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第四十四話(闇鍋)
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「えっ、このスープってヒスイが浸かったお風呂のお湯だったの?そう考えると、なんかきもちわるっ!」
「あー!いま鬼ちゃん気持ち悪いってゆったー!あやまってあやまって!あやまってってばー!」
突然ではあるが、頭数を揃えて闇鍋パーティーを開催した。
真っ暗な中で食う鍋って、一度やってみたかったんだよな。
うわさに聞いた話じゃ、割と面白いらしいし。
「そうだぞ、あやまれ鬼子。ヒスイからとった人魚スープの味は最高なんだぞ。客もこれを絶賛しているんだ」
「ふうん……これをねぇ。それも本当なんだかどうだか」
「ほんとうだもん。ももちゃんは嘘付かないよ」
「いや、付きまくってるでしょ。それもかなり頻繁に」
「……わ、なんか慣れ親しんだ嫌な味が……これってもしかして……」
タルトが鍋に箸を伸ばす番になって、掴んだなにかを口に入れて呟く。
こいつの嫌な味ってことは、そりゃおそらく……、
「おまえがそこまで拒否反応を起こすってことは、トマトなんだろうなぁ」
「お兄ちゃん……まさかとは思いますが、チョイスした食材は何ですか……?」
「知りたいか。ミニトマトだ」
トマトをタルトに食わせようと迷わずに選んだ食材だ。トマトは栄養たっぷりの魔法の食いもんなんだぜ。食わないなんて人生の半分以上損してるわな。
「最低です……お兄ちゃんならやりかねないと思ってました。私がトマト嫌いなの知っててわざと入れましたね。闇鍋するって言い始めたあたりから、悪い予感はしてたんです」
「まさか、ほんとうにおまえに当たるとは予想もしてなかったんだがな。ラッキー」
「次はお兄ちゃんの番ですよ。さあさあ、とっとと鍋に箸を突っ込んでください」
元々俺がやろうと言い出した闇鍋だ。
言われなくたって望むところよ。
「次は俺だったか。どれにしようかな……おっと、何か掴んだみたいだ。こいつにしようーーうえ!?甘っ!」
「それたぶんモモですよ。お兄ちゃんが食べたら共食いみたくなって面白そうなのでそれにしました」
暗くて物はよくわからないが、そう言われるとモモのような気もする……モモってあんまし食ったことねぇからなんとなくしかわからん。
ヒスイのスープと合わさって絶妙にまずく仕上がってやがる。
「……仕返しが叶って満足か。あとでおまえには俺が生成したチョコレートタルトを食わせてやるからな。覚悟しとけよ」
「それって普通にご褒美じゃないですか。私は別にタルトが嫌いなわけではないので、全然仕返しになってないですよ。ただ単純にこの焼き菓子みたいな名前が嫌なだけです。許されるなら改名したいくらいです」
今更どんな名前に改名する気だろう。
ビスケットを略してビスケとか面白そうだが。
「いいぞいいぞー。勝手に改名でもなんでもしろ」
「言いましたね。あとで撤回を求めても遅いですよ。お兄ちゃんの失態を帳消しにするくらいまともな名前を自分で考えます」
こいつの言うまともな名前ってどんなのだろう。多少は気になるような気にならないような……。
今更名前変えるとか、違和感半端ないからよせよと思うが、こいつが改名したいほど嫌ならしゃあないか。
「えー、どうして?タルトって名前かわいいよ」
「ありがとうございます。たまにヒスイさんみたいに褒めてくださる方はいますが、ほとんどが『共食いだ共食いだ』って茶化してくる方ばかりで辟易してました」
「かわいい女の子が男子にからかわれるのは、もはや宿命みたいなもんなんだがなぁ。おまえ、見た目だけは一流なんだからもっと自信持てよ。ま、口が悪いのが玉に瑕だが」
「褒めてるんですか?貶してるんですか?どうせ褒めるなら全力全開で賞賛してください」
俺にしては素直に褒めちぎった方だと思うんだがな。褒めすぎたと言っても過言じゃないくらいに。
「はいはい。かわいいかわいい」
「そうね。桃之介の妹とは思えないくらいしっかりしてて素直だし、料理も上手い。ダメダメな兄貴なんかより遥かに有能よ……て、これなに?虫?固くてぽりぽりしてる」
虫食った経験ねぇからわからんが、虫ってそんな食感なのか?
虫を歯で噛みちぎるとか、想像しただけでもきもちわりい。
固くてぽりぽりって言ったら、俺が入れたあれがそんな感じだ。
「ヤングコーンじゃねぇか?俺が入れた。まさに暗闇の中で食うと何食ってるのかわかりにくい。つうかおまえ、虫食ったことあんの?」
「失礼ね。無いっての。あんたなら虫とか入れかねないから怖いのよ」
……あれ?なんか鬼子、怒ってね?
「最初に言った筈だぞ。何入れてもいいが食えない物は入れるなって。タチが悪い奴は靴下とかぞうきんとか汚いもんを平気で入れやがるからな。自分に当たった時のリスクが高すぎる。虫なんか入れるかよ」
そもそも俺は虫がめちゃくちゃ嫌いだ。そりゃもう、見るだけでも嫌悪感を覚えるくらいに。部屋の壁に張り付いてるのを発見すればもちろん憂鬱になる。
「これなんだろう……変な口当たり……もちもちしてるよ?」
「お餅ね。あたしが入れたの」
「このすべすべした口当たりは、ひょっとして……マカロニ?」
「たーちゃん正解!それ入れたのあたしだよ」
ヒスイが持って来てたいろんな魚の形したマカロニね。さっきチラッと見ちまったからそれだけはわかる。
一応言っとくが、故意に見たわけじゃないぞ。
「ヒスイさんだったんですね。こんなの入れるのお兄ちゃんくらいかと思いましたよ。ということは、さっき私が食べたパスタもヒスイさんですか?」
「いや、それは俺だな。美味かったろ」
「はあ……こんなのじゃなくて普通のお鍋が食べたいです。どうしてこうなったんですか」
「タルトおまえ、食べ物で遊ぶなって学校で教わらなかったのか?鍋にモモなんか入れて、お兄ちゃん恥ずかしいぞ」
「どの口が言うんですか。食べ物で遊んでるのはお兄ちゃんの方です」
「俺のどこが遊んでるって言うんだよ?至って真剣だ」
闇鍋が遊びになるなら、闇鍋を楽しんでる奴ら全員が食べ物を粗末に扱っていることになるだろ。
「真剣な人が『今日の晩飯は闇鍋にしよう!』なんて稚拙な発言しますか?私は気持ち悪くてもう食べたくないです。今からでも遅くありません。普通の晩御飯に切り替えましょう」
「なんでだ?当たりの食材も入れておいたし、大丈夫だろ」
「……そういえば、当たりとハズレの二種類の食材をそれぞれが投入したんでしたね。どうでもよかったので今の今まで忘れていました。お兄ちゃんの当たり食材ってまさか……」
「パスタだな。おまえは本当に運がいい」
「あんなのが当たりとか……正気ですか?」
「あんなのとか言うな。パスタは美味いだろうが」
パスタと言えばタカヒロがよくしゃれたの作るし、お前もあいつの作るパスタ大好きだろうが。
「それは時と場合によるんです。用途を間違えないでくださいと言っています」
「そう言うおまえの当たり食材は?」
「普遍的人気のある最強のフルーツ。いちごです」
「当たりもハズレもどっちもフルーツじゃねぇか!?そっちの方がないわ!」
「その台詞、お兄ちゃんにだけは言われたくないです」
「ちなみにあたしの入れた当たり食材は、採りたてほやほやのワカメだよ」
ヒスイに関してはどちらも当たり食材だろ。ワカメもマカロニも、食ったところで不快な気分になることはないだろうし。
「鬼子は?」
「お餅だけど、なんか文句ある?」
「いや、別にねぇけど、なんで喧嘩腰なんだよ?」
やっぱりこいつ怒ってんな。理由はさっぱりだが、間違いなく不機嫌だ。
「とりあえず、闇鍋はこれっきりにしてほしいです。せっかくのご飯が台無しですよ」
「そうね。お世辞にもおいしいとは言えないし、お呼ばれしてこんな不快な気持ちにさせられるとは思わなかったわ」
「え、鬼子が不機嫌だったのってそれが理由?闇鍋って楽しくない?」
「「楽しくない!」」
タルトと鬼子の一声がハモる。そこまで嫌だったとは予想外だ。
次回は俺に嫌な顔一つせず付き合ってくれるメンツだけでやろう。
鬼子とタルトを抜いたヒスイとラスクとユキミに決定だな。
「あー!いま鬼ちゃん気持ち悪いってゆったー!あやまってあやまって!あやまってってばー!」
突然ではあるが、頭数を揃えて闇鍋パーティーを開催した。
真っ暗な中で食う鍋って、一度やってみたかったんだよな。
うわさに聞いた話じゃ、割と面白いらしいし。
「そうだぞ、あやまれ鬼子。ヒスイからとった人魚スープの味は最高なんだぞ。客もこれを絶賛しているんだ」
「ふうん……これをねぇ。それも本当なんだかどうだか」
「ほんとうだもん。ももちゃんは嘘付かないよ」
「いや、付きまくってるでしょ。それもかなり頻繁に」
「……わ、なんか慣れ親しんだ嫌な味が……これってもしかして……」
タルトが鍋に箸を伸ばす番になって、掴んだなにかを口に入れて呟く。
こいつの嫌な味ってことは、そりゃおそらく……、
「おまえがそこまで拒否反応を起こすってことは、トマトなんだろうなぁ」
「お兄ちゃん……まさかとは思いますが、チョイスした食材は何ですか……?」
「知りたいか。ミニトマトだ」
トマトをタルトに食わせようと迷わずに選んだ食材だ。トマトは栄養たっぷりの魔法の食いもんなんだぜ。食わないなんて人生の半分以上損してるわな。
「最低です……お兄ちゃんならやりかねないと思ってました。私がトマト嫌いなの知っててわざと入れましたね。闇鍋するって言い始めたあたりから、悪い予感はしてたんです」
「まさか、ほんとうにおまえに当たるとは予想もしてなかったんだがな。ラッキー」
「次はお兄ちゃんの番ですよ。さあさあ、とっとと鍋に箸を突っ込んでください」
元々俺がやろうと言い出した闇鍋だ。
言われなくたって望むところよ。
「次は俺だったか。どれにしようかな……おっと、何か掴んだみたいだ。こいつにしようーーうえ!?甘っ!」
「それたぶんモモですよ。お兄ちゃんが食べたら共食いみたくなって面白そうなのでそれにしました」
暗くて物はよくわからないが、そう言われるとモモのような気もする……モモってあんまし食ったことねぇからなんとなくしかわからん。
ヒスイのスープと合わさって絶妙にまずく仕上がってやがる。
「……仕返しが叶って満足か。あとでおまえには俺が生成したチョコレートタルトを食わせてやるからな。覚悟しとけよ」
「それって普通にご褒美じゃないですか。私は別にタルトが嫌いなわけではないので、全然仕返しになってないですよ。ただ単純にこの焼き菓子みたいな名前が嫌なだけです。許されるなら改名したいくらいです」
今更どんな名前に改名する気だろう。
ビスケットを略してビスケとか面白そうだが。
「いいぞいいぞー。勝手に改名でもなんでもしろ」
「言いましたね。あとで撤回を求めても遅いですよ。お兄ちゃんの失態を帳消しにするくらいまともな名前を自分で考えます」
こいつの言うまともな名前ってどんなのだろう。多少は気になるような気にならないような……。
今更名前変えるとか、違和感半端ないからよせよと思うが、こいつが改名したいほど嫌ならしゃあないか。
「えー、どうして?タルトって名前かわいいよ」
「ありがとうございます。たまにヒスイさんみたいに褒めてくださる方はいますが、ほとんどが『共食いだ共食いだ』って茶化してくる方ばかりで辟易してました」
「かわいい女の子が男子にからかわれるのは、もはや宿命みたいなもんなんだがなぁ。おまえ、見た目だけは一流なんだからもっと自信持てよ。ま、口が悪いのが玉に瑕だが」
「褒めてるんですか?貶してるんですか?どうせ褒めるなら全力全開で賞賛してください」
俺にしては素直に褒めちぎった方だと思うんだがな。褒めすぎたと言っても過言じゃないくらいに。
「はいはい。かわいいかわいい」
「そうね。桃之介の妹とは思えないくらいしっかりしてて素直だし、料理も上手い。ダメダメな兄貴なんかより遥かに有能よ……て、これなに?虫?固くてぽりぽりしてる」
虫食った経験ねぇからわからんが、虫ってそんな食感なのか?
虫を歯で噛みちぎるとか、想像しただけでもきもちわりい。
固くてぽりぽりって言ったら、俺が入れたあれがそんな感じだ。
「ヤングコーンじゃねぇか?俺が入れた。まさに暗闇の中で食うと何食ってるのかわかりにくい。つうかおまえ、虫食ったことあんの?」
「失礼ね。無いっての。あんたなら虫とか入れかねないから怖いのよ」
……あれ?なんか鬼子、怒ってね?
「最初に言った筈だぞ。何入れてもいいが食えない物は入れるなって。タチが悪い奴は靴下とかぞうきんとか汚いもんを平気で入れやがるからな。自分に当たった時のリスクが高すぎる。虫なんか入れるかよ」
そもそも俺は虫がめちゃくちゃ嫌いだ。そりゃもう、見るだけでも嫌悪感を覚えるくらいに。部屋の壁に張り付いてるのを発見すればもちろん憂鬱になる。
「これなんだろう……変な口当たり……もちもちしてるよ?」
「お餅ね。あたしが入れたの」
「このすべすべした口当たりは、ひょっとして……マカロニ?」
「たーちゃん正解!それ入れたのあたしだよ」
ヒスイが持って来てたいろんな魚の形したマカロニね。さっきチラッと見ちまったからそれだけはわかる。
一応言っとくが、故意に見たわけじゃないぞ。
「ヒスイさんだったんですね。こんなの入れるのお兄ちゃんくらいかと思いましたよ。ということは、さっき私が食べたパスタもヒスイさんですか?」
「いや、それは俺だな。美味かったろ」
「はあ……こんなのじゃなくて普通のお鍋が食べたいです。どうしてこうなったんですか」
「タルトおまえ、食べ物で遊ぶなって学校で教わらなかったのか?鍋にモモなんか入れて、お兄ちゃん恥ずかしいぞ」
「どの口が言うんですか。食べ物で遊んでるのはお兄ちゃんの方です」
「俺のどこが遊んでるって言うんだよ?至って真剣だ」
闇鍋が遊びになるなら、闇鍋を楽しんでる奴ら全員が食べ物を粗末に扱っていることになるだろ。
「真剣な人が『今日の晩飯は闇鍋にしよう!』なんて稚拙な発言しますか?私は気持ち悪くてもう食べたくないです。今からでも遅くありません。普通の晩御飯に切り替えましょう」
「なんでだ?当たりの食材も入れておいたし、大丈夫だろ」
「……そういえば、当たりとハズレの二種類の食材をそれぞれが投入したんでしたね。どうでもよかったので今の今まで忘れていました。お兄ちゃんの当たり食材ってまさか……」
「パスタだな。おまえは本当に運がいい」
「あんなのが当たりとか……正気ですか?」
「あんなのとか言うな。パスタは美味いだろうが」
パスタと言えばタカヒロがよくしゃれたの作るし、お前もあいつの作るパスタ大好きだろうが。
「それは時と場合によるんです。用途を間違えないでくださいと言っています」
「そう言うおまえの当たり食材は?」
「普遍的人気のある最強のフルーツ。いちごです」
「当たりもハズレもどっちもフルーツじゃねぇか!?そっちの方がないわ!」
「その台詞、お兄ちゃんにだけは言われたくないです」
「ちなみにあたしの入れた当たり食材は、採りたてほやほやのワカメだよ」
ヒスイに関してはどちらも当たり食材だろ。ワカメもマカロニも、食ったところで不快な気分になることはないだろうし。
「鬼子は?」
「お餅だけど、なんか文句ある?」
「いや、別にねぇけど、なんで喧嘩腰なんだよ?」
やっぱりこいつ怒ってんな。理由はさっぱりだが、間違いなく不機嫌だ。
「とりあえず、闇鍋はこれっきりにしてほしいです。せっかくのご飯が台無しですよ」
「そうね。お世辞にもおいしいとは言えないし、お呼ばれしてこんな不快な気持ちにさせられるとは思わなかったわ」
「え、鬼子が不機嫌だったのってそれが理由?闇鍋って楽しくない?」
「「楽しくない!」」
タルトと鬼子の一声がハモる。そこまで嫌だったとは予想外だ。
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