門番の役目サボったからじゃねーの」
以前ラアルにオーガニックを手伝えと言ってみたことがあったが、まさかほんとうに実現するとは思ってもいなかった。
恥ずかしい格好をさせて店で働かせるのが今回の罰だって言うのか?
ただ単に、鬼子がフルスイングの過激なお仕置きに飽きただけかもしれない。
「え~。別にサボってないよぉー。夜更かしして朝方までゲームやってたら、起きられなくて寝坊しただけ~」
朝から晩までぶっ通しでゲームやってたらそりゃ寝る時間なんかねぇよな。
昼間の仕事が暇で眠くなるって言うから、その対策でユキミから借りてきてやったゲームだったってのに……。
「お兄ちゃん、本日の限定メニューはからあげ定食一択でほんとうにいいんですか」
「からあげ定食!なにそれ、おいしそう!」
「一択でいいだろ。今日の助っ人がこんなだしな……正直、現段階では役に立つのかさえわからねぇ」
暇だとすぐに居眠りするようなやつだからな。なんとなく想像はつくが……本当にこいつにホールを任せちまっていいのか?
まあタルトがうまくフォローしてくだろ。なんとかこの三人で一日やってくしかない。
「おいラアル。唐揚げ定食しあがったから客んとこに運んでくれ」
盆にはメインのからあげに味噌汁とごはん、それとおまけのポテトサラダが乗っている。
まあ普通だな。そこらの食堂のからあげ定食と何ら遜色はないだろう。
「これ運べばいいんだね。わかったよ」
と返事をしたラアルは、俺から受け取った定食からあげを一つ摘んで口の中に放り込んだ。
「毒味完了~。異常なしだよ」
「ただのつまみ食いじゃねーか!」
「いでっ!?」
俺の目の前で堂々とつまみ食いを披露したラアルに透かさずチョップをかました。
お客に提供する商品に毒なんか入れるか!
「平気か……?すっ転んでせっかく作った料理台無しにするのだけは勘弁な」
「ははっ。ももたろーくーん、ぼくは偉大なる天使様なんだよ。そこんところちゃーんとわかってる?これくらい両目をつぶってでもできるよ。無様に転んだ経験なんか生まれてこのかたたたっ……!?」
「ばかっ、あぶねぇって!」
「げふっ!?」
あちこちに散らばり転がった食器の音が、店内へ怒号のように鳴り響く。
滑稽な姿を晒して蹲るラアルへ、お客等の視線が一斉に集った。
「あーあ。盛大にやりやがったよ……」
くっちゃべりながら調子に乗って目なんか瞑るからバランスを崩したんだろ。
ラアルは床に頭から突っ込んで顔面を強打し、からあげ定食二つを廃棄処分へと導いた。
オーガニックの手伝いなどまるでしたことのないこいつに、初めからお盆二つ持ちは難易度が高かったかもしれない。
これくらいできるだろと思った俺が間違っていた。
「ラアルさん、大丈夫そうですか?」
「だいじょぶだいじょぶ!なんせぼくは天使なんだからね。皿洗いくらいかんたんかんたん……」
天使だからどうして大丈夫とか簡単とか言い切れるのか謎だ。
「あっちゃー……また割っちった……」
ラアルに皿洗いを任せた途端、パリーンとかガシャーンという何かが割れる音が調理中何度も聞こえてきた。
お手伝いとして何度かやったラスクですら、食器を壊したことは一度もないんだがな……。
こいつはいよいよ使えないかもしれないぞ。
「ラアル、盛り付けだ。お前は盛り付けをやるといい」
もはやラアルにはそれくらいしかできそうな仕事がない。ホールも皿洗いも度を超えてダメっぽいからな。
こいつはあれか、所謂ドジっ子ってのに分類されんのか?
「盛り付けってなに?」
「盛り付けは盛り付けだよ。ほら、見本置いとくからこれと同じように皿に乗せてけ」
「なるほど。これが盛り付けかー。こんなのぼくの手にかかれば朝飯前だよ」
「お前は何をやるにも自信満々な受け答えしかしねぇんだな……」
からあげの盛り付けはもちろんのこと、それとメシと味噌汁を器によそる作業を任した。
こんな簡単なことさえできないならお払い箱確定だ。
「できたー!できたよ、ももたろーくん!ぼくってやっぱり天才なのかなー」
ラアルが俺に皿に盛りつけたからあげを此れ見よがしに見せつけてくる。
「うん。少し落ち着け。それくらいうちのラスクにもできるからな」
それが出来て天才なら誰もが皆等しく天才ってことになる。
俺の中のラアルの評価は今のところ最低だ。なんならまだ子供のラスクの方が十二分に役立つ気さえする。
「その調子でよろしく頼むぞ。なるだけ失敗は積み重ねるなー」
「だいじょぶだいじょぶ。天使のぼくに限って失敗なんてないない」
「今日のおまえは失敗ばかりしてると思うがな」
こっちは数分前に盛り付けまで出来なかったらどうしようかと苦悩していたばかりなんだ。とりあえずは問題なく済んで安堵したよ。
まあ、たまたま成功した可能性も否定はできんが……。
「ももたろうくん、ごはんはこれくらいよそればいーい?」
「よそりすぎだよそりすぎ。茶碗からはみ出さないくらいでいいんだよ」
漫画やアニメでしか見たことのないような芸術的な山盛りご飯だった。
下手をすればバカみたいに大量に盛ったメシが崩れ落ちて無駄になりそうだ。
「えー、そんな少なくていいの?こんなんじゃお腹いっぱいにならないよ?」
「いいんだよ。そんときはおかわりってシステムがあるんだから」
すべての客にあんな山盛りに提供されてたらすぐにメシが底をついちまう。
一日に何回メシ炊かなきゃいけねぇんだよ。
まあ、炊いてるのはタルトであって俺ではないが……。
要は、タルトの負担を増やさないためにも容認できないってことさ。俺って妹想いの優しい兄だな。
「味噌汁はこぼれるくらい注いじゃっていいんだよね」
「その表現がすでにおかしいからな。どうしてこぼれるほど注ごうとする?それでお客が火傷でもしたらどうすんだ。茶碗の半分かそれよりちょっと多いくらいでいいんだって」
「またこんなに少ないの~?ももたろーくんのけち~」
「どこの食い物屋だってだいたいそんくらいだよ。別に俺がケチなわけじゃねー」
こいつには何から何までいちいち説明せにゃならんのか。まるで小さな子供に教えてやってるみたいだ。
人手が増えた意味がこれっぽっちもねぇ。逆に時間を無駄にしてるような気がする。実際にそうだと思うわ。
「ラアルさん、盛り付け上手くいってますか」
「全然だな。初めてだからしかたないのかもしれないが、常識ってもんがまるでわかってねぇ」
もしかして俺って冷たいのか?
初めてだから失敗が重なってるだけで、何日か続けて働けば成長して慣れてくんのかな?
他の連中がそこまで酷くなかったからそれが当たり前のように感じていたけど、考えてみりゃ要領が悪くて鈍臭いラアルみたいなタイプだっているもんな。
一日目で何もかも判断するのはいくらなんでも早すぎか。
「ももたろーくーん!一つ盛り付け終わったよ!これぼくがお客さんのとこに運びたい!」
今の発言からして、やる気も一応はあるみたいだしな。
本来ならまた転ばれても困るし断るところだが、なんでもかんでもダメダメ言うのもかわいそうか。
「いいぞ。運べ運べ」
この数分後、俺は自分の発言を酷く後悔することになった。
「お待たせしまっ……あわわわわ!?」
ホールを歩いている途中、何もないところで足を滑らせて転倒。
またしても唐揚げ定食を床へぶちまけてしまったのだった。
ラアルの言う「こんなかっこ」とは鬼子がどこからともなく用意したメイド服のことだ。
現在俺の目の前には、見て呉れだけは抜群に美しい天使様が降臨なさっている。
確かに、なぜその格好なんだ。
「知らん。おまえが門番の役目サボったからじゃねーの」
以前ラアルにオーガニックを手伝えと言ってみたことがあったが、まさかほんとうに実現するとは思ってもいなかった。
恥ずかしい格好をさせて店で働かせるのが今回の罰だって言うのか?
ただ単に、鬼子がフルスイングの過激なお仕置きに飽きただけかもしれない。
「え~。別にサボってないよぉー。夜更かしして朝方までゲームやってたら、起きられなくて寝坊しただけ~」
朝から晩までぶっ通しでゲームやってたらそりゃ寝る時間なんかねぇよな。
昼間の仕事が暇で眠くなるって言うから、その対策でユキミから借りてきてやったゲームだったってのに……。
「お兄ちゃん、本日の限定メニューはからあげ定食一択でほんとうにいいんですか」
「からあげ定食!なにそれ、おいしそう!」
「一択でいいだろ。今日の助っ人がこんなだしな……正直、現段階では役に立つのかさえわからねぇ」
暇だとすぐに居眠りするようなやつだからな。なんとなく想像はつくが……本当にこいつにホールを任せちまっていいのか?
まあタルトがうまくフォローしてくだろ。なんとかこの三人で一日やってくしかない。
「おいラアル。唐揚げ定食しあがったから客んとこに運んでくれ」
盆にはメインのからあげに味噌汁とごはん、それとおまけのポテトサラダが乗っている。
まあ普通だな。そこらの食堂のからあげ定食と何ら遜色はないだろう。
「これ運べばいいんだね。わかったよ」
と返事をしたラアルは、俺から受け取った定食からあげを一つ摘んで口の中に放り込んだ。
「毒味完了~。異常なしだよ」
「ただのつまみ食いじゃねーか!」
「いでっ!?」
俺の目の前で堂々とつまみ食いを披露したラアルに透かさずチョップをかました。
お客に提供する商品に毒なんか入れるか!
「平気か……?すっ転んでせっかく作った料理台無しにするのだけは勘弁な」
「ははっ。ももたろーくーん、ぼくは偉大なる天使様なんだよ。そこんところちゃーんとわかってる?これくらい両目をつぶってでもできるよ。無様に転んだ経験なんか生まれてこのかたたたっ……!?」
「ばかっ、あぶねぇって!」
「げふっ!?」
あちこちに散らばり転がった食器の音が、店内へ怒号のように鳴り響く。
滑稽な姿を晒して蹲るラアルへ、お客等の視線が一斉に集った。
「あーあ。盛大にやりやがったよ……」
くっちゃべりながら調子に乗って目なんか瞑るからバランスを崩したんだろ。
ラアルは床に頭から突っ込んで顔面を強打し、からあげ定食二つを廃棄処分へと導いた。
オーガニックの手伝いなどまるでしたことのないこいつに、初めからお盆二つ持ちは難易度が高かったかもしれない。
これくらいできるだろと思った俺が間違っていた。
「ラアルさん、大丈夫そうですか?」
「だいじょぶだいじょぶ!なんせぼくは天使なんだからね。皿洗いくらいかんたんかんたん……」
天使だからどうして大丈夫とか簡単とか言い切れるのか謎だ。
「あっちゃー……また割っちった……」
ラアルに皿洗いを任せた途端、パリーンとかガシャーンという何かが割れる音が調理中何度も聞こえてきた。
お手伝いとして何度かやったラスクですら、食器を壊したことは一度もないんだがな……。
こいつはいよいよ使えないかもしれないぞ。
「ラアル、盛り付けだ。お前は盛り付けをやるといい」
もはやラアルにはそれくらいしかできそうな仕事がない。ホールも皿洗いも度を超えてダメっぽいからな。
こいつはあれか、所謂ドジっ子ってのに分類されんのか?
「盛り付けってなに?」
「盛り付けは盛り付けだよ。ほら、見本置いとくからこれと同じように皿に乗せてけ」
「なるほど。これが盛り付けかー。こんなのぼくの手にかかれば朝飯前だよ」
「お前は何をやるにも自信満々な受け答えしかしねぇんだな……」
からあげの盛り付けはもちろんのこと、それとメシと味噌汁を器によそる作業を任した。
こんな簡単なことさえできないならお払い箱確定だ。
「できたー!できたよ、ももたろーくん!ぼくってやっぱり天才なのかなー」
ラアルが俺に皿に盛りつけたからあげを此れ見よがしに見せつけてくる。
「うん。少し落ち着け。それくらいうちのラスクにもできるからな」
それが出来て天才なら誰もが皆等しく天才ってことになる。
俺の中のラアルの評価は今のところ最低だ。なんならまだ子供のラスクの方が十二分に役立つ気さえする。
「その調子でよろしく頼むぞ。なるだけ失敗は積み重ねるなー」
「だいじょぶだいじょぶ。天使のぼくに限って失敗なんてないない」
「今日のおまえは失敗ばかりしてると思うがな」
こっちは数分前に盛り付けまで出来なかったらどうしようかと苦悩していたばかりなんだ。とりあえずは問題なく済んで安堵したよ。
まあ、たまたま成功した可能性も否定はできんが……。
「ももたろうくん、ごはんはこれくらいよそればいーい?」
「よそりすぎだよそりすぎ。茶碗からはみ出さないくらいでいいんだよ」
漫画やアニメでしか見たことのないような芸術的な山盛りご飯だった。
下手をすればバカみたいに大量に盛ったメシが崩れ落ちて無駄になりそうだ。
「えー、そんな少なくていいの?こんなんじゃお腹いっぱいにならないよ?」
「いいんだよ。そんときはおかわりってシステムがあるんだから」
すべての客にあんな山盛りに提供されてたらすぐにメシが底をついちまう。
一日に何回メシ炊かなきゃいけねぇんだよ。
まあ、炊いてるのはタルトであって俺ではないが……。
要は、タルトの負担を増やさないためにも容認できないってことさ。俺って妹想いの優しい兄だな。
「味噌汁はこぼれるくらい注いじゃっていいんだよね」
「その表現がすでにおかしいからな。どうしてこぼれるほど注ごうとする?それでお客が火傷でもしたらどうすんだ。茶碗の半分かそれよりちょっと多いくらいでいいんだって」
「またこんなに少ないの~?ももたろーくんのけち~」
「どこの食い物屋だってだいたいそんくらいだよ。別に俺がケチなわけじゃねー」
こいつには何から何までいちいち説明せにゃならんのか。まるで小さな子供に教えてやってるみたいだ。
人手が増えた意味がこれっぽっちもねぇ。逆に時間を無駄にしてるような気がする。実際にそうだと思うわ。
「ラアルさん、盛り付け上手くいってますか」
「全然だな。初めてだからしかたないのかもしれないが、常識ってもんがまるでわかってねぇ」
もしかして俺って冷たいのか?
初めてだから失敗が重なってるだけで、何日か続けて働けば成長して慣れてくんのかな?
他の連中がそこまで酷くなかったからそれが当たり前のように感じていたけど、考えてみりゃ要領が悪くて鈍臭いラアルみたいなタイプだっているもんな。
一日目で何もかも判断するのはいくらなんでも早すぎか。
「ももたろーくーん!一つ盛り付け終わったよ!これぼくがお客さんのとこに運びたい!」
今の発言からして、やる気も一応はあるみたいだしな。
本来ならまた転ばれても困るし断るところだが、なんでもかんでもダメダメ言うのもかわいそうか。
「いいぞ。運べ運べ」
この数分後、俺は自分の発言を酷く後悔することになった。
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